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【最新】仮想通貨Algorand(ALGO)とは?将来性と価格推移を徹底分析

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仮想通貨ALGOは、史上最高値に到達していない、「まだ、上がる余地のあるアルトコイン」かも知れません。

分散型ネットワークAlgorandを開発し、1日に100万件以上のトランザクション処理を1年で実現したポテンシャルの高さから、注目銘柄として挙げられます。

今回は「仮想通貨Algorand(ALGO)と将来性」をテーマに、特徴~価格推移まで徹底分析をまとめました。

当記事で用いるチャートは高機能分析プラットフォーム「TradingView(トレーディングビュー)」の提供するBinanceのALGO/USDTチャート・を用いて分析をしております。仮想通貨は1年365日を通して動く市場の為、執筆時点(2021年3月)での個人的予想となります。仮想通貨(暗号資産)取引に関しては余裕資金・自己判断で行いましょう。

仮想通貨Algorand(ALGO)とは?

Algorand/ALGOの基本情報
Algorand/ALGOの価格¥112.07
一日の出来高¥47,155,058,585.00
マーケットドミナンス0.17%
市場ランキング第40位
時価総額¥293,700,505,844.48
直近1年間の高安値15.63円/199.13

発行上限10000000000ALGO

※価格等の情報は2021年3月26日時点のCoinMarketCapによる

Algorand(アルゴランド)とは、中央管理者の存在しない、分散型ブロックチェーンを軸としたネットワークです。

様々なアプリケーションを支える役割を担っており、Algorandのブロックチェーン技術によって「安全性・拡張性・効率性」の3つを提供します。

少し難しい話ですが、分かりやすい例を出すと「イーサリアム」に近い構図と言えるでしょう。

例えば、イーサーリアムのブロックチェーンは、同様に分散型アプリ、分散型取引所など非中央集権のプラットフォームに使われています。

ちなみに、仮想通貨ALGO(アルゴ)は、分散型ブロックチェーンAlgorand由来の仮想通貨です。

Algorandの特徴とは?

似た構図を持つ、アルトコインの王者「イーサリアム(ETH)」の問題は、トランザクション処理の遅さが挙げられます。

Algorandの特徴とは、イーサリアムと同様に分散型エコシステムの活用を目指していますが、トランザクション処理はイーサリアムより早いのが大きな特徴です。

Algorandは、プルーフ・オブ・ステーク(PoW)を採用しており、ブロック生成においてパーミッションレス(トランザクション生成の許諾が不要)な仕組み。

さらに、ランニングコストの高いマイニング自体が不要の仕組みを採用しています。

つまり、マイニングコストが発生しない為、格安の手数料・シンプルで高速な処理をAlgorandは実現しました。

例えば、2019年6月にメインネットを公開、2020年末には1日当たり、100万件のトランザクション処理に対応しています。

Algorandの処理速度は、かなり早いペースで成長していると言う事です。

2013年に誕生したイーサリアムは、2018年の段階で同じトランザクション処理件数、イーサリアムが5年掛かった処理速度に、1年でAlgorandは到達したことになります。

仮想通貨Algorand(ALGO)の将来性は?

Algorandのネットワークと、仮想通貨ALGOの将来性は「ネットワーク利用者の拡大」が重要な焦点と言えます。

Algorand自体は、イーサリアムで問題視される、トランザクション処理の遅さ、手数料の高さの改善に成功しています。

しかしながら、非中央集権であり、自律するブロックチェーンは仕組みを支える利用者の存在が欠かせません。技術面で優れるAlgorandは、ユーザー獲得が将来性を左右するでしょう。

Algorand利用者が増えれば、価格が上がりやすい?

Algorandの利用者が増えると、仮想通貨ALGOの価格上昇という形で良い影響がでる可能性が高いと考えられます。

なぜなら、「仮想通貨ALGOの発行上限は決まっており、分岐が起こらない構造」だからです。

発行上限が決まっていると、最大の供給量が制限されるので希少価値が上がるのは、おそらくイメージが付きます。

気になるのは「分岐が起こらない構造」でしょう。
分岐がしない、つまりフォークしないのが仮想通貨ALGOの強みです。

例えば、ビットコインに関して言えば、ビットコインキャッシュなど様々な関連アルトコインが分岐により誕生しました。

分岐の原因は、マイニング報酬や構造への派閥が出来た事が主な理由です。

分岐が発生すると、投資家にも迷いが生じ、本来はビットコインだけに集中する資金にもバラつきが生じます。

仮想通貨ALGOの分岐しない構造は、今後、分岐によって資金が流れてしまう可能性が低くなる、価格上昇へ良い影響を及ぼす可能性が高いです。

仮想通貨Algorand(ALGO)の価格推移と考察

algorand-algo-futuresALGO/USDT 日足

仮想通貨Algorand(ALGO)の価格推移から将来性を見てみましょう。

Algorandの仮想通貨ALGO(アルゴ)は、2021年現在、ALGO/USDTが大半を占めています。

世界最大手の仮想通貨取引所Binanceでは、本記事執筆時点で1日に64億円相当の出来高、ALGOの取引シェア13%を占めており、今後の将来性を見る上で最重要の価格推移と言えるでしょう。

