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【ビットコイン価格ニュース】前日比(終値)-0.06%。380万円台から370万円台の間でレンジ相場を形成か

5月20日  0時台には最高値374万円台まで上昇


出典:Trading Viewビットコイン日本円チャート 1時間足

まずは、ビットコインを取り巻く内外の社会情勢や経済向がどうなっているか、主な話題を拾ってみよう。

暗号資産の新しい動き

ストライク、ビットコインのグローバル展開に向けたUSDTの追加サポートを発表

国際ビットコイン(BTC)決済プラットフォームのStrikeは、マイアミで開催されたBitcoin 2023カンファレンスで重要なマイルストーンを発表しました。具体的には、Strikeのサービスは現在、6大陸にまたがる65カ国で利用できるようになった。

この拡張と同時に、Strikeは米ドル相当額、特にTether USD(USDT)で資金を受け取る機能を導入した。

また、同社はアプリの大幅な見直しを行い、よりすっきりとしたユーザーインターフェース(UI)、より使いやすいエクスペリエンス(UX)、新しいロゴを発表した。
出典:CRYPTO NEWS LAND(2023年5月20日11:19)

ケネディJr: アメリカを世界のビットコインのハブに、BTCマイニングを非課税に

アメリカの大統領候補のロバート・ケネディ・ジュニア氏は、ビットコインに関する興味深い談話の中で、アメリカが世界のビットコインハブとして舵を切るというビジョンを明らかにした。

ケネディ・ジュニア氏のビットコインに対する熱意は、その民主主義の精神に根ざしており、最近の会議でのスピーチで力強く響いた。彼は、ビットコインを単なる通貨としてではなく、民主主義そのものを体現するものとして表現した。

大統領候補の彼は、自分のリーダーシップの下で、政府の干渉を受けずに、すべてのアメリカ人がデジタルウォレットを個人的に所有し、コントロールできるようにすることを確約した。

この約束は聴衆の心を打ち、ケネディ・ジュニアが強調する個人のエンパワーメントを強調するものとなった。
出典:CRYPTO NEWS LAND(2023年5月20日04:28)

フィリピンのスマートコミュニケーションズ、BlockchainSpaceでWeb3時代へ躍り出る

フィリピンの大手無線通信事業者であるスマートコミュニケーションズは、未来への変革の象徴として、革新的なソリューションを通じてWeb3コミュニティを強化する組織であるBlockchainSpaceとの戦略的提携を発表した。

この地域初のコラボレーションは、ブロックチェーン技術やトークンエコノミクスといった先駆的な概念を統合したWorld Wide Webの進歩的な反復であるWeb3技術の巨大な可能性を探ることを中心に据えている。

このパートナーシップにより、スマートコミュニケーションズは、デジタルフロンティアの未知の領域に果敢に踏み込み、メタバース、NFT(Non-Fungible Token)、暗号通貨の進化したランドスケープにその位置を示すことになる。
出典:CRYPTO NEWS LAND(2023年5月20日06:32)

SHIB: 忘れ去られたものを再発見するメタバース

柴犬がメタバースを発表したのは、2022年3月30日に遡る。その後、大きな変化があったが、最近になって、おおよその発売日と新しいツールの説明を含むティーザーが発表された。

SHIB: The Metaverseは、Shiba Inuのクリエイターによる仮想的な広がりである。主な目的は、探検や収入を得るための活気あるデジタル世界をユーザーに提供することである。

このメタバースでは、エコシステム全体、特にSHIB、LEASH、BONEの各トークンを幅広く活用する予定である。合計100,595の土地区画が解放され、ローンチ後、徐々にオープンしていく予定である。

中には無期限でロックされたままの土地もあるが、そこは全地域を旅するためのキーポイントにする予定である。
出典:GAGARINEWS(2023年5月19日23:47)

WhiteBITはロシアの制裁回避の試みをいかに抑制するか

オンライン出版物「Focus」との独占インタビューで、WhiteBITの創設者兼CEOは、取引所の透明性と開放性、暗号教育への投資、ヨーロッパの主要なデジタルハブの1つになるウクライナの可能性について詳しく説明した。

