【ビットコイン価格ニュース】前日比（終値)－0.35％。370万円台から380万円台の間を推移していく

6月19日  ５時台には最高値378万円台まで上昇

出典：Trading Viewビットコイン日本円チャート １時間足

まずは、ビットコインを取り巻く内外の社会情勢や経済向がどうなっているか、主な話題を拾ってみよう。

暗号資産（仮想通過）の新しい動き

価格下落、規制措置、伝染病懸念に見舞われた暗号通貨

急速に縮小するデジタル資産の世界では、トークン価格の下落、新たな規制措置、伝染病の既視感などがあり、暗号通貨愛好家は一息つく暇もないようである。

アレックス・サンダース氏率いるシティグループのストラテジストによると、1カ月間の暗号通貨と株式相関は、ビットコインが再び株式の方向性を反映するようになったことを示している。

また、取引量は昨年の平均を下回りながら「高い水準を維持するのに苦労している」という。一方、暗号塚市場全体に占めるビットコインのシェアは約20カ月ぶりの高水準に達している。

不確実性の中でより多くの投資家が他のトークンを犠牲にしてビットコインに集まっていることを意味している。
出典：Bloomberg(2023年６月17日03:45)

ブロックチェーンネットワークの非中央集権化：神話か現実か？

分散化はブロックチェーン・ネットワークの重要な側面の1つで、ネットワーク・データの安全性を確保し、中央当局にコントロールされないようにするものである。

取引を処理しブロックチェーンに追加することでネットワークをサポートするノード（コンピュータ）で構成されている。

これらのノードが世界の異なる地理的な場所に分布し、互いにインフラ的に隔離されているため、ネットワークは攻撃や障害に強い。Bitnodesによると、最初の暗号通貨のネットワークには45,685のノードがあり、そのうち17,108がアクティブになっている。

以下、2023年6月15日現在の数字である。全ノードのうち、地理的な分布による上位3カ国は以下の通り。アメリカが10,442 (30.57%)、ドイツが4,679 (13.7%)、カナダが1,561 (4.57%)。
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国別の分布は、アクティブなノードでは若干異なっている。アメリカが1,670 (9.76%)、ドイツが1,372 (8.02%)、フランスが460 (2.69%)。
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Bitnodesのデータによると、アクティブなビットコインネットワークノードのうち10,503（61.46％）がTorネットワーク（TOR）を介して動作しており、正確な地理を特定することは不可能である。

また、大規模なクラウドサービス上のノードの配置に関するデータもない。詳しく調べてみると、ビットコインネットワークの構造に関する情報はあまりないことがわかる。

Bitnodesのほかに、カールスルーエ工科大学（KIT）の専門家が主催する調査サービスもある。これはビットコインネットワークの約7,500のアクティブノードを追跡するもので、そのデータベースは2015年から2018年にかけて収集された。

ノードの地理的な位置は以下の通り。アメリカが約2,500、ドイツが約1,400、フランスが最大で500。比率はBitnodesのデータと似ているが、より興味深いのは、KITのサービスでは主要なクラウドプロバイダーによるノードの分布が示されていることである。
出典：media CoinPaid(2023年６月16日)

法的な問題が山積する中、Binanceはアメリカの顧客資金を本国へ送還する

アメリカ証券取引委員会（SEC）は土曜日、Binanceが世界最大の暗号取引所に対する大規模な訴訟を保留して、アメリカの顧客の資産を送還することに同意したと発表し、資金を確保することを追加した。

BinanceとそのボスChangpeng Zhao氏は「Binanceアメリカ暗号通貨取引プラットフォームの顧客の利益のために保有する資産をアメリカに送還することに合意した」とSECはその声明で述べた。

規制当局は、Binanceのアメリカ顧客のうち何人が影響を受けているのか、またこれらの資金が表す価値については明示していない。
出典：DAILY SABAH(2023年６月18日12:13)

インドネシア、XRPを取引可能な暗号通貨として認定

インドネシアは、XRPを取引可能な501の暗号通貨の包括的なリストに含め、暗号の採用や決済手段としての将来の可能性に向けた前向きな一歩を示したと、著名な中国人記者Colin Wuが強調した。

