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【12倍銘柄】Cosmos(ATOM)の将来性とは?今後の展開を予想

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この記事で分かる事
  • 仮想通貨Cosmos(コスモス)とは?
  • Cosmos/ATOMの将来性・今後も上がる?
  • ATOM(アトム)を購入できる取引所はどこ?

2021年、昨年3月からの勢いは衰えず、1年間で約12倍の価格へ急騰したアルトコインATOM(アトム)。

ATOMはCosmosプロジェクトにおいて発行されるトークンです。

今回は「Cosmos(コスモス)とは何?」と言った疑問から「ATOM(アトム)は今後上がる?」といった気になる話題まで徹底解説でお届けします。

当記事で用いるチャートは高機能分析プラットフォーム「TradingView(トレーディングビュー)」の提供するBinanceのATOM/USDTチャートを用いて分析をしております。仮想通貨は1年365日を通して動く市場の為、執筆時点(2021年2月)での個人的予想となります。仮想通貨取引に関しては余裕資金・自己判断で行いましょう。

暗号資産(仮想通貨)Cosmos/ATOMとは?

Cosmos/ATOMの基本情報
Cosmos/ATOMの価格¥1,226.36
一日の出来高¥206,504,695,594.74
マーケットドミナンス0.21%
市場ランキング第22位
時価総額¥261,192,598,319.47
直近1年間の高安値119.18円/1,420.73

発行上限発行上限なし

Cosmos(コスモス)とは、クロスチェーン技術を軸としたプロジェクトで仮想通貨の直接的な交換を行うのが目的です。

ATOMは、Cosmosの独自トークンであり、私たちが仮想通貨取引所で取引をするのもATOMになります。

Cosmos/ATOMで重要な3つの特徴

  • Tendermint(テンダーミント)
  • Dapps(ダップス)
  • インフレ通貨から供給制限化へ

Cosmosのプロジェクトと投資先としてATOMトークンの魅力を理解するには、上記の3つは最低限知っておくべきでしょう。

高い技術力と仮想通貨業界のトレンドに沿ったCosmos/ATOMが注目される理由が分かります。

Tendermint(テンダーミント)

Tendermint(テンダーミント)とは、Cosmosの作る経済システムにおける重要な技術です。

最初にお伝えした通り、Cosmosは異なる仮想通貨同士を直接取引するのを可能にしています。

異なる仮想通貨同士とは、言い換えると「異なるブロックチェーン同士」です。

Tendermintは、ブロックチェーンおよび、ブロックチェーン以外の分散化ネットワークで不正を防止する役割を担っています。

また、分散型アプリケーションDapps(ダップス)の生成を簡略化するなどCosmosプロジェクトを支える高度な技術です。

Tendermintは業界最大手も利用

Tendermintの技術は、業界最大手の取引所であるBinance(バイナンス)が利用しています。

Binanceでは、Tendermintの技術を使い「Binance Chain(バイナンスチェーン)」の開発が行われました。

Binance Chainは分散型取引所であるBinance DEXを動かしています。

分散型取引所(DEX)と言えば、仮想通貨業界で最も注目されている分野であり、数年で市場規模は4000億円を超える急成長を見せました。

現に、DEX関連銘柄と言われる仮想通貨は市場規模の拡大と比例して○○倍と価格高騰をしています。

Dapps(ダップス)

Cosmosを支えるTendermintの技術には「Dapps生成を簡略化する」といった目的もあります。

Dappsとは、分散型アプリケーションで、非中央集権でありユーザーが運営するアプリです。

仮想通貨をアプリゲームで稼いだり、ストレージのシェアなど様々なサービスが開発されています。

もちろん、送金や売買といった金融業界への応用も。技術的にも注目されているDappsですが、開発するのに難易度が高いのが問題となっていました。

ブロックチェーンの技術は確信的であると同時に、不変性など過去にない仕組みはプログラマーを困らせています。

Tendermintの技術では難しいプログラミング言語ではなく、簡単なJavaなどのプログラミング言語で生成可能です。

同じDappsを作るという目的に対し、難しい言語より簡単な言語の方が好まれるのは必然ですから、Dapps開発の軸がCosmosとなる未来に期待しましょう。

インフレ通貨から供給制限化へ

Cosmosにおいて、ブロック生成やトランザクション手数料として使われるのがATOMです。

発行上限がなくインフレ通貨でしたが、経済的な格差を懸念して2019年より供給制限化が行われました。

発行上限が無いのは同じですが、一定期間での流通量が変わらないので、1ATOM当たりの価値は需要の影響を受けやすくなったと言えるでしょう。

ATOMはPoS(Ploof of Stake)ですから、保有量によって新規発行したATOMを受け取れます。

つまり、長期投資の対象としての人気も高いです。ATOM自体が7%~20%の高い利回りですから、DEXの注目度もあり、昨年から約12倍の価格とたったのも納得できます。

