✔ アルトコインや草コインで投資を始めようとしている方
✔ 海外の取引所で儲けようとしている方
海外の仮想通貨取引所に興味はあるものの、「英語で使い方がよくわからない」と思っている方もいるのではないでしょうか。
仮想通貨取引所は世界中に多く存在し、「手数料が安い」ものから「アプリが使いやすい」ものまで、取引所によって特徴が変わります。
日本の取引所にはない、海外の仮想通貨取引所ならではの魅力もあるのです。
長期的に仮想通貨の取引をしていくことを考えると、自分にあった使いやすい取引所を見つけることや、用途や目的に合わせて取引所を使い分けることは重要な戦略の一つとなってくるでしょう。
今回は、「海外仮想通貨取引所」について、取引所の選び方や注意点等を分かりやすく紹介していきます。
- 手数料の安い海外取引所なら「BitMEX」「Bitfinex」「Kraken」
- 大手で安心できる海外取引所なら「BINANCE」「Bitrex」「Poloniex」
- 日本語対応の海外取引所なら「Huobi Japan」「CoinBene」
- 新しい通貨を狙うための海外取引所なら「Bitrex」「Liquid by QUOINE」「YoBit」
合わせて読みたい:暗号資産(仮想通貨)取引所ランキング最新版。手数料無料という罠に注意
目次
海外の仮想通貨取引所を選ぶ4つのコツ
取引所を選ぶ際のコツは4つあります。
- 手数料の安い取引所
- 大手の取引所
- 日本語対応の取引所
- 新しい通貨を狙う取引所
この4つのコツに絞って、海外の仮想通貨取引所をランキング形式で紹介していきます。
手数料が安い海外仮想通貨取引所ランキング
まずは、手数料の安い海外取引所を紹介していきます。
取引ごとに手数料が発生していくため、手数料が0.5%でも異なれば収益性にも大きな影響を与えます。手数料は少しでも安い方が、お得に取引できるのです。
仮想通貨投資における取引手数料は埋没コストなので、コストを抑える意識を持っておくことも大切です。
1位 BitMEX(ビットメックス):レバレッジと手数料の安さが随一
BitMEXは、世界最大の取引量を誇っており、手数料が安いのも特徴です。メイカー手数料が-0.025%で、テイカー手数料が0.075%となっています。
市場に流動性を供給するメイカーとして取引に参加すれば、手数料分の仮想通貨がもらえることになりますね。また、BitMEXはレバレッジを100倍まで上げることが可能です。
仮想通貨FXでガッツリトレードしていきたいという人におすすめです。
BitMEXのメリット
BitMEXは、ロスカットによる損失が証拠金を超えると発生する追証がありません。そのため、仮想通貨のレバレッジ取引で損失が出ても、借金にはならないのです。
またアルトコインでもFXができるため、同じFX取引でも分散投資等でリスクを抑えながら運用できます。
ただし、アルトコインのFXでは、ビットコイン程高いレバレッジをかけることはできませんので注意が必要です。
- 追証がない
- アルトコインのFX取引ができる
BitMEXのデメリット
BitMEXでは、売り注文と買い注文を別々に設定しておくことができません。そのため、売り買い両方のポジションを持つという戦略を取れなくなります。
また出金時間は日本時間の午後10時ごろと限られており、1日の出金処理をまとめて行わなくてはいけません。
いつでも出金できるわけではないため、注意しておきましょう。
- 売り注文と買い注文を別々に設定できない
- 出金時間が限られている
2位 Bitfinex(ビットフィネックス):売り買いともバランスよく手数料が安い
Bitfinexは、2013年に香港の企業であるiFinex Incによって設立された取引所です。
手数料はメイカー手数料0〜0.1%、テイカー手数料0.1〜0.2%となっています。
