ビットフライヤー(bitFlyer)のレバレッジ取引の特徴は？手数料や倍率まで徹底解説！

「ビットフライヤーでレバレッジ取引はできるの？」「レバレッジ取引にかかる手数料はどのくらい？」このような疑問をお持ちではないでしょうか。

ここでは、暗号資産(仮想通貨)取引所大手のビットフライヤーでのレバレッジ取引について詳しく解説します。

ビットフライヤーでレバレッジ取引を始めようと思っている人、レバレッジ取引の手数料等のコストについて知りたい人には参考になる記事です！

ビットフライヤー(bitFlyer)のレバレッジの特徴

ビットフライヤー(bitFlyer)でレバレッジ取引を行う時は、「bitFlyer Lightning FX」から行います。

「bitFlyer Lightning FX」の特徴について解説します。

bitFlyer Lightning FXとは？

bitFlyer Lightningは、暗号資産（ビットコイン）の現物・FX・先物取引に対応したサービスです。

bitFlyer Lightning FXは、レバレッジをかけて、値上がり・値下がり双方で利益を狙うことができ、多様な戦略での投資が可能です。

PCは勿論、スマホからも利用することができるので、普段仕事をしている人も場所を選ばず取引をすることが可能です。

特徴１　レバレッジ倍数は最大2倍まで可能！

ビットフライヤーが提供するbitFlyer Lightning FXは、最大2倍までのレバレッジが可能です！

2019年12月時点でのビットコインの価格は、1BTC=約80万円です。

レバレッジをかけない場合は80万円の資金が必要になりますが、

• レバレッジ4倍までかければ、4分の1の20万円
• レバレッジ2倍までかければ、2分の1の40万円

で取引できます。

少ない資金で効率がいい資産運用をしたい！と思っている人におすすめです。

特徴２　多彩な注文がだせる！

bitFlyer Lighthing FXは様々な注文方法があるので、相場の状況に合わせて注文方法を変えることができます。

主な注文方法は4種類。

1. シンプル…通常の注文。成行、指値での注文が可能
2. IFD注文…新規注文と同時に決済注文をだす注文方法
3. OCO注文…2種類の注文を同時にだし、どちらかが成立した場合に片方がキャンセルになる注文。
4. IFDOCO注文…IFDとOCOの注文の両方の機能

4種類の注文だけでなく、さらに細かくストップ注文やトレイリングストップ（価格の上昇に合わせて、自動的にストップ注文を引き上げる）を入力することができます。

多彩な注文を上手く使いこなせるようになれば、あらゆる相場に対応しやすくなり利益をあげやすくなります。

例えば通常、利益を出すには購入した通貨の価格が上昇。その後、売却したことで利益がでますが、bitFlyer Lightning FXは空売り注文ができるので、価格が下がっても利益を狙うことができます。

