仮想通貨の今後

ビットコインはバカが始める投資なのか?

ビットコインバカ

最近、ビットコインが急騰したため、暗号資産(仮想通貨)市場が俄然、注目されるようになりました。

株式市場や債券市場のような歴史もなく、全く新しい金融市場ですので、投資するべきかどうか、いろいろな意見があります。

ビットコインに投資するのはバカなことなのでしょうか。

ひろゆき氏の発言

ひろゆき氏こと、西村博之氏はビットコインに否定的なコメントを、平成29年12月に自身のツイッターに投稿しました。

その理由は、彼がビットコインの市場がインサイダー取引や相場操縦に制限がなく、大口保有者のやりたい放題の危険な市場とみているからです。

しかも、税率も株式取引と比べて高いことも、彼がビットコインを否定的に捉える理由のひとつです。

ビル・ゲイツ氏の発言

ビル・ゲイツ氏といえば、Windowsでおなじみの米Microsoft社の創設者の一人として有名で、しかも世界トップクラスの資産家として知られています。

彼も幾ばくかのビットコインを保有していました。しかし、ビットコインに対して、米CNBCのインタビューにおいて以下のような否定的な見解を示したと報じられています。

ビットコインや他の暗号資産(仮想通貨)は大馬鹿理論の類いの投資だ

Bitcoin and other cryptocurrencies are “kind of a pure ‘greater fool theory’ type of investment

もしビットコインで売りポジションを取れたらそうする

I agree I would short it if there was an easy way to do it

出典:https://www.cnbc.com/2018/05/07/bill-gates-i-would-short-bitcoin-if-i-could.html

ビットコインを「完全に狂気じみた投機的なもの」と一刀両断し、誕生日にもらったビットコインも売ってしまったということ。

この姿勢には、投資家のウォーレン・バフェット氏も同調しているようです。

一般の人の発言

一般の方々もツイッターでビットコインについてさまざまな発現をしています。

否定的な発現もあれば、肯定的なものもあり、中には現在の通貨にかわる新しい通貨だとする意見もあります。

ビットコインが終わりだと言われる理由

ビットコインに対して、否定的なコメントが多くなされるには理由があります。

終わりの理由1:「法整備がなく、まだ健全な市場ではない」

ビットコインの市場は、法律上、十分に保護されているとはいえない現状があります。

株式市場では、インサイダー取引は法律上禁止されていますし、株価の乱高下をもたらす相場操縦も出来ないよういろいろな規制が張り巡らされています。

ところがビットコインの市場にはそうした規制がないため、株式市場と比べると一般人にはリスクが高く、必ずしも健全な市場とはいえないかもしれません。

終わりの理由2:「投機目的でしかない」

ビットコインは元々ブロックチェーンと一緒に未来の取引の形を変える技術として登場をしました。

しかし、今や実用化やどのように実社会に応用するかという議論よりも、いくら儲かるかという投機の議論しかないと批判されています。

終わりの理由3:「投資対象として税金が高すぎる」

ビットコインによる利益は、現在では税制上の『雑所得』に分類されています。

そのために、ビットコインによる利益にかかる税率は、株式取引による税率よりもとても高くなっています。なんと50%に近い税率になることもあるほどです。

しかも、株式取引と違い『損益通算』が認められていません。

もし、1億円の利益が出たとして、他の事業や取り組みで1億円損したとした場合、最初の1億円の利益に対する税金はそのまま課税されます。

株式取引ならこの場合、利益と損失が相殺されるので税金は発生しません。

ビットコインを保有者はなぜバカみたいに推すのか

ビットコインに対して否定的な見解が認められる一方、ビットコインを推す声があるのも事実です。

そうした声は、既にビットコインを持っている方から多く聞かれ、それをビットコインバカと評する人もいるようです。

保有者や市場参加者が増えれば増えるほど良いから

株式市場や債券市場もそうですが、やはり市場に参加しようとする人が増えれば増えるほど活気づいてきます。

需要が供給を上回ってくるからです。

ビットコインも同じで、市場そのものが成長途上にあり、新規参入者が今後さらに増えてくると考えられます。

そうすると、ビットコインバカともいわれるような熱烈な投資家が、今以上に増えてくるでしょうから、さらに市場価格が上がってくる可能性があります。

ビットコイン投資は始めるべきか

ビットコインは、ビットコインバカな人々の間でここ数年のうちに非常に高騰しましたので、一部ではバブルになっているのではないかという懸念が示されています。

現時点ではビットコインの価格や市場への評価は定まっておらず、今後ビットコイン市場がどのように推移するのか、誰にもわかっていません。

そんな中、ビットコイン投資は始めるべきなのでしょうか。

考察1:「資産運用のリスクを下げる」

資産運用の基本は、『ひとつのカゴにたまごを入れない』ことです。

資産を株式など単一の資産に投資するのではなく、運用するならいろいろな資産に分散して投資するということです。ひとつに資産にだけ集中して投資していると、そこが暴落したら一気に資産が減ってしまうからです。

ビットコインも資産に組み込むことで、分散した投資先のひとつとすることができます。

考察2:価格の変動幅の大きさ

最近、ビットコインは高騰と下落を繰り返しており、その価格の変動幅はとても大きい傾向があります。

初心者にはリスクが高いように思われがちですが、短期間での売買を繰り返す手法なら利益を出す余地は高いと考えられます。

考察3:世界を広げる

しかし、例え少額でも購入すると、おのずと知識と関心が増してきます。これを機に知識が増えると、そこからさらに新しい物への知見が広まっていくことも考えられます。

つまりビットコイン投資には、ビットコインを通じて利益を得る目的以外に、自分の知識や世界を広げる効果があるのです。

暗号資産(仮想通貨)やブロックチェーンの考え方自体は今後も必ず発展していきます。

指をくわえてみているくらいなら、リスクの少ない少額購入から始めてみてはいかがでしょうか。

まとめ

ビットコインは、誕生したばかりの新しいコンセプトの通貨です。

ひろゆき氏やビルゲイツ氏など、ビットコインに否定的な著名人がいる一方、ビットコインバカとよばれるくらいに熱中している人や、ビットコインの将来性を期待する人もいます。

確かに、ビットコインにはさまざまなリスクがあります。しかし、リスクがあるのはどの投資においても同じことです。リスクがない金融商品はありませんし、リスクの形もそれぞれ異なります。

もし迷っていたらとりあえず始める

それでもビットコインを始めようかどうかと迷っているなら、一度少額から投資を始めてみてはいかがでしょうか。

レバレッジを効かせない少額なら損をしても、投資した金額に留まりますのでリスクが低いです。

ビットコインへの投資は資産の運用先を増やすという意味もありますので、この機会にビットコイン投資に挑戦してみてはいかがでしょうか。

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