Bitfinexは2015年には約1,500BTC、2016年には約119,756BTCもの盗難被害に遭っており、その教訓からセキュリティ対策に力を入れている取引所です。
Bitfinexのメリット
Bitfinexは、海外の仮想通貨取引所としては珍しく日本円での入出金や取引に対応しています。
日本円で直接入金できるので、ビットコイン等を介入させる必要がありません。
またBitfinexの取引手数料は、取引量が多いほど安くなる仕組みです。仮想通貨の取引量が多くなりそうな人は、お得に取引できます。
- 日本円にも対応
- 取引量が多くなれば手数料が安くなる仕組みがある
Bitfinexのデメリット
Bitfinexは1万ドル以上の入金が必要となっており、残念ながら少額からの投資はできません。
Bitfinexの子会社であるテザー社は、テザーと呼ばれる米国ドルに連動した仮想通貨を発行しています。しかしテザーの米国ドル担保が不十分ではないかという疑惑がかけられています。
このテザー疑惑の動向にも大きな関わりがあるといえますね。
- 少額投資ができない
- テザー疑惑との関係性が懸念
3位 Kraken(クラーケン):利用者目線の手数料を提供
Krakenは、2011年にアメリカのサンフランシスコで設立された仮想通貨取引所です。
ユーロ×ビットコインの取引量は世界一で、2015年7月には日本の大手証券会社であるマネーパートナーズグループと業務提携をしたことで話題を集めました。
ユーロ取引(FXなど)をしている方にとっては、大きなメリットとなるでしょう。
メイカー手数料は0〜0.16%、テイカー手数料0.1〜0.26%となっており、カナダドル、米ドル、イギリスポンド、日本円でも取引可能です。
Krakenのメリット
Krakenはサポート体制が充実しており、日本語での対応も行っています。サポートが充実していると、安心して取引をすることができますよね。
またKrakenは、専門のセキュリティチームが対応しており、セキュリティ体制も万全です。
- 日本語対応のサポート体制
- 万全のセキュリティ
Krakenのデメリット
Krakenは、入出金に時間がかかってしまうというデメリットがあります。入出金スピードが遅いと、臨機応変な取引が行いにくいです。
また、取引所に登録の際にも多段階認証を採用しており、時間がかかってしまいます。
- 入出金や登録に時間がかかってしまう
手数料の安い各海外取引所を比較
BitMEX | Bitfinex | Kraken | |
ランキング | 1位 | 2位 | 3位 |
総合評価 (10点満点) | 10点 | 8点 | 8点 |
手数料 | メイカー :-0.025% テイカー :0.075% | メイカー :0.1% テイカー :0.2% | メイカー :0.16% テイカー :0.26% |
取扱通貨数 | 8種類 | 120種類 | 20種類 |
日本語対応 | ○ | × | ○ |
メリット | ・追証がない ・アルトコインのFX取引ができる | ・日本円にも対応 ・取引量が多くなれば手数料が安くなる仕組みがある | ・日本語対応のサポート体制 ・万全のセキュリティ |
デメリット | ・売り注文と買い注文を別々に設定できない ・出金時間が限られている | ・少額投資ができない ・テザー疑惑との関係性が懸念 | ・入出金や登録に時間がかかる |
取引量が多く大手で安心の海外仮想通貨取引所ランキング
安心して取引をするためには、大手の仮想通貨取引所を選ぶのが無難です。
大手の取引所は運営会社の資本力が高く、実際に取引しているユーザー数も多いのが特徴といえます。
日本国内の仮想通貨取引所でいえば、ビットフライヤーやビットバンクなどが該当しますね。
セキュリティ対策やサービスなどが充実している、海外の大手仮想通貨取引所を紹介していきます。
1位 BINANCE(バイナンス):レバレッジ最大125倍
ここがオススメ!
