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メキシコペソ(MXN)の買い時はいつ?為替相場・チャートから分析!

メキシコ
この記事を読んでほしい人
✔ メキシコペソの買い時を分析している
✔ メキシコペソに投資しようとしている方
✔ 高金利通貨でスワップ投資を行いたい方

FXでは売買タイミングが損益に大きく関わるため、エントリーのポイントはFX投資を成功させる上で大切な要素となります。

ここでは近年高金利通貨として人気のメキシコペソの買い時について事例を用いながら解説していきます。

この記事の要約
  • 過去の事例ではトランプ米大統領就任後の米好景気やオブラドール大統領就任時が買い時だった
  • メキシコペソの価格は「原油価格・米国景気・トランプ大統領」が要因で左右する
  • 米国の利下げはメキシコペソ買いの方向に動くとみられている
  • メキシコペソへの投資は基本的に買いポジションを長期間保有、何回かに分散させて安値で買いを入れていく方が安心

メキシコペソの買い時を過去の事例や推移から分析

スワップ投資でもエントリータイミングは重要です。

為替変動はスワップで得た金利をあっという間に飲み込んでしまうこともありますし、一時的な損失でもマイナスを抱えている状態は精神上もあまりよくありません。

少しでも有利なタイミングでエントリーすることが投資を成功させる上で重要な要素になります。

買い時1:2017年2月 トランプ米大統領就任後の米好景気

メキシコペソ円日足
米大統領選でのトランプ氏の勝利はメキシコ国民にとっては衝撃で、メキシコ市場にとっても悪材料となりました

しかし結果としてトランプ大統領の就任後は米国の株式市場は2年間もの長い上昇トレンドを描きました。

メキシコペソは米国の景気に連動しやすく、米国景気の上昇はメキシコペソの価格も押し上げてくれました。

上昇トレンドが始まったことが確認できた所でエントリーすることができればこの波に乗り、さらに金利上昇でスワップの恩恵も十分に受けることが可能なタイミングでした。

買い時2:2018年12月 オブラドール大統領就任

メキシコペソ円日足
もう1つのタイミングは2018年12月のオブラドール大統領就任のタイミングです。

オブラドール大統領の政策はばら撒き的なものも多く海外投資家からは不安視されている部分もありますが、国民には人気が高く期待され、就任後は緩やかな上昇をしました。

今後オブラドール政権による労働市場の改革と腐敗した政治の改善、米国との関係が良い方向へ向かえば長期的に上昇の波に乗ることが可能です。

メキシコペソのチャートと金利の推移から買い時を考察

次にこの10年間のメキシコペソの値動きと政策金利の推移を見ていきたいと思います。

メキシコペソ・円の為替価格推移

メキシコペソ円月足
メキシコペソは長期的には下降トレンドが継続しており、急落と横ばいという動きを繰り返し
ています。

2012年~2013年には米景気の回復に合わせて上昇していますが、再び下降し、現在は長期的には横ばいの状態です。

メキシコの政策金利推移

メキシコ政策金利
グラフはこの10年間のメキシコ、アメリカ、日本の政策金利の推移を表示させています。

赤い線がメキシコの政策金利ですが、メキシコの政策金利は米国とシンクロするように同じ動きをするのが特徴です。

米国は2016年以降政策金利を段階的に上げてきましたが、メキシコも同様に政策金利を上げています。

2019年から米国は金利引き下げの姿勢を見せています。

今後はメキシコも追随して利下げするか、国内状況を見て据え置きをしながら様子を見るかのどちらかになると予想されています。

メキシコペソ投資戦略を理解する

メキシコペソは高金利通貨ですのでスワップ金利を目的とした投資に向いています

したがって基本的に買いポジションのみを保有し投資します。

売りポジションを持ってしまうとマイナススワップがかさんでしまいます。また、値動きも大きくないため、為替差益を狙うスイングやデイトレには向きません。

メキシコペソへの投資は基本的に買いポジションを長期間保有しつづけます。

その際、1回で必要なポジション量を取るのではなく、何回かに分散させて下落したところで買いエントリーを重ねていく方法がおすすめです。

