【ビットコイン価格ニュース】前日比（終値)＋1.71％。420万円台を中心にレンジ相場を形成か

8月2日  10時台には最高値429万円台まで上昇

出典：Trading Viewビットコイン日本円チャート １時間足

まずは、ビットコインを取り巻く内外の社会情勢や経済向がどうなっているか、主な話題を拾ってみよう。

暗号資産（仮想通貨）の新しい動き

MicroStrategy、ビットコインの回復で収益性を回復

ビットコインの公開取引最大の保有者であるエンタープライズソフトウェアメーカーのマイクロストラテジー社は、ビットコイン価値の急落により、1年前に多額の評価損を余儀なくされたが、第2四半期には黒字に戻った。

バージニア州タイソンズコーナーに拠点を置く同社の純利益は2220万米ドル（1株あたり1.54米ドル）で、前年同期は10億米ドル（1株あたり94米ドル）以上の損失であった。

ビットコイン支持者のマイケル・セイラー氏が経営する同社は、売上高が1.4％減の1億2040万米ドルとなり、ウォール街の収益予測を下回った。

ブルームバーグがまとめたアナリスト予想は１億2320万米ドルだった。 同社はデジタル資産の減損損失2410万米ドルを記録した。
出典：Bloomberg(2023年８月１日17:31)

サム・アルトマン氏のワールドコインは論争にもかかわらずまだ安全だと投資家が語る

OpenAI の最高経営責任者であるサム アルトマン氏の協力により開始された暗号 ID システムである Worldcoin は、プロジェクトをめぐる論争にもかかわらず、今後も重要性を増していくだろう。

これは、少なくとも2021年からワールドコインを支援している仮想通貨ベンチャー企業コインファンドの社長、クリス・パーキンス氏の見解だ。

このプロジェクトでは、オーブと呼ばれるデバイスを使用してユーザーの目をスキャンし、独自のデジタルアイデンティティを生成し、ユーザーがそれを受け取ることも可能にする。出典：Bloomberg(2023年８月１日15:12)

GameStop、「規制の不確実性」を理由に仮想通貨ウォレットを廃止へ

GameStop Corp.は、「規制上の不確実性」を理由に、仮想通貨ウォレットのサポートを終了すると発表した。同社のウェブサイトによると、同社はiOSおよびChrome拡張機能ウォレットを11月1日に市場から削除するという。

このウォレットを使用すると、ユーザーは暗号通貨や代替不可能なトークン (類人猿やペンギンのデジタル写真など) を管理し、イーサリアム上の分散型アプリを使用できるようになった。
出典：bloomberg(2023年８月１日14:23)

テザーの第2四半期の結果：33億米ドルの過剰準備金、10億米ドルの運用利益を上回る

2023年第2四半期のStablecoin Issuer Tetherの連結準備金報告書は、同社には約33億米ドルの過剰準備金があり、利益は前四半期から30％増加して10米ドルを超えていることを示している。

会計事務所BDOによって証明された報告書は、過剰な埋蔵量が流通中のすべてのテザートークンの支援として保持されている総資産のほぼ4％に現在費やされていると指摘した。
出典：cryptonews(2023年８月１日08:28)。詳細はこちらから。

フロリダ州知事のロン・デサンティス氏は、大統領としてビットコインに関するバイデンの戦争に終止符を打つことを誓う

共和党の大統領候補とフロリダ州知事のロン・デサンティス氏は、ビットコインへの支持を再び証明し、大統領に選出されたときにバイデン氏主導の「ビットコインと暗号通貨」を終わらせるという誓いを立てた。

「ビットコインと暗号通貨に関するバイデン氏の戦争は、私が大統領になったときに終わります」

フロリダ州知事は、ニューハンプシャー州でのキャンペーンイベントで、月曜日に暗号通貨コミュニティに約束した。
デサンティス氏は、ビットコインやその他の暗号資産に対する現在の政権の敵対的なアプローチを批判し、アメリカ人が資産クラスに投資できるようにすることについて話した。

「私たちは、アメリカ人にビットコインや暗号通貨などに投資させるつもりです。 誰もあなたにそれを強制することはありません、あなたがそれをしたいなら、あなたはそれをすることができます」