インドネシアは、最近発表された、取引可能な501のコインの包括的なリストを含む規制文書にXRPを含めることで、暗号通貨を受け入れるための重要な一歩を踏み出した。

Googleによって翻訳されたように、リリースされた規制文書は、政府が2022年の既存の取引制御機関規制商品先物番号11の改正を実施したことを示唆している。

この規制の更新は、「2023年の監督機関規制商品先物取引番号4」と題され、暗号資産の現物市場で取引できる資産の決定に関連する。
出典：The Crypto Basic(2023年６月19日)

BabyDogeCoinが分散型取引所を開設、実用性と競争の幅が広がる

人気のミームコインで柴犬のライバルでもあるBabyDoge Coin（BABYDOGE）は、単なる楽しいトークン以上の存在として確立するための重要な一歩を踏み出した。

この暗号通貨は最近、BabyDogeSwapという独自の分散型取引所（DEX）プラットフォームを立ち上げ、ユーザーに実用性を提供する方向への焦点の転換を示唆している。

BabyDogeSwapの導入は、すべての参加者に幅広いサービスを開放するものであり、memecoinコミュニティにとって極めて重要な瞬間である。

トークンのスワップに加え、ユーザーはオンデマンドでファームやプールを作成したり、DEXの無料トークン・ロッカーを利用したり、プラットフォーム上でホストされている非腐敗トークン（NFTs）のコレクションを探したりすることができるようになった。

今回のサービス開始は重要なマイルストーンだがが、これは柴犬のShibaSwap取引所の足跡をたどるものである。ShibaSwapは、分散型金融（DeFi）の世界で最も広く使われている分散型取引プラットフォームの1つとしての地位を確立している。

BabyDogeSwapがその定評あるライバルに対抗できるかどうか、オブザーバーは注視している。現在、ShibaSwapは1日の取引量が100万米ドル近くあり、この不況の時代には非常に良い数字であることを誇っている。
出典：Cryptopolitan(2023年６月19日)

Binanceがイギリスで登録抹消、EUからの脱出を加速させる

グローバルな暗号通貨取引所のイギリスの子会社であるBinance Markets Limited（BML）の金融行動監視機構（FCA）への登録は、同社の要請により正式に撤回された。現在、Binanceのどの事業体もイギリスでいかなる運営承認も保持していない。

「Binance Markets Limitedは最近、2023年5月30日に完了した彼らのFCA許可のキャンセル要求を提出しました」とFCAからの更新は述べている。

許可の取り消しの完了後、同社はもはやFCAによって認可されていない。バイナンスグループの他の事業体は、イギリスで規制された事業を行うためのいかなる形態のイギリスの認可または登録を保持していない。
出典：FINANCE MAGNATES(2023年６月19日06:11)

デジタル通貨・デジタル化の新しい動き

デジタル通貨発行の可能性を探る各国中央銀行

このデジタル時代において、中央銀行は独自のデジタル通貨を設立する可能性を積極的に調査している。中央銀行は、技術の向上や暗号通貨の普及に伴い、変化する金融情勢に対応する必要性を認識している。

中央銀行デジタル通貨（CBDC）は、中央銀行がデジタル形式で発行する不換紙幣のようなものである。CBDCは、ビットコインやイーサリアムなどの暗号通貨とは異なり、中央機関によって発行・管理されるため、通貨の安定性と統制が確保される。

CBDCは、デジタル取引の利点と、伝統的なフィアット通貨に関連するセキュリティと信頼性を組み合わせることを目的としている。

まず、CBDCは、伝統的な銀行サービスにアクセスできない人々にデジタル決済の選択肢を提供することで、金融包摂を改善することができる。CBDCは、銀行口座を持たない人々に手を差し伸べることで、金融アクセスと経済的包摂を促進する能力を持っている。
出典：FINANCE MAGNATES(2023年６月16日12:26)

各国の経済指標を見る

アジア地域

５月のインドネシアのモーターサイクルの販売台数は前年同月比113.4％増

インドネシアの5月のモーターサイクル販売台数は、イード・ウル・フィトルの休暇を経て活動が通常通りに戻る一方で、断食月であるラマダンの後に国内需要が回復したため、前月の19.4％の急落から急反発し、前年同月比113.4％の5297万台に急増した。

