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サービスナウ、イスラエル社から自動化技術買収、エヌビディアとは生成AIソリューションで提携

ストーリーハイライト

ワークフロー自動化ソリューション・プロバイダーであるサービスナウ (NYSE:NOW)は、イスラエルのサービス自動化企業AtrinetからNetACEネットワーク管理および自動化技術の買収を発表し、サービスナウの株価に注目が集まっています。同社はまた、エヌビディア(NASDAQ:NVDA)と、通信会社を対象にした生成AIソリューションで提携しました。

サービスナウは、NetACEを同社のプラットフォームに組み入れる予定です。この買収は、単一のプラットフォーム上でエンドツーエンドのネットワーク・ライフサイクル管理を通信会社に提供することを目的としています。

このM&Aにより、Atrinetはサービスナウの認定コンサルティングおよびインプリメンテーションパートナーとなります。この動きは、Atrinetが、サービスナウの顧客に提供するサービス拡大に貢献するとみられます。この取引の財務的な詳細は伏せられたままですが、サービスナウはこの取引が第2四半期中に完了することを期待しています。

生成AIソリューションで通信会社の顧客体験を改善へ

これとは別に、サービスナウはエヌビディアと提携し、通信会社をターゲットとした生成AIソリューションを発表しました。最初のソリューションであるNow Assistは、通信事業者がエージェントの生産性を向上させ、解決までの時間を短縮し、より良い顧客体験を提供できるようにします。サービスナウとエヌビディアは、2023年5月に初めて提携しました。

サービスナウの目標株価は?

サービスナウの株価は過去1年間で80%近く上昇しています。TipRanksによれば、サービスナウに対するアナリストのコンセンサス評価は「強気買い」です。平均目標株価の851.26ドルは、今後12カ月で10.4%の上値余地を示唆しています。

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ディスクロージャー

本記事は株式投資分析ツールTipRanksの許可を得て、M & A News: ServiceNow to Acquire NetAce from Atrinet; Teams Up with NVIDIA原文の翻訳を中心にまとめています。

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この記事のライター
金融コンテンツ・エディター兼翻訳者。 米国株など米国金融市場を中心に金融関連コンテンツの翻訳・作成にこれまで従事。 日本経済新聞社英文編集部門勤務を経て、約20年にわたり外資系金融機関などで金融関連コンテンツの翻訳・編集業務およびマーケティングサポートを担当。 米国の個人投資家向け金融メディア「モトリーフール」の日本語サイト(今は撤退)で、翻訳・編集業務を担当した経験もあり。 日本証券アナリスト協会 認定アナリスト(CMA)
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