証券取引委員会（SEC）は、実際に暗号通貨に厳しいものであり、このセクターの規制の明確性を求めている。規制当局は、いくつかの暗号通貨を取り締まり、トークンが未登録の証券であるとみなされた。
出典：cryptonews(2023年８月１日07:22)。書斎はこちらから。

裁判官は、テラフォームに対するSECの訴訟を却下する動議を拒否する

7月31日、ニューヨーク州南部地方裁判所のジェド・ラコフ裁判官は、SEC訴訟を監督し、テラフォームの却下の申し立てを拒否した。 Terraform Labsに対する証券取引委員会の訴訟は、現在先に進む予定である。

SECは、2月16日にTerraform Labsとその創設者Do Kwon氏に対して最初に訴訟を起こし、「数十億米ドルの暗号資産証券詐欺を調整する」と主張した。これに応じて、Terraform Labsは4月に解雇の申し立てを提出した。 モーションの補足資料は6月に提供された。

却下の申し立てを拒否する際に、ラコフ裁判官は述べた、「この申し立ての目的のために、すべての適切な申し立ては真実とみなされなければならず、そこからのすべての合理的な推論は、SECの好意で引き出されなければなりません」

Terraform Labsの代表者は、「議会は、暗号がどのように規制されるべきかについての堅牢な議論に関与しているだけでなく、議会が行動するのを待つようSECに求めている」と主張した。 しかし、裁判官は議論を拒否した。
出典：UNHASHED(2023年８月２日02:00)

Binanceは、Stablecoinの提供を多様化するための措置を講じる

Binance CEOのCZ Zhao氏は、より小さなアルゴリズムStablecoinsを導入して、投資家にTether（USDT）のような支配的なStablecoin Giantsの代替手段を提供しようとしている。

彼は、7月31日のTwitter AMAセッション中にテザーの透明性の欠如について懸念を表明した。 彼は言った。

「..私は個人的にUSDTの監査レポートを見ていません。 私が話したほとんどの人もそれを見たことがないと思います。 わからないので、ブラックボックスのようなものです」

CZ氏は、Binance USD（BUSD）のような適切に規制され、完全に監査されたスタブコインでさえ、予測不可能なリスクをもたらすことを認めた。

Binanceとのパートナーシップを終了し、規制命令による新しいBUSD発行を停止するPaxos Trust Companyのインスタンスを強調して、CZ氏は、単一のものへの依存を避けるためにStablecoinオプションを多様化することの重要性を強調した。

規制と透明性のリスクの結果として、CZ氏は、Binanceがアルゴリズムの安定性に取り組んでおり、さまざまなStablecoinプロジェクトとのパートナーシップを拡大していることを明らかにした。

これは、彼らのStablecoinの提供を多様化することにより、潜在的なリスクを緩和することを目標にしている。
出典：UNHASHED(2023年８月２日02:00)

日本ブロックチェーン協会は、暗号資産の税制のオーバーホールを促す

日本ブロックチェーン協会（JBA）は、日本政府に、暗号資産を使用してWeb3企業や市民にとって重要な障害として挙げて、デジタル資産の国家税制度を修正するよう促している。

彼らの要求において、協会は、暗号保有者の財政的負担を減らし、デジタル経済の成長を促進するために3つの大きな変化を提案した。最初の要求は、暗号資産を保有する企業に対する年末の未実現の利益税を排除することである。

この税は、取引でまだ実現されていない紙の利益を目標としている。JBAはまた、地元企業がそのような課税から免除されるという6月の国家税務機関による6月の決定に続いて、第三者が発行するトークンの未実現の利益に対する税金を廃止しようとしている。

2番目の要求は、20％の統一税率で、個人の暗号資産の取引利益に対する課税方法を自己評価の個別の課税に変更することを提案した。

また、デジタル資産の減価償却による損失に対する3年間の控除を許可することも示唆している。JBAは、個々の暗号資産交換からの利益に対する所得税を排除することを提唱した。
出典：UNHASHED(2023年８月２日02:00)

トヨタGRカップはレース優勝者にPolygonブロックチェーン上のデジタルトロフィーを授与

Toyota Gazoo Racingが開催する北米レースシリーズであるToyota GR Cupは、最近、デジタルトロフィーの授与とPolygonブロックチェーンでのドライバーのパフォーマンスの記録を開始すると発表した。

