✔ 国内の暗号資産取引所のおすすめを知りたい方
✔ 投資初心者でも口座開設しやすい国内暗号資産取引所が知りたい方
「最近暗号資産(仮想通貨)が暗号資産に変わったのかぁ、暗号資産を保有してみたいな」、政府は2019年3月15日に暗号資産(仮想通貨)を暗号資産へと呼び方を変えることを決めました。
そのため人によっては、この機会に暗号資産へ投資してみようと考えるケースもあるのではないでしょうか。
今回は、暗号資産取引を始める為に必要な、暗号資産取引所の選び方やおすすめをご紹介していきます。
暗号資産取引所は国内だけでも10サービス以上あるので今回の解説を参考に検討してみてください。
こちらの記事もおすすめ!:暗号資産(仮想通貨)取引所ランキング最新版。手数料無料という罠に注意
目次
暗号資産取引所選びのポイント
暗号資産取引所選びのポイントは以下の3つです。
- 手数料コスト
- 取り扱い通貨数
- 取引高
どれも暗号資産取引において、利益率を高めるために必要なポイントとなるので、暗号資産取引所選びのポイントとして、上記3点について詳しく解説していきます。
手数料で比較
暗号資産取引所選びのポイント1つ目は、手数料コストによる比較になります。
なぜ手数料で比較することがポイントなのかといいますと、利益を伸ばすために必要となるためです。
暗号資産取引所が設けている手数料には、以下のような項目があります。
暗号資産取引所の主な手数料
ビットコインの売買手数料 | 文字通りビットコインの買い・売りの際に掛かる手数料 |
---|---|
アルトコインの売買手数料 | ビットコインと同じく買い・売りの際に掛かる手数料。アルトコインでひとまとめにしている場合や、個別に指定している場合がある。 |
入出金手数料 | 自己資金の入金や出金に伴う手数料。多くは無料。 |
口座開設手数料 | 口座開設手続き時に掛かる手数料。ほとんどの暗号資産取引所で無料。 |
口座移管手数料 | 口座を移動する際に掛かる手数料。ほとんどの暗号資産取引所で無料。 |
スプレッドコスト | 買い・売りの価格差。 |
テイカー | 既存の板に発注されていない価格で注文を行う際に発生する手数料。 |
メイカー | 既存の板に発注されている価格で注文を行う際に発生する手数料。 |
レバレッジ手数料 | レバレッジ取引を行う際に掛かる手数料 |
この中で、特に比較すべきポイントは以下3点になります。他の手数料コストは同じ価格帯もしくは、無料であるため比較する必要がありません。
- 売買手数料
- メイカー・テイカー
- スプレッドコスト
通貨ごとの売買手数料やメイカー・テイカー、スプレッドコストは暗号資産取引所ごとに大きく異なることもあるため、よく比較しましょう。
取り扱い通貨数で比較
暗号資産取引所選びのポイント2つ目は、取り扱い通貨数で比較することです。
暗号資産(仮想通貨)は1000種類以上あり、暗号資産取引所によって取り扱っている数と種類に大きな違いがあります。
国内の暗号資産取引所は、海外と違い10数種類程度で尚且つメジャー通貨に関して、共通していることが多いです。しかし、それでも1桁の取り扱い数もあれば、10数種類取り扱っているケースもあり、しっかり比較しなければ売買したい通貨がないこともあります。
また、海外の暗号資産取引所は100種類以上取り扱っているケースが多く、国内の暗号資産取引所で慣れた投資家や、マイナーな通貨を保有したい場合に比較・検討してみるのがおすすめです。