- 世界最大級の取引高・利用者数
- 取扱コイン数が100種類を越えている
- 取引手数料が安い
BINANCEは中国発の仮想通貨取引所です。世界屈指の取引量を誇っており、取り扱っている仮想通貨の数は約80種類にものぼります。
本人確認をしなくても口座開設できるため、スムーズに手続きを進めることが可能です。
また「Community Coin per Month」というプログラムがあり、ユーザーの投票で決まった上位の仮想通貨をBINANCEに上場させるという面白い取り組みを行なっています。
BINANCEは設立10ヶ月程で口座開設者が600万人を突破し、その人気の高さから大手取引所第1位にランクインしました。
BINANCEのメリット
BINANCEは、最大倍率125倍のレバレッジ取引が魅力の一つです。6種類の仮想通貨でFX取引ができます。
ただし、証拠金としてテザーを用意する必要がありますので注意しておきましょう。
また、バイナンスコインという独自のトークンを発行しており、このトークンを利用すれば手数料の割引を受けられます。
- 最大倍率125倍のレバレッジ取引が可能
- 独自トークンの発行
BINANCEのデメリット
BINANCEは日本の金融庁との関係が悪く、日本人投資家に対してセンシティブな態度を取っています。
金融庁が出した注意文が原因で、日本人向けのサポート体制も停止となりました。
過去にフィッシングサイトが出回ったこともあり、イメージが悪くなっている要因の1つといえるでしょう。
- 日本の金融庁との関係が悪い
- 過去にフィッシングサイトが出回ったことも
2位 Bitrex(ビットレックス):サポートの評判が良い
世界最大規模の仮想通貨取引所であるBittrexは、アメリカの取引所ですが日本人が一番使っている海外取引所とも言われています。
海外の取引所の場合、セキュリティ面が心配されます。Bittrexでは2段階認証を設定しているので、安心して取引が可能です。
約200種類もの仮想通貨を取り扱っており、マイナーなアルトコインも豊富に取り扱っています。
Bittrexのメリット
Bittrexは入出金やアカウント情報の更新が非常に速く、ストレスの無い取引環境の構築に力を入れています。
カスタマーサポートの対応も迅速で問題解決能力が高いため、非常に評判が良いことで知られています。
- 入出金やアカウント情報の更新が速い
- カスタマーサポートの評判が良い
Bittrexのデメリット
Bittrexは、他の仮想通貨取引所と比べて手数料が少し高いです。また上場している仮想通貨の中では、将来性の無いようなものも多くあります。
これは、取り扱い銘柄の種類が多いBittrexならではのデメリットであるともいえるでしょう。
- 手数料が高い
- 将来性の無い仮想通貨も上場している
3位 Poloniex(ポロニエックス):本格的なトレードツールあり
Poloniexは、2014年にアメリカで開設された仮想通貨取引所です。レバレッジ取引やレンディングサービスを利用できます。
レバレッジとは証拠金取引のことを指しており、自分が実際に預けた金額の何倍ものトレードができる取引方法。
レンディングは、保有しているビットコインを預けることで、利子を受け取れるサービスです。
最近では、国内取引所でも仮想通貨レンディングという名称でサービス提供を始めているところも出てきています。
Poloniexのメリット
Poloniexは、取引手数料やビットコインの送金手数料が安いです。さらに、取引量に応じて手数料が安くなっていく仕組みを採用しています。
提供している取引ツールも本格的な仕様となっており、効率の良いトレードや詳しいテクニカル分析を行いたい人におすすめです。
