ストーリーハイライト
2021年12月以来の快挙であり、世界中の仮想通貨（暗号資産）愛好家は少なからず驚いていることでしょう。ビットコイン(BTC-USD)は2月12日、一時5万ドルの大台をクリアし、いくつかの仮想通貨関連株が急騰しました。
コインベース(NASDAQ:COIN)は約6%上昇し、HIVEブロックチェーン・テクノロジーズ(NASDAQ:HIVE)は9％以上、マイクロストラテジー(NASDAQ:MSTR)とライオット・プラットフォームズ(NASDAQ:RIOT)は12％以上上昇しました。中でも勝者はマラソン・デジタル (NASDAQ:MARA)で、12日午後の取引でなんと14％も上昇しました。
ビットコイン現物ETF（上場投資信託）が勢いを増しているため、「ポジティブなセンチメント」がビットコイン購入に活気を与えていると様々なレポートが指摘しています。一部のプラットフォームからの資金流出は減速しており、資金流入が復活し、システム全体により多くのキャッシュが投入される兆しがあります。
ビットコインの半減期が接近
また、ビットコインの価値を押し上げることがほぼ確実なイベントである「半減期」が近づいています。4月に予想されている半減期には、ビットコインの新しいブロックの生成、つまり「採掘」でビットコインマイナーが受け取る報酬は半分になります。現在は1ブロック生成ごとに6.25の新たなビットコインをマイナーは受け取っていますが、半減後は3.125BTCに減少します。基本的な経済原則によれば、個々のコインの価格が上昇するはずです。
今、どのビットコイン関連株が「買い」か？
ウォール街に目を向けると、仮想通貨関連セクターで現在出遅れているのはマラソン株です。アナリストのコンセンサス評価は「中立」、平均目標株価は21.67ドルで、今後12カ月で20.56%の下値余地を示唆しています。一方、リーダーはHIVE株で、コンセンサス評価は「中程度の買い」で平均目標株価は6.17ドルとなっており、今後12カ月で56.6%の上値余地を示唆しています。
本記事は株式投資分析ツールTipRanksの許可を得て、Bitcoin (BTC-USD) Clears $50,000; Crypto Stocks Surge原文の翻訳を中心にまとめています。
米国株