メキシコペソの買い時、価格を左右する要因

メキシコペソの価格を左右するのは主に

  • 原油価格
  • 米国景気
  • トランプ大統領

という3つのキーワードが要因となります。

原油価格が上がればメキシコペソも上昇

中南米は豊富な原油資源があり、メキシコの主な輸出産品の1つが原油です。

したがって、メキシコペソの価格は原油価格に連動する傾向があります。

原油価格は2019年4月を天井として現在下落基調にあります。原油安の原因は世界的な景気減速による原油需要の減少と米国の原油生産増加による供給過剰です。

原油が下落基調であるということは原油がメキシコペソの価格を足元で引っ張っていることになります。

メキシコペソ高への転換へは原油価格の上昇転換も必要な要素となります。

米国の好景気でメキシコペソ上昇

メキシコは米国の隣国ですので最大の貿易相手国も米国となります。

原油のほか、自動車部品を米国に輸出しており、メキシコの輸出額の8割以上が米国向けとなります。このような輸出構造から、米国の景気はメキシコ経済に大きな影響を与えます。

メキシコペソも米ドルの動きに相関していて連動して推移するのが特徴です。

トランプ大統領の発言によっては下落

トランプ大統領が就任してから2年間、米国の株価は長期の上昇トレンドに入りました

米国景気が上昇することは相関関係にあるメキシコペソにとっては好材料ではありますが、トランプ大統領の存在そのものはメキシコにとっては脅威の方が大きいと言えます。

トランプ大統領は大統領選当時からメキシコ方面から米国へ入る不法移民について暴言ともとれる発言を繰り返してきました。

トランプ大統領の発言は予測なしに突然行われるものであり、その発言の内容によりメキシコペソが急落することもこれまでに起こっています。

今後のトランプ大統領の発言次第では同様にメキシコペソの相場に影響を与える恐れがあります。

メキシコペソの買い時と売り時を予想

デイトレやスキャルピングだけでなく、スワップ狙いの長期投資でも売買のタイミングは投資成績に大きな影響を及ぼします。

メキシコペソをはじめとする新興国通貨の場合、1回で多くのポジションを保有するのではなく、何回かに分散させて安値で買いを入れていく方が安心です。

自分なりの買いを入れる判断基準を持っておくことがスワップ投資を成功させる1つのコツです。

短期見通しのメキシコペソ買い時と売り時

メキシコペソ円日足
1つ目の買い時は2019年1月3日の安値と2019年6月の安値を結ぶ水平線のライン1メキシコペソ=5.47円です。

1月3日にはフラッシュクラッシュ、5月末~6月初旬は米国のトランプ大統領の対メキシコ制裁関税発言があった重要ラインです。現在起こっている下降もこのラインで一服する可能性があります。

チャートを見ると6月10日に窓が開いて始まっていることが分かります。1つのアノマリーにすぎませんが、「窓を開けたら窓は閉まる」とも言われていますので、ペソは下降して窓を閉め、5.47円付近までは下落する可能性があります。

7月中旬~次回のメキシコの政策金利発表日である8月15日くらいまでは直近で窓閉め(下降)の可能性がありますので注目しておきたい所です。

利確の目標値

  • 2018年8月1日の高値6.05円
  • 2017年7月17日の高値6.40円

です。

ただし、スワップ投資の場合、基本的に長期投資となりますので、特に理由がなければポジションを保有したままで構いません。

長期見通しのメキシコペソ買い時と売り時

メキシコペソ円週足
次にボリンジャーバンドを使って中長期の分析をしたいと思います。

6月初めにボリンジャーバンドの-3σラインの5.43円をタッチした後、跳ね返され、センターライン付近5.70円まで到達した後、再び価格が下降しています。

ボリンジャーバンドから見る買いのポイントは-2σラインの1メキシコペソ=5.49円付近です。

ボリンジャーバンドでは

  • ±1σに価格が収まる確率が68.3%
  • ±2σに収まる確率が95.4%
  • ±3σに収まる確率が99.7%

となります。

現在メキシコペソは短期で下降していますが、一旦-2σの5.49円~-3σの5.43円付近を目途とする可能性が高く、バンドラインにタッチした後は一度反発がある可能性があります。

