時価総額第4位、暗号資産(仮想通貨)市場で4番目に大きい存在であるPolkadot/DOT(ポルカドット)。
2021年は対USDTで3日間で3倍の価格に到達するなど、Polkadot/DOTの購入を検討されている方は多いのではないでしょうか?
とは言え、「Polkadot/DOTとは、そもそも何なのか?」将来性のある魅力的な投資先なのかを知っておきたいはず。
今回は「Polkadot/DOTの基本情報・将来性・購入方法」を分かりやすく徹底解説します。
Polkadot/DOTとは?
Polkadot/DOTとは、ざっくり解説すると「新しいWebのカタチ」を生み出す事を目的としたプロジェクトです。
新しいウェブのカタチは、Web3.0が通称になります。
おそらく「3.0という事で2.0と1.0は何なの?」と疑問を抱くでしょう。
- Web1.0・・・インターネットの創世記
- Web2.0・・・中央集権化された現在の構造
- Web3.0・・・Polkadotが目指す分散化ウェブ
いずれも、ごく最近できた言葉ですから定義は曖昧です。とは言え、Polkadotの目指す分散化ウェブは現在のウェブが抱える問題点を適格に捉えています。
例えば、インターネットは現代社会で広く普及していますが、大手企業(AmazonやGoogle)による実質の中央集権となっており、膨大なデータを保有しているのが現状です。
時には、個人データが意図せず使われるなど重大なトラブルを起こしかねません。
「○○が個人情報を流出」といったニュースや、始めてみるウェブサイトに趣味が丸わかりの広告が出てくるといった経験があると思います。
Polkadotは、実質の中央集権化されたWeb2.0を改善し、ブロックチェーン技術でユーザーが個人情報を自己管理できるWeb3.0を目指しています。
Polkadot/DOTの基本情報
Polkadot/DOTの基本情報 | |
Polkadotの価格 | 1588.53円 |
一日の出来高 | 約3000億円 |
マーケットドミナンス | 1.40% |
市場ランキング | 第4位 |
時価総額 | 約1.4兆円 |
直近1年間の高安値 | 279.5円/2005.48円 |
※価格等の情報は2021年1月20日時点のCoinMarketCapによる
Polkadot/DOTの基本情報を見てみましょう。
暗号資産(仮想通貨)の市場で言えば、冒頭でも申し上げた通り「時価総額第4位」のアルトコインでも屈指の規模をPolkadot/DOTは有しています。
希少価値として考えれば、他のトークンや暗号資産との決定的な差として発行上限の少なさです。
Polkadot/DOTの発行上限は1000万DOTとされ、ICO(イニシャル・コイン・オファリング)により50%が購入、20%がローンチ前に、30%がWeb3への投資目的として現在の市場へ新しく流通しています。
他のトークン・暗号資産と比較すると、発行上限のないイーサリアムが約1億ETH以上、ビットコインのは発行上限が2100万BTCとかなりの差です。
Polkadot/DOTの将来性
Polkadotの将来性を語る上で話題に上がるのは「イーサリアムとの覇権争い」になります。
なぜなら、PolkadotとEthereum(イーサリアム)には様々な関係性があるからです。Polkadotのブロックチェーン上で使われるトークン「DOT()ドット」の開発者はイーサリアムの共同創業者Gavin Wood氏が関わっています。
ちなみに、私たちが取引所でPolkadotを買う時にも、トークンであるDOTが実際の売買銘柄です。
イーサリアムの共同創業者が関わっているのみならず、海外メディアではPolkadotを「イーサリアムキラー」として表現するほどライバル性が意識されています。
暗号資産の業界で再注目されている分散型金融(DeFi)の仕組みを支えるイーサリアムは2020年で2.5倍以上の急騰を見せました。
イーサリアムの機能として有名なのはスマートコントラクト。近年では、スマートコントラクトのTPS(トランザクション生成の早さ)が問題とされています。
一方で、Polkadotは「パラチェーン」でイーサリアムのスマートコントラクトにおけるTPSの遅延を改善できると言われています。
イーサリアムの主な使い道としてDapps(分散型アプリケーション)がありますが、Polkadotも同じくDappsを作成するツールSubstrate(サブストレート)を開発を進めている現状です。
このように、PolkadotとEthereumの求める領域は似ており、リリースされる情報にも通ずるものがあります。
現状では、既存のイーサリアムによる分散型アプリケーション、仕組み、コンテンツの上位互換とも言えるのがPolkadotです。
プロジェクトの進行と共に、Polkadotが文字通り、次期イーサリアムとなるか?が将来性の焦点です。
Polkadot/DOTは今後上がるのか?
ここまでPolkadot/DOTの基本情報、特に技術面をメインに解説しました、
とは言え、多くの人が注目しているのは「Polkadot/DOTは今後上がるか?」といった話題だと思います。
Polkadot/DOTが今後上がり続けるのか?魅力的な投資先なのか?
