仮想通貨DigiByteは、2014年にビットコインより分岐したアルトコインです。
暗号資産の中でも、歴史ある銘柄の1つですが、2021年4月現在でも1DGB=10円程度で購入できます。
もし、今後の将来性が有望なら、手が届く価格の今、購入しておきたいですよね?今回は「仮想通貨DigiByte(DGB)」をテーマに、基本情報・将来性・購入方法をまとめました。
目次
【基本情報】仮想通貨DigiByte(DGB)とは?
DigiByte/DGBの基本情報 | |
DigiByte/DGBの価格 | ¥11.96 |
一日の出来高 | ¥10,773,436,358.64 |
マーケットドミナンス | 0.09% |
市場ランキング | 第63位 |
時価総額 | ¥170,700,861,090.20 |
直近1年間の高安値 | 1.10円/18.77 円 |
発行枚数 | 21,000,000,000 DGB |
※2021年4月25日時点Coinmarketcapによる
冒頭でも触れた通り、DigiByte(デジバイト)は2014年1月、ビットコインからフォークし、マイニングが始まりました。
開発自体は2013年10月より、通称Digimanとも呼ばれる、Jared Tate氏によって行われています。
マイニングを主軸としているので、基本構造はビットコインと同じ、PoW(プルーフ・オブ・ワーク)のコンセンサスアルゴリズムです。
ただし、オリジナルであるビットコインより、セキュリティと処理速度を向上するため、5つのアルゴリズムを組み合わせています。
ビットコインの上位互換?DigiByteの特徴
DigiByteの創立当初は「ビットコインのブロックチェーンから、セキュリティ・容量・取引速度を向上させる」という目的が掲げられたいました。
現時点で、DigiByteのブロックチェーンは、構造上はビットコインの上位互換にまで開発は進んでいると言われています。
まず、DigiByteのPoWのアルゴリズムは、単一ではなく5つの異なるアルゴリズムを使用し、ブロックチェーンの保護・51%攻撃への耐性を獲得しました。
開発者曰く、DigiByteのアルゴリズムは、仮想通貨の中で最も難易度が高いとのこと。また、ビットコイン以上に長いDigiByteのブロックチェーンは、15秒毎に1ブロックの生成が可能です。
汎用性も高まる?DigiByteの将来性
DigiByteは、ビットコインからフォークし、独自のブロックチェーン・アルゴリズムを開発する事で上位互換としての役割を確保しました。
しかし、単に高セキュリティで早いトランザクション生成なら、他のアルトコインと変わりません。DigiByteは新しい活用シーンや、特徴を3つ発表しました。
- スマートコントラクトを使ったApp Store
- 公開台帳(オープンチェーン)
- 公開台帳の取引を中継するノード
上記3つのコアプロトコルを加えました。開発、及びマーケティングによってブロックチェーン業界でどれほどのシェアを獲得できるか、今後の将来性にも注目したいです。
DigiByte(DGB)はマーケティングに課題あり
DigiByte(DGB)のマーケティングは、将来性を左右する重要な課題です。DigiByteの運営・開発はDigiByteが行っています。
また、マーケティングは企業などが介入せず、DigiByte Awareness Teamという、ボランティア団体が担当です。
将来性への期待を集め、多くの市場を獲得するにはマーケティング要素は欠かせません。公式テレグラムでも、DigiByteのマーケティングを開発者であるJared Tate氏も危惧していました。
ゲーム業界にDGBが導入?