- 取引手数料や送金手数料が格安
- 本格的なトレードツールの利用が可能
Poloniexのデメリット
Poloniexのトレードツールは本格的な仕様なので、初心者には使いにくく感じることがあります。
さらに、日本語に対応していない点にも注意が必要です。また、過去にハッキング被害を受けた前例もあります。
- 取引ツールが初心者向きではない
- 過去にハッキング被害を受けた歴史がある
大手の各海外取引所を比較
BINANCE | Bittrex | Poloniex | |
ランキング | 1位 | 2位 | 3位 |
総合評価 (10点満点) | 10点 | 8点 | 7点 |
手数料 | 0.1% | 0.25% | メイカー:0.05~0.15% テイカー:0.14~0.25% |
取扱通貨数 | 約80種類 | 約200種類 | 約70種類 |
日本語対応 | × | × | × |
メリット | ・独自トークンの発行 ・最大倍率125倍のレバレッジ取引が可能 | ・入出金やアカウント情報の更新が速い ・カスタマーサポートの評判が良い | ・取引手数料や入出金手数料が格安 ・本格的なトレードツールの利用が可能 |
デメリット | ・過去にフィッシングサイトが出回ったことも ・日本の金融庁との関係が悪い | ・手数料が高い ・将来性の無い仮想通貨も上場している | ・取引ツールが初心者向きではない ・過去にハッキング被害を受けた歴史がある |
日本語に対応する海外仮想通貨取引所ランキング
次は、日本語に対応した海外取引所を紹介していきます。
ほとんどの海外仮想通貨取引所は英語のみの対応となっているので、日本語に対応していれば難なく取引することが可能です。
1位 Huobi Japan(フオビジャパン):SBIと一時提携の実績あり
Huobi Japanは、中国で2013年9月にスタートした仮想通貨取引所です。日本語で利用できるため、日本の投資家にも馴染みのある取引所と言えます。
日本人は海外版の「Huobi Global」は利用できませんが、国内版の「Huobi Japan」なら利用できますよ。
2017年12月に、日本の大手金融機関であるSBIホールディングスと提携したことで話題を集めましたが、後に業務提携は取りやめになりました。
Huobi Japanのメリット
Huobi Japanは、日本の仮想通貨取引所を買収する形で日本に進出したため、日本の金融庁の認可を受けています。
セキュリティ面でも安心感の高い仮想通貨取引所といえるでしょう。
Huobi Japanの手数料は通貨ペアによって変動するものの、日本円とビットコインの通貨ペアなら無料です。
ただし、アルトコインを取引する際には手数料が掛かってしまう場合もありますので注意しておきましょう。
- 日本の金融庁の認可を受けている
- 日本円とビットコインの通貨ペアは手数料無料
Huobi Japanのデメリット
Huobi Japanでは、Huobi Globalが発行している独自トークンを買うことができません。
Huobi Globalは日本人が利用できない取引所なので、トークンを手に入れることは難しくでしょう。
また、パスワード変更後の24時間はセキュリティの観点から出金ができないほど、厳しい出金制限が設定されています。
- 独自トークンを購入することができない
- 出金制限がある
2位 CoinBene(コインベネ):急速に成長中
CoinBeneは、2017年にシンガポールで設立された海外仮想通貨取引所です。
2019年11月には取引量が世界4位になるなど、近年急速に成長しています。
取引所が主体となって新規仮想通貨の資金調達を行うIEOも続々と成功させており、今後にさらに注目が集まりそうな仮想通貨取引所となっています。
