仮想通貨のリスク

ビットコインがネズミ講と呼ばれる理由と詐欺手法を紹介

ビットコイン詐欺

ビットコインはねずみ講だという言葉、数学者や巷の経済人からコメントが出ていたりします。ねずみ講程度の仕組みだという論調です。

また、実際にネットワーク商材で一世を風靡した人たちが同じような仕組みでビットコインに関連して詐欺に近いことをしています。

なぜねずみ講とよばれるのか、どんな詐欺があるのか解説します。

ねずみ講とは

別名、無限連鎖講と呼びます。

世の中ではマルチ商法やMLMと同じように呼ばれていたりしますが厳密に言うと少し異なります。

基本的に、「組織の会員になるために金品の支払いを必要として、自分が一人会員を増やすことで、紹介料として一部の金品を得られる」という仕組みです。

これがどんどんと連鎖していくと一番上の親が最も儲かるという構造を無限連鎖講(ねずみ講)と呼びます。

マルチ商法との違い

マルチ商法は商品の販売を目的に、新しい会員を勧誘します。これは合法です。

一方、ねずみ講は、この会員組織への参加の目的が金品の受け渡しということです。これは違法です。

ビットコインがネズミ講と呼ばれる理由

ビットコインがネズミ講と呼ばれるのは、いくつか理由があります。

ビットコインの性質上、新しい参加者を常に増やす仕組みになっているからです。

基本的にビットコインは利用してくれる人購入してくれる人が増えれば増えるほどその価値が上がっていきます。

また世の中で一般的に流通するためにも多くの人によって利用されていることが非常に重要なのです。

そのためビットコインの仕組み自体が、早めにユーザーになった人に利益が出る可能性が高く、後から参加すればするほど利益を得る確率が減っていくという形になっています。

理由1: ビットコインは目に見えないので怪しいものだと思われがち

ビットコインはその名の通り『仮想』通貨なので、なかなか理解をされにくい仕組みです。持っていることに何の価値があるのかよくわからない、という質問を受けたりします。

概念がわかりづらいのでネズミ講だと思われやすい傾向があるようです。

理由2: ビットコイン投資に熱中する人が多い

よくニュースでも取り上げられているようにビットコインの価格は大きく変動します。そのためすでに暗号資産(仮想通貨)投資を始めている人は熱中している人が多いです。

よく熱中している人は友達や会社の人にビットコインの話をしたり、投資を始めてみたらとお勧めしたりするため、怪しいと思っている人にとってはねずみ講のように感じるのかもしれません。

理由3:新しい参加者が増えることが正義

ビットコインは投資家にとっては、『新しい参加者が増えれば増えるほど、ビットコインの価格が上がるため大賛成』です。

需要と供給のバランスの問題で、例えばあるリンゴが欲しいという人が増えれば増えるほど価格が上がるのと同じです。

また、ビットコイン自体にとっても沢山の利用者が増えるほどその存在価値が高まっていくので新しい利用者が増えるようなコインの仕組みになっています。

ビットコインを誘う人の狙い

ビットコインを誘う人は自分が熱中しているので仲間を増やしたいという思い、少しまだ不安なところがあるので一緒に始めて欲しい、という思いがあります。

また、ビットコイン自体の全体的な考え方で言えば、投資に参加する人が増えれば増えるほど、ビットコインの価値は上がっていきます。

話題になったとはいえまだ実際に始めている人が少ないのが現状です。今のうちに始めておくことも良いかもしれません。

ビットコインの詐欺の実態

ビットコインに限らず暗号資産(仮想通貨)では怪しい事件が後を絶ちません。実際は存在しない通貨と交換できると言ってお金を入金させたりするような詐欺が増え続けています。

実施に私が体験した詐欺手法を3つご紹介します。

詐欺手法1:公開前の通貨を手に入れられる

まだ一般に公開されていない通貨を手に入れられる、という儲け話の詐欺があります。

もうすでに上場することは決まっていて、今は仲間内だけで公開されていない通貨を融通している。

『信頼できる人からの紹介』『一緒に儲けたいから』というのが詐欺キーワードです。

詐欺手法2: 絶対に儲けられる方法があるというセミナー

暗号資産(仮想通貨)に関する本や情報は徐々に増えてきてはいますが、なかなか初心者にとってはわかりづらいもの。

世の中には多くの暗号資産(仮想通貨)に関するセミナーが開催されています。セミナー料金程度の損失であれば御の字。

ここでも限定の通貨やトークンを購入できる権利?を販売したりして、多額の振込をさせる詐欺を行っている場合もあります。

詐欺手法3:マイニングマシンを融通するというパターン

今年、新たに体験した詐欺は暗号資産(仮想通貨)中級者向けのものです。

超高性能のマイニングマシンを利用する権利の一部を購入できる、というパターンの詐欺でした。

このマイニングマシーンの権利を購入することで『2年にわたって継続的にコインを受け取ることができる』、『コインが値上がりした分だけ儲かる!』という内容でしたが、入金をした友人の話によるとプロジェクトが頓挫し、連絡がつかなくなったとのことでした。

ビットコイン自体は問題ない

ビットコインや暗号資産(仮想通貨)に関わる詐欺事件は後を絶たずどんどんと増えているようです。

そのため、ビットコイン自体が詐欺やねずみ講だと思われがちです。

ビットコインの投資自体は違法でも何でもありません。金融庁に管理されている取引所で真っ当に暗号資産(仮想通貨)を購入して始めてみてください。

まだチャンスは大きいと見ています。あのとき買っておけば良かったとならないように少額でもスタートしてみることがオススメです。

ビットコインを今から始めようと思っている方には、GMOコインがオススメです。

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