✔ ベーシックアテンション(BAT)の価格推移を知りたい方
✔ ベーシックアテンション(BAT)を購入できる取引所を知りたい方
「ベーシックアテンション(BAT)ってどんな仮想通貨なの?メリット・デメリットは?」「ベーシックアテンション(BAT)の将来性は期待できる?価格はどれくらい?」など、ベーシックアテンション(BAT)について疑問をお持ちではないでしょうか。
本記事では、ベーシックアテンション(BAT)の特徴や将来性、活用方法、なぜ注目を集めているのかについて、わかりやすく紹介します。この記事を読めば、ベーシックアテンション(BAT)への理解が深まり、安心して取引ができるようになるでしょう。
- ベーシックアテンション(BAT)はWebブラウザ「Brave」上で使える、イーサリアムベースの仮想通貨
- メリットは「広告を見るだけで入手できる」「投げ銭などでコンテンツクリエイターの支援ができる」
- デメリットは「国内では入手手段が少ない」
- 価格は2017年末に高騰したが、以後は下落が続いている
- 国内でベーシックアテンション(BAT)を取り扱っている仮想通貨取引所は「GMOコイン」のみ
ベーシックアテンション(BAT)の特徴
まずは、 ベーシックアテンション(BAT)の主な特徴について紹介します。
ここで紹介する特徴を知ることで、 ベーシックアテンション(BAT)の基本的な内容を掴むことが可能です。以下3つの特徴について、1つずつ確認していきましょう。
- WEBブラウザ「Brave」で利用できる仮想通貨
- イーサリアムベースで作成
- Firefoxの元共同設立者がCEO
特徴1:WEBブラウザ「Brave」で利用できる仮想通貨
ベーシックアテンション(BAT)は、高速WEBブラウザBrave上で利用できる仮想通貨として誕生しました。
Braveは従来の広告システムとは違い、利用者や広告主にメリットが大きいエコシステムを目指したものです。
Braveの利用方法によってベーシックアテンション(BAT)が発行され、Brave上や他のサービスで使うことができます。
特徴2:イーサリアムベースで作成
ベーシックアテンション(BAT)は、イーサリアムのプラットホーム上で開発されたERC20互換トークンになります。
イーサリアムは、
- ビットコインに次ぐ時価総額を誇る仮想通貨
- スマートコントラクトを使った開発プラットホーム
- 半減期や発行上限がない
ことなどが特徴。イーサリアムベースなので、ベーシックアテンション(BAT)はマイイーサウォレットなどに保管ができます。
特徴3:Firefoxの元共同設立者がCEO
Braveの開発元「Brave Software」は、Firefoxの元共同設立社で、JavaScriptの生みの親であるBrian BondyがCEOを務めています。
Firefoxは、ChromeやSafariに次ぐ世界シェア3位のブラウザです。
Brian BondyがCEOを務めることで、Braveやベーシックアテンション(BAT)への信頼性が高まります。
ベーシックアテンション(BAT)の仕組み
ここでは、ベーシックアテンション(BAT)の仕組みについて紹介します。どのようにしてベーシックアテンション(BAT)が発行され、どんなシステムが構築されているのか知ることは重要です。
ベーシックアテンション(BAT)への理解を深めるためにも、3つの仕組みについて、確認していきましょう。
仕組み1:Braveブラウザを利用するとトークン発生
利用者は「Brave Reward」に参加をして、広告配信を受け取れば、ベーシックアテンション(BAT)が付与される仕組みです。
Brave Rewardは、Braveが独自に提供しているもので、利用者と広告主、クリエイターをつなぐシステムになります。
※日本ではBATではなく「BATポイント」が付与されます。
仕組み2:利用者・広告主に利益をもたらすシステム
ベーシックアテンション(BAT)は、これまでの広告システムとは違うアプローチのBraveが発行するトークンです。
従来のWEB広告システムは、Googleなどの検索エンジンが広告の管理を行っています。そのため、WEBサイト運営者は広告収益の大半を検索エンジンに取られ、利用者はトラッキングなどで余分にバッテリーを消耗されるなど、さまざまな弊害がありました。
- Braveはアドブロック機能によって広告表示を無くすことが可能なため、利用者の余分なバッテリー負担がない
- また、広告料の一部がサイト運営者に支払われ、利用者はベーシックアテンション(BAT)を受け取れる
- 広告主は、マーケティングに役立つ重要な情報を得ることが可能
サイト運営者、利用者、広告主ともにメリットがあるのが、Braveの魅力になります。
仕組み3:匿名性の高いANONIZEを採用
ベーシックアテンション(BAT)は、利用者のプライバシーを保護するために、匿名性が高いANONIZEのアルゴリズムを採用しています。
ANONIZEの採用よって、WEB上の広告詐欺などの被害を防ぐことができ、他のトークンとの差別化を図ることが可能です。