CoinBeneのメリット
CoinBeneは、独自トークンである「Coni」を発行しており、手数料利益の40パーセントが還元される仕組みです。
今後、CoinBeneが成長していけば受け取る配当が上がるでしょう。また、スマートフォンアプリでも簡単にアクセス・取引が可能です。
- 独自トークンを購入できる
- スマートフォンアプリが利用できる
CoinBeneのデメリット
CoinBeneでは、約120種類の仮想通貨があるものの活発に取引されていない通貨も多く、正当な価格での取引が難しい場合があります。
他の大手海外仮想通貨取引所と比べても日本での知名度が低く、情報が少ない点はデメリットと言えるでしょう。
- 活発でない仮想通貨も上場している
- 日本での知名度が低い
日本語に対応する海外取引所を比較
Huobi Japan | CoinBene | |
ランキング | 1位 | 2位 |
総合評価(10点満点) | 9点 | 9点 |
手数料 | 0% | 0.1% |
取扱通貨数 | 6種類 | 120種類以上 |
日本語対応 | ○ | ○ |
メリット | ・日本の金融庁の認可を受けている ・日本円とビットコインの通貨ペアは手数料無料 | ・独自トークンを購入できる ・スマートフォンアプリが利用できる |
デメリット | ・独自トークンを購入できない ・出金制限がある | ・活発でない仮想通貨も上場している ・日本での知名度が低い |
新しい通貨を狙うための海外仮想通貨取引所を比較
新しい仮想通貨を買うのにおすすめの海外仮想通貨取引所を紹介していきます。
日々、新しい通貨が誕生しており、現時点ではほとんど無名で価値のない草コインが大きく値上がりすることを待つのも夢がありますよね。
1位 Bitrex(ビットレックス):取り扱い通貨が豊富
大手海外取引所「Bittrex」は、仮想通貨の取り扱い数が200種類以上という特徴があります。
海外取引所でも、200種類以上もの仮想通貨を取り扱っているような所は珍しく、ICO直後の仮想通貨を取り扱っている場合もあるので、草コインや新しい通貨を狙っている方におすすめです。
日本語に対応していないので翻訳ツールを活用する必要がありますが、国内取引所と同様にメールアドレスと個人情報の登録、認証作業を行えば口座開設ができます。
Bitrexのメリット
Bittrexは入出金やアカウント情報の更新が非常に速いため、スピードに左右されずストレスの無い取引環境の構築に力を入れています。
カスタマーサポートの対応も迅速で問題解決能力も高く、評判が良いことで知られています。
ただし、カスタマーサポートはすべて英語での対応となっていますので注意が必要です。
- 入出金やアカウント情報の更新が速い
- カスタマーサポートの評判が良い
Bitrexのデメリット
Bittrexは、他の仮想通貨取引所と比べて手数料が少し高めです。
また取り扱い銘柄の種類が多いBittrexですが、上場している仮想通貨の中では将来性の無いようなもの多くあります。
草コインや新しい仮想通貨に投資をしていく際には、しっかりと調査する等の対策が必要となってくるでしょう。
- 手数料が高い
- 将来性の無い仮想通貨も上場している
2位 Liquid by QUOINE(リキッドバイコイン):各種手数料が0円
取扱仮想通貨 | ビットコインイーサリアムビットコインキャッシュリップルキャッシュ |
手数料の安さ | ⭐⭐⭐⭐☆ 現物取引手数料無料 レバレッジ取引手数料0.025% |
スプレッドの低さ | ⭐⭐⭐⭐⭐ (かなり小さい) |
セキュリティ性 | ⭐⭐⭐⭐☆ |
ここがオススメ!
