✔ 一定の資産を構築したい方
✔ 長期で資産運用をはじめたい方
maneoはソーシャルレンディングのパイオニア的存在。
シェア、実績ナンバーワンともいわれる事業者だけあって、maneoを利用したい人や気になっている人は多いのではないでしょうか?
ここでは、maneoを利用するメリットとデメリットについて詳しく解説しています。
- maneoは日本で一番初めにソーシャルレンディングサービスを始めた最大手の事業者maneoは最低投資可能金額は高め
- ソーシャルレンディングサービス全般においての注意点は元本保証ではない
- 2019年7月中旬から案件募集を全て停止
目次
maneoとは?
maneoは2007年8月30日に設立され、2008年10月に日本で一番初めにソーシャルレンディングサービスを始めた、いわばパイオニア的な存在の事業者です。
国内シェアは50%以上を占めており、ソーシャルレンディングサービスの中でも最大手といえる存在です。
maneoの特徴
maneoは国内のソーシャルレンディングのシェア50%以上を占めるだけあって、実績はナンバーワンです。
投資家の登録数も多く、成立総額は1,600憶円超えました。案件の種類も豊富で、選択肢が豊富なのも魅力ですね。
自分の好きな案件のみに絞って投資できます。常に募集があるので、無理によくわからない案件に投資しなくても、高利回りを得るチャンスが十分用意されている点もmaneoの魅力です。
maneoのメリット
maneoのメリットについて解説します。
メリット1:実績が豊富!
maneoは2008年からサービスを開始しているので、運用実績が豊富です。
2020年現在、ユーザー登録数87,876人、成立総額も1,644憶5,417万円と運営実績も業界ではトップクラスです。
登録数を見ても信頼が厚いことがうかがえますね。
メリット2:投資前に質問できる
投資先の案件ページでは、投資先の情報が細かく確認できます。
多くのソーシャルレンディングでは、案件の情報が詳しく表に出ていないことがあります。しかし、イマイチわからないことがあった場合は、ページ下からすぐに質問できます。
投資実行前に気軽に質問できるので、わからないことがあったらガンガン質問してから投資しましょう。
他社のように、いちいちお問い合わせページに移動してから質問する、または電話で確認するといったことをしなくてもいいので、非常に便利です。
メリット3:大手の資本が入っている
maneoの株主構成をみると、
- GMOクリックホールディングス株式会社
- 株式会社VOYAGE VENTURES
- モバイル・インターネットキャピタル株式会社
- SMBCベンチャーキャピタル
- Spiral Ventures Japan(ベンチャーキャピタル)
他にも多数の企業が出資しています。出資の際に、必ず出資先の企業の詳細を審査しています。
これだけの企業が、maneoに出資しているのですから、maneoの事業者の信頼性が高いことの証明になりますね。
GMOと業務提携をしているので、GMOクリック証券を通してmaneoに投資できるようになっているのもよいメリットですね。
メリット4:会員制がある
maneoでは、投資口座残高に応じた会員ステータスを導入しています。
毎日23時ごろの投資口座残高に応じて、次5つの会員ステータスが決定し、それぞれのステータスに応じた特典を受けることができます。
もちろん、ダイヤモンドが最も格式の高いステータスとなっており、続いてプラチナ、ゴールドと続きます。
会員ステータスが高くなると、限定ファンドに投資できるようになるという特典があります。これらは、普通の案件よりも利回りが優遇されているものばかりです。
maneoのデメリット
メリットばかりに思えますが、デメリットも存在します。また、気を付けてほしいデメリットもあります。
デメリット1:業務改善命令をうけている
2018年7月に案件の管理体制がずさんなことが原因により、業務改善命令をうけています。
事前の説明と異なる目的で流用されたのを見過ごしていたようです。
全ての案件がこのようになっているとは考えにくいですが、maneoの案件も絶対安心とはいえません。
リスクがあるということは考慮して投資する必要があります。
デメリット2:利回りが低め
maneoの案件は5%~8%の利回りが予定されています。業界平均では8%なので、平均と比較すると若干低いように思えます。
たまに10%ほどの案件の募集がありますが、本当に稀です。
高利回りというより、安定的な運用をしたい方におすすめといえます。
デメリット3:最低投資可能金額は高め
maneoは一応2万円からの投資できる案件はありましたが、2019年前後の案件をみると、3万円以上であったり5万円以上となっている案件の募集が目立ちます。
他社では1万円から投資できる、という事業者もあり初心者でも投資しやすい環境が整っています。fundsにいたっては1円から投資できてしまうほどです。
maneoは他社と比較すると若干高めともいえます。
投資を始めるまえの注意点
ソーシャルレンディングサービス全般においての注意点は、
元本保証ではない
ということにつきます。
あくまで資金を貸して、利回りを得るので資金の借り手が返済できない状況に陥った場合は元本が返済されないリスクもあります。
高利回りであればあるほど、返済されないリスクも高まるので注意しましょう。
また、一度投資した案件は途中解約できない点には要注意です。募集中であればキャンセルできるので、できるだけ早めにキャンセルしましょう。
よくある質問
よくある質問をまとめています。
よくある質問1:手数料はどれぐらい?