ANONIZEの採用は、ベーシックアテンション(BAT)の仕組み・特徴でもあります。
ベーシックアテンション(BAT)のメリット・デメリット
メリット・デメリットを知ることで、ベーシックアテンション(BAT)と他のトークンとの比較がしやすくなるでしょう。自分に合ったトークンかどうかも判断がしやすくなります。
ここでは、ベーシックアテンション(BAT)の2つのメリットと1つのデメリットについて、見ていきましょう。
メリット1:広告を見るだけで受け取れる
ベーシックアテンション(BAT)のメリットの1つが、Braveで広告を見るだけでトークンを受け取れることです。
Braveは、広告をブロックするのが特徴ですが、広告配信を許可すれば、配信の対価としてベーシックアテンション(BAT)をもらうことができます。
つまり、利用者はBraveブラウザで「広告を見る」だけで、簡単にベーシックアテンション(BAT)を獲得できるということです。
メリット2:投げ銭やコンテンツクリエイターの支援ができる
投げ銭やコンテンツクリエイターの支援ができることも、ベーシックアテンション(BAT)のメリットです。ベーシックアテンション(BAT)は、YouTubeやTwitchでお気に入りのコンテンツに投げ銭ができます。
また、WEB上のコンテンツクリエイターの支援に使うことが可能です。投げ銭などで、お気に入りのコンテンツやクリエイターを手軽に支援できるのは、ベーシックアテンション(BAT)のメリットと言えます。
デメリット1:国内取引所での取り扱いが少ない
ベーシックアテンション(BAT)のデメリットとなるのが、国内取引所での取り扱いが少ないことです。2020年3月から、国内取引所で初めてGMOコインが取り扱いを始めましたが、未だ1社しかありません。
ベーシックアテンション(BAT)を購入するには、GMOコインや海外取引所のバイナンスやビットレックスなどを利用する必要があります。取引所の選択肢が限られる点は、デメリットと言えるでしょう。
ベーシックアテンション(BAT)の実用化・活用方法
ここからは、ベーシックアテンション(BAT)の主な活用方法について、見ていきましょう。仮想通貨は、活用方法が充実するほど需要増が期待できます。
ベーシックアテンション(BAT)の以下3つの活用方法を紹介していきます。
- クリエイターの支援
- YouTubeの投げ銭
- Twitchの投げ銭
活用方法1:クリエイターの支援
ベーシックアテンション(BAT)の代表的な活用方法が、クリエイターの支援に使うことです。
Brave Rewardsの仕組みにより、トークンを使って、WEB上のお気に入りのクリエイターを支援できます。
活用方法2:YouTubeの投げ銭
YouTubeの投げ銭も、ベーシックアテンション(BAT)の活用方法です。2017年11月から、ベーシックアテンション(BAT)をYouTubeで投げ銭ができるようになっています。
お気に入りの動画、YouTuberの支援ができるのは、ベーシックアテンション(BAT)の魅力です。
活用方法3:Twitchの投げ銭
Amazonが提供しているプラットフォームTwitchでも、ベーシックアテンション(BAT)を投げ銭に使用できます。YouTubeに続き、2018年3月から機能が拡張されています。
お気に入りのコンテンツを気軽に支援することが可能です。
ベーシックアテンション(BAT)の価格遷移
ここでは、ベーシックアテンション(BAT)の2017年〜2019年の価格遷移を紹介します。これまでの価格遷移を知ることで、今後の相場動向が予測しやすくなり、リスクヘッジにも役立ちます。
それぞれの年度の価格遷移について、確かめていきましょう。
2017年のベーシックアテンション価格推移
※CoinGecko 年足チャートより
ベーシックアテンション(BAT)は2017年5月の登場当初は1BAT=0.22ドルをつけていましたが、すぐに下落し、一時は0.07ドルまで下がりました。その後、0.20ドル前後で推移して、2017年末には0.40ドル前後まで上昇をしています。
登場時の2倍近い値をつけました。
2018年のベーシックアテンション価格推移
2018年入ってすぐに1BAT=0.95ドルまで高騰しますが、その後、急落し、3月末には0.20ドルを割ることになります。5月にかけて上昇し、一時0.40ドル後半まで回復をしますが、再び下落トレンドとなり、0.20〜0.35ドル前後を推移します。
年末には0.12ドルまで下がり、年初来安値を更新する形で2018年を終えています。
2019年のベーシックアテンション価格推移
2019年2月初旬までは緩やかな下落基調で、1BAT=0.10ドルまで下がりますが、4月下旬にかけて高騰し、4月22日には0.44ドルの値をつけました。しかし、その後は下落が続き、9月には0.15ドルをつけることになります。
11月にかけて0.27ドルまで再び上昇するも、反落し、年末には0.18ドルとなっています。
ベーシックアテンション価格推移まとめ
ベーシックアテンション(BAT)の価格推移を紹介しました。2017年〜2019年までの価格推移のポイントは以下3点です。