Cosmos/ATOMの将来性

  • Cosmos/ATOMの将来性で重要な事
  • 分散型取引所(DEX)が主軸になる未来
  • Dapps開発者の流入

Cosmos/ATOMの将来性を見極めるには、上記2つに注目すべきでしょう。

大手取引所Binanceが利用し、間接的に仮想通貨業界のブームである分散型取引所に乗れていのがCosmosもといATOMの価格高騰を起こっていると考えられます。

引き続き明るい将来性を見るなら、分散型取引所への関心と需要が続く事が最重要です。

もう一段階上を目指すなら、「Dapps開発者の流入」も。
なぜなら、Dapps開発は発端であるイーサリアムが覇権を握っているからです。

イーサリアムがビットコインに次ぐ、仮想通貨の王者であることは説明不要。

もし、Dapps=Cosmosといった構図が出来上がれば、ビットコインに次ぐ、市場規模を仮想通貨界隈で獲得できるかも知れません。

【テクニカル分析】Cosmos/ATOMの今後を予想

Cosmosは、Tendermintの技術が評価されており、分散型取引所(DEX)のブームとDapps開発が将来性において評価されています。

一方で、より直接的な問題であるCosmosの発行するトークン「ATOM」は今後どのような価格推移をするでしょうか?

ATOM関連で最も取引量が多く、重視されたやすい海外取引所BinanceによるATOM/USDTチャートを分析しました。

Cosmos/ATOMは1年間で12倍銘柄へ

atom-cryptcurrensy-future-1まず、理解しておきたいのは「ATOMの価格推移は明確に上目線」という事。

なぜなら、2020年の安値から2021年現在にかけて今もなお価格高騰しており、わずか1年ほどで約12倍の価格に成長しているからです。

既にATOMを早い段階から長期保有しているからは資産が爆発的に伸びています。

一方で、「ATOMが上がっているから今すぐ買おう」こんな考え方は危険です。今は上がっている段階で、少なくとも割安と判断できる状況で賢く買いたい局面になります。

ATOM/USDTの重要価格と値動きの特徴

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ATOM/USDT 重要価格
  • 8.535USDT付近の価格帯
  • 6.838USDT付近の価格帯
  • 4.802USDT付近の価格帯

直近のATOMで買い時となりそうな価格帯に水平線を描写しました。

ATOM/BTCやATOM/ETHといったペアで取引もできますが、前述した通り、市場規模が最も大きいATOM/USDTチャートを基準に考察します。

画像内に描写した水平線は、過去のATOM/USDTの価格推移を参考にしており、一旦抜けた高値に再度到達した際には、サポートラインになっているのが分析可能です。

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  • 水平線を使うときは実体が強く意識されやすい
  • 出来高は長期的に見ると順調に右肩上がり

ATOM/USDTの水平線には、ローソク足の髭より実体部分が意識されやすい傾向が見られています。

一旦は、下髭あるいは上髭で水平線を抜けても、最終的に実体部分は水平線に沿う形でキレイに値動きが収まるのがATOM/USDTの特徴です。

もちろん、ローソク足の髭は重要ですが、ATOM/USDTの特徴には水平線を見る時に実体部分を優先的に考えるのが良いでしょう。

また、出来高についてですが、前回同様の価格帯に到達して時よりも増加傾向があり、今の価格を加味するともう一段の上昇もあり得る段階です。

Cosmos/ATOMは今後どこまで上がる?

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ATOM/USDTの中期的な価格予想

16.852USDTの史上最高値

1年間で12倍と十分すぎるほど上昇したATOMですが、今後どこまで上がるのでしょうか?