取引高で比較
暗号資産取引所選びのポイント3つ目は、取引高で比較することです。取引高とは、市場参加していてなおかつ取引数量のことを指しています。
また、暗号資産市場は、暗号資産取引所によって異なるため株式投資と違い、取引高に差が生じているのが特徴です。そのため暗号資産取引所を選ぶ時は、取引高も比較しましょう。
取引高に関しては、暗号資産取引所の取引高をまとめて比較しているサイトがあるので、そういったページで確認すると効率よく比較できます。
暗号資産の取引所おすすめランキング
続いては暗号資産取引所の中から、手数料などでおすすめの取引所を3つご紹介していきます。今回は投資初心者でも口座開設しやすい、国内暗号資産取引所から選んでいるので、英語表記で迷うことはありません。
また、取引高やセキュリティ面でも、実績があるので参考してみてはいかがでしょうか。
取引所1 コインチェック(Coincheck)
おすすめの暗号資産取引所の1つは、コインチェックです。
金融大手のマネックスのグループ会社となり、新たに取引所サービスを再開しています。
初期に口座を開設した利用者も多く、取引高は暗号資産取引所の中でも多い取引所です。国内で最多の7種類の暗号資産(仮想通貨)を取り扱っています。
取引所名 | Coincheck(コインチェック) |
---|---|
公式HP | https://coincheck.com/ja/ |
交換所タイプ | 販売所・取引所 |
取引手数料 | 無料 |
スプレッド | 0.08%~ |
取り扱い通貨 | ビットコイン(BTC) イーサリアム (ETH) イーサリアムクラシック(ETC) リスク(LSK) ファクトム(FCT) リップル(XRP) ネム(NEM) ライトコイン(LTC) ビットコインキャッシュ(BCH) モナコイン(MONA) ステラルーメン(XLM) クアンタム(QTM) ベーシックアテンショントークン(BAT) アイオーエスティー(IOST) エンジンコイン(ENJ) オーエムジー(OMG) |
レバレッジ取引 | 提供なし |
入金手数料 | コンビニ入金 3万円未満→770円 3万円以上→1018円 クイック入金 |
出金手数料 | 日本円出金 407円 |
とにかく初心者が使いやすいアプリを提供しているのが一番の長所です。
売買手数料や即時入金手数料は無料、そして豊富な取引ツールがあり、以下にご紹介します。
コインチェックは取扱通貨が魅力
取扱通貨 | 取引所 | 販売所 |
---|---|---|
ビットコイン | ◯ | ◯ |
イーサリアム | ◯ | |
イーサリアムクラシック | ◯ | |
リスク | ◯ | |
ファクトム | ◯ | |
リップル | ◯ | |
ネム | ◯ | |
ライトコイン | ◯ | |
ビットコインキャッシュ | ◯ |
取扱仮想通貨 | ビットコインイーサリアムイーサリアムクラシックリップルライトコインビットコインキャッシュリスクネムモナコインステラルーメンクアンタムベーシックアテンショントークンアイオーエスティーエンジンコインオーエムジーサンド |
手数料の安さ | ⭐⭐⭐⭐⭐ (無料) |
スプレッドの低さ | ⭐⭐⭐⭐☆ (少し高い) |
セキュリティ性 | ⭐⭐⭐⭐⭐ |
ここがオススメ!