プレスリリースによると、新しいオンチェーン表彰システムには、表彰台獲得者（レースで1位、2位、または3位を獲得したドライバー）にデジタルトロフィーが含まれる予定である。台帳のエントリには、レースとドライバーのパフォーマンスの統計も含まれる。

トヨタ レーシング デベロップメント (TRD) のエグゼクティブ コマーシャル ディレクターであるジャック アービング氏によると、このプログラムのポイントは、ファンがドライバーと交流できるように、ドライバーの功績をオンチェーンに載せることである。
出典：COINTELEGRAPH(2023年８月１日)。詳細はこちらから。

各国の経済指標を見る

アジア地域

７月の韓国の消費者物価上昇率は前年同月比2.3％増

韓国の７月の消費者物価上昇率は、前年同月比2.3％増となり、6カ月連続で緩和し、2年以上ぶりの最低水準となり、今年の大半を通じて引き締めサイクルを一時停止するという中央銀行の動きを裏付けた。

6月（同2.7％増）と市場コンセンサス（同2.4％増）から鈍化したものの、韓国銀行目標の2％は上回った。 韓国当局者らは、主にエネルギー価格の低下がインフレの下降傾向を引き起こした一方、昨年の比較基準の上昇も今年のインフレを軟調に見せたと述べた。

韓国銀行は先月、2021年8月から2023年1月まで政策金利を合計3％ポイント引き上げた後、4回連続の会合で金利を据え置くことを決定した。これにより、借入コストは14年ぶりの高水準となる3.5％となった。
出典：統計局（TRADIING EcONOMICS 2023年８月２日08:00）

オセアニア地域

７月のオーストラリアの産業指数は－14.7

オーストラリア産業グループの７月の産業指数は、－14.7となり、15か月連続でマイナスが続いた。雇用(－0.5ポイントから－11.5)、新規受注(－3.6ポイントから－19.4)、活動/売上高(－6.4ポイントから－19.9)が減少した。

セクター別では、製造業の景気低迷が5.8ポイント悪化して－25.6となり、鉱物・金属が牽引し、2020年5月以来の最低スコアとなった。また、建設部門は 19.8 ポイント急減し、2022 年 7 月以来 13 か月連続の縮小を示す縮小領域 (－9.2) となった。
出典：オーストラリア産業グループ（TRADIING EcONOMICS 2023年８月２日08:00）

ヨーロッパ地域

７月のスペインの失業者数は268万人

スペインの７月の失業者登録数は、市場コンセンサス（3万8200人減）を下回り、1万968人（0.4％）減の268万人となった。 失業者数は５期連続で減少し、2008年９月の262万人以来の低水準に達した。

カテゴリー別では、サービス業（－7126人）、農業（－1861人）、工業（－964人）、および前職のない人々（－2203人）で失業率が低下した。

地域別では、アンダルシア州（－5166人）、コムニダード・デ・マドリッド（－2926人）、ガリシア州（－1579人）で最も大きな減少が報告された。2022年7月と比較すると、失業者数は20万5,938人減少した。

一方、社会保障省の別の報告書によると、スペインは7月に正味1万6285人の正式雇用を獲得し、雇用総数は2071万人となった。
出典:雇用・社会保障省（TRADIING EcONOMICS 2023年８月２日16:00）

北米地域

７月のアメリカのADP雇用統計は32万4000人増

アメリカの７月の民間企業は32万4,000人の労働者を雇用したが、下方修正された６月（45万5000人増）を下回ったが、市場コンセンサス（18万9000人増）を上回った。

サービス提供部門では、レジャー・接客業（20万1000人）、情報（3万6000人）、貿易・運輸・公共事業（3万人）、教育・保健（1万2000人）を筆頭に、30万3000人の雇用が増加した。

さらに、鉱業（4万8000人）と建設（9000人）の増加により、財生産部門では2万1000人の雇用が増加した。しかし、金利に敏感な産業である製造業では3万6000人の雇用が減少し、5カ月連続の雇用喪失となった。

ＡＤＰの首席エコノミスト、ネラ・リチャードソン氏は「経済は予想より好調で、健全な労働市場が引き続き家計支出を支えている。広範な雇用喪失はなく、賃金の伸びは引き続き鈍化する」と述べた。
出典：Automatic Data Processing, Inc.（TRADIING EcONOMICS 2023年８月２日21:15）