多くの暗号通貨取引所が受動的で中立的であるにもかかわらず、WhiteBITは、ロシアの本格的な侵略が始まって以来、大胆な親ウクライナ姿勢をとってきた。ウクライナにルーツを持つこのヨーロッパの取引所は、ウクライナへの揺るぎない支持を公言している。

ロシアからのユーザー登録のブロック、取引チェックの強化、ロシア・ルーブルとの取引ペアの削除、ルーブルでの入出金の停止などを行っている。WhiteBITは、他の業界代表者にも断固とした行動を取るよう呼びかけている。
出典:GAGARINEWS(2023年5月19日23:51)

ブロックチェーン技術プラットフォーム「Bakkt」、MiCA後の欧州に注目

暗号通貨の国際的な規制環境は改善されており、同社は大陸での小売拡大を視野に入れていると、Bakktの最高製品責任者Dan O’Prey氏は述べている。全体として、O’Preyは長期的にポジティブなトレンドがあると見ている。

Bitcoin 2023でCointelegraphのアメリカのニュース編集者Sam Bourgi氏に語ったO’Prey氏は、Bakktが過去2年間、「B2B2C」企業としての役割を優先してきたと説明した。

そのため、暗号通貨取引所FTXの破綻の余波を受けながらも、ビットコイン(BTC)に焦点を当てた「主要機関投資家の関心のかなりの部分」を見てきたと語っている:
出典:Investing.com(2023年5月19日18:00)

リップル社のCBDCプラットフォームが4カ国で利用されることに

免責事項:ここで表明された意見は投資アドバイスではなく、情報提供のみを目的として提供されている。また、必ずしもU.Todayの意見を反映するものではない。

すべての投資および取引にはリスクが伴うため、意思決定を行う前に必ず自身で調査を行う必要がある。私たちは、あなたが失うことができないお金を投資することを勧めない。

リップル社は先日、中央銀行、政府、金融機関が中央銀行デジタル通貨を発行するためのソリューション「Ripple CBDC Platform」の提供を開始したことを発表した。
出典:UTODAY(2023年5月19日13:06)

HashKey Group、暗号通貨拡張のために1億〜2億米ドルの資金を求める

暗号通貨に特化した香港の企業であるHashKey Groupは、潜在的な資金調達ラウンドで資金を調達するための予備的な協議を行っている。このラウンドの目的は、10億米ドルを超える評価額を達成することであり、同社の願望と一致するものである。

この戦略的な動きは、香港がデジタル資産開発にますます力を入れていることを利用し、同市場における新たな機会を活用するというHashKey Groupの意図に基づくものである。

この問題に詳しい情報筋によると、Hashkeyは1億米ドルから2億米ドルの範囲の資金調達ラウンドを考えている。しかし、正確な金額や評価額を含む取引の詳細については、最終的な決定が必要なため、変更される可能性があることに留意する必要があり。
出典:Cryptopolitan(2023年5月19日23:46)

要人発言

(欧州中央銀行総裁)物価安定に必要な措置を実施

欧州中央銀行(ECB)総裁のクリスティーヌ・ラガルド氏は、ECBは物価安定実現のために、必要な措置を行っていくとの見解を示した。また、総裁は、物価安定と金融安定はトレードオフの関係であるべきではにあとし、双方の目標をうまく追求できると述べた。
出典:ロイター(2023年5月20日06:30)x

(欧州中央銀行専務理事)断固としてインフレ対応の継続を

欧州中央銀行(ECB)の専務理事であるイザベル・シュナーベル氏は、依然として赤泊しているインフレを欧州中央銀行の目標値(2.0%)に戻すために、必要な措置を断固として継続すべきであるとの見解を示した。
出典:ロイター(2023年5月20日01:15)

(連邦準備制度理事会理事)銀行監視の「急進的改革」に慎重な姿勢

アメリカの連邦準備制度理事会理事のミシェル・ボーマン氏は、シリコンバレー銀行の経営破綻について第三者機関による調査を求める声を繰り返し、最近の銀行業界の混乱を受けて中小金融機関への規制強化を求める声に対して反論した。

「そうすることで、銀行の統合が進み、銀行業務が規制された銀行システムの外に押し出される可能性がある」と、ボウマン氏は金曜日にサンアントニオで開催されたテキサス銀行協会の会議で述べた。