今年の最初の5ヶ月を考慮すると、モーター販売は2022年の同じ期間から38.8％増の270万台となった。インドネシア二輪車産業協会は、2023年の国内販売台数が560万～580万台程度まで上昇すると予想している。
出典：インドネシア二輪車産業協会（TRADING ECONOMICS 2023年６月19日15:10）

中東地域

６月のトルコの消費者信頼感指数は85.1

トルコの６月の消費者信頼感指数は、５月（91.1）から低下して85.1となり、3月以来の低い水準となった。

今後12カ月間の一般的な経済状況（5月の100.5に対して92.7）、家計の財政状況（94に対して85.8）、耐久財の購入（99.1に対して93）に対して期待が急激に悪化した。

また、家計の現在の財政状況（69.1対70.6）、一般的な経済状況（61.2対61.3）、貯蓄（70.9対72.5）についても、センチメントは低下している。

同時に、将来のインフレに対する見通しは緩和され（70.4対77.1）、今後12カ月間の失業に対する懸念も減少した（82.2対89.4）。
出典：統計局（TRADING ECONOMICS 2023年６月19日16:00）

北米地域

５月のアメリカの輸入物価は0.6％減

アメリカの労働省が木曜日に発表した報告書によると、アメリカの5月の輸入物価は予想を大きく上回る下落を示した。労働省によると、輸入物価は4月に0.3%の下方修正で上昇した後、5月には0.6%下落した。

エコノミストは、輸入物価が前月の0.4%上昇から0.1%下落に転じると予想していた。予想以上の輸入物価の低下は、燃料輸入価格の急激な引き下げを反映しており、4月に4.1%上昇した後、5月には6.4%急落した。

非燃料輸入の価格は、非燃料工業用品および材料、食品、飼料および飲料の価格の低下が、自動車および資本財の価格の上昇を上回ったため、前月の横ばいから5月には0.1%低下した。

報告書によると、5月の輸入物価は前年同月比で5.9％下落し、2020年5月以降で最大の前年比下落を反映した。
出典：RTT News(2023年６が圧15日09:49)

５月のカナダの生産者物価指数は前月比1.0％減

カナダの５月の生産者物価指数は、市場コンセンサス（前月比0.7％減）からさらに落ち込み、４月（前月比0.6％減）も下回り、同1.0％減となった。

生産者デフレは4ヵ月連続で、エネルギー・石油製品（5.9％減）の価格下落が続き、軽油（8.5％減）と完成車ガソリン（2.9％減）が最も下落に寄与した。

また、非鉄金属製品（－2.8％）および鉄鋼製品（－1.3％）は、世界経済の減速および特に中国における生産が需要を上回っ ていることから、価格が低下した。

さらに、菜種油（－6.8％）、油粕（－7.8％）、大豆油（－11.7％）、パルプ・紙（－1.8％）の食品中間製品価格（－3.8%）が下落圧力となった。前年同月比では、6.3%減となり、2009年10月以来の大幅な下落となった。
出典：統計局（TRADING ECONOMICS 2023年６月19日21:30）

６月のアメリカの住宅市場指数は55.0

アメリカの6月のNAHB/ウェルズ・ファーゴ住宅市場指数は、55.0となり、昨年7月以来の高い水準となり、市場コンセンサス（51.0）を上回った。

また、堅調な需要、既存在庫の不足、サプライチェーンの効率化などを背景に、建設業者の信頼感が11カ月ぶりにプラスとなった。

NAHBのアリシア・ヒューイ会長は、「しかし、建設業者や開発業者のローンへのアクセスは昨年より難しくなっており、業界がサイクル低水準から拡大しようとする中で、最終的にロット供給量の減少を招くだろう」と述べている。

6月には、現在の一戸建て住宅販売に関する指標が56から61に急上昇し、今後6カ月間の住宅販売に関するサブ指標は6ポイント上昇し62となった。また、購入希望者は4ポイント上昇し37となった。
出典：全米ホームビルダー協会（TRADING ECONOMICS 2023年６月19日23:00）

要人発言

（アメリカ運輸省長官）中国のEV用バッテリーの優位性を崩すことを望む

アメリカのピート・ブッティギーグ運輸長官は、電気自動車の駆動に使用されるバッテリーにおける中国の優位性を切り崩すために、アメリカは対策を講じる必要があると述べ、主要材料の精製能力を構築することは「対処可能」であると語った。

