イーサリアムクラシック(ETC)

イーサリアムクラシック(ETC)はもう上がらない?その理由と今後の動向を予想

ライトコインのレバレッジ取引

この記事を読んでほしい人
✔ イーサリアムクラシックの投資を始めようと思っている方
✔ イーサリアムクラシックの価格が下落した理由を知りたいという方
✔ イーサリアムクラシックの価格が上昇するのか気になるという方

2017年には6000円に迫る勢いで価格が高騰したイーサリアムクラシック。しかし、2019年には300円までに価格が落ち込んでいます。

なぜ、ここまで落ち込んでしまったのでしょうか? そして今後、イーサリアムクラシックの価格が上昇することはないのでしょうか?

そこで今回は、イーサリアムクラシックの価格が下落した要因と、今後の動向について解説していきます。ぜひ、投資の参考にしてくださいね!

この記事の要約
  • イーサリアムクラシックは2018年以降、価格が大きく下落した
  • イーサリアムクラシックの価格が下落した要因として「暗号資産(仮想通貨)市場全体の落ち込み」「各国の規制強化」「51%攻撃の懸念」などがある
  • イーサリアムクラシックの今後の価格を占う材料として「アップデートの予定」「開発会社の撤退」がある
  • イーサリアムクラシックの価格は上昇傾向にある

イーサリアムクラシック(ETC)とは

ビットコインがビットコインキャッシュから分かれてできたように、イーサリアムクラシックもイーサリアムから分かれて誕生した暗号資産(仮想通貨)です。

  • 2016年、ハードフォークによってイーサリアムから分裂して誕生
  • 機能自体はイーサリアムと似ており、自動で契約を執行できる「スマートコントラクト」を実装している
  • もともとのイーサリアムの特徴を受け継いでおり、源流はイーサリアムではなくイーサリアムクラシックである

今後はIoT(モノのインターネット)やサイドチェーンの分野まで、開発が期待されています。

イーサリアムクラシック(ETC)のこれまでの動向

下記の画像は、2017年12月~2019年1月のイーサリアムクラシックの価格推移を示すチャートです。

2017年12月には、暗号資産(仮想通貨)市場が活況だったこともあり、イーサリアムクラシックも6000円に迫る勢いをみせていました。

しかし年明けには状況が一変し、価格が1500円まで急落。その後も価格は低迷し、とうとう300円台までに下落してしまいます。

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デメリット
イーサリアムクラシック(ETC)はどこまで暴落する?原因と将来の高騰時期予想 イーサリアムクラシックは2017年、価格が6000円付近まで上昇しました。しかし2018年は暴落し、300円にまで落ち込んでいま...
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イーサリアムクラシック(ETC)の価格が上がらない3つの理由

なぜ、ここまでイーサリアムクラシックの価格が低迷しているのでしょうか?

低迷理由1:暗号資産(仮想通貨)市場全体の影響

2017年12月は、暗号資産(仮想通貨)市場全体が活況でした。

  • ビットコイン
  • イーサリアム
  • リップル
  • ネム
  • ライトコイン
  • ビットコインキャッシュ

すべてのアルトコインが異常なまでの値上がりをみせた、いわゆるバブル状態。しかし、そのような上昇相場も長くは続かず、年明けにバブルは崩壊しました。

イーサリアムクラシック自体に問題があったわけではなく、暗号資産(仮想通貨)市場全体の動きにつられて上昇・下落し、結局は上昇前の価格に戻っただけなのです。

低迷理由2:暗号資産(仮想通貨)の規制強化

2018年の1月、世界各国が暗号資産(仮想通貨)に対して規制を強めました。

  • 韓国:取引所を許可制にし、基準を満たしていない取引所を閉鎖
  • 中国:消費電力を規制してマイニングを規制

活況だった暗号資産(仮想通貨)市場が落ち込み始めたのも、これらの規制強化が原因のひとつと考えられています。

低迷理由3:51%攻撃の懸念

アメリカの大手取引所Coinbaseで、イーサリアムクラシックが51%攻撃を受けたと報告され、日本でもCoincheckbitFlyerで入出金が停止する事態に。

  • 51%攻撃:ハッシュレート全体の51%を支配し、不正な取引を可能にすること
  • ハッシュレート:マイニングを行う力であり、ハッシュレートを支配することで、どのような取引でも承認することが可能となる

今回は51%攻撃では目立った被害はありませんでしたが、この影響で700円まで回復していた価格が、一時400円台まで下落しました。

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イーサリアムクラシック(ETC)の価格を左右する好材料・悪材料は?

今後、イーサリアムクラシックの上昇はあるのでしょうか? 今後のイーサリアムクラシックの価格を左右するかもしれない、好材料と悪材料について調べてみました!

好材料:アップデートにより上がる!

  • 好材料:アップデート「アトランティス」が予定されている

2019年4月6日のイーサリアムクラシック開発者会議で、新型アップデートが行なわれるという見解が強まりました。

このニュースを受けて、300円台にまで下落していた価格が、一時900円台にまで急上昇しています。

悪材料:開発中止により下がる

  • 悪材料:2018年12月、資金繰りの悪化により、イーサリアムクラシック開発チーム「ETCDEV」が解散

価格が低迷し続ければ寄付金も少なくなり、このようなケースが増えるかもしれません。

ちなみに「ETCDEV」はイーサリアムクラシックの有望なアップデートに関わる団体でもあり、イーサリアムクラシックの発展に大きな打撃となりそうです。

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イーサリアムクラシック(ETC)の今後の価格予想

今後のアップデートの期待感から、価格は上昇傾向になっています。

  • 一時900円台まで上昇したため、1000円を突破できるかが焦点となっている
  • 1000円台を突破すれば、一気に2018年初頭の2500~3000円まで上昇するかもしれない

という見方もされており、今後の価格推移には要注目です!

 

イーサリアムクラシックは今後に期待できる暗号資産(仮想通貨)!

この記事のまとめ
  • イーサリアムクラシックは2018年以降、価格が大きく下落した
  • イーサリアムクラシックの価格が下落した要因として「暗号資産(仮想通貨)市場全体の落ち込み」「各国の規制強化」「51%攻撃の懸念」などがある
  • イーサリアムクラシックの今後の価格を占う材料として「アップデートの予定」「開発会社の撤退」がある
  • イーサリアムクラシックの価格は上昇傾向にある

さて、イーサリアムクラシックの価格が下落した要因と、今後の動向についてお伝えしてきました。

2018年は低調に終わったイーサリアムクラシックですが、2019年にアップデートを控えており、さらなる発展が期待できます。

今後の価格上昇も予想されていますので、これを機会にイーサリアムクラシックの投資を始めてみてはいかがでしょうか。

イーサリアムクラシック(ETC)
この記事のライター
気象予報士の資格試験取得のため勉強しながら、暗号資産ライターとして活動。試験勉強と業務の合間にスポーツジムで体を鍛えることが趣味。余裕があれば、静かな深夜にゲームをするのも大好き。
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