さらに、「過度に複雑で過大な規制要件の範囲を、小規模で複雑ではない銀行にも拡大するという見解は、いくつかの起こりうる結果を無視したものである」と述べた。
出典:Bloomberg(2023年5月19日22:00)

政治動向

「借金地獄」は超大国の経営には向かない

この1週間、アメリカ政治の大きな進展は、両党が話し合いを始めるために、話し合うことをやめることに合意したことであった。

ワシントンでは、バイデン大統領と議会共和党が、民主党が連邦政府支出に関して大幅な譲歩をしなければ債務上限を引き上げないというG.O.P.の姿勢をめぐって、数カ月前から対立を深めていた。

しかし、政府のデフォルトという惨事を回避するための正式交渉が始まったことは大きなニュースであったといえるだろう。

しかし、世界の他の国々にとっては、首都の極度の機能不全の表れであり、アメリカの混乱した政治が国内だけでなく、地政学的な危機を構成していることを思い起こさせるものであった。
出典:The New Yoprker(2023年5月20日05:19)

経済・産業・技術

失業率の低下が続く

労働統計局が本日発表したデータによると、先月の失業率は23州で前年同月を下回り、さらに7州で横ばいとなった。15州では、1976年1月にこのデータシリーズが始まって以来、失業率が最も低い水準となった。

サウスダコタ州では、4月の失業率が最も低く、1.9%であった。労働市場の好調は、景気後退が目前に迫っていると言われる経済と折り合いをつけるのは容易ではない。情報産業従事者の割合が最も高いワシントン州のように、この1年で失業率が上昇した州もある。
出典:Bloomberg Washington Edition(2023年5月20日05:36)

ディスインフレのマイルストーン

ユーロ圏とアメリカにおいて、労働者と企業の所得がディスインフレの負担をどのように吸収するかについては、GDPデフレーターの変化をその基本的な構成要素に分解することによって洞察することができる。

今年と来年にユーロ圏で4%~5%、アメリカで3%~4%の名目賃金上昇があれば、輸入物価の上昇が鈍化し、利益率が安定するかわずかに縮小するのであれば、2024年末までにインフレ率を2%に到達させることは可能である。

歴史的な観点から見ると、物価と名目賃金の2023年~2024年のディスインフレ経路は、両国の過去のディスインフレ・エピソードの範囲内にあるが、2021年以降の目標以上のインフレに対して物価・賃金設定者がどう反応するかはまだ不明である。
出典:国際決済銀行(2023年5月19日/5月20日00:02

国家間の協調・対立・紛争

中国と欧米がアフリカの債務危機を緩和するために一歩を踏み出す

ガーナは、60年以上前に独立を勝ち取ったサハラ以南のアフリカ諸国の波をリードし、歴史に名を刻んだ。そのガーナが、債務救済のための新しいアプローチの最初のテストケースとして、再び歴史に名を刻むことになるかもしれない。

中国と欧米諸国は、持続不可能な債務を抱える国々が抱える数十億ドルの債務を再構築するための一つの障壁を克服したのかもしれない。

5月17日、IMFの理事会はガーナに対する30億ドルの救済措置に署名し、緊急に必要とされる6億ドルの第1トランシェを直ちに放出した。

これは、ガーナの二国間債権者、特に中国と、主に豊かな欧米諸国からなる非公式グループであるパリクラブが、ガーナへの貸付金を損失処理すると確約したことによってのみ可能となったものである。これは歓迎すべき最初の一歩である。

しかし、債務危機にある国が必要な評価減を受けるには、保証が現実になる必要がある。また、他の多くのアフリカ諸国は、皆からのさらなる援助を必要としている。

危険なのは、債務負担の増大により、アフリカ諸国政府が教育や保健への不可欠な投資を削減し、近年の進歩を台無しにすることである。
出典:The Economist(2023年5月18日/5月20日06:48)