南米地域

７月のブラジルの貿易収支は90億米ドルの黒字

ブラジルの7月の貿易収支は、90億米ドルの黒字となり、前年同月（53億米ドルの黒字）から68％増加し、過去最高を記録した5月（113億米ドルの黒字）に近い黒字となった。

輸出は2022年7月から2.6%減の296億米ドルとなり、これは採掘産業（－2.6%で64億5000万米ドル）と転換産業（－4.9%で156億米ドル）の売上高の減少が牽引した。 一方、農産物の売上高は収穫量の増加に支えられ、1.8%増の68億米ドルとなった。

同時に、変革産業（18.9%減の180億米ドル）、採掘産業（4.1%減の14億米ドル）、農産品（24.9%減の3億米ドル）からの購入額が大幅に減少したため、輸入は18.2%減の200億米ドルとなった。 。
出典：開発産業貿易省（TRADIING EcONOMICS 2023年８月２日03:00）:

要人発言

（シカゴ地区連邦準備銀行総裁）9月の金利決定前にさらなるインフレ緩和指標を確認したい

シカゴ地区連邦準備銀行総裁のオースタン・グールスビー氏は、最近の統計は経済に大きな痛みを与えることなくインフレが沈静化する可能性があるとの希望を与えているが、中央銀行が利上げを停止する前に、より多くの傾向が進展するのを見たいと述べた。

ゴールズビー総裁は火曜日のインタビューで「昨年夏のような短期間では進展が見られたが、それは誤った改善であることが判明した」と述べ、次回の政策会合（９月）でFRBが何をすべきかを言うのは時期尚早だと付け加えた。
出典：Bloomberg(2023年８月１日13:42)

（アトランタ地区連邦準備銀行総裁）インフレ後退に伴うさらなる利上げに警戒を呼び掛ける

アトランタ地区連邦準備銀行総裁のラファエル・ボスティック氏は、インフレが引き続き後退する見通しであることから、金融政策を過度に引き締めないよう注意するよう中央銀行に要請した。

「戦いには大きな進展があった」とボスティック氏は火曜日の記者会見で述べた。「インフレ率は昨年の高水準からはかなり離れている。 そして最近の数字は、継続的な減少が見られる可能性を示唆する形で有望なものとなっている」
出典：Bloomberg(2023年８月１日16:06)

中央銀行・国際金融機関

日本銀行は政策金利を据え置く

日本銀行（日銀）は7月の会合で全会一致の投票で主要短期金利をマイナス0.1％、10年債利回りを約0％に据え置いたが、イールドカーブコントロール政策をより柔軟にすることを決定した。

景気刺激政策の持続可能性を高める取り組みの真っ只中。 取締役会は、利回り変動の0.5％上限は厳格な制限ではなく基準点であると付け加えた。

一方、日銀は四半期見通し報告書の中で、経済はペンアップ需要に支えられ緩やかに回復する可能性が高いとの見方を示した。インフレについては、過去の輸入物価上昇の影響が薄れ、消費者物価の前年比は鈍化するとみられる。

その後、需給ギャップの改善やインフレ期待と賃金上昇率の上昇に伴い、この数字は再び加速すると予想されている。 理事会は、インフレ率が２％を超え、目標を安定的に上回るまでマネタリーベースの拡大を続けると述べた。

委員会は必要に応じて追加緩和措置を講じると繰り返した。
出典：日本銀行（TRADIING EcONOMICS 2023年８月２日08:50）

政治動向

フィッチ、アメリカの信用格付けをAAAから格下げ

アメリカは、フィッチ・レーティングスによって最高級のソブリン信用格付けを剥奪されたが、これは10年以上前にS&Pが行った措置に倣ったものだ。

ブルームバーグがまとめたデータによると、信用査定機関は米国を、フィッチが少なくとも1994年から維持してきた格付けであるAAAから格下げした。この動きは、国の借入を巡る大規模な政治闘争や、債務上限引き上げを巡る度重なる対立を受けて行われた。

直近の立法行き詰まりは解決されたが、今後も潜在的な懸念事項として残る。
出典：Bloomberg(2023年８月１日17:19)

