✔ ライトコインの取引を始めようと思っている方
✔ ライトコインが暴落した原因や対処法について知りたいという方
2017年末に一時4万円台にまで価格が上昇したライトコインですが、2018年には3000円前後にまで大きく値を下げました。
ライトコインを保有している方にとっては再び上昇するのか気になるところですよね。
そこで今回は、ライトコインが暴落している原因と対処法についてお伝えしていきましょう。ライトコインの現状を知りたいという方は、ぜひ参考にしてくださいね。
- ライトコインが暴落した原因として「暗号資産(仮想通貨)市場の低迷」「暗号資産(仮想通貨)バブルの終焉」「中国における取引所の停止」などがある
- ライトコインが暴落した時の対処法として「資産を集中させない」「マクロ経済に注意を向ける」「安易に売らない」といったものがある
- ライトコインが暴落した時でも「買い足し」「信用取引で空売り」といった方法で利益を出すことができる
- ライトコインは実用性に優れた暗号資産(仮想通貨)であり、さらに流通すれば再び価格が上昇する可能性もある
目次
ライトコイン(LTC)が暴落した2018年始の価格推移
ライトコインは12月に最高値59,022円を記録しましたが、その後他の暗号資産(仮想通貨)と同様に暴落してしまいました。
日付 | 価格 |
---|---|
2017年11月30日 | 9,912円 |
2017年12月31日 | 28,325円 |
2018年1月31日 | 17,750円 |
2018年2月28日 | 21,313円 |
もし最高値でライトコインを購入して、売り時を逃していた場合は、5分の1に資産が減っていましたね。2018年始に起きたような暴落に対応するためには、あらかじめ備えておくことが重要です。
以下、暴落時の対応を紹介していきます。
ライトコイン(LTC)が暴落する要因3つ
2018年になってライトコイン相場は暴落を続けました。その価格下落の原因や背景はいったい何だったのでしょうか。
下落要因を知ることで買い時を考察していきましょう。
原因1:暗号資産(仮想通貨)市場の低迷
暗号資産(仮想通貨)市場全体の低下はライトコインを含む各個別コインの価格トレンドにも大きな影響を与えています。
ビットコインの低迷と連動
ライトコインは、ビットコインのサポートの役割を担う通貨。そのためビットコインが低迷すると、ライトコインも連動して暴落してしまうのです。
ビットコインは最近になって撤退するマイナーが増えたため、保有しているビットコインを投げ売りし、価格がどんどん下がっている状況に。
それにしたがって、ライトコインも値を下げ続けているのです。
不穏な経済動向
暗号資産(仮想通貨)市場は株やFXなどと同様、経済動向に大きく左右されます。
昨今、米中貿易戦争ともいわれる中、経済情勢の先行きが不透明になっており、暗号資産(仮想通貨)に投資する人も減ってきているという状況。
暗号資産(仮想通貨)市場が盛り下がっているため、ライトコインだけでなく暗号資産(仮想通貨)全体が値を下げているというわけです。
暴落要因2:2017年末の価格上昇が異常だった
ライトコインの開発者チャーリー・リー氏は、もともと20ドル(2000円)前後がライトコインの適正価格という感覚だったとのこと。
つまり2017年末の4万円という価格は、異常な状態だったのではないでしょうか。
まさにバブルともいうべき状態は終局を迎え、上がりすぎた価格が元の適正な価格に戻りつつあるだけともいえます。
▼ライトコイン(Litecoin/LTC)はの年末の動向とは?▼
暴落要因3:暗号資産(仮想通貨)市場の規制問題
2018年に大きな問題となったのは、中国の取引所が停止処置になったこと。
突然の停止処置という事態が起こっては、投資家としても安心して投資できませんから、暗号資産(仮想通貨)市場も弱気一辺倒になってしまいました。
単に中国だけの問題というわけではありませんから、今後も注意しなければならない問題といえるでしょう。
ライトコイン(LTC)が暴落した時の注意点
ライトコインが暴落したとしても、事前に対策をしておけば損失を最小限に食い止めることができます。
ポイント1:資産を集中させない
投資資金のすべてを、ライトコインだけに集中させないことが重要です。
ライトコインにしか投資していないと、いざ暴落してしまった時に売るにも売れず、どうしようもないという状況に陥ってしまいがち。
ライトコインとは逆の動き、たとえばライトコインが下がっている時に上がっているものに投資し、暴落時の損失をカバーできるようにしておきましょう。
ポイント2:マクロ経済に注意を向ける
ライトコインの価格は
- ビットコインの相場
- 暗号資産(仮想通貨)市場全体の動向
- 日本や米国など、国レベルの経済動向
といったものに大きく左右されます。ライトコインの価格だけを見るのではなく、もっと大きな相場動向やマクロ経済の動向をチェックするようにしましょう。
ポイント3:安易に売らない
暴落した時、あわてて売りたくなってしまうのも人情というものです。
もちろんライトコインの価格は下がり続けるかもしれませんが、反転して上昇する可能性だってありますよね。
状況を冷静に分析し、本当に売るべきなのかどうかを見極めましょう。
ライトコイン(LTC)暴落時でも儲ける方法
ライトコインが暴落した時、逆に利益を得ることもできるんです!
