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✔ 株式投資信託がどんなものか、知りたいという方
✔ 株式投資信託がどこで始められるのか、知りたいという方
「投資信託と株式投資信託は何が違うの? 意味がわからないよ……」
このように投資信託や株式投資信託の定義や仕組みについて、悩んでいる方もいるのではないでしょうか。
株式投資信託は、投資信託に含まれているカテゴリーのひとつです。
そのため基本的な仕組みは、投資信託と同じです。
そこで今回は、株式投資信託とは何なのか、仕組みや種類、そしてメリットやデメリットについても解説していきます。
- 株式投資信託は、投資信託のうち公社債投資信託以外のものを指す
- 株式投資信託のメリットとして「ファンドによってリスクとリターンを調整できる」「少額投資が可能」「利回りが高い」点があげられる
- 株式投資信託のデメリットとして「短期的に大きな利益を得られない」「明確な定義がなくわかりづらい」「組み入れ比率がファンドごとに異なる」点があげられる
- 株式投資信託はさまざまなところで始められるが、ネット証券が手数料が安くおすすめ
目次
株式投資信託とは
株式投資信託とは、投資信託の中でも株式の組み入れが可能なファンドのことを指します。
- 株式のみのファンド
- 株式と公社債の比率が5割ずつのファンド
どちらも株式投資信託にあたります。
ここでは株式投資信託の概要と、特徴についてご説明します。
投資信託の公社債投資信託以外のファンドを指す
投資信託は法的に以下のような区分けがされています。
- 公社債投資信託:公債や民間債など、債券のみを組み入れたファンド
- それ以外の投資信託:公社債投資信託以外のファンドで、おもに株式を組み入れ可能なファンド(株式投資信託)
注意するポイントは、株式の組み入れが「可能」である点です。
株式を組み入れていないファンドであっても、組み入れられるのであれば株式投資信託となるのです。
株式投資信託の購入方法は投資信託のルールと変わらない
株式投資信託の購入方法は、投資信託と変わりません。
- 投資信託の口座を開設
- 投資信託の中から、株式投資信託のみを抽出
- 購入予定のファンドを選ぶ
- 金額買付や口数買付などから選び、発注手続きを行う
- ファンドを購入、保有状態になる
上記のような流れで購入します。
株式投資信託のメリット
株式投資信託に投資を行うメリットを解説していきます。
株式投資と似ていますが、投資信託ですので注文方法や利益率など細かな点で違うことに注意しましょう。
メリット1:株式ファンドにも種類があり、リスクとリターンを調整できる
株式投資信託は、以下の3種類に分類できます。
- 国内株式ファンド
- 先進国株式ファンド
- 新興国株式ファンド
株式投資信託は銘柄ごとに特徴や利益率などが大きく異なり、運用方針に沿ってポートフォリオを調整できるメリットもあります。
先進国株式ファンドは価格変動が大きく利回りも高いのが特徴ですが、リスクも高まるため、国内株式ファンドもあわせて購入して、リスクを分散するといった具合ですね。
メリット2:少額で株式に投資できる
株式投資も少額投資はできますが、大手企業の銘柄はそれなりに高額です。
それに対して株式投資信託は、毎月100円から積立もできるファンドもあり、低コストで様々なファンドへ手軽に投資できる点もメリットでしょう。
また、積立買付もできるので、株式を少額ずつ積立てて資産構築したい方にもおすすめです。
メリット3:利回りが比較的高い
すべての株式投資信託の利回りが高いということではありませんが、公社債投資信託や定期預金と比較すると高い利回りであるといえるでしょう。
5%や8%といった利回りも珍しくなく、10万円を元本として毎月1万円を積立買付した場合、30年から40年後に3000万円程度の資産まで構築できます。
株式投資信託投資のデメリット
メリットだけでなく、デメリットもきちんと考慮に入れて判断をしましょう。
デメリット1:株式投資に比べると、大きな利益は得にくい
