仮想通貨の今後

【年末予想】Factom/FCT(ファクトム)下がり続けるチャートの将来性とは?

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年末へ向けた仮想通貨の話題から上手く稼げないか?と考える人も多いでしょう。

今回は、Coincheckなど国内でも取引可能な「Factom/FCT(ファクトム)」をピックアップ。

○○と提携などではなく、純粋な価格の動きチャートから分析しました。
年末へ向けた重要なポイント、そもそも買い時なのか?を含めてFactomの将来性を分析しました。

当記事で用いるチャートは高機能分析プラットフォーム「TradingView(トレーディングビュー)」の提供するBinanceのFCT/USDチャート・FCT/BTCチャートを用いて分析をしております。仮想通貨は1年365日を通して動く市場の為、執筆時点(2020年10月)での個人的予想となります。仮想通貨取引に関しては余裕資金・自己判断で行いましょう。

【結論】Factomは年末に向けた重要局面。「割安な印象」はある

結論から言うと「Factom(ファクトム)の年末」は、今まさに決まろうとしている状況だと考えられます。

なぜなら、FCT/BTCのチャートでは史上最安値を更新しており、これ以上下がるのは難しい状況だからです。

例えば、売りの注文が成立するには買う人がいなければ成立しません。
2017年以降から下がり続けているFactomを買い人がどれほどいるか?は疑問でしょう。

また、FCT/USDの対ドル目線では市場安値を更新せず、ジリジリと下がる展開が見られています。

売り注文の数が減り、なかなか下げるに下がれない状況だと予想可能です。

過去の急騰相場と同じ出来高が、2020年には見れれており、年末までの残り1か月間は非常に重要な局面と言えるでしょう。

具体的なチャートの分析結果を解説します。

FCT/BTCチャートは底なし沼・・・逆転の発想で見ると?

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FCT/BTCチャートの重要ポイント

最安値を更新し続けており、割安か?と言われれば割安。

FCT/BTCチャートを週足で見てみましょう。
一目見ただけで、素人でも「底なし沼状態」の印象を受けます。

逆転の発想をすると、一番安い価格でFactomを買えるのも今。

なぜなら、現在の価格は最安値を更新しており、チャート上では2017年から2020年に至るまで下がり続ける展開だからです。

値下がりは、基本的には割安と言える半面、まだ下がる可能性も高く不安な状態と言えます。

FCT/BTCを上手く取引するなら、上がりそうな場所でリスクを取りつつ買うのがベストでしょう。

FCT/BTCチャートは週足にヒントがある

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FCT/BTCチャートは、どちらかと言うと割安。

しかし、取引して上手く利益を出せるポイント「多くの人が買われそうな場所」を狙う必要があります。

一つ、参考になりそうなのが画像のチャネルラインです。
3年間も安値更新を続けるFCT/BTCですが、年1回程度のペースで急騰する場面がありました。

2019年に関しては1週間程度の急騰だったものの、チャネルラインの下限では何度か買われています。

fct-forecast-year-end-3FCT/BTC 週足

ちょうど、本記事執筆時点がチャネルラインと重なっている状態です。
年末へ向けて急騰相場を描くなら、今から上がっても不思議ではないでしょう。

FCT/USDチャートでは「ファクトムの価値は消えていない」

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FCT/USDの注目価格

BTC建てと違い、史上最安値ではない

対BTCで見たとき、Factom(ファクトム)はかなり弱い印象を受けました。
しかし、対ドルで見たときは「Factomの将来性は、まだ終わっていない」印象を受けます。

なぜなら、史上最安値を対ドルでは更新していないからです。

例えば、「年々と安くなる商品」「過去は高かったが値下がってきている商品」では、後者の方が買い時だと感じるはず。

FCT/BTCチャートはまさしく後者と同じ状況、買い時と考える投資家・投機筋トレーダーも多いでしょう。

fct-forecast-year-end-5FCT/USD 週足

補足として、過去のFCT/BTCチャートを振り返ると「大きな流れとしては、強い買い・弱い売り」と見れます。

週足の上昇トレンド期間と下降トレンド期間を比較すると、短期間で大きく上昇する局面が見れます。

  • 上昇トレンドの期間→103週で127ドル上昇
  • 下降トレンドの期間→146週で83ドル下落

つまり、現在のFCT/USDは1.5倍の時間を掛けても、上昇幅を打ち消せていません。
大きな流れとしては、そもそも「上」。こんな考え方も出来ます。

fct-forecast-year-end-6FCT/USD 週足

2017年以降は、下落相場を継続するも2020年現在にかけてボラティリティも縮小中です。

下降ウェッジの形を作り、上昇に転じる可能性もあるでしょう。

Factomの出来高に注目「クジラのお買い上げ」は?

Factomの市場規模は、3810種類の仮想通貨の中で488位の取引量です。
言ってしまえば、マイナーコイン。俗にいう「草コイン」となります。

取引量が少ない為、大口投資家による買いには注目すべきでしょう。
特にFactomの取引量が多い、海外の取引所Bittrex(ビットトレックス)の出来高に注目です。

多くの仮想通貨を保有する「クジラ」の動向が掴めるかもしれません。

fct-forecast-year-end-7FCT/BTC 週足

まずは対ビットコイン、FCT/BTCチャートでは2018年1月の急騰時に大きな出来高が確認できます。

そして、今年。
2020年の1月にも同じ規模の出来高が確認可能です。

今後上がるかは別として、同じ1月に同じ出来高が確認されているのは注目ポイント。
前回は急騰しており、今回の期待感は確かにあります。

fct-forecast-year-end-8FCT/USD 週足

対ビットコイン以上に気になるのは「ドル建てのFactomが見せた出来高」です。
同様に、2018年1月と今年2020年の1月の出来高は、ほぼ同じになります。

しかし、対ビットコインとの大きな違いは「2018年1月は史上最高値」だったことです。

今回も同じ出来高なので、史上最高値を付けるのに必要な取引量は満たしていると言えるでしょう。

まとめ

今回は「【年末予想】Factom/FCT(ファクトム)下がり続けるチャートの将来性とは?」のテーマでした。

最後にもう一度、Factom/FCT(ファクトム)の年末に向けた重要ポイントをお届けします。

  • FCT/BTCは最安値更新中・チャネルラインが焦点
  • FCT/USDは最安値更新せず、ボラティリティを縮小中
  • 対ドル・対ビットコインで今年1月に大きな出来高が発生

特にFCT/USDチャートに注目すべきといった内容でした。
史上最安値を更新せず、最高値更新と同じ出来高を1月に観測しています。

FCT/USDをヒントに、日本円でのチャートも分析しつつトレードすると良いでしょう。
また、マイナーコインらしく、仮想通貨全体の上昇に引っ張られる展開にも注目です。

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この記事のライター
大学卒業後、大手外資系コンサルティング会社でPMOとして勤務。暗号資産やFXなどの金融商品を題材としたライターとしても活動。pythonやjavascriptを活用し、暗号資産の自動売買プログラムの開発も行う。
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