ライトコインの価格下落時に買い足す
ナンピンとも呼ばれる、価格が下落した時に買い足していくという方法です。
- 1LTC=100円で購入したが、1LTC=70円まで下落してしまった
- この時、1LTC=70円で購入(2LTC=170円、平均購入価格85円)
- 1LTC=85円まで価格が戻ればチャラになる
- 1LTC=100円まで価格が戻れば、30円の利益となる
平均購入価格が下がるため、1LTC=100円まで戻らなくても損失にならないというわけですね。
しかし下落した価格が戻るとは限りません。さらに損失を膨らませる可能性もありますから、きちんと計画して行うようにすることが大事です。
▼ライトコイン(LTC)はどこまで下がる?下落理由と上がる時期予想▼
信用取引でライトコインの売りから入る
信用取引では現物を持っていなくても「売り」から入り、価格が安くなったら「買う」ことで利益を出すことができます。
この方法なら、たとえライトコインが暴落しても利益を出すことができますよね。
とはいえ買い足しと同様、必ずしも思惑どおりに価格が動くとは限りません。きちんと相場を分析し、計画性を持って行うようにしましょう。
▼ライトコイン(LTC)のレバレッジ取引(FX)ができるおすすめの取引所【国内・海外】▼
ライトコイン(LTC)はもう上がらない?
ライトコインの2018年12月時点での価格は約2900円。
開発者のチャーリー・リー氏の予言である20ドルに近付いていますね。
▼ライトコイン(Litecoin/LTC)はもう上がらない?その理由と今後の動向を予想▼
ライトコインの将来性
2017年のような4万円までの回復は、当分は無理と思って間違いありません。今後、ライトコインの価格が上昇していく可能性もあるので、価格の低い今が買い時ともいえます。
しかしライトコインは大手企業と提携を進めて、実用的な通貨にしようと努力しており、人々に認知されれば再び価格が上昇していく可能性もあります。
ライトコインが高騰する時期予想
ライトコインは4年に一度の半減期が、2019年8月とされています。
半減期が訪れるとマイナーに払われる報酬が半分になるため、通貨の希少性が高くなり高騰する要因となる可能性が高いです。
▼ライトコイン(Litecoin/LTC)の今後と将来性!上がるのか暴落するのか専門家予想▼
ライトコイン(LTC)の暴落時が次のチャンス
- ライトコインが暴落した原因として「暗号資産(仮想通貨)市場の低迷」「暗号資産(仮想通貨)バブルの終焉」「中国における取引所の停止」などがある
- ライトコインが暴落した時の対処法として「資産を集中させない」「マクロ経済に注意を向ける」「安易に売らない」といったものがある
- ライトコインが暴落した時でも「買い足し」「信用取引で空売り」といった方法で利益を出すことができる
- ライトコインは実用性に優れた暗号資産(仮想通貨)であり、さらに流通すれば再び価格が上昇する可能性もある
さて、ライトコイン暴落の原因や、暴落した時の対処法についてお伝えしてきました。
ビットコインが低迷し、マクロ経済も不安要素が大きいため、なかなかライトコインの価格が上昇していかないようですね。
しかし将来的には、実用的な通貨としてライトコインが認知されることで価格が上昇する可能性もありますから、今のうちに投資しておくというのもアリかもしれません。
ライトコイン(LTC)