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給料をもらったら、奨学金の繰り上げ返済をしよう。

奨学金繰り上げ返済
この記事を読んでほしい人
✔ 投資などでお金を増やしたい方
✔ お金に困らない生活を送りたい方
✔ 不労所得を得たい方

不労所得を得る方法では「仮想通貨投資」がおすすめ。「仮想通貨って何?」という方は、まずはこちらの「仮想通貨入門」を参考にしてみてください。

大学等に在学中、日本学生支援機構で奨学金貸与を受けていた社会人は多いですよね。原則、卒業後の7か月目から返済が始まります。社会人歴が1年以上の方は返済している最中ですよね。

在学中に設定した返済額で毎月返済していると思いますが、金銭的余裕が出てきた時に設定した金額以上に「繰り上げ返済」ができるのは知っていますか。

  • 『奨学金返済が20年近く続くのが嫌!』
  • 『金銭的な余裕ができたのに毎月返すのが辛い』

そのように考えている方は一度繰り上げ返済システムについて調べてみてください。

奨学金には繰り上げ返済システムがあり、給料が増えた等で期間を繰り上げて返済をできます。

さらにメリットもあります。

今回は繰り上げ返済について、仕組みや申請方法、メリットについて話していきたいと思います。

給料が増えて余裕ができた、奨学金を早めに返済して気持ち的にもスッキリしたいと考えている方はぜひ参考にしてください。

繰り上げ返済について

奨学金繰り上げ返済については、日本学生支援機構のHPでも詳細が掲載されています。

https://www.jasso.go.jp/shogakukin/henkan/kuriage/index.html

ちょっとわかりづらいので、簡単に制度について説明していきます。

繰り上げ返済とは

そもそも繰り上げ返済とは何かというと、「奨学金を毎月の決められた金額以上に返済し、返済期間を短くする」ことです。

しかし、奨学金は卒業前の貸与終了時に設定した口座(リレー口座)から毎月自動引き落としをされていくので、手続きをしない限りは勝手に多めの金額を引き落とすことはありません。

繰り上げ返済をしたい月から逆算をして申込みをする必要があります。

繰り上げ返済の方法

奨学金の繰り上げは全額もしくは一部を選択することができ、以下の3通りの方法で申し込むことができます。

締切についてもよく確認をしてください。

1.スカラネットパーソナル

https://scholar-ps.sas.jasso.go.jp/mypage/top_open.do

【締切時期】繰り上げ返済を希望する月の前月中旬~当月中旬

スカラネットパーソナルは奨学金のマイページです。在学中も様々な申請や適格認定等の手続きをスカラネットパーソナルで行っていましたよね。

繰り上げ返済も同様にスカラネットパーソナルマイページから申請することができます。

もし、スカラネットパーソナルにログインできない場合は、他の方法でも申込ができます。

スカラネットパーソナルでは様々な情報や現在の自分の奨学金状況の確認ができるようになっているので、計画的な返済をするためにも機会がある際に確認する癖をつけることをおすすめします。

2.郵送・FAX

繰り上げ返済申込書を記入して郵送・FAXでも申しこむことができます。

【締切時期】繰り上げ返済を希望する月の1か月前(締め切り前3か月間が申込期間です。)

上のリンクから、PDFファイルをダウンロードして記入し、提出してください。

3. 電話

【締切時期】繰り上げ返済を希望する月の前月

奨学金返済相談センター(電話:0570‐666‐301)に電話をし、相談をしてください。

この奨学金返済相談センターは繰り上げ返済だけでなく、奨学金返済に関するあらゆる相談を受け付けていますので、困った際は利用してください。

ただし相談センターの利用対象者は卒業生など、在学中ではない人が対象ですので、在学中の方は学校の奨学金窓口に相談するようにしてください。

 

繰り上げ返済の注意点

https://www.jasso.go.jp/shogakukin/henkan/kuriage/kuriagerei.html

利息付きの奨学金を繰り上げ返済をした場合、短縮した期間分の利息はつきませんこれは繰り上げ返済のメリットでもあります。

ただし、以下の場合の利息はかかりますので、注意してください。

据置期間利息

据置期間というのは、3月卒業の場合、奨学金貸与終了の翌月の初日(4月1日)から約6か月の、返済が据え置かれている期間のことです。

第Ⅱ種奨学金については、その間も利息(据置期間利息)は発生します。

一括返済をした場合でもこの期間の利息は支払う必要がありますので、一括返済したからといって第Ⅰ種奨学金のように利息を全く支払わなくてもいいということにはなりませんので注意してください。

繰り上げ返済のメリット

メリット1:「金利分の支払いが減る」

日本学生支援機構の奨学金にはいくつかの種類があります。多くの人は貸与型の奨学金を受けています。

その貸与型にも2種類(第一種奨学金・第二種奨学金)があります。

さらにこの2つのうちでも、審査基準が緩やかで借りやすい、第二種奨学金を借りている人が多数です。

しかし、第二種奨学金は基準が緩やかな代わりに利子がおり、借りた金額に比べて返済金額が多くなっています。

このため、繰り上げ返済することで利子がかかる期間が減って結果として当初の返済金額よりも下がります。ただ先に述べた据置期間利息は支払う必要があるので注意する必要がります。

メリット2:「ローンやカードの審査がおりやすい」

奨学金は「奨学金」という名前なだけで、実際は貸与型となり返済義務があるため借金と同じ扱いになります。

奨学金返済を滞納した場合は、個人信用情報機関に滞納者の情報が登録されローンが組めなくなるなどの事態が起こります。

お金があっても、引き落とし口座にお金を入れ忘れたりして、支払い忘れがでれば信用情報機関に登録されてしまいます。

しっかりと返済していたり安定した職についている場合は問題ありませんが、奨学金の他にローンを組んでいたり借金がある場合は、その後に新たにローンを組む際に審査が通りにくくなる可能性が高いです。

繰り上げ返済をし完済することは借金を一つ減らすのと同じ意味になり、今後家や車等の高額ローンを組む際の懸念材料を減らすことができます。

メリット3:「気持ちが晴れる」

実は、このメリットが一番大きいかもしれません。

奨学金といえども、ある意味、借金です。借金があるのは、あまり気持ちがいいものではないですよね。

全てを返済することで一つの大きな義務を果たしたことになり、気持ちが晴れます。

また奨学金に充てていた分の給料を貯蓄にまわすなど、これからの自分のためにお金を使えたり、奨学金完済を一つの人生の区切りとして次の一歩を踏み出しやすくなります。

まとめ

いかがでしょうか。奨学金を毎月定額で返済していて、これがあと数十年続くのが嫌だなと思った場合や困ったことがある場合は、この記事や日本学生支援機構のHPを見てみてください。

奨学金の繰り上げ返済については、

特に『第Ⅱ種奨学金の貸与を受けていた方が金銭的な余裕ができた場合』は、積極的に制度を利用しましょう。

繰り上げ返済は電話や郵送だけでなく、在学時に利用していた奨学金マイページ「スカラネットパーソナル」から手軽に申し込むことができ、仕事が忙しくなかなか時間が取れない場合でも申請可能です。

そのため働き盛りの20~30代にも利用しやすくなっている制度といえます。

奨学金返済は一時のことではなく、今後の人生にも大きく関わってきます。

社会人になれば、そのうち結婚・出産という大きな転換期があったり、家や車など大きな買い物をする機会が増えてきます。

お金に余裕のあるタイミングがあればその時に積極的に返済することで今後買い物をあきらめざるを得ない機会が減りますので、利用できる制度は積極的に利用するようにしましょう。

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