ベーシックアテンショントークン(BAT)

ベーシックアテンショントークンの今後は?価格変動を左右するトピックまとめ

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この記事を読んでほしい人
ベーシックアテンショントークンについて知りたい方
ベーシックアテンショントークンの将来性が気になる方
ベーシックアテンショントークンを購入したい方

2020年から国内取引所でも、ベーシックアテンショントークンの取り扱いが始まりました。

そもそもベーシックアテンショントークンとは、どのような特徴があるのでしょうか。

そこで今回の記事では、ベーシックアテンショントークンの特徴や今後について詳しく解説します。

ベーシックアテンショントークンの取引を検討される方の参考になれば幸いです。

この記事の要約
  • ベーシックアテンショントークンは「Brave」というブラウザで使用できる仮想通貨
  • 現在の価格は、1BAT=25~26円前後
  • ベーシックアテンショントークンの今後を左右するトピックは4つ
  • 「GMOコイン」「ビットフライヤー」で購入できる

これから仮想通貨投資を始めるならビットフライヤーがおすすめ

ベーシックアテンショントークンはBraveで使われる暗号通貨

ベーシックアテンショントークンは、エコシステムを目指して開発されたブラウザ「Brave」で使用できる仮想通貨です。

Braveは、第三者の広告やトラッカーをブロックする機能を搭載したブラウザになります。広告配信を受ける対価として、ベーシックアテンショントークンを受け取ることが可能です。

受け取ったベーシックアテンショントークンは、Web上のコンテンツクリエイターを支援できます。お気に入りのコンテンツクリエイターにトークンを送ることで、クリエイターは潤い、よりレベルの高いコンテンツが増えるでしょう。

ただ法律の関係で、日本のBrave利用者には、ベーシックアテンショントークンの代わりにBATポイントが付与されます。

ベーシックアテンショントークンの現在の価格

ベーシックアテンショントークンの現在の価格は、1BAT=25円〜26円前後です。

2017年6月には15円台だったのが2017年12月には49円台、2018年1月には一時124円まで上昇をしました。

2017年11月にYouTubeにベーシックアテンショントークンを付与できる機能が拡張したことが大きいでしょう(その後Twitchでも拡張)。しかし、その後は50円台まで下げ、下落を続けていきます。

2019年1月には13円台まで下がり、同年4月に30円台まで回復するも、再び下落基調。現在は、10円〜30円台を推移しています。

ベーシックアテンショントークンの今後を左右するトピック

ベーシックアテンショントークンの今後を左右する主なトピックは、以下が挙げられます。

  • ビットフライヤーでも取引が可能になる
  • 新規Web広告モデルになりうる
  • ギフトカードとの交換が可能になる
  • 現状ではBraveの認知度が低い

まずはそれぞれのトピックをチェックしておきましょう。

ビットフライヤーでも取引が可能になる

国内のベーシックアテンショントークン取扱業者はGMOコインだけでしたが、2020年4月からビットフライヤーでも取り扱いを始めました。

ビットフライヤーは1円から取引を開始でき「ビットコイン取引量」「暗号資産サービス利用経験率」などで国内No.1にもなった人気の取引所です。

※ Bitcoin 日本語情報サイト調べ。国内暗号資産交換業者における 2021 年の年間出来高(差金決済/先物取引を含む)

※暗号資産(仮想通貨)取引サービス利用者 20-59歳男女1,000人を対象に、インターネットによるアンケートを実施。調査実施日は2021年6月11-14日。調査機関:(株)インテージ

そのため、ベーシックアテンショントークンの取引量が増え、価格が上昇することが期待できます。

新規Web広告モデルになりうる

Braveは、従来の検索ブラウザの問題点を解決すべく誕生したエコシステムのブラウザです。第三者の広告をブロックし、スピーディーに検索結果を表示します。

たとえば、Braveブラウザを使用してYouTubeを視聴した場合、動画内の広告をブロックできるので、スキップの手間が入りません。※画面下部の広告は表示され、稀にブロックできない動画内広告があります。

ただし、あえて広告の配信を受け入れることで、ベーシックアテンショントークン(BATポイント)を受け取ることが可能です。

つまり、利用者は見たくない広告を排除できるだけでなく、広告を見れば報酬を受け取れるわけですね。

広告代理店のような中間業者を挟まないので、広告主や利用者、Webコンテンツクリエイターそれぞれにメリットがある仕組みというわけです。

この仕組みが新規Web広告モデルとして普及すれば、今後のベーシックアテンショントークンの価格はさらに上昇していくでしょう。

ギフトカードとの交換が可能になる

ベーシックアテンショントークンは、2020年3月からギフトカードへ交換できるようになりました。25万以上の店舗やブランドの報酬サービスを提供するTAPネットワークと提携したからです。

これにより、AmazonやUber、starbucks、Appleなどのギフトカードと交換することが可能です。また、赤十字や世界自然保護基金(WWF)などの団体に寄付することもできます。