ドナルド・トランプ氏、2020年の選挙捜査で連邦容疑で起訴

ドナルド・トランプ氏は、2020年大統領選挙を覆そうとした取り組みを巡り、連邦容疑でワシントンで起訴された。これは、最近ホワイトハウスに出馬する前大統領にとって3度目の政治的に爆発的な刑事訴追となる。

火曜日に提出された起訴状によると、77歳のトランプ氏は、アメリカに対する詐欺の共謀、公式手続きの妨害の共謀、公式手続きの妨害と妨害の試み、投票権と投票の集計を受ける権利に対する共謀の罪で起訴された。
出典：Bloomberg(2023年８月１日16:50)

経済・産業・技術

中国によるレガシーチップへの参入に警戒感を強めるアメリカと欧州

アメリカと欧州の当局者らは、中国が旧世代半導体の生産への参入を加速していることへの懸念を強めており、同国の拡大を抑制するための新たな戦略を議論している。

ジョー・バイデン大統領は、人工知能モデルや軍事用途を強化する先進的なチップを確保する中国の能力に対して広範な規制を導入した。しかし中国政府は、禁止されていないいわゆるレガシーチップの工場に数十億ドルをつぎ込むことで対抗した。

このようなチップは依然として世界経済全体で不可欠であり、スマートフォンや電気自動車から軍用ハードウェアに至るまで、あらゆるものにとって重要なコンポーネントである。
出典：Bloomberg(2023年８月１日05:36)

急激な変化を迎えている世界貿易

米中対立やロシアのウクライナ侵攻、化石燃料からの移行や人工知能の出現などにより、世界貿易は急激な変化を迎えている。

アメリカがメキシコからより多くの物資を調達しようとする中、交通量は急増しており、入国港であるラレド市の当局者は4,000万米ドルの道路強化を求めている。

一方、フランス南西部の労働者たちは、EV用バッテリーの製造で中国に挑戦するという欧州の野望において重要な役割を果たすロボットを監督する方法を学ぶために再訓練している。
出典：Bloomberg Five Things to Start Your Day(2023年８月１日19:32)

為替・通貨・投資・市場

消費者危機、オーストラリアの収益の焦点は弱いマイナーにある

オーストラリアの決算シーズンが本格化する中、消費支出、中国の不均一な景気回復、配当金の減少が注目を集めており、市場関係者らはさえない決算を予想している。

投資家は、オーストラリア最大手の企業と消費者が準備銀行の引き締めキャンペーンをどのように乗り切るかに注目するだろう。 一次産品価格の下落と中国の製品需要の減退により、鉱山利益が痛手となる可能性がある。
出典：Bloomberg(2023８月１日17:57)

社会・環境

平均労働時間が 30 分短縮されるだけ

過去 1 年間で 1 日の平均労働時間は 37 分短縮され、残業シフトを組む人も減た。これは、ポストコロナ時代に管理者がワークライフバランスをますます意識していることを示している可能性がある。

労働力分析会社ActivTrak社の調査によると、職場に費やす時間は、2022年第2四半期末時点の10時間半以上から10時間まで減少している。しかし、従業員は短時間勤務をしているにもかかわらず、生産性は上がっていない。

同社は火曜日に発表した研究で、滑り落ちていたことが判明した。この調査では、金融サービス、ヘルスケア、保険、専門サービスなどの業界にわたる世界中の13万4,000人以上の従業員による3800万時間の労働時間を分析した。
出典：Bloomberg(2023年８月１日10:00)

バリ島には4000万米ドルのゴミ問題がある

インドネシアの非政府組織スンガイ・ウォッチは、この春、6週間かけてバリ島のジンバラン湾から40トン（8万ポンド）以上のゴミを集めた。

ジンバラン湾は、シーフードのグリルレストラン、サーフブレイク、のどかなフォーシーズンズで知られる、伝統的に絶対にやりたいことリストの楽園だ。その規模の大きさに現場の誰も驚かなかった。このようなゴミの津波は繰り返し問題になっている。