ATOM/USDTチャートでは、逆三尊のチャートパターン成立が予想され、もう一段の上昇も可能性としては考えられます。

点線のネックラインを週足レベルで上抜けした場合、16.852USDTの史上最高値まで上がる可能性が高いです。

逆三尊のチャートパターンでは、中央最安値とネックラインの値幅と、ネックラインからの上昇する値幅が上値として予想できます。

Cosmos/ATOMの購入方法

Cosmos/ATOMの購入例
  1. 国内取引所bitFlyerでBTCもしくはETHを購入
  2. 国内取引所bitFlyerから海外取引所Binanceへ送金
  3. 海外取引所BinanceにてATOMを購入

Cosmos/ATOMの基本情報や将来性、テクニカル分析ついて徹底解説をお届けしました。

昨今の分散化取引所への関心の高まりと共に価格も上がる可能性は高いでしょう。
とは言え、Cosmos/ATOMに長期投資を考えた場合、どこの取引所で購入できるか?疑問だと思います。

残念ながら、国内の取引所でCosmos/ATOMは現時点で取り扱いがありません。海外の取引所に多くCosmos/ATOMは上場しています。

したがって、国内の取引所でビットコイン(BTC)を買い、海外の取引所へビットコインを送金してCosmos/ATOMを購入するのが一般的です。

もちろん、海外銀行送金で資金を送り、Cosmos/ATOMを購入する方法もありますが初心者には難易度高めになります。

Cosmos/ATOMを日本から購入する定番の方法を解説します。

【手順①】国内取引所bitFlyerでビットコインを購入する

まずは、Cosmos/ATOMを購入するための準備です。

国内取引所にて、CosmosのATOMを購入するためのビットコイン(BTC)を購入します。

仮想通貨の取引経験がない場合は、ビットコイン取引量国内No.1bitFlyer(ビットフライヤー)が良いでしょう。

※ Bitcoin 日本語情報サイト調べ。国内暗号資産交換業者における2021年の年間出来高(差金決済/先物取引を含む)

取引高の多さから大口取引でもスピーディーにビットコインを購入可能です。

アカウントをお持ちでない方は以下のリンクからお申込み頂けます。

【公式】bitFlyerのアカウント開設はコチラ

【手順②】国内取引所から海外取引所へビットコインを送金する

ATOMを購入する為に準備したビットコインを、ATOMが購入できる海外取引所に送る作業です。

前述した通り、海外銀行送金で資金を送る方法もありますが、目安着金まで1週間+3000円~5000円の手数料が発生します。

ビットコインであれば、着金まで1週間もかからず、リアルタイムで送金状況の確認もできます。

ちなみに、bitFlyerの送金手数料が安く、0.0004BTCです。
(コインチェックは0,001BTCでした。)

国内取引所にて海外取引所へのアドレスを入力し、ビットコインの送金を行います。

海外の取引所を使った経験がない方は、最大手のBinanceがオススメです。

利息の運用ができる自社発行のアルトコインや、まだ値上がっていないマイナーな仮想通貨の取り扱いがあります。

Binanceのアカウントは以下のリンクから作成できますのでご活用ください。

【公式】Binanceのアカウント開設はコチラ

【手順③】海外取引所でCosmos/ATOMを購入

あとは、海外取引所にてATOMを購入してみましょう。ATOM/BTCのペアなら、送金したビットコインを使ってそのままCosmos/ATOMを購入できます。

Cosmos/ATOM まとめ

今回は「【12倍銘柄】Cosmos(ATOM)の将来性とは?今後の展開を予想」のテーマでした。

この記事をまとめると以下の通りです。

  • Cosmosはクロスチェーン技術に関するプロジェクト
  • Tendermitの技術は最大手取引所も利用する高い評価
  • 分散型取引所の需要と共に1年で12倍の価格成長

Cosmosの軸となるクロスチェーン技術がメインのアルトコインは数多く存在します。

しかし、イーサリアム由来のスマートコントラクトに似たケースが多く、Cosmosの独自性は評価されています。

また、Dapps生成の簡略化など次期イーサリアムを感じさせるような姿勢も見えており、ATOMトークンの続伸に個人的には注目中です。

 

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この記事のライター
大学卒業後、大手外資系コンサルティング会社でPMOとして勤務。暗号資産やFXなどの金融商品を題材としたライターとしても活動。pythonやjavascriptを活用し、暗号資産の自動売買プログラムの開発も行う。
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