投資に関する手数料は一切かかりません。口座維持手数料や営業報酬といったもののないので安心して投資できます。
ただし、入金時における銀行口座への振込手数料、登録先の銀行口座に出金するときにかかる振込手数料は、こちらで負担します。
よくある質問2:税金について
投資家が受け取る分配金(匿名組合分配益)は「雑所得」に該当します。20万円以下であれば、申告する必要がありません。
maneoの投資の始め方
投資を始めるには口座開設から! 順を追って説明します。
手順1
maneoのトップ画面の「新規口座開設」をクリック。
IDとパスワードを入力し、最下部の「登録内容を確認する」をクリック。
次のページで確認画面が表示されるので、間違いがなければ「maneoID登録」をクリック。
手順2
赤枠の箇所「投資口座開設」をクリック。
PDFファイルすべてに目を通して、右のステータスを「確認済」にしてから、下にチェックをつけます。
「同意して適合性確認へ」をクリック。
手順3
次のページでは、氏名や住所、勤務先などの個人情報を入力していきます。入力を終えたら、最下部の「投資家申請へ」をクリック。
これで投資家申請は完了です。登録したメールアドレスにメールが届くので確認してみてください。
手順4
続く画面で「書類送付説明へ」をクリック。
- 本人確認資料
- 登録銀行口座の預金通帳
を提出します。PCのアップロード、メール、郵送、FAXのいずれかの方法で提出します。
アップロードであれば、上記の画像をPCに保存し、maneoのアップロード画面から提出するとOKです。
あとは、自宅にハガキが郵送されてきます。到着した時点で登録は完了し、入金してから投資ができるようになります。
2019年7月中旬から案件の募集を全て停止
maneoは2018年11月に行政処分を受け、2019年7月中旬から案件の募集を全て中止しています。
また、maneoのシステムを利用してソーシャルレンディングサイトを運営していた12社の全てがソーシャルレンディングに関係する案件を募集していない状況下にあります。
また、2019年にはクラウドリースで大幅な返済遅延、アメリカンファンディングでも募集停止などが発生しました。
maneoは長期的に運用したい人にはおすすめ!
- maneoは日本で一番初めにソーシャルレンディングサービスを始めた最大手の事業者
- maneoは最低投資可能金額は高め
- ソーシャルレンディングサービス全般においての注意点は元本保証ではない
- 2019年7月中旬から案件募集を全て停止
maneoは「大手企業が出資している」また、「国内で最初にソーシャルレンディングサービスを初めた」こともあり登録者数、運用実績はトップクラスです。
しかし、2018年7月に業務改善命令を受けた後、2020年現在、新規案件が出ていません。
ソーシャルレンディングは株や為替のように相場を見て売買する必要がないため、近年利用する人が増えています。
しかし2020年2月現在、maneoは投資する案件がないので、ソーシャルレンディングに投資して見たいという人は、他社のソーシャルレンディングを利用した方が良いでしょう。