- 大手マネックス参加で正式金融庁認可取得
- 豊富な取扱通貨の種類
- アプリ・サイトが初心者にも使いやすい
取引所3 GMOコイン
GMOコインは、大手IT企業であり証券会社の運営も行っており、運営の安定性や実績という点でおすすめです。
取り扱い通貨数は5種類と、前述の2暗号資産取引所と同じですので、取り扱い通貨数より手数料コスト重視の方にメリットがあります。
取引所名 | GMOコイン |
---|---|
公式HP | https://coin.z.com/jp/ |
交換所タイプ | 販売所・取引所 |
取引手数料 | 販売所:無料 取引所:maker -0.01% : taker 0.05% |
スプレッド | 1%〜6% |
取り扱い通貨 | ビットコイン(BTC) イーサリアム(ETH) リップル(XRP) ビットコインキャッシュ(BCH) ライトコイン(LTC) ネム(XEM) ステラルーメン(XLM) ベーシックアテンショントークン(BAT) オーエムジー(OMG) テゾス(XTZ) クアンタム(QTUM) エンジコイン(ENJ) |
レバレッジ取引 | 最大4倍 |
入金手数料 | クイック入金:無料 振込入金:手数料実費分負担 |
出金手数料 | 無料 |
手数料コストは、入出金手数料(振込入金以外)・売買手数料(販売所、暗号資産(仮想通貨)FX、取引所)について無料となっているのが特徴です。そして、メイカー手数料も無料、テイカー手数料は0.01%と低コストという点も魅力でしょう。
GMOコインは取引ツールと購入形式が利点
暗号資産(仮想通貨)ウォレット | 外出先で取引したい方向け |
---|---|
TradingView | パソコン専用牡高機能ツール |
ビットレ君 | 暗号資産(仮想通貨)FX専用アプリ |
手数料コストを抑えたい方だけでなく、TradingViewの豊富な指標を使いたい方はGMOコインがおすすめでしょう。
取扱暗号資産 | ビットコイン イーサリアム リップル ライトコイン ビットコインキャッシュ ネム ステラ ベーシック・アテンション・トークン オエムジー テゾス クアンタム エンジコイン ポルカドット コスモス カルダノ メイカー ダイ リンク ドージコイン ソラナ シンボル モナコイン FCRコイン |
手数料の安さ | ⭐⭐⭐⭐☆ (無料) |
スプレッドの低さ | ⭐⭐⭐☆☆ (1200円前後) |
セキュリティ性 | ⭐⭐⭐⭐☆ |
ここがオススメ!
- アプリ、ウェブ画面が使いやすいと話題
- セキュリティが高い
- 大手運営で安心して取引が可能
取引所3 ビットバンク(bitbank)
bitbankもおすすめの暗号資産取引所になります。
取引高は、リップルなどに関して特に高く、メイカー手数料がマイナスという点も注目です。取り扱い通貨数は6種類あります。
入出金手数料に関しては、入金は銀行振り込み以外の場合無料で、出金手数料はそれぞれ低コストですが掛かります。
そしてテイカー手数料は0.15%掛かりますが、メイカー手数料がマイナス0.05%ですので、後者の場合取引手数料分だけ得られるのが大きなメリットです。
取引所名 | ビットバンク( Bitbank) |
---|---|
公式HP | https://bitbank.cc/ |
交換所タイプ | 取引所 |
取引手数料 | maker:-0.02% taker:0.12% |
スプレッド | 0.01%〜 |
取り扱い通貨 | ビットコイン(BTC) ビットコインキャッシュ(BCH) イーサリアム(ETH) ライトコイン(LTC) リップル(XRP) モナコイン(MONA) |
レバレッジ取引 | なし(2019年3月31日サービス終了) |
入金手数料 | 無料 |
出金手数料 | 3万円未満:540円 3万円以上:756円 |
bitbankは取引手数料と取引高が長所
取引手数料は-0.2%~1.2%とお得に暗号資産(仮想通貨)の売買を行うことができます。
また、暗号資産レンディングは、独自要素でありインカムゲインを狙うことができます。
取扱仮想通貨 | ビットコイン リップル イーサリアム モナコイン ビットコインキャッュ ライトコイン ベーシックアテンショントークン ステラルーメン クアンタム オーエムジー シンボル リンク メイカー ボバネットワーク |
手数料の安さ | ⭐⭐⭐⭐⭐ (無料) |
スプレッドの低さ | ⭐⭐⭐⭐☆ (ほぼなし) |
セキュリティ性 | ⭐⭐⭐⭐☆ |
ここがオススメ!
