✔ 投資を始めたばかりの方
✔ 小額から投資してみたい初心者の方
2019年からソーシャルレンディングサービスの比較サイトを運営していた「クラウドポート」が新しい「貸付ファンド」を開始しました。
その名は「funds」。
まだできたばかりなので、他社と比較してどのようなメリットやデメリットがあるのか、分からない方が多いのではないでしょうか?
ここでは、fundsのメリットやデメリットについて詳しく解説しています。fundsに興味がある方には必見です!
- fundsはクラウドポートが始めたソーシャルレンディングサービス
- fundsのメリットは1円から少額投資ができ手数料がかからないところ
- 投資先は上場企業のグループ会社
- fundsのデメリットは運用期間中に途中で解約できず利回りが低めで元本保証はされていないところ
- 投資を始めたばかりの方には敷居が低くて始めやすい
目次
fundsとは?
2019年1月から開始した「クラウドポート」が始めたソーシャルレンディングサービス。
クラウドポートは、ソーシャルレンディング事業者の比較サイトを運営していましたが、今度は自らがサービスを開始し始めたので注目されています。
fundsは、投資家から集めた資金を、ファンド組成企業が厳選した企業にお金を貸すという仕組みになっています。
投資家は資金の借り手が得た事業収益をもとに1.5%~6%ほどの利回りを得ることができます。
fundsをおすすめする理由
fundsはこれからソーシャルレンディングサービスを始めるにはもってこいの事業者です。
- 少額投資ができる点
- 運用期間が比較的短めである
- 手数料がかからない
といった点からみても、気軽に始めやすいです。
また、金融のプロたちが厳選した案件に投資できるので、リスクを抑えた投資ができます。
fundsのメリット
fundsのメリットについて解説します。
メリット1:1円から投資可能!
fundsは1円から投資可能です!
今までのソーシャルレンディングサービスでは、最低投資金額が1万円以上でした。
実際には1円だと利回りが少なすぎますが、1円単位で細かく投資できるのは嬉しいところですね。分配金として発生した端数の資金も無駄なく再投資に回すことも可能なので、効率よく投資することができます。
投資を始めてみたいけど恐い…という方でも、気軽に利用できます。
メリット2:投資先のリスクは少ない
fundsに参加するファンド組成企業は、
- 株式会社インテリックス(東証1部:8940)
- 株式会社ムゲンエステート(東証1部:3299)
- 株式会社明豊エンタープライズ(JASDAQ:8927)
- 株式会社サンセイランディック(東証1部:3277)
- イートアンド株式会社(東証1部:2882)
- アイフル株式会社(東証1部:8515)
- 株式会社デュアルタップ(東証2部:3469)
- その他
2020年2月現在、Fundsに参加する企業は11社まで増えています。どの企業も東証1部と東証2部などに上場している企業でもあるので信頼性は高いといえます。
基本、投資家はファンド組成企業にお金を出資する形になるので、ファンドを組成する企業の信頼性が高くないとリスクは高くなってしまいます。
その点、上場企業がファンド組成企業として参加しているので、比較的安心感があるといえます。他社に比べても、資金が返ってくる確率は高いといえるのではないでしょうか。
メリット3:投資先は上場企業のグループ会社
Fundsの投資先は主に上場企業のグループ会社です。大事な資産を運用してもらうのに、投資先が上場企業のグループ会社というのは、運用先として安心感があります。
また、Fundsでは貸付系、借り手企業ともに会社名等が開示されます。
他のソーシャルレンディングでは貸す相手が分からないといったことも多々ありますが、Fundsでは開示することにより企業情報を明確に捉えることができます。
メリット4:値動きを気にする必要がない
Fundsはファンドを通じて企業の収益事業に投資することで、利息の分配を期待できる資産運用です。
株価や為替のような日々の市場価格の変動は無く、ファンド組成企業の事業が順調であれば、期待したリターンが得られます。
メリット5:手数料がかからない!
入金時にかかる振込手数料はかかるものの、投資に関する手数料が全くかかりません!
管理手数料やら余計な手数料があると、計算が面倒ではありませんか?
fundsでは手数料関係は0円です!
利回りを得たらそのまま利益として受け取ることができます!