ゴミは毎年モンスーンの季節になると、世界で最も人口の多い隣のジャワ島から押し寄せてくる。

しかし、パンデミック後に観光業が回復するにつれ、ソーシャルメディア上のバイラル動画や相次ぐニュース報道のおかげで、この問題に対する世界的な認識が高まっている。

「海岸線全体がプラスチックで覆われてしまったら、それは大きな危機です」と、2020年にスンガイ・ウォッチを設立したフランス生まれバリ育ちの3兄弟のうちの1人、ゲイリー・ベンチェギブさん（28歳）は言う。
出典：Bloomberg(2023年８月１日01:05)

日本は数値が高いにもかかわらず、育児休暇の目標を達成できていない

昨年、赤ん坊と過ごすために休暇を取得した父親の割合が過去最高を記録したにもかかわらず、日本は岸田文雄首相が掲げた育児休暇目標の達成には程遠い。

厚生労働省が月曜日に発表した調査によると、2021年10月から2022年9月までに妻が出産した男性の17.1％が育児休暇を取得し、前年より3ポイント以上増加した。 女性の80％強が産休を取得したが、前年より若干減少した。
出典：Bloomberg(2023７月31日05:03)

猛暑と送電網の老朽化は致命的な組み合わせ

フェニックスでは4週連続で気温が43度（110度）を超え、熱中症による救急要請件数は昨年のこの時期の2倍以上に急増した。この数字は、人間が極度の暑さの中でいかに弱いかを示している。

そして、電力システムが正常に機能し、停電が発生しなかったときに、人間の耐久力の限界を示すこの 1 つの指標が急上昇した。最近の分析によると、昨年、ヨーロッパでは異常な暑さにより6万人を超える熱関連死亡者が発生した。

問題の一部は、冷却インフラの不足であったしかし、これは米国で送電網の故障が長期化した場合に死亡事故が発生する可能性を示唆している。言い換えれば、事態はさらに悪化する可能性がある。

停電と暑さは致命的な組み合わせである。環境科学技術誌に5月に掲載された研究結果によると、熱波中に数日間停電が発生した場合、フェニックスの人口の半数が緊急治療室に運ばれ、1万3000人近くが死亡するだろう。

アメリカのほとんどの人は、停電がまだ非常にまれで短期間である傾向があるため、停電について心配する傾向がない。日々の最高気温が華氏110度以上という記録を更新しているフェニックスでも、グリッドは維持されている。
出典：Bloomberg(2023年７月31日)

中国は日本化の危機にあるのか？ 失われた数十年を避けるために中国政府の政策立案者は何ができるだろうか？

中国が成長鈍化の時代に入り、労働力の高齢化と減少、消費需要の低迷、不動産市場の低迷に伴い、アナリストらは日本との類似点を指摘し、世界第2位の経済大国が不況に向かう可能性があるという気の遠くなる見通しを高めている。

1989年末に資産価格バブルが崩壊した後、日本の成長は大幅に鈍化し、債務を抱えた企業や家計は商品やサービスにお金を使うよりも負債を返済することを好むようになった。 生産年齢人口も減少していたが、債務は膨れ上がり続けた。

そして、国際通貨基金は4月の「財政モニター」報告書で、日本の公的債務対国内総生産（GDP）比率は上昇を続け、2023年には258.2％に達し、先進国の中で最高となると推定した。
出典：South China Morning Post(2023年８圧１日04:30)。詳細はこちらから。

国家間の協調・対立・紛争

米中緊張懸念の鍵となる民主党、外交訪問に注目

下院情報委員会の民主党トップは、中国と米国の間の誤算が戦争に発展するリスクを懸念しており、「無責任な剣のガタガタ発言」に対抗したいと述べた。

コネチカット州のジム・ハイムズ氏は火曜日、ブルームバーグ・ニュースの記者や編集者に対し、世界二大経済大国の理解を深め、台湾やその他の問題をめぐる中国政府との緊張緩和に役立てるため、他の議員らとともに中国を訪問したいと語った。
出典：Bloomberg(2023年８月１日15:42)

東京株式市場

株価が上昇した銘柄数は15％超

８月２日、東京株式市場の日経平均株価は、対前日（１日）比768円89銭安の３万2707円69銭で取引を引けた。

プライム市場の売買高概算は18億3485万株、売買代金概算は４兆4846億円。値上がりした銘柄数は287銘柄（15.64％）、値下がりした銘柄数は1503銘柄（81.90％）、株価が変わらなかった銘柄数は45銘柄（2.45％）であった。
出典：MINKABU(2023年８月２日15:51)。詳細はこちらから。