- 登場当初は1BAT=0.22ドル前後
- 2019年に0.95ドルまで高騰するも急落
- その後は0.20〜0.30ドル前後で推移
取引量が少ないこともあり、ビットコインと同じような相場を形成しています。
ベーシックアテンション(BAT)の将来性
ベーシックアテンション(BAT)のこれからは、決して簡単なものではありません。ベーシックアテンション(BAT)は、ブラウザBraveが発行するトークンなので、Braveの利用者が増えることで通貨の需要も高まります。
しかし、ChromeやSafari、IE、Firefoxなどの強力なブラウザがあり、これらからシェアを奪うのは至難の業です。
ただし、YouTubeだけでなく、Twitterにもチップ機能を追加する話があるため、今後YouTuberやSNSユーザーの中で流行れば爆発的な需要が生まれる可能性はあります。
ベーシックアテンション(BAT)の評判
WEBやSNS上には、ベーシックアテンション(BAT)に関するさまざまな評判があります。
- Braveのスピードが早い上にベーシックアテンション(BAT)をもらえるので、とても良い
- ベーシックアテンション(BAT)は投げ銭で使えるのが嬉しい
- 価格がまったく上昇をしない
- 国内取引所での取り扱いが少なすぎる
など、良い評判・悪い評判が、それぞれたくさん見られます。
良い評判については
- 手軽にもらえる
- 投げ銭で使える
- きっとこれから上がるだろう
というものが多く、悪い評判は
- 価格が上がらない
- 取引高が少ない
- 使い道が少ない
などが目立ちます。
ベーシックアテンション(BAT)の動向
ここでは、ベーシックアテンション(BAT)の最新動向について紹介します。最新動向を知ることで、今後の方向性や相場変動が予測しやすくなります。
2つの動向について、見ていきましょう。
最新動向1:Twitterにチップ機能を追加予定
ベーシックアテンション(BAT)のBraveは、2019年5月にTwitterにチップ機能を追加する予定であることを発表しています。この機能が実装されると、他のTwitterユーザーに対してベーシックアテンション(BAT)を付与することが可能です。
1クリックでチップを付与でき、利便性が良く、ベーシックアテンション(BAT)の普及にもつながるでしょう。
最新動向2:国内取引所で取り扱い開始
これまで、ベーシックアテンション(BAT)は、海外取引所でしか取り扱いがありませんでしたが、2020年3月18日よりGMOコインでも取り扱いがスタートしました。
国内取引所での取り扱いが開始されたことで、ベーシックアテンション(BAT)の需要増が期待されています。
ベーシックアテンション(BAT)を購入できる取引所ランキング
ここでは、ベーシックアテンション(BAT)を購入できる取引所を紹介します。2019年3月より国内取引所でも、ベーシックアテンション(BAT)の購入が可能になりました。
ぜひ、取引所選びの参考にしてください。
1位 GMOコイン
取扱暗号資産 | ビットコイン イーサリアム リップル ライトコイン ビットコインキャッシュ ネム ステラ ベーシック・アテンション・トークン オエムジー テゾス クアンタム エンジコイン ポルカドット コスモス カルダノ メイカー ダイ リンク ドージコイン ソラナ シンボル モナコイン FCRコイン |
手数料の安さ | ⭐⭐⭐⭐☆ (無料) |
スプレッドの低さ | ⭐⭐⭐☆☆ (1200円前後) |
セキュリティ性 | ⭐⭐⭐⭐☆ |
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セキュリティも高く、初心者でも安心して利用できます。
ベーシックアテンション(BAT)の特徴まとめ
- ベーシックアテンション(BAT)はWebブラウザ「Brave」上で使える、イーサリアムベースの仮想通貨
- ベーシックアテンション(BAT)のメリットは「広告を見るだけで入手できる」「投げ銭などでコンテンツクリエイターの支援ができる」、デメリットは「国内では入手手段が少ない」
- ベーシックアテンション(BAT)は2017年末に高騰したが、以後は下落が続いている
- 国内でベーシックアテンション(BAT)を取り扱っている仮想通貨取引所は「GMOコイン」
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ここでは、ベーシックアテンション(BAT)の特徴や将来性などについて紹介しました。最後に、重要な4つのポイントをまとめています。
- ベーシックアテンション(BAT)はブラウザBrave利用で獲得できるトークン
- コンテンツクリエイターの支援やYouTubeの投げ銭などに使える
- 国内ではGMOコインが2019年3月〜取り扱いを開始
- 今後はBraveのシェア獲得やトークンの活用幅が広がるかがポイント
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