レバレッジ取引入門

【ビットコインFX】RCIとは?オススメ期間設定と使い方をチャートで解説!

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この記事を読んでほしい人
✔ すでに仮想通貨を持っている方
✔ より戦略的に仮想通貨投資をしたい方
✔ 取引所に登録している方

もしまだ取引所をお持ちでない方は、まずはこちらの「取引所の選び方」を参考にしてみてください。
この記事で分かる事!
  • RCIとは?RSIと何が違う?
  • ビットコインFXでオススメの期間設定を教えて!
  • RCIをビットコインFXで使う時はいつ?

相場の買われ過ぎ・売られ過ぎを知りたい?
ならば、オシレーター系のインジケーターが役立ちます。

「オシレーター=初心者はRSIがオススメ」というのが一般論です。

いや、もっと簡単に見やすい「RCI」を使いましょう。

なぜなら、見た目がシンプルで使いやすく、相場の本質的な要素が分かりやすいからです。意外と実用的なオシレーター「RCI」、ビットコインFXの取引で使えるレベルまで解説します。

RCIとは?RSIとの違いは?

bitcoin-fx-rci-1Rank Correlation Indexを略して「RCI(アールシーアイ)」と言います。
日本語に翻訳すると「順位相関指数」です。

似た名前で、同じオシレーター系のインジケータRSIがあります。
両方とも、買われ過ぎ・売られ過ぎを表す部分は同じです。

しかし、まったく異なる性質を持つのを理解して置きましょう。
なぜなら、チャート上に表示する前の計算式が全く異なるからです。

「RSIってそもそも何?」といった方は以下の記事を読んで頂けると、実践的に覚えられます。

【ビットコインFX】RSIとは?基本設定とシグナルをチャートで実践解説。

RCIの計算式

{1-6d/n(n²-1)}×100
d→二付の順位と価格の差を2乗し、合計した数値
n→期間

RCIの計算式は非常に難しいです。
とは言え、実際に電卓を片手に計算しないので覚える必要はありません。

分かりやすく言うと、単に上がった下がったではなく、値幅と期間の考え方が加わった計算式です。

例えば、とある日に20万円ほどビットコイン価格が上がったとしましょう。
しかし、過去5日間の値上がりが50万円・100万円・30万円・60万円だとしたら?

ここ最近の中では「割と弱い上昇局面だった」と言えます。

ようするに、RCIで設定した期間内の値動きに順位を付ける仕組みです。
同じ上げ相場でも、期間内で順位を付け、相対的に(他と比較して)強い・弱いを判断します。

ビットコインFXで使う「RCIのオススメ期間設定」はコレ!

bitcoin-fx-rci-2RCIは、基本的にはデフォルトの期間設定「12期間」でも問題はありません。
しかし、ビットコインFXに特化した期間設定に変えるのもオススメです。

ビットコインFXのRCIは「14期間」の設定がベストになります。
なぜなら、市場の取引時間が他の投資商品とは違うからです。

例えば、為替のFXであれば月曜日から土曜日の早朝まで。
デフォルトの期間設定が12期間ですから、約2週間の中でRCIが算出されます。

ところが、ビットコインFXで12期間だと中途半端になるんです。
ビットコインFX=年中無休の取引時間。

つまり、同じように2週間のスパンでRCIを算出するなら、14期間が適切になります。

RCIが使えるビットコインFX業者は?

金融庁認可の国内ビットコインFX業者では「GMOコイン」のみです。しかし、ビットフライヤーは外部の分析ツールと提携しており、「Tradingview(トレーディングビュー)」でRCIが使えます。

【ビットコインFX】RCIの基本的な使い方

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  • RCIシグナル線が-80%以下→売られ過ぎ
  • RCIシグナル線が80%以上→買われ過ぎ

RCIは、買われ過ぎ・売られ過ぎを表すオシレーターです。
ですから、ビットコインFXで使う際も同じような判断をする時に使います。

より具体的には、「トレンドに対する押し目買い・戻り売り」がRCIの活用例です。

なぜなら、大きなトレンド転換では、RCIを基準に予想するのは不向きだからです。
逆に、大きなトレンドへの逆行現象(トレンドと逆の動き)を判断だするのが向いています。

例えば、トレンド転換の際にはレンジ相場が見られます。
RCIの計算式では、レンジ相場内は数値の精度が落ちやすいです。。

数日の上昇幅と下落幅がほぼ均等だと、RCIは少しの価格差でも上下しやすく、またRCIが動いたからと言って売買しても再び戻る現象が多々あります。

したがって、大きなトレンドに中で押し目買い・戻り売りで使う方が精度が良いです。

【ビットコインFX】チャートで具体的な取引ポイントを解説

bitcoin-fx-rci-4ビットコインFXチャート(日足)で具体的に解説します。
言葉で学ぶより、実際のチャートと一緒に見た方が断然分かりやすいです。

  • 赤枠内→レンジ相場
  • 赤枠の左→下降トレンド
  • 赤枠の右→上昇トレンド

上記のビットコインFXチャート(日足)では、レンジ相場を中心にトレンド転換が発生しています。

レンジ相場(赤枠)では、RCI-80%の水準で売られ過ぎ。つまり、買いを検討すべきシグナルが出ています。

しかし、シグナル部分(緑)で買っても結局はレンジ相場の下限に戻ってくる局面です。
ようするに、レンジ相場・トレンド転換点でRCIを使うと失敗しやすい。

bitcoin-fx-rci-5ところが、レンジ相場後の上昇トレンドを追ってみましょう。(同じチャートです)

上昇トレンド中に一旦落ちる逆行現象では、キレイに押し目とRCI-80%が重なっています。

RCIの特徴は、期間内の変動幅に順位を付けて比較する事。
トレンド中では、上昇トレンドなら上昇幅、下降トレンドなら下落幅で比較します。

  • 上昇トレンド中に一旦下がる
  • 下降トレンド中に一旦上がる

上記のような展開で、いつ再びトレンド方向に戻るか?を予想するのがRCIの活躍する場所。

ビットコインFXの取引でRCIを使う場合は、トレンドを見てから取引ポイントを探るのがオススメです。

まとめ

今回は「【ビットコインFX】RCIとは?オススメ期間設定と使い方をチャートで解説!」のテーマでした。

この記事のまとめ
  • RCIは買われ過ぎ・売られ過ぎを分析するオシレーター
  • 期間内の変動幅で順位を付けて比較するのが特徴
  • RCIは押し目買い・戻り売りで活用するのがオススメ

ビットコインFXでは、やはりレンジ相場より、トレンド相場が多い傾向があります。

RCIを使うことで、ジリジリと動く環境でも的確に押し目買い、戻り売りが可能です。
是非、トレードでも活用してみてください!

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この記事のライター
大学卒業後、大手外資系コンサルティング会社でPMOとして勤務。暗号資産やFXなどの金融商品を題材としたライターとしても活動。pythonやjavascriptを活用し、暗号資産の自動売買プログラムの開発も行う。
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