algorand-algo-futures-1ALGO/USDT 週足

ALGO/USDTでは、2020年3月に最安値【0.0958USDT】を付け、現在は10倍の価格になる【1USDT】まで大幅に上昇しています。

他のアルトコインとの違いは、Binanceへ上場初日で付けた史上最高値【3.4725USDT】に到達していない点です。

つまり、引き続き上昇する上で、最終的な到達価格として意識される可能性があります。

現在価格から見ても、3.5倍の価格上昇が見込める上、値動きからは「長期トレンドは上昇トレンド」と少なくとも考察可能です。

algorand-algo-futures-2ALGO/USDT 日足

ALGO/USDTを長期上昇トレンドだと仮定した場合、今の保ちあい相場は当然、高値を更新する必要があります。

直近では、高値からジリジリと下げる展開が確認でき、押し目を形成する可能性が高いです。

注目ポイントは、時間足の安値(水色ボックス)を下回り、長期的な高値から、【0.76USDT】までが最大の下げ幅となると予想されます。

【0.076USDT】を下回った場合、下げ止まりは少なくとも【0.2224USDT】より上で完了するのが理想です。

【0.2224USDT】を下回った場合、長期ダウが下降トレンドと定義されます。

【10分で覚える】ビットコインとダウ理論!基本原則の6つを解説

仮想通貨Algorand(ALGO)を取引するなら?

仮想通貨Algorand(ALGO)の取引をする場合は、国内の取引所に未上場なので海外取引所を使う必要があります。

  1. 国内取引所でビットコインを購入
  2. 海外取引所へビットコインを送金
  3. 海外取引所で仮想通貨Algorand(ALGO)を購入

具体的に、日本から仮想通貨Algorand(ALGO)へ投資するには上記の手順を行います。

国内取引所は、ビットコイン取引量国内No.1「bitFlyer(ビットフライヤー)」が良いでしょう。

※ Bitcoin 日本語情報サイト調べ。国内暗号資産交換業者における2021年の年間出来高(差金決済/先物取引を含む)

取引高が多い」=「利用者が多く、大口投資家も利用している」と言えますから、信頼性・安全性が評価できます。

【公式】bitFlyer(ビットフライヤー)へ

仮想通貨Algorand(ALGO)はBinanceで長期保有

仮想通貨Algorand(ALGO)を購入する為のビットコインは、大手のビットフライヤーで準備、海外取引所はBinance(バイナンス)を利用するのが良いでしょう。

なぜなら、Binanceは仮想通貨ALGOのステーキングに対応しているからです。

ステーキングとは、保有数量に応じて、報酬が受け取れる仕組みの事。

ステーキング報酬は、仮想通貨ALGOを保有していれば、自動的に受け取れますから、預金より収益性の高い利息と言えます。

頻繁に売買せず、購入後は放置」といった取引スタイルと相性も良く、仮想通貨ALGOを購入するなら、ステーキング対応のBinanceがおすすめです。

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仮想通貨Algorand(ALGO)の将来性 まとめ

今回は「【最新】仮想通貨Algorand(ALGO)とは?将来性と価格推移を徹底分析」のテーマでした。

この記事をまとめると以下の通りです。

  • Algorandとは、分散型ネットワークを提供するプロジェクト
  • Algorandはトランザクション処理が早く、既存の課題を解決
  • 仮想通貨ALGOは長期的な上昇トレンド、史上最高値まで再上昇する可能性大

仮想通貨ALGOは、分岐しない仕組みによって需要と価格反映が相関しやすい特性を持ちます。開発者が、誰もが知っているマサチューセッツ工科大学教授という点も話題となりました。今後は、積極的な活動により、ユーザーの獲得とネットワーク拡大が焦点です。

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この記事のライター
大学卒業後、大手外資系コンサルティング会社でPMOとして勤務。暗号資産やFXなどの金融商品を題材としたライターとしても活動。pythonやjavascriptを活用し、暗号資産の自動売買プログラムの開発も行う。
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