アメリカは原材料と精製能力について国内外に関係を構築する必要があると、ブッティギーグ氏は日曜日のブルームバーグTVとのインタビューで語った。
出典：Bloomberg(2023年６月18日18:04)

（ビル&メリンダゲイツ財団共同会長）世界の債務問題は今こそ大胆な行動が必要

メリンダ・フレンチ・ゲイツ氏は、今週パリに集まる世界の指導者たちに対し、世界金融システムの改革に向けた大胆な行動をとり、アフリカのような地域に拡大する債務苦から抜け出す道を提供するよう求めている。

ブルームバーグ・ニュースとのインタビューで、ゲイツ氏は次のように述べている。

「あまりにも多くのアフリカ諸国がコロナウイルスの大流行から抜け出し、負債を抱え、短期的な支払いのために長期的な効果が証明されている社会プログラムへの投資を犠牲にせざるを得なくなっている」

また、気候変動による大災害に対処するための資金調達に苦慮している状況でもある。
出典：Bloomberg(2023年６月18日15:00)

（フィリピン中央銀行総裁）フィリピンのインフレ鈍化、利上げ停止の正当な理由

６月19日、フィリピン中央銀行のメダラ総裁は、国内のインフレ率は年末までに４％を下回る水準にまで鈍化するとの見通しを示した上で、利上げ停止を続ける正当な理由になると指摘した。
出典：ロイター（2023年6月19日14:33）

中央銀行・国際金融機関

連邦準備制度理事会（FRB）休止後、ジェローム・パウエル氏が議会で注目の的となる

FRBのジェローム・パウエル氏は、連邦準備制度理事会（FRB）が過去数十年で最も積極的な引き締め策を一時停止してから1週間、議会でスポットライトを浴び、投資家は中央銀行が本当にさらなる利上げに傾いているかどうかの手がかりを探っている。

FRB議長は、水曜日に下院で、翌日には上院で、中央銀行の半期金融政策報告を行う予定。これとは別に、3人のFRB候補が、争点となりうる承認公聴会に臨む。
出典：Bloomberg(2023年６月18日05:00)

日本銀行、超低金利の金融政策を維持

インフレ圧力が高まっているにもかかわらず、日本銀行は、タカ派的な金融機関の姿勢とは対照的に、超低金利の金融政策を維持し続けた。

金曜日に開催された上田一夫新総裁が議長を務める第2回金利決定会合では、金融機関が中央銀行に預ける当座預金について、0.1％のマイナス金利を維持することが政策委員の全会一致で決定された。

また、10年物国債の利回りが0％前後で推移するよう、上限を定めずに必要な量の日本国債の購入を継続することも決定した。
出典：RTT News(2023年６月16日02:17)

イングランド銀行、初のシステム全体にわたる探索的なシナリオ演習を開始

イングランド銀行は、初のシステム全体にわたる探索的シナリオ（SWES）演習を開始した。この演習は、ストレスのかかった金融市場の状況下における銀行と非銀行金融機関（NBFI）の行動に関する理解を深めることを目的としている。

この演習では、これらの行動が相互に作用して、英国の金融安定性の中核をなす英国金融市場の衝撃を増幅させる可能性があることを探る。

参加企業には、大手銀行、保険会社、セントラル・カウンターパーティ、さまざまなファンド（年金基金、ヘッジファンド、資産運用会社によるファンド）などが含まれる予定である。これは、英国の金融市場に携わるさまざまな機関を反映している。
出典：Bank of England(2023年６月19日)

経済・産業・技術

揺れ動く不動産市場

ロンドンの住宅販売業者は、6月にイギリスのどの地域よりも価格を引き下げた。不動産ポータルサイトRightmoveによると、国内ではほぼ横ばいであったにもかかわらず、首都ロンドンの希望小売価格は5月から1.6％下落した。

専門家は、イングランド銀行の金利が2001年以来初めて6%に達する可能性をトレーダーが織り込んでいるため、景気後退が深刻化するリスクがあると警告している。

中央銀行の次回の決定日は今週に予定されており、4.75%へとさらに4分の1ポイントの利上げが行われると予想されている。中国では、上海のような主要市場が価格と取引の下落に伴い、住宅所有者が信頼できる富の貯蔵庫となりうるとの確信を失いつつある。
出典：Bloomberg Five Things to Start Your Day(2023年６月19日14:01)