株式投資信託は利回りが高めではありますが、株式投資に比べると短期的に大きな利益を得ることは難しいといえます。
- 株式投資:元本10万円で、1ヶ月に2万円程度の利益を得ることも可能
- 株式投資信託:元本10万円だと年利7%の場合、1ヶ月に約583円の利益
株式投資信託はあくまで、中長期投資向けのファンドというわけですね。
デメリット2:明確な定義がない
株式投資信託と呼ばれてはいますが、法的に定められたファンドではありません。
あくまで公社債投資信託とそれ以外のファンドという位置づけですので、株式投資信託とは何かというのは人によって解釈が変わってきます。
株式投資信託として、ポートフォリオを考えても分かりにくいかもしれません。
利回りなどを個別に判断しながら、購入を検討するのがおすすめとなるでしょう。
デメリット3:組み入れ比率がファンドごとに異なる
株式を組み入れ可能なファンドであれば、すべて株式投資信託に区分できます。そのため、以下のようなファンドも、株式投資信託として区分できます。
- 国内株式5割、債券5割
- 国内株式2割、先進国株式3割、新興国株式5割
ファンド選びは株式投資信託をさらに細かく分け、自身の運用方針に合っているものを探しながら、購入検討することをおすすめします。
こんな人におすすめの投資です
株式投資信託はさまざまな組み入れ比率を含んでいるため、一概にどのような方におすすめな投資なのかは判断が難しいところです。
- 利回り5%以上のファンドを運用したい
- 株式投資をしたいが、元本不足のため悩んでいる
- 安定運用よりも利益重視にしたい
- 株式に興味がある
たとえば国内株式ファンドであれば、上記のような方におすすめです。
一方でこんな人におすすめできない投資
下記のような考え方や運用方針の方に、株式投資信託はおすすめできません。
- 利回り3%程度で、安定運用したい
- 株式を知らない
- 株式に興味がない
- 債券を組み入れたファンドを運用したい
- とにかくリスクを抑えたい
このような方は、投資信託など別の投資対象もありますので、自分に合ったものを選んで投資するといいでしょう。
株式投資信託投資の始め方
株式投資信託は、おもに下記で販売しています。
- 証券会社
- 銀行
- 保険会社
- 農協
また、店舗とネットどちらでも、手軽に購入できるので、誰でも始めることができるでしょう。
- 総合口座を開設する
- 投資信託の口座を開設する
- 入金操作を行う
という手順を進めることで、株式投資信託を購入できるようになります。
株式投資信託投資を始めるおすすめ比較
さまざまなところで株式投資信託を始められますが、どこで始めるのがよいのでしょうか。
- 店舗型証券会社:担当者から丁寧に説明してもらえる。手続きも任せられる
- ネット証券:コストを抑えられるだけでなく、自宅にいながら売買できる
- 銀行:信頼性が高い。売買手続きを任せられる。
上記のような特徴がありますが、取引手数料が無料で、信託報酬なども低コストなネット証券がおすすめです。
何より手軽に始められるのがいいですよね。
株式投資信託は公社債投資信託以外のファンドを指す
- 株式投資信託は、投資信託のうち公社債投資信託以外のものを指す
- 株式投資信託のメリットとして「ファンドによってリスクとリターンを調節できる」「少額投資が可能」「利回りが高い」点があげられる
- 株式投資信託のデメリットとして「短期的に大きな利益を得られない」「明確な定義がなくわかりづらい」「組み入れ比率がファンドごとに異なる」点があげられる
- 株式投資信託はさまざまなところで始められるが、ネット証券が手数料が安くおすすめ
さて、株式投資信託の仕組みや種類、メリットやデメリットについてお伝えしてきました。
株式が組み入れ可能な投資信託はすべて株式投資信託に分類されているため、多種多様なファンドが株式投資信託には存在しています。
株式投資信託というひとつのものとして考えるのではなく、国内株式ファンドやバランス型ファンドなど、さらに細かく分けた内容を考慮して選ぶといいでしょう。
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