この水準を下抜けると2018年6月の5.30円が下値の目途となります。さらに下抜けた場合は2016年11月の安値5.00円です。

したがって下降の目途となる5.49円5.30円5.00円で段階的に買いを入れていきます。

売りの目標値

  • 2018年8月1日の6.05円
  • 2017年7月17日の6.40円
  • 5015年6月1日の8.00円

です。

中長期トレードで注目する時期としては7月30日~31日のFOMCの政策決定会合です。次回の政策金利決定会合に関して市場では米国の利下げの見通しが出てきています。
米国の利下げはメキシコペソ買いの方向に動くとみられています。

ただ、現在はドル売り傾向があることや米国が対メキシコへの追加関税を課す方針を大幅に変更していないことからリスク回避的な雰囲気は続いており、メキシコペソが上昇トレンドへ急転換する可能性は低いです。

メキシコペソを底値・高値で買った場合のシチュエーション別損益の試算

メキシコペソを底値・高値で買った場合のそれぞれの損益結果を試算しました。

投資条件は以下とします。

  • 投資資金は100万円
  • ポジション数は10万通貨
  • スワップは各月の終値に対してその月の政策金利で計算。

*くりっく365はメキシコペソ円の取り扱いが2017年10月末からなので2017年11月からはくりっく365の実績を採用。

メキシコペソを底値で購入し10年間保有した場合

購入日/為替レート2008年10月24日 / 6.53円
売却日/為替レート2018年10月23日 / 5.82円
為替差益(差損)-71,000
獲得スワップポイント313,902円
損益+242,902円
利回り24.29%

2008年10月24日の安値で買いポジションを持った場合です。

その後メキシコペソは一旦は上昇するもののさらに下落をしていますので、為替差損が出ています。しかし、スワップポイントでカバーして24.29%の利回りを出すという結果になっています。

メキシコペソを高値で購入し10年間保有した場合

購入日/為替レート2008年8月6日 / 11.04円
売却日/為替レート2018年8月3日 / 5.96円
為替差益(差損)-508,000
獲得スワップポイント310,342円
損益-197,658
利回り-19.76%

2008年8月6日の高値で買いポジションを持った場合です。

この年に世界金融危機の大暴落が起こっており、大きな含み損を抱えている状態です。レバレッジによってはポジションの維持も危うい程の下降となりましたが、その後保有し続けた結果、-197,658円という結果となりました。

高金利通貨でもスワップ金利は為替の値動きにあっという間に飲み込まれてしまいます。

割安感で安易に買いポジションを持ってしまうとポジションそのものを失うことにもなりかねませんので、低レバレッジで安全に運用すること、エントリータイミングを分散させて何回かに分けてポジションを増やしていくことが大切です。

メキシコペソを購入できるおすすめ証券会社

メキシコペソ投資はスワップ投資がメインとなりますので、スワップポイントの高いFX会社がおすすめです。

みんなのFX

みんなのFXは、メキシコペソだけではなく、トルコリラ、南アフリカランドのスワップポイントも業界最高水準で提供しているスワップ派の投資家におすすめのFX業者です。

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FXプライムも最高水準のスワップポイントを提供しています。

しかし、メキシコペソのスプレッドはやや広めなのでスキャルピングなどには向きません。スワップ専用口座として活用するのがおすすめです。

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