経済にAIを導入する

「人工知能（AI）」は、経済や社会を急速に変容させている。AIはすでにスキルに対する需要を再構築しており、AIを活用した製品やサービスは、十分に意識していないかもしれないが、人々の日常生活に欠かせないものとなっている。

AIは、採用者に大きな改善をもたらす可能性を秘めた汎用技術（GPT）と見なされることが多い。画期的なイノベーションを促進することで、健康や気候変動などの社会的課題に取り組む上で、重要な役割を果たす可能性がある。

AIは、生産性や幸福度を高める大きな機会をもたらす一方で、例えば金融市場や不平等、民主主義の価値観など、リスクもはらんでいる。
出典：GUYANA Times(2023年６月19日)

日本製半導体が制裁をかいくぐってロシアに入る

日本経済新聞社の調査によると、日本のメーカーが製造した半導体が、ウクライナへの侵攻後もロシアに流入していることがわかった。

取引の大半は中国などの第三国を経由しており、直接輸出を規制する日本の法律ではチップの流れを止めることはできない。間接的な物の流れを止め、制裁をより効果的にするための追加措置が必要である。

2022年3月、日本は米国の制裁に同調し、国産半導体の輸出を制限した。製品の性能などに応じて段階的に実施されたが、「（一般的な半導体は）当初から規制の対象だった」（経済産業省関係者）という。
出典：NIKKEI Asia(2023年６月19日08:03)

為替・通貨・投資・市場

新通貨

香港は、投資家が自国通貨に加えて人民元で株式を取引できるようにする新しいプログラムが、低迷する香港の株式市場を復活させることに賭けている。

証券取引所は本日、いわゆる香港ドル-人民元のデュアル・カウンター・モデルを展開し、トレーダーにテンセント、アリババ、中国移動など、金融の中心地の大型上場株の一部を人民元で売買するオプションを提供する予定である。

上場企業は24社で、時価総額は1兆9,000億米ドルに相当する。この取り組みは、為替リスクを最小限に抑え、国際通貨としての人民元の地位を確固たるものにしている。
出典：Bloomberg Five Things to Start Your Day(2023年６月19日08:46)

国家間の協調・対立・紛争

EUは世界的な規模で力を発揮できるよう検討中

EUは、1年前にクレムリンがウクライナに侵攻した際、自分たちがいかにロシアに依存しているかを十分に理解するのに時間がかかり、そのようなことが二度と起こらないようにしたいと考えている。

中国やロシアのような国々が、政治的・軍事的目標を達成するために貿易や重要な供給路の管理を利用しようとする姿勢を強めているため、EUは世界的な規模で力を発揮できるように、さまざまな手段を検討中である。

委員会は明日、欧州連合（EU）にとってのビジネスおよび安全保障上のリスクと、そのリスクに対処するための政策手段の概要を発表する予定である。また、ライバル国による経済的強制の試みを確実に排除するための新たな保護措置の選択肢も検討する。
出典：Bloomberg Brussels Edition(2023年６月19日13:58)

ドイツのショルツ首相、独中会談でトリッキーなバランス演技に直面する

ドイツのオラフ・ショルツ首相は今週、ベルリンで開催される独中政府間協議で、ドイツ最大の貿易相手国との良好な関係を維持しつつ、G7が掲げる北京からの「脱リスク」の誓約に従うという、微妙なバランス感覚に直面している。

ショルツ氏は、2023年6月19日（月）の夜、中国の李強首相を首相官邸に招き、夕食会を開催する。
出典：Chronicle.iu(2023年６月19日09:12)

東京株式市場

株価が上昇した銘柄数は58％超

６月19日、東京株式市場の日経平均株価は、対前日(15)日）比335円66銭安の３万3370円42銭で取引を引けた。

プライム市場の売買高概算は13億1368万株、売買代金概算は３兆8722億円。値上がりした銘柄数は1065銘柄（58.06％）、値下がりした銘柄数は706銘柄（38.49％）、株価が変わらなかった銘柄数は63銘柄（3.43％）であった。
出典：MINKABU(2023年６月19日15:49)