BATの使い道が広がったことで、需要が増え価格の上昇が期待できるでしょう。

ただし、日本ではギフトカードへの交換を行っていません。日本でのBATポイントの使い道はBrave内での投げ銭(Webコンテンツクリエイター支援)だけになります。

現状ではBraveの認知度が低い

利用者にとってたくさんのメリットがある「Brave」ですが、現状では認知度がまだ低いです。

「世界のブラウザ市場シェア」をチェックしてみると、Braveはトップ10にも入っていません。やはりChromeやSafari、Firefoxといったブラウザの人気が高いこともあり、Braveの認知度はまだまだです。

ベーシックアテンショントークンはBrave上で発行・使用できる仮想通貨なので、利用者が増えなければ取引量や価値の上昇は難しいでしょう。

今後、さまざまな機能が実装され認知度が高くなることが期待されます。

ベーシックアテンショントークンを購入できる取引所

現在、ベーシックアテンショントークンを購入できる国内取引所は「GMOコイン」と「ビットフライヤー」の2つです。

それぞれの取引所について紹介します。

GMOコイン:手数料が安い

GMOコイン
取扱暗号資産ビットコイン
イーサリアム
リップル
ライトコイン
ビットコインキャッシュ
ネム
ステラ
ベーシック・アテンション・トークン
オエムジー
テゾス
クアンタム
エンジコイン
ポルカドット
コスモス
カルダノ
メイカー
ダイ
リンク
ドージコイン
ソラナ
シンボル
モナコイン
FCRコイン
手数料の安さ⭐⭐⭐⭐☆
(無料)
スプレッドの低さ⭐⭐⭐☆☆
(1200円前後)
セキュリティ性⭐⭐⭐⭐☆

ここがオススメ!

  1. アプリ、ウェブ画面が使いやすいと話題
  2. セキュリティが高い
  3. 大手運営で安心して取引が可能

GMOコインは、東証一部上場GMOインターネットグループが運営する取引所です。手数料が安くレバレッジ取引が可能で、最大年率5%の貸仮想通貨サービスがあることが人気の理由でしょう。

2020年3月からベーシックアテンショントークンの取り扱いを開始しており、1BAT=28円程度で買うことができます。※2020年6月9日時点

ビットフライヤー:100円から取引可能

ビットフライヤー(bitFlyer
取扱仮想通貨ビットコインイーサリアムリップルビットコインキャッシュイーサリアムクラシックライトコインモナコインリスクネムベーシックアテンショントークンステラルーメンテゾスポルカドットチェーンリンクシンボルポリゴンメイカー
手数料の安さ⭐⭐⭐⭐⭐
(0.01~0.15%)
スプレッドの低さ⭐⭐⭐⭐☆
(1.19%)
セキュリティ性⭐⭐⭐⭐⭐

ここがオススメ!

  1. 業界をリードし続ける大手
  2. 手数料が安い!
  3. 取扱仮想通貨が豊富!

ビットフライヤーは、ビットコインやリップルなど15種類の仮想通貨が100円から売買できる取引所です。SMBCベンチャーキャピタルやみずほキャピタル、リクルート、第一生命といった各業界の大手企業から出資を受けています。

2020年4月からベーシックアテンショントークンの取り扱いを開始し、GMOコインより0.1〜0.2円高いですが、1BAT=28円程度で買うことができます。※2020年6月9日時点

ベーシックアテンショントークンは大きな値動きが予想される

この記事のまとめ
  • ベーシックアテンショントークンは「Brave」というブラウザで使用できる仮想通貨
  • ベーシックアテンショントークンの価格は現在、1BAT=25~26円前後
  • ベーシックアテンショントークンの今後を左右するトピックとして「ビットフライヤーで取引可能となった」「新しいWeb広告モデルとして期待」「ギフトカードに交換可能」「Braveの普及がまだ進んでいない」
  • ベーシックアテンショントークンは「GMOコイン」「ビットフライヤー」で購入できる

これから仮想通貨投資を始めるならビットフライヤーがおすすめ

今回の記事では、ベーシックアテンショントークンの特徴や今後について紹介しました。

ベーシックアテンショントークンは、ブラウザBraveで発行・使用できるトークン。海外では、AmazonやAppleのギフトカードへの交換が可能です。

日本では、ベーシックアテンショントークンの代わりにBATポイントが付与されます。

GMOコインに続き、ビットフライヤーでも取り扱いを開始したことで、取引量の増加に期待できますね。

ベーシックアテンショントークンの認知度はまだ低いですが、今後注目されるトークンの1つと言えます。

少しでもベーシックアテンショントークンに期待できると感じた方は、GMOコインやビットフライヤーを利用して取引を始めてみることをおすすめします

ベーシックアテンショントークン(BAT)
この記事のライター
気象予報士の資格試験取得のため勉強しながら、暗号資産ライターとして活動。試験勉強と業務の合間にスポーツジムで体を鍛えることが趣味。余裕があれば、静かな深夜にゲームをするのも大好き。
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