DGBが様々なビジネスシーンに拡大を示唆させる動きが目立っています。前述した通り、汎用性を高め、DigiByteのシェアを拡大する方針です。
目線がブレブレといった意見もありますが、DigiByteの独自トークンDGBはゲーム業界で徐々に受け入れられつつあります。
例えば、League of Legends(LoL)、Counter Strike Grobal Offensive(CS:GO)など、eスポーツ業界を代表するタイトルに導入されました。また、かなりの期待を煽った事例として人気タイトルMine CraftのサーバーとDGBトークンが提携しています。
【将来性】仮想通貨DigiByte(DGB)の価格推移と最新分析
仮想通貨DigiByte(DGB)の価格推移に注目してみましょう。上記の画像は、大手取引所BinanceのDGB/USDT日足チャートです。
2021年4月現在ですが、年初の安値から5.8倍の価格へ急騰しています。出来高が史上最高値更新直前に大きくなっていることから、仮想通貨DigiByte(DGB)の市場がさらに成長していることも分析可能です。
個人的な感想も入れるなら、ビットコインの上位互換的な性能と、現在の活用シーンの拡大が、これまで過小評価されていたと感じます。
最新のDGB/USDTチャートから分析をすると、今後は、2つの重要価格が展開を決めそうです。例えば、直近の上昇トレンドから高値まで、フィボナッチ・リトレースメント(FR)から予想値を出してみましょう。
- 【FR0.618】0.09638USDT
- 【FR0.786】0.07610USDT
上記の予想値で、買い支えられ再上昇した場合には、史上最高値をもう一段更新するような見通しも立てられます。一方で、下回った場合「長期保有の買い場」となりそうなのは、以下2つの価格帯となる予想です。
- 0.03809USDT
- 0.03259USDT
上記の価格は、2021年2月の急騰前の水準であり、2020年何度も超えられなかった重要な価格帯です。
直近では、上記の様なトレンドライン(赤線)も描写できます。DigiByteの市場規模は暗号資産の中では、まだ小さいためビットコインの影響を受けやすいです。
しかしながら、トレンドラインとFR0.618の押し目予想が重なることから、引き続き上目線と考えられます。
【購入】仮想通貨DigiByte(DGB)が上場している取引所
- Binance
- Bittrex
- KuCoin
- Bitfinex
- Huobi Grobal
- OKEx
仮想通貨DigiByte(DGB)は2021年現在、海外の主要取引所のほとんど全てに上場しています。残念ながら、国内取引所には未上場です。
したがって、仮想通貨DigiByte(DGB)を購入する場合は、以下の手順になります。
- 国内取引所でビットコインを購入
- 海外取引所へビットコインを送金
- 海外取引所にてDGB/BTCを購入
国内取引所への上場を待つといった方法も1つですが、「○○が国内取引所に上場!」のニュースで急騰するのはアルトコインのセオリーです。
未上場の今から仕込むのが個人的にはオススメです。海外取引所のアカウントを作る場合は、日本人利用者が多く、仮想通貨DigiByte(DGB)の取引高が多いBinance(バイナンス)が良いでしょう。
DigiByteが国内取引所に上場する可能性ですが、現在は噂も特に発生していません。ただし、仮に上場する場合はコインチェックの可能性が高いと予想されます。
近年、コインチェックはNFTβ版を運営するなど、ゲーム関連の参入も目立つからです。仮想通貨DigiByte(DGB)も、前述した通り、ゲーム関連で提携が行われており、関連性も比較的高いと言えます。
仮想通貨DigiByte(DGB)とは? まとめ
今回は「【10円で買える】仮想通貨DigiByte(DGB)とは?基本情報・将来性・購入」のテーマでした。
この記事をまとめると以下の通りです。
- DigiByteは2014年に公開されたPoWの仮想通貨
- 高セキュリティ・早いブロック生成を誇るビットコイン上位互換
- 近年では、スマートコントラクトを用いて汎用性を拡大
仮想通貨DigiByte(DGB)は、プロジェクトの進捗や性能に関しても十分に優れている印象です。しかしながら、現在の価格は1DGB=10円前後と、価格への反映は弱く感じます。「2014年から存在する仮想通貨が10円で買える」と考えると、かなり貴重な存在ではないでしょうか?2014年当時、ビットコインは6万円ほどでした。現在は100倍の600万円です。同じ歴史を、DigiByteがたどると想像すると期待値は高いと思います。
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