ロボアドバイザー

ウェルスナビの手数料は高い?安い?手数料体系から安くする方法までまとめ

この記事を読んでほしい人
✔ ウェルスナビの手数料体系について知りたい方
✔ ウェルスナビで資産運用を始めたい方
✔ ウェルスナビの手数料が安いのか気になる方

ウェルスナビで資産運用したいけれど、手数料は安いのでしょうか?他社と比べてどの程度安いでしょうか?

当記事では、ウェルスナビの手数料体系と投資一任型のロボアドバイザーの手数料との比較して安いのか?を詳しく解説しています!

手数料が安くなる方法も合わせて紹介していますのでご覧ください。

この記事の要約
  • ウェルスナビの基本的な手数料は預かり資産の1%
  • 投資一任型のロボアドバイザーの手数料は1%前後であるので手数料1%は平均的
  • ウェルスナビの1%という手数料は投資初心者にとっては非常に安い
  • ウェルスナビの手数料は『長期割』で安くなる

ウェルスナビの手数料

ウェルスナビで資産運用を始める上でかかる費用はいくらなのでしょうか。
ウェルスナビの手数料体系について詳しくみていきましょう。

基本的な手数料は預かり資産の1%

ウェルスナビの手数料は、預かり資産の時価評価に対し1%(年率・消費税別)かかります。また、預かり資産が3,000万円を超える部分は1%ではなく0.5%(年率・消費税別)の割引手数料が適用されます。

例えば、5,000万円の時価評価となった場合、年間手数料は3,000万円×1%+(5000-3000)万円×0.5%=40万円に消費税が加算された43万2千円となります。

ただし時価は毎日変動しているため、実際の手数料は毎日1日分が計算され、1ヶ月分の合計額を翌月1日に支払われています。

具体的な計算方法は次の通りです。

【1日分の手数料の計算式】
計算日の時価評価額×1%(手数料率)÷365×1.08(消費税)

ETFの信託報酬

ウェルスナビのポートフォリオは海外ETFが組み込まれています。そのETFの運用会社は、信託報酬というETFの適切な維持・管理を行うための経費をETFの中で控除しているため、ユーザーは間接的にこの信託報酬を負担しています。

ウェルスナビでは海外上場ETFの中でも相対的に低コストなETFを投資対象としているため、信託報酬は年率0.10%~0.14%と比較的安いです。

手数料1%はロボアドの中で高いのか

ウェルスナビの手数料1%というのは高いのでしょうか。この1%という数字を、

  • ①他のロボアドバイザーの手数料
  • ②投資初心者
  • ③投資上級者

これら3つの視点からみていきたいと思います。

他のロボアドバイザーと手数料を比較

まずは他のロボアドバイザーの手数料と比較してみましょう。今回比較するロボアドバイザーはウェルスナビと同じ投資一任型で多くのユーザーを抱える「THEO」と「楽ラップ」です。

それぞれの手数料は以下の通りです。

アドバイザー名手数料
ウェルスナビ預かり資産の1%
THEO預かり資産の1%
楽ラップ利用手数料 0.702%

信託手数料 約0.3%

投資一任型のロボアドバイザーの手数料は1%前後であることがわかります。ウェルスナビの手数料は平均的であると言えますね。

投資初心者にとって手数料1%は安い

結論から言うと、ウェルスナビの1%という手数料は投資初心者にとっては非常に安いです。

なぜなら、ウェルスナビは運用提案から買い付け、リバランスなど資産運用に関わる全てのプロセスを自動で行なってくれるからです。

自分の判断で投資を行い成功するには、投資に関する専門知識をつけるために膨大な時間を勉強に費やさなくてはいけないだけでなく、実際の株式や為替の動きを一日中画面に張り付き観察することが必要になってきます。

またウェルスナビはノーベル賞を受賞した現代ポートフォリオ理論を活用した資産運用を提供しています。つまり、世界水準の資産運用を1%という手数料で、完全自動で行うことができるのです。

投資上級者にとって手数料1%は本当に高いのか

対して投資上級者にとっては手数料1%は高く感じると思います。

そもそもウェルスナビをはじめとするロボアドバイザーは、投資初心者や忙しい人でも正しい資産運用ができるように手助けしたり、ユーザーの代わりに資産運用を行うサービスです。

自分で投資ができる人はロボアドバイザーを利用する必要はありません。

しかし、仮にETFの売買を全て自分で行うとしましょう。売買するたびに手数料がかかり、ウェルスナビに任せた場合と同じだけ取引をしたとしたら合計手数料は高くつきます。

さらにETFの売買や管理にはそれなりの時間と手間がかかるため、投資上級者と言えども完全にお任せできるロボアドバイザーのメリットは大いにあると言えますね。

ロボ・アドバイザーの手数料を安くする方法

では次に手数料を安くする方法を3つ紹介します。

  1. 長期割を使う
  2. DeTAXの効果
  3. キャンペーンを活用

順番にみていきましょう。

方法1:長期割を使う

ウェルスナビには資産運用を継続した期間と運用金額に応じて手数料を割り引く『長期割』というプログラムがあります。これによって半年ごとに0.01%〜0.02%手数料が割り引かれ、最大0.90%まで減らすことができます。

長期割判定額手数料の割引率(6ヶ月ごと)
50万円〜200万円未満年率 0.01%
200万円以上年率 0.02%

長期割はウェルスナビにしかないプログラムなため、ウェルスナビで資産運用をする際はぜひ活用しましょう。

方法2:DeTAXの効果

ウェルスナビにはDeTAXという税金最適化機能があります。DeTAXは分配金やリバランスから生じる税負担が一定額を超えた場合に、自動的に含み損を実現して税負担を繰り延べる機能です。

ウェルスナビのCEOである柴山さんは以下の記事で、「この機能により年間0.4~0.6%程度の負担減となるため、事実上のコストは手数料1%より少ないものになる」と言っています。
参考:「WealthNavi for SBI証券」のウェルスナビ株式会社 柴山CEOへインタビュー

キャンペーンを使って、最終的に手数料を帳消しに

ウェルスナビは頻繁にキャンペーンを行なっています。執筆時点ですと「積立開始キャンペーン」というのを行なっており、自動積立を行なったユーザーに最大15,000円の現金をプレゼントしています。

このようなキャンペーンを活用することで手数料の一部を相殺することができます。

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手数料の安さ⭐⭐⭐⭐☆
(0.9%〜1%)
最低投資金額⭐⭐⭐⭐☆
(10万円)
投資対象海外ETF6-7銘柄 ※世界50カ国に分散投資
預かり資産額・ユーザー数⭐⭐⭐⭐⭐
2300億円超・28万件以上
2020/2/21時点
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  3. 投資経験者向きのロボアドバイザーサービス

ウェルスナビの手数料は安い

この記事のまとめ
  • ウェルスナビの基本的な手数料は預かり資産の1%
  • 投資一任型のロボアドバイザーの手数料は1%前後であるので手数料1%は平均的
  • ウェルスナビの1%という手数料は投資初心者にとっては非常に安い
  • ウェルスナビの手数料は『長期割』で安くなる

ウェルスナビの手数料は原則1%ですが、長期割などの機能により実際の費用はもっと安くなります。

皆さんもウェルスナビで資産運用を始めてみませんか。

ロボアドバイザー
この記事のライター
HAKUU(ハク)のライター名で、ホームページの運営サポートを経て、暗号資産のライターとして活動。暗号資産の積み立てを2020年より開始し、順調に堅実な資産運用を行っている。
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