特徴３　ビットコインも証拠金にできる！

FX取引というと、円を証拠金に取引するイメージがありますが、ビットフライヤーのFX取引はビットコインを証拠金として取引ができるようになっています。

円よりもビットコインを活用して、資産運用できるのは嬉しいですね。

現物のビットコインの取引を十分に行っている人にとっては、使用しやすい取引所といえます。

特徴4　低資金から始められる！

Lightning FXは、最小発注数量が0.01BTCから取引することができます。

1ビットコインが約1,000,000円である場合、およそ10,000円（レバレッジ4倍の場合預入証拠金2,500円）から取引することができます。

特徴5　いつでも取引が可能！

Lightning FXは、メンテナンス実施中（毎日午前4:00～午前4:10）を除き、24時間365日取引することができます。

土日祝祭日でも取引できるという点は、一般的な金融商品にはないメリットです。

レバレッジとは？

バレッジとは日本語に訳すと「てこ」という意味を持ちます。
てこの原理は、小さい力で大きなものを動かすこと。

レバレッジ取引も同じ要領で、自分の元手（=小さい力）でその何倍ものお金（＝大きなもの）を取引で動かすことができます。

まだ口座を持っていない場合はこちらからbitFlyerに登録！

ビットフライヤー(bitFlyer)のレバレッジ取引とFX取引の違い

ビットフライヤーで提供するレバレッジ取引は「FX取引」です。この2つ何が違うのか？と疑問にお持ちでしょう。

ともにレバレッジをかけて取引するので、基本的には違いがありませんが、以下のような違いがあります。

FX取引

• 差金取引（買いと売りの差額だけの取引）で、資金を借りるわけではない
• 金額のみのやり取りなので、現物に交換できない
• 土日でも取引することができる

レバレッジ取引

• 取引所から資金を借りて取引を行うため、管理料を取引所に支払う仕組みになっている
• 現物にも交換できる
• 土日取引することはできない

なおFX取引、レバレッジ取引、先物取引では、取引期限も異なります。

このように取引種類によってさまざまな違いがあります。

ビットフライヤー(bitFlyer)のレバレッジ倍数

bitFlyer Lightning FXは、最大レバレッジ倍数2倍となっています。取扱通貨はビットコイン(BTC)のみとなります。

他の取引所とレバレッジ比較

レバレッジ1倍や2倍の用途

bitFlyer Lightning FXはレバレッジを利かせることで、手元の資金よりも大きい取引をすることができます。

例えばレバレッジ2倍で取引する場合、10万円を証拠金として預け入れることで、20万円のビットコイン取引をすることができます。

元手以上の取引ができない現物取引と異なり、証拠金取引では預け入れた資金以上の取引を行うことができるため、少ない自己資金で効率よく利益を得ることができます。

ビットフライヤー（bitFlyer）で取引できる通貨

ビットフライヤーでは取引所・販売所による現物取引とbitFlyer Lightning FXによるFX取引があります。

現物取引（15種類）

• ビットコイン
• イーサリアム
• イーサリアムクラシック
• ライトコイン
• ビットコインキャッシュ
• モナコイン
• リスク
• リップル
• ベーシックアテンショントークン
• ステラルーメン
• ネム
• テゾス
• ポルカドット
• チェーンリンク
• シンボル

bitFlyer Lightning FX

• ビットコインのみ

他の取引所と取引できる通貨を比較

国内の取引所で取り扱い通貨（現物）が最も多いのは、コインチェックです。

• ビットフライヤー：15種類
• コインチェック：16種類

一方、証拠金を必要とする取引の中でもっとも取り扱い通貨が多い取引所はDMM Bitcoin。

• ビットフライヤー：1種類
• DMM Bitcoin：12種類

色々な暗号資産(仮想通貨)を手に入れたい方はコインチェック。

様々な通貨でレバレッジを利かせた取引をするならDMM Bitcoin。

一つの取引所で現物、FX取引を利用したい人はbitFlyerを使うのが良いでしょう。

DMMビットコイン（DMM Bitcoin）

取扱暗号資産	ビットコイン イーサリアム ネム リップル ライトコイン イーサリアムクラシック ビットコインキャッシュ モナコイン ステラルーメン シンボル クアンタム ベーシックアテンショントークン オーエムジー テゾス エンジンコイン トロン カルダノ ポルカドット アイオーエスティー ジパングコイン チリーズ アバランチ チェーンリンク メイカー ポリゴン フレア ニッポンアイドルトークン
手数料の安さ	⭐⭐⭐⭐⭐ （無料 ※BitMatch取引手数料を除く）
スプレッドの低さ	⭐⭐⭐☆☆ （1. 84%）
セキュリティ性	⭐⭐⭐⭐☆

ここがオススメ！

1. 暗号資産の種類が多い
2. クイック入金や出金手数料が無料
3. アルトコインのレバレッジ取引が可能

DMMビットコイン（DMM Bitcoin）
公式ページ

DMMビットコイン（DMM Bitcoin）の評判・メリットとデメリット

ビットフライヤー(bitFlyer)のレバレッジの手数料

• bitFlyer Lightning FXの取引手数料は無料
• ポジションを翌日に持ち越した場合は、スワップポイントと呼ばれる手数料が0.04％かかる

法定通貨を対象とするFX取引では、各国の金利差によりスワップポイントが発生します。一方、暗号資産(仮想通貨)のスワップポイントは「金利差」というよりも「取引手数料」との認識が適切でしょう。