Polkadot/DOTのチャート(価格変動)から考えてみましょう。
結論から言うと、「Polkadot/DOTは今後上がる可能性は十分に高い」と言えるでしょう。
チャートからは、力強く上がっているPolkadot/DOTの相場環境が確認できます。
Polkadot/DOTのチャートではDOT/USDT、かつ世界最大手の取引所Binance(バイナンス)によるが重要です。
Polkadot/DOTの取引シェアが最も多く、市場の将来性を見る上で重要になります。
2020年9月頃から12月まで、Polkadot/DOTはビットコインやアルトコインより出遅れ感がありました。
史上最高値の更新は突如12月末に驚異的なスピードで起きています。
時価総額4位ですが、やはりアルトコインの位置づけと市場規模から急騰が起きやすいと考えられるでしょう。
2020年末から2021年初の現在までDOT/USDTは「たったの半月で3倍の価格」まで急騰しました。
直近では、画像内に示した7,1642~6.8619USDTの価格帯が非常に強いサポート領域と想定されます。
3倍となった2020年末の急騰による半分の値幅は上記のサポート領域からほぼ一直線に価格上昇が発生しました。
今後、短期的な買いで押し上げた投機家の決済売りが大規模で合った場合、おそらく割安と見て買われる可能性が高いと考えられるでしょう。
もちろん、前述した通り、ビットコインの半分以下の発行上限である事、技術面でも非常に注目度が高い事を加味して長期投資先としても人気が高まりそうです。
Polkadot/DOTの購入方法
Polkadot/DOTを購入する場合は、かなり簡単になりました。
2021年5月から国内大手「GMOコイン」に上場、販売所から購入できます。
Polkadot/DOT購入手順の流れは以下の通りです。
- GMOコインにログインする(スマホ・PCどちらでもOK)
- 販売所を開く
- Polkadot/DOTを購入
Polkadot/DOTがGMOコインから購入できるようになり、海外取引所へ送金する必要がなくなりました。
GMOコインでは、日本円でPolkadot/DOTが直接購入できますから、BTCを購入する→送金するといったコストが不要です。
ただし、GMOコインへの日本円入金はお使いの銀行によって、翌営業日まで着金しない場合があります。割安で仕込むなら、早めに資金の入金を済ませておくのが理想です。
GMOコインのアカウントをお持ちでない方は、国内でPolkadot/DOTが購入できる唯一の上場先なので作成しておきましょう。
【新規上場】bitFlyerがPolkadotの取り扱いを開始
※2021年6月追記
2021年6月29日から、国内大手の取引所bitFlyer(ビットフライヤー)にPolkadotが上場しました。
DOT/JPYのペアにて、現在は販売所から取引ができます。bitFlyerと言えば、日本でビットコイン取引量国内No.1が大きいことで有名です。
※ Bitcoin 日本語情報サイト調べ。国内暗号資産交換業者における2021年の年間出来高(差金決済/先物取引を含む)
Polkadotにとって、bitFlyerへの上場は大きな一歩と言えるでしょう。取引量の増加に比例し、流動性が高まることで価値の安定にも繋がります。
【2021年7月21日まで】Polkadot購入で最大5万円
bitFlyerでは、新しくPolkadotの上場を記念したキャンペーンを実施しています。
販売所にて、DOT/JPYを合計5万円以上購入すると、抽選で最大5万円のキャッシュバックといったキャンペーン内容です。
「ポルカドット取扱開始記念!抽選で15名様に最大5万円が当たるキャンペーン」 | ||
キャンペーン対象 | DOT/JPYを5万円相当額以上購入した方 | DOT/JPYを1万円以上5万円未満相当額以上購入した方 |
抽選 | 5名様に5万円のキャッシュバック | 10名様に1万円のキャッシュバック |
実施期間 | 2021 年 6 月 29 日(火) ~ 2021 年 7 月 21 日(水)午後 11 時 59 分まで |
【DOT/JPYでキャッシュバック】bitFlyer(ビットフライヤー)はコチラ
Polkadot/DOT まとめ
今回は「【Web3.0】Polkadot/DOTとは?将来性・購入方法」のテーマでした。
この記事をまとめると以下の通りです。
- Polkadot/DOTとは「Web3.0」を目標としたプロジェクト
- 分散型appの主軸イーサリアムとの関係性が高い
- Polkadot/DOTは投資先として注目されており、Binanceで購入可能
現状は特定の企業や国家に支配される、インターネットや社会に対して秘匿性が高く、実用的な技術が暗号資産(仮想通貨)では注目され多額の投資を受けています。
中でもPolkadot/DOTは時価総額第4位の位置づけからも分かるように投資家から高く評価されている存在です。
前述した通り、発行上限と現在の価格を見ると、急騰しているもののビットコインなどと比較して割安に感じる人も多いでしょう。
価格とプロジェクトの進行を含めて、今後のPolkadot/DOTに注目です。
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