- 手数料がすべて無料
- ビットコイン価格が他取引所より低い
- 日本初の金融庁認可の仮想通貨交換業者
安定感があり新規通貨の取り扱いもある「Liquid by QUOINE」は、日本で初の金融庁認可の海外取引所です。
2014年5月にシンガポールで設立され、アジア各国を中心に取引所を運営しています。
日本の金融庁の認可を得るには、厳しいハードルをクリアしなければなりません。また、セキュリティ対策はマルチシグ対応となっています。
マルチシグとはウォレットの秘密鍵を複数人で管理し、全員の賛同がないとウォレットを開くことができない仕組みで、セキュリティ面の高さを示しています。
Liquid by QUOINEのメリット
Liquid by QUOINEは、日本円で取引をすると手数料が無料になります。
また、10か国分の通貨建て取引を一つにまとめているワールドブックという仕組みを採用。
この仕組みによって、マイナーな仮想通貨にも安定した流動性を供給しているのです。
- 日本円で取引をすれば手数料が無料
- 安定した流動性を供給する仕組みを採用
Liquid by QUOINEのデメリット
Liquid by QUOINEは、日本の金融庁に正式に認可された取引所です。
そのため、取り扱い通貨の追加に時間がかかってしまうことも考えられます。
また、出金までの時間が他の取引所と比較すると遅い場合があります。
- 新しい仮想通貨の追加に時間がかかる
- 出金が遅い
3位 YoBit(ヨービット):1200種類もの仮想通貨を取引できる
仮想通貨の中には時価総額が低く、1円未満でも買える「草コイン」と呼ばれるものが存在します。
YoBitは1200種類以上の仮想通貨を上場させており、宝探しのような感覚で様々な草コインへの投資可能です。
もし草コインが値上がりをすれば、大きな利益を得ることになるでしょう。
他にもYoBitでは毎日少量の仮想通貨をもらえたり、仮想通貨を使ったギャンブルやレンディングサービスなど、多くのサービスを提供しています。
YoBitのメリット
YoBitは、1200種類もの仮想通貨が上場しており、ICO直後の仮想通貨も幅広く取り扱っています。
中には将来性の高い草コインもあり、投資機会を逃すことはありません。通貨ペアも多様で、様々な投資手法に応用できます。
- ICO直後の仮想通貨の取り扱いがある
- 通貨ペアが多い
YoBitのデメリット
YoBitは、他の海外仮想通貨取引所と比較して取引手数料が高いというデメリットがあります。
草コインに投資をする場合、流動性リスクを負うことになるため手数料の高さは無視できない存在です。
またYoBitは、運営元が不明なので信用リスクがあると言えます。
- 手数料が高い
- 運営元が不明
新しい通貨が買いやすい海外取引所を比較
Bittrex | Liquid by QUOINE | YoBit | |
ランキング | 1位 | 2位 | 3位 |
総合評価(10点満点) | 8点 | 8点 | 7点 |
手数料 | 0.25% | 0% | 0.2% |
取扱通貨数 | 約200種類 | 5種類 | 約1200種類 |
日本語対応 | × | ○ | × |
メリット | ・入出金やアカウント情報の更新が速い ・カスタマーサポートの評判が良い | ・日本円で取引すれば手数料無料 ・安定した流動性を供給する仕組みを採用 | ・ICO直後の仮想通貨の取り扱いがある ・通貨ペアが多い |
デメリット | ・手数料が高い ・将来性の無い仮想通貨も上場している | ・新しい仮想通貨の追加に時間がかかる ・出金が遅い | ・手数料が高い ・運営元が不明 |
海外の仮想通貨取引所で売買するメリット
ここまでは、様々な切り口からおすすめの海外の取引所について紹介していきました。
海外の取引所を利用することで、国内の取引所よりもお得になるケースは少なくありません。
たとえば、海外の仮想通貨取引所で売買すると
- 手数料が安いことがある
- レバレッジが充実している
- 海外の口座を作る必要はない
といったメリットあります。それぞれ詳しく解説しますね。
手数料は取引所によって安いことがある
国内の仮想通貨取引所よりも、海外の仮想通貨取引所の方が手数料が安いことがあります。
例えば日本の取引所で0.1%、海外の取引所で0.1%であれば、発生する手数料は変わりません。ですが、流動性が高いほどスプレッドが狭く設定されているケースがあります。
そのため手数料やコストが安く、お得に取引できる可能性が高いです。