ニューヨーク株式市場

８月２日、ニューヨーク株式市場は、ダウ工業株30種平均株価は35,561米ドル92セント、S&P500総合は4,550.93ポイント、ナスダック総合は14,132.73ポイントで、それぞれの取引が始まった。

終値は、ダウ工業株30種平均株価は35,282米ドル52セント、S&P500総合は4,513.39ポイント、ナスダック総合13,973.45ポイントで、それぞれの取引を引けた。

このような状況がビットコインの値動きにどんな影響を及ぼしたのだろうか。以下は、8月2日のビットコインの値動きを時系列（１時間足）に沿って説明したものである。

ビットコインの8月2日の値動き

始値4,135,231円で寄りついたあと、最安値4,108,000円まで下落したが、4,150,391円まで買い戻されて上昇し、３時台には4,198,250円まで上昇したが、4,194,098円まで押し戻されて下落した。

７時台には4,165,822円まで下落したが、4,175,778円まで買い戻されて上昇し、10時台には最高値4,293,528円まで上昇したが、4,273,545円まで押し戻されて下落し、17時台には4,189,651円まで下落したが、4,203,248円まで買い戻されて上昇した。

21時台には4,240,193円まで上昇したが、4,226,506円まで押し戻されて下落し、23時台には4,202,828円まで下落したが、買い戻されて、23時59分59秒には終値4,206,324円をつけ、８月２日の取引を引けた。

この日一日のビットコインの値動きは最安値最高値ベースで、185,528円でｄあった。

8月3日の価格予想及び、注目のイベント

８月３日のビットコインは、始値4,205,066円で寄りついたあと、4,215,938円まで上昇シアが、4,206,645円まで押し戻されて下落し、１時台には4,151,000円まで下落したが、4,163,187円まで買い戻されて上昇した。

２時台には4,195,361円まで上昇したが、4,179,835円まで押し戻されて下落し、３時台には4,167,258円まで下落したが、4,181,777円まで買い戻されて上昇し、４時台には4,194,979円まで上昇したが、4,188,924円まで押し戻されて下落した。

５時台には4,183,916円まで下落したが、4,186,033円まで買い戻された。６時台には始値4,184,986円でよりついたあと、下落している。

今日のポイント
８月２日のビットコインは、対前日比（終値）でプラスの値動きとなった。10時台には最高値429万円台まで上昇したが、その後は伸びを欠いて押し戻され、終値は420万円台をつけ、取引を引けた。

ローソク足の動きを一目均衡表でみると、ローソク足は雲の上にあり、基準線は右肩あがりからやや水平に転じている。転換線は水平から右肩さがりとなっている。また、雲を形成している先行スパンだが、先行スパン１が雲の上部を形成している。

さらに、遅行スパンはローソク足の上に位置している。雲の先行きと遅行スパン、ふたつの気温線の動きから、価格は上昇する可能性が高いといっていいかもしれない。ただ、上昇はするが、そんあに大きな上昇とはならないだろう。

ボリンジャーバンドも見ておこう。バンドはどちらかといえば、収縮の方向に向かっているような印象であり、ローソク足は－３σと－２σの間を推移している。移動平均線との動きも含めて、ボリンジャーバンドでは価格は下落を示唆している。

はたして、どちらのテクニカル分析を信じたらいいのか。その判断は投資か個人に任せるとして、いずれにしても価格は420万円台を推移していくだろう。

▼ビットコインの特徴や今後の動向について詳しく知りたい方はこちら
ビットコイン(BTC/Bitcoin)とは？特徴と今後の将来性・価格予想

この記事のライター

Tsuji Hideo

フリージャーナリスト。出版社勤務後、１９８４年４月からフリー転向。以降、月刊宝石や「ダカーポ」などに原稿を執筆。月刊誌の取材・執筆活動のほか、単行本の執筆や編集等を行う。著書に『サイエンススクランブル』『我らチェルノブイリの虜囚』（いずれも共著）がある。２００７年１１月から２０１６年１月まで日本で唯一の外国為替証拠金取引（ＦＸ）の専門誌月刊「ＦＸ攻略．ｃｏｍ」の初代編集長を務める。ＦＸポータルサイト「エムトレ」アドバイザー歴任。