このような状況がビットコインの値動きにどんな影響を及ぼしたのだろうか。以下は、5月20日のビットコインの値動きを時系列(1時間足)に沿って説明したものである。

ビットコインの5月20日の値動き

ビットコイン価格
始値3,719,932円
高値3,744,998円
安値3,668,000円
終値
3,717,693円

始値3,719,932円で寄りついたあと、最高値3,744,998円まで上昇したが、最安値3,668,000円まで下落した。その後、3,706,568円まで買い戻されて上昇し、2時台には3,719,381円まで上昇したが、3,713,563円まで押し戻された。

3時台には3,716,647円まで上昇したが、3,715,827円まで押し戻されて下落し、5時台には3,704,334円まで下落したが、3,706,936円まで買い戻されて上昇し、7時台には3,718,069円まで上昇したが、3,710,909円まで押し戻されて下落した。

11時台には3,708,000円まで下落したが、3,711,222円まで買い戻されて上昇し、12時台には3,713,736円まで上昇したが、3,708,682円まで下落した。その後、3,713,141円まで買い戻されて上昇した。

17時台には3,718,250円まで上昇したが、3,715,935円まで押し戻されて下落し、18時台には3,712,713円まで下落したが、3,714,003円まで買い戻されて上昇し、21時台には3,722,174円まで上昇したが、3,715,897円まで押し戻されて下落した。

22時台には3,713,299円まで下落したが、3,715,631円まで買い戻されて上昇し、23時台には3,719,563円まで上昇したが、押し戻されて、23時59分59秒には終値3,717,693円をつけ、5月20日の取引を引けた。

この日一日のビットコインの値動きは最安値最高値ベースで、76,998円であった。

5月21日の価格予想及び、注目のイベント

ビットコイン価格予想:3,800,000円~3,650,000円

経済指標時間
特筆すべきものはなし
政治・経済イベント(日本)時間
G7首脳会合(広島県広島市)
政治・経済イベント(海外)時間
カンボジア・ひろしまハウスアートギャラリープロジェクト(~6月1日)
モンテネグロ・EDCON(~23日)(ポドゴリツァ)
ギリシャ・議会選挙
オランダ・ETHDam(アムステルダム)
チェコ・Pizza Day Prague(プラハ)
米・債務上限に関する記者会見
要人発言時間
特筆すべきものはなし

5月21日のビットコインは、始値3,719,306円で寄りついたあと、3,715,000円まで下落したが、3,723,346円まで買い戻されて上昇し、3時台には3,749,107円まで上昇したが、3,732,797円まで押し戻されて下落した。

4時台には3,726,560円まで下落したが、3,736,363円まで買い戻されて上昇し、5時台には3,739,998円まで上昇したが、3,730,578円まで押し戻された。6時台には始値3,729,004円で寄りついた後、下落している。

今日のポイント
5月20日のビットコインは、対前日比(終値)で2日間連続マイナスの値動きとなった。0時台には最高値374万円台まで上昇したが、その後は伸びを欠いて押し戻され、終値は371万円台をつけ、取引を引けた。

ローソク足の動きを一目均衡表で見ると、ローソク足は雲の中に上から突入しており、基準線、転換線はともに右肩あがりから水平に移行している。また、雲を形成している先行スパンは、先行スパン1が雲の下部を形成している。

二つの線が上昇モードから下落モードに変わりつつあり、雲の下部を先行スパン1が形成していることから、ビットコインの価格は下落する可能性が高いと判断していいかもしれない。

このところ、2日間連続でマイナスの値動きとなっており、トレンドとしては下落トレンドに入っているといっていいし、値動きも10万円をわっている。価格も360万円台から370万円台で推移している。

したがって今日の価格も同じような水準で推移するのではないだろうか。

▼ビットコインの特徴や今後の動向について詳しく知りたい方はこちら
ビットコイン(BTC/Bitcoin)とは?特徴と今後の将来性・価格予想

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この記事のライター
フリージャーナリスト。出版社勤務後、1984年4月からフリー転向。以降、月刊宝石や「ダカーポ」などに原稿を執筆。月刊誌の取材・執筆活動のほか、単行本の執筆や編集等を行う。著書に『サイエンススクランブル』『我らチェルノブイリの虜囚』(いずれも共著)がある。2007年11月から2016年1月まで日本で唯一の外国為替証拠金取引(FX)の専門誌月刊「FX攻略.com」の初代編集長を務める。FXポータルサイト「エムトレ」アドバイザー歴任。
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