- 手数料が安い
- 国内一リップルが安く買える
- セキュリティ性が高い
取引所4 ビットポイント(BITPoint)
おすすめの暗号資産取引所の1つは、BITPointになります。
取引高は、他の暗号資産取引所の方が多いものの、手数料コストや取り扱い通貨数、取引ツールに関しておすすめポイントがあるのです。そして取り扱い通貨は5種類になります。
売買手数料や即時入金手数料は無料、そして豊富な取引ツールがあり、以下にご紹介します。
取引所名 | BITPoint(ビットポイント) |
---|---|
公式HP | https://www.bitpoint.co.jp/ |
交換所タイプ | 取引所のみ |
取引手数料 | 無料 |
スプレッド | 0.09〜0.3% |
取り扱い通貨 | ビットコイン(BTC) ビットコインキャッシュ(BCH) イーサリアム(ETH) ライトコイン(LTC) リップル(XRP) |
レバレッジ取引 | 1倍、2倍、4倍 |
入金手数料 | 日本円即時入金サービス:無料 日本円入金:振込手数料実費負担 |
出金手数料 | 日本円出金:振込手数料実費分負担 |
ビットポイントの取引ツール
BITPointADVANCE | スピーディな取引に特化したツール、上級者にも向けたインターフェスなどが魅力。 |
---|---|
MetaTrader4 | FXや株式投資などでも利用されてきた世界的に有名なツール、自動売買が可能な点も大きな特徴。 |
BITPoint Liteアプリ | スマホアプリ専用の取引ツール。 |
Web取引ツール | パソコンとスマホどちらからも取引できる、汎用性の高いツール。 |
取扱仮想通貨 | ビットコイン ビットコインキャッシュ イーサリアム ライトコイン リップル ベーシック アテンション トークン トロン エイダ ジャスミー ポルカドット チェーンリンク ディープコイン アイオーエスティー クレイ |
手数料の安さ | ⭐⭐⭐⭐⭐ (無料) |
スプレッドの低さ | ⭐⭐⭐⭐⭐ (少しあり) |
セキュリティ性 | ⭐⭐⭐⭐⭐ |
ここがオススメ!
- 最高水準のセキュリティ対策
- ビットコインの送金手数料が無料
- ビットコインの現物取引手数料も無料
注目の新規参入の暗号資産取引所
2019年に入っていくつか新規での暗号資産取引所も開設されています。
現在、事前申し込みや開設キャンペーンなどを実施しており、今後の動向に注目しましょう。
取引所名 | 概要 |
Decurret(ディーカレット) | インターネット大手IIJが運営。JR東日本や電通など日本の大企業が共同で出資。 |
TaoTao(タオタオ) | Yahoo Japanが資本の40%保有する暗号資産取引所 |
楽天ウォレット | 楽天がみんなのビットコインを買収して改名 |
暗号資産取引所は複数登録するのがおすすめ
暗号資産取引所を選ぶ時は、複数登録して用途に合わせ取引所を切り替えるのがおすすめです。
たとえば、ある通貨を取り扱っていて流動性の低いA暗号資産取引所と、取り扱っていないが取引高が多く流動性の高いB取引所があるとします。
その場合、A暗号資産取引所で狙っている通貨の長期保有をしつつ、B暗号資産取引所で通貨関係なく売買を繰り返して利益を得る方法もとることができるのです。
なるべく特徴がかぶらないよう、メリット・デメリットの違う暗号資産取引所を複数登録しましょう。
暗号資産取引所は各項目を比較検討しつつ複数登録がおすすめ
- 利益率を高めるために必要な暗号資産取引所選びのポイントは、手数料・取扱通貨数・取引高
- 暗号資産(仮想通貨)は1000種類以上あり取引所によって取扱数と種類に違いがある
- 投資初心者でも口座開設しやすい国内暗号資産取引所は「BITPoint」「Bitbank」「GMOコイン」
- 暗号資産取引所は複数登録して用途に合わせ取引所を切り替えるのがおすすめ
暗号資産取引所の比較ポイントは、主に手数料コストと取引高、そして取り扱い通貨数です。
国内の場合は取り扱い通貨数に大きな違いはないので、手数料コストと取引高、更に各トレーダーのこだわっている部分で比較することになるでしょう。
そして複数登録についても考えてみることが大切です。口座開設手数料無料が多いので維持コストは掛かりませんし、取引できる通貨数を増やすこともできます。更に暗号資産取引所ごとに市場が異なるので、売買チャンスも増やせるメリットを得られるのです。
これから暗号資産取引所を口座開設する方は、取引ツールなどが異なる取引所から比較検討しながら複数登録してみましょう。
仮想通貨取引所比較