GMOコインでは「ビットコインと日本円の間に金利差が存在しないため、スワップポイントはございません」と説明。変わりにスワップポイントでなく「レバレッジ手数料」という名前を使っています。

他の取引所と手数料比較

取引手数料に関しては、ほとんどの取引所が無料にしているので差はありません。

スワップポイントに関してはBITpointが最も安いです。

なお、bitFlyer Lightning FXでは取引価格が5%以上差がある場合に、Lightning FX SFDと呼ばれる手数料が発生します。 SFD は約定ごとに発生し、ポジションの決済時に清算されます。ただし、決済注文の約定時には付与されません。

※BITpointも、現在レバレッジ取引口座の申込受付は停止しています。

ビットポイント（BITPoint）
公式ページ

SFDが発生する条件と比率

Lightning FX取引価格とLightning現物（BTC/JPY）取引価格が一定水準以上乖離した場合、以下のSFDが発生します。

SFD比率は以下のようになります。

ビットフライヤー(bitFlyer)でのレバレッジの始め方

当たり前ですが、事前に口座開設は必要です。レバレッジ取引を行うからといって、特別に申し込む必要はありません。

ですが、取引前に必ずしなければならないことは、通常の口座からFX口座に資金を移動することです。順番に解説していきます。

ステップ１:bitFlyer Lightningを選択

ログインし、左メニューから「bitFlyer Lightning」をクリック。

ステップ２:入出金をクリック

まずは現物口座にある資金をFX口座に移動します。

「bitFlyer Lightning」が立ち上がるので、左上のハンバーガーメニューをクリックして、一覧から「入出金」をクリック。

ステップ３:入金する

次のページを下にスクロールすると、「Lightning FX/Futures 証拠金」の項目が表示されています。

赤枠の箇所に金額を入力し、隣の「証拠金口座へ預入れる」をクリックすると、現物口座から資金を移動できます。

「○○円を預け入れました。」と表示されるはずです。

ステップ４:通貨を選択する

トップメニューに戻り、上部の通貨選択から「BTC-FX」をクリック。

右側の注文画面が表示される（赤枠の箇所）ので、注文方法や価格を入力して発注します。

ビットフライヤー(bitFlyer)での損益確認方法

12月を迎えるにあたり、確定申告を気になさる方も多いのではないでしょうか。

暗号資産(仮想通貨)も投資に分類されますので、1月1日〜12月31日までの1年間で得た所得に対してかかる税金の額を計算して、20万円以上利益が出ている場合は、確定申告を行う必要があります。

ここでは暗号資産(仮想通貨)の取引において損益を確認する方法を解説します。

お取引レポート

お取引レポート

損益を確認するには年次損益報告書が必要です。

年次損益報告書はお取引レポートからアクセスすることができます。

お取引レポートを確認するには、ビットフライヤーの公式サイトにアクセスしてアカウントにログイン。トップページ画面左欄の「お取引レポート」をクリックします。

年次損益報告書をダウンロードする

お取引レポート画面に変わったら、「お取引レポートのダウンロード」をクリックします。

「お取引レポートのダウンロード」をクリック

①対象となる年度を選択します。

対象となる年度を選択

年度を選択したら②の「PDFでダウンロード」をクリックすれば損益を確認することができます。

使いやすさならビットフライヤー(bitFlyer)が一番！

ビットフライヤーは、レバレッジ倍数やスワップなどの手数料はそれほど高くなく、中間ぐらいと思っていいでしょう。

ですが、ビットフライヤーは日本国内での取引量が多い取引所です。

※ Bitcoin 日本語情報サイト調べ。国内暗号資産交換業者における 2021 年の年間出来高（差金決済/先物取引を含む）

セキュリティも世界一ともいわれているほど、強固なシステムですので安心して取引できるメリットがあります。

どこの取引所を使用するか迷っている人はビットフライヤーから開設するのがおすすめです。

この記事のライター

hakuu

HAKUU（ハク）のライター名で、ホームページの運営サポートを経て、暗号資産のライターとして活動。暗号資産の積み立てを2020年より開始し、順調に堅実な資産運用を行っている。