fundsのデメリット
メリットもあれば、デメリットも存在します。
デメリット1:途中解約できない
fundsでは、運用期間中に途中で解約することができません。
急に資金が必要になったからといって、解約して元本を返してもらうことはできないので注意しましょう。
できるだけ、余剰資金で投資すると気にならないことではあります。
デメリット2:利回りが低め
ソーシャルレンディングサービスの平均利回りは8.0%といわれています。
fundsの利回りは1.5%~6.0%です。
平均からみると低めといえますね。ただし、6.0%の案件であれば、銀行預金と比べてもはるかに高いです。あくまで、業界の中では低めの利回りといえます。
「利回りが高い=ハイリスク」と言えますので、安全に資産を運用するなら、Fundsはおすすめのソーシャルレンディングと言えるでしょう。
デメリット3:元本が保証されていない
ソーシャルレンディングサービスは、元本が保証されていません。
これはソーシャルレンディング全般に言えることです。
ソーシャルレンディングも投資関連に属するので、元本保証されていません。
ただし、2020年1月時点でFundsの取り扱い案件において、「貸し倒れ、支払遅延など起きた」という情報はありません。
投資を始める前の注意点
2020年1月時点でFundsの取り扱い案件において、貸し倒れ、支払遅延など起きていません。とは言えfundsの案件は元本割れするリスクもあります。
これは銀行預金と違うので仕方がないことですが、このようなリスクがあるということを、理解しておく必要があります。
fundsは、ファンド組成企業が投資家から集めた資金を貸し出します。
貸出先が返済不能の状態に陥った場合に、元本割れになってしまう可能性があります。
また、投資家が直接資金を出資しているファンド組成企業がお金を返せない事態になっても、元本割れの可能性がでてきます。
fundsの案件は、そのようなリスクを抑えるべく、出資先を慎重に審査しています。リスクは低くても絶対とはいえませんので、考慮してから投資するようにしましょう。
こんな人にはfundsをおすすめ
fundsの最大のメリットは、
- 業界屈指の安定運用
- 1円から投資できる!
- 手数料がかからない
といったことです。
1円から投資できるので、投資を始めたばかりの方には敷居が低くて始めやすいと思います。1円からでも手数料で利益を圧迫しないのも初心者にはいいですね。
よって、初心者の方には特にオススメしたいです。もちろん、中級者以上の方でも積極的に利用する価値はあるでしょう!
よくある質問
fundsに寄せられる質問についてまとめました。
よくある質問1:どのような審査が行われているのでしょうか?
ファンド組成企業と借り手企業については、
- 実在性
- 財務状況の健全性
- 必要な許認可の取得状況
- 投資対象として信任に値するか
上記の審査によって行われています。ファンドに関しては、
- 出資対象事業の事業計画
- 出資対象事業の法令適合性
- 分別管理の実施状況
- 募集予定額の合理性
によって審査しています。この点については、案件募集の時に確認できます。
よくある質問2:手数料はかかりませんか?
fundsは投資にかかる手数料は一切かかりません。
口座管理手数料、口座開設手数料、などなども無料です。
入金に関しては、振込手数料がかかります。fundsのデポジット口座にお使いの金融機関から振り込む際にかかる手数料のみ負担することになります。
ただし、出金手数料は無料です。投資が満期を迎えて、すぐに出金しても、利益を圧迫せずに手元にお金が戻ってくるのは嬉しいですね。
よくある質問3:募集期間内に募集金額が到達しなかった場合は?
募集期間内に最低募集金額が集まらなかった場合は、ファンド不成立となります。
申し込んだ資金は、各お客様のデポジット口座に返金されることになります。
もし、返金された後にログインが3か月されなかった場合は、自動で登録した銀行口座に返金することとなります。
fundsの投資の始め方
利用するには、口座開設が必要です。簡単に手順を説明します。
手順1
まずは公式サイトにアクセス(https://funds.jp/)し、右上の「新規会員登録」をクリック。
メールアドレス登録画面になります。上からメールアドレスとパスワードを順番に入力していきましょう。パスワードは好きなパスワードでOKです。
入力できたらすぐ下の「新規会員登録する」をクリック。
登録したメールアドレスにメールが届くので、メール内の「メールアドレスを確認」をクリックしてください。
手順2
クリックするとマイページに移動するのでそのまま「口座開設をする」をクリック。
個人名義か法人名義かの選択ができるので、個人名義を選択して登録を進めていきます。
個人情報を上から順番に入力していきます。
全て入力し終えたら「保存して次へ」をクリック。
次のページで重要書類の同意が求められるので、規約を読んで「上記の内容を確認し、同意します。」にチェックをつけましょう。
「保存して次へ」をクリック。
手順3
本人確認書類の提出画面に移動します。提出する書類にチェックをつけて、アップロードします。
事前にパソコン等に画像を保存しておき、赤枠の箇所からアップロードしてください。「保存して次へ」をクリック。
手順4
次のページでマイナンバーの提出を求められます。ですが、スキップしてもOKです。「スキップする」をクリックすると提出が省けます。
マイナンバーの提出は、マイページから後ほど提出しても構いません。これで口座開設の手続きは完了です。
あとは自宅に住所確認のハガキが郵送されてきます。
到着した時点で本登録は完了となります。
まずは気軽に口座開設から!
- fundsはクラウドポートが始めたソーシャルレンディングサービス
- fundsのメリットは1円から少額投資ができ手数料がかからないところ
- fundsのデメリットは運用期間中に途中で解約できず利回りが低めで元本保証はされていないところ
- 投資を始めたばかりの方には敷居が低くて始めやすい
Fundsは2019年1月8日に運営が開始し約1年が経ちました。
この間、貸し倒れ、遅延が起きていないことから比較的安心して利用することができるといえます。
通常、投資案件に対し1万円以上必要とするソーシャルレンディングの中で、1円から投資できるのは魅力的と言えるでしょう。
まずは気軽に口座開設し、少額投資から試してみてはいかがでしょうか。口座開設に関する費用もかからないので、開設しておいても損はありません。