ニューヨーク株式市場

６月19日、ニューヨーク株式市場は、ダウ工業株30種平均株価は34,464米ドル02セント、S&P500総合は4,440.95ポイント、ナスダック総合は13,859.07ポイントで、それぞれの取引が始まった。

終値は、ダウ工業株30種平均株価は34,299米ドル12セント、S&P500総合は4,409.59ポイント、ナスダック総合13,689.57ポイントで、それぞれの取引を引けた。

このような状況がビットコインの値動きにどんな影響を及ぼしたのだろうか。以下は、6月19日のビットコインの値動きを時系列（１時間足）に沿って説明したものである。

ビットコインの6月19日の値動き

始値3,765,000円で寄りついたあと、3,762,398円まで下落したが、3,765,730円まで会い戻されて上昇し、２時台には3,777,777円まで上昇したが、3,774,527円まで押し戻されて下落した。

３時台には3,768,710円まで下落したが、3,772,134円まで買い戻された。４時台には3,770,460円まで下落したが、3,778,118円まで買い戻されて上昇し、５時台には最高値3,784,431円まで上昇したが、3,735,338円まで下落した。

その後、3,753,078円まで買い戻された。６時台には3,753,972円まで上昇したが、､743,789円まで押し戻されて下落し、８時台には最安値3,725,000円まで下落したが、3,733,287円まで買い戻された。

９時台には3,726,925円まで下落したが、3,740,134円まで買い戻されて上昇し、11時台には3,757,471円まで上昇したが、3,752,423円まで押し戻されて下落し、12時台には3,736,043円まで下落したが、3,738,779円まで買い戻されて上昇した。

19時台には3,757,383円まで上昇したが、3,747,763円まで押し戻されて下落し、20時台には3,746,798円まで下落したが、3,755,016円まで買い戻されて上昇し、22時台には3,773,694円まで上昇したが、3,765,858円まで押し戻されて下落した。

23時台には3,746,713円まで下落したが、買い戻されて、23時59分59秒には終値3,751,249円をつけ、６月19日の取引を引けた。

この日一日のビットコインの値動きは最安値舌か根ベースで、59,431円であった。

6月20日の価格予想及び、注目のイベント

６月20日のビットコインは、始値3,751,248円で寄りついたあと下落し、１時台には3,740,000円まで下落したが、3,762,216円まで買い戻されて上昇し、３時台には3,829,586円まで上昇したが、3,758,692円まで押し戻されて下落した。

４時台には3,758,529円まで下落したが、3,784,799円まで買い戻されて上昇し、５時台には3,811,135円まで上昇したが、3,792,772円まで押し戻された。６時台には始値3,792,760円で寄りついた後、下落している。

今日のポイント
６月19日のビットコインは、対前日比（終値）でマイナスの値動きとなっｔ。５時台には最高値378万円台まで上昇したが、その後は伸びを欠いて押し戻され、終値は375万円台をつけ、取引を引けた。

ローソク足の動きを一目均衡表で見ると、ローソク足は雲の上にあり、基準線、転換線は右肩あがりから水絵比に転じている。つまり、上昇トレンドから転換することを示唆しているといえる。

また、雲を形成している先行スパンだが、先行スパン１が雲の上部を形成している。一見すると価格は上昇する可能性を示唆しているが、現状のテクニカル分析のままでは価格道動くかを判断するのは難しい。

時間帯によっては急騰したり、急落したりしていることをふまえれば、価格は370万円台から380万円台で一応安定的に推移しているように思える。したがって、この動きが当面続くものと思われる。

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ビットコイン(BTC/Bitcoin)とは？特徴と今後の将来性・価格予想

この記事のライター

Tsuji Hideo

フリージャーナリスト。出版社勤務後、１９８４年４月からフリー転向。以降、月刊宝石や「ダカーポ」などに原稿を執筆。月刊誌の取材・執筆活動のほか、単行本の執筆や編集等を行う。著書に『サイエンススクランブル』『我らチェルノブイリの虜囚』（いずれも共著）がある。２００７年１１月から２０１６年１月まで日本で唯一の外国為替証拠金取引（ＦＸ）の専門誌月刊「ＦＸ攻略．ｃｏｍ」の初代編集長を務める。ＦＸポータルサイト「エムトレ」アドバイザー歴任。