レバレッジが充実している
海外の取引所では、レバレッジ倍率が高く充実している場合が多いです。レバレッジを利用すれば、柔軟な取引戦略を採用できます。
ただしレバレッジを高くかけ過ぎてしまうと、リスクも大きくなってしまうので注意が必要です。
海外の口座を作る必要はない
海外の取引所を使う場合、海外専用の口座を作る必要はありません。
例えば、とある仮想通貨取引所でドル建てによる取引しかできない場合、ドルの口座を作る必要があります。
海外の仮想通貨取引所では、基本的にビットコインなどの仮想通貨建てで取引することが可能です。
ただ法定通貨と仮想通貨とで、通貨ペアの数に差がつくことはありますので注意しましょう。
海外の仮想通貨取引所で取引するリスクと注意点
海外の仮想通貨取引所で取引するのはメリットばかりではなく、リスクや注意点があるのも事実です。
そこで、海外の仮想通貨取引所で取引する際のリスクや注意点、さらに準備しておくべき対策を合わせて紹介していきます。
海外の取引所でも税金はかかる
日本に居住しているなら、海外の取引所で得た利益は日本の税制に従って計算し、税金を納める必要があります。
国税庁では、世界各国と情報に関する条約に基づいて取引所などの利用状況をチェックすることが可能です。
海外の取引所であっても利益を隠せないので注意しておきましょう。
仮想通貨流出の際にサポートを受けにくい
国内取引所と比較すると、仮想通貨流出やシステムの不具合などの際に、サポートを受けにくいというデメリットがあります。
海外の仮想通貨取引所とは物理的に距離が離れているため、金銭的な補償を受けにくいです。さらに、ハッキングなどがあっても返金サポート等が想定されていないことも考えられます。
高いレバレッジや取り扱う通貨が豊富などのメリットがありますが、被害を受けても全額返金されないリスクがあることを理解しておきましょう。
最新情報は日本語以外で発表される
海外の仮想通貨取引所や関連する最新情報は、基本的に英語などの外国語でリリースされるため、情報収集しにくいです。
そのため最新情報が出たら翻訳ツールを使って日本語に直したり、英語を勉強したりするなどの対策が必要となります。
2種類以上のウォレットを活用する必要がある
海外では、ハッキング事件の内容が複雑化・多様化しています。多額の資産を保管しておくと、全額盗難されてしまうことも考えられるでしょう。
海外市場は非常に大きくなっているので、狙われるリスクも大きくなります。海外取引所を利用するときは、厳重なウォレット管理が必要でしょう。
主な対策として、ソフトウェアウォレットとハードウェアウォレットの2つを用意すること等が挙げられます。
長期間使用しない仮想通貨はハードウェアウォレットに保管し、頻繁に取引する仮想通貨はソフトウェアウォレットで保管しておけば、ハッキング被害を受けても損失を抑えやすくすることが可能です。
海外の仮想通貨取引所は用途ごとに複数開設がおすすめ
- 手数料の安い海外取引所なら「BitMEX」「Bitfinex」「Kraken」
- 大手で安心できる海外取引所なら「BINANCE」「Bitrex」「Poloniex」
- 日本語対応の海外取引所なら「Huobi Japan」「CoinBene」
- 新しい通貨を狙うための海外取引所なら「Bitrex」「Liquid by QUOINE」「YoBit」
今回は、様々な海外仮想通貨取引所の選び方や注意点を紹介していきました。
海外取引所は数多く存在するため、すべてにおいて1番の取引所を決めるのは難しいかもしれません。様々な利用シーンを想定して、複数の取引所を開設しておくことをおすすめします。
複数開設しておけば、一つの取引所でトラブルがあってもリスクを回避しやすいです。また、各種取引所の強みに合わせた柔軟な取引戦略を立てることもできるようになってくるでしょう。
どのように仮想通貨の取引をするのかを見つめ直し、自分に最適な方法でトレードできる取引状を探してみてください。
取扱仮想通貨 | ビットコインイーサリアムリップルビットコインキャッシュイーサリアムクラシックライトコインモナコインリスクネムベーシックアテンショントークンステラルーメンテゾスポルカドットチェーンリンクシンボルポリゴンメイカー |
手数料の安さ | ⭐⭐⭐⭐⭐ (0.01~0.15%) |
スプレッドの低さ | ⭐⭐⭐⭐☆ (1.19%) |
セキュリティ性 | ⭐⭐⭐⭐⭐ |
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