✔ ロボアドバイザーで資産運用したい方
✔ THEOの評判が知りたい方
ロボアドバイザーは誰でも簡単に資産運用を始めることができるサービスとして知られています。
数あるロボアドバイザーの中でもTHEOは多くのユーザーを抱えており、人気のロボアドバイザーです。
この記事ではTHEOのメリット・デメリットから、よくある質問までまとめて紹介していきます。
- THEOは株式会社お金のデザインが運営しているAI搭載ロボアドバイザー
- THEOは世界最高水準の資産運用を自動で行なってくれるのでおすすめ
- THEOをはじめとした投資一任型のロボアドバイザーは全てNISA口座が利用できない
- THEOで資産運用を始める前に注意して欲しいことは「長期運用」を前提とすること
目次
THEOとは?
THEOとは、株式会社お金のデザインによって2016年2月16日から運営されているAI搭載ロボアドバイザーです。
「1万円からスマホで始められるおまかせ資産運用サービス」として高い人気を誇っています。
2019年1月末時点でのTHEOの預かり資産額・運用者数・平均積立額などのデータは以下の通りです。
預かり資産額 | 361億円 |
運用者数 | 約66,000人 |
平均預かり資産額 | 55万円 |
積立率 | 62% |
平均積立額 | 約27,000円 |
またTHEOを利用しているユーザーの80%が投資がほぼ未経験の人であり、投資初心者の方に向いているサービスとして知られています。
THEOをおすすめする理由
THEOをおすすめする理由は、何と言っても世界最高水準の資産運用を自動で行なってくれる点です。
THEOでは「現代ポートフォリオ理論」「資産価格の実証分析」という2つのノーベル経済学賞を受賞した理論を用いて運用モデルが作られています。
また世界最大級の年金基金のTIAAやCalPERS、日本のGPIFなどにも採用されている最先端の理論である「スマートベータ」という手法を取り入れていたりと、プロレベルの運用方法を提供しています。
THEOのメリット
THEOには具体的にどのような利点があるのでしょうか。
THEOで資産運用を行うことによるメリットを4つ紹介します。
メリット1:CalPERSでも採用されている方法で資産運用ができる
THEOのポートフォリオは、「長期的に資産を形成したい」「低いリスクでインカム収入を得たい」「保有資産の実質的価値の目減りを避けたい」という3つの典型的な投資目的を達成するように設計された、3つの機能ポートフォリオから構成されています。
グロース・ポートフォリオ | さまざまな国の株式が中心 |
インカム・ポートフォリオ | 国債などの債券が中心 |
インフレヘッジ・ポートフォリオ | 実物資産が中心 |
THEOはこれら3つの機能ポートフォリオを組み合わせることで231通りものポートフォリオを提供し、それぞれのユーザーに合った運用方法を提案しています。
この方法はアメリカ最大級の年金基金であるCalPERSなどでも採用されています。
THEOで世界最高水準の資産運用を行うことができるのです。
メリット2 :THEOだからできる規格外の国際分散投資
世界中の株式や債券にバランスよく分散投資(国際分散投資)を行うことで、収益機会を拡大させながらリスクの分散と安定したリターンを得ることができます。
3つの機能ポートフォリオから成るTHEOのポートフォリオは、最大30種類以上のETFから構成されています。
これらのETFをさらに分解すると、投資先資産の種類は世界86の国・地域にわたり最終的な投資対象は11,000銘柄以上にまでに達します。
これほどまでに多くの国や地域にわたって地理的なリスク分散がされているポートフォリオを提供しているのはTHEOだけです。
THEOの規格外の国際分散投資によって、完璧なリスクマネジメントを行うことができます。
メリット3:ロボアド唯一のAIによるアシスト
ロボアドバイザー=AIと思っている方が多いと思いますがそれは違います。
AIが搭載されているロボアドバイザーはTHEOだけです。
国内唯一のAI搭載ロボアドバイザーであるTHEOの提供する機能が「THEO AI アシスト」です。
世界中のニュースやSNSといった膨大な自然言語情報から作成される市場心理指数と市場データをもとに、機械学習アルゴリズムが、投資対象銘柄が大幅に下落するかどうかを判断します。
大幅に下落すると判断した場合、より保守的なポートフォリオを構築し下落幅を抑制します。
他のロボアドバイザーにはないTHEOのAIアシスト機能によって、下落リスクを減らし安定した資産運用を行うことができます。
メリット4:THEOだからできる有利な取引
THEOではユーザーが入金した後、「為替交換」「ETFの購入」「リバランス」という手順で取引が行われます。
一般的に為替交換を行う際は売値と買値の差(スプレッド)が大きな「カスタマーレート」で取引されますが、THEOではスプレッドが1銭以下と非常に小さい「インターバンクレート」で取引するため、コストを抑えて為替交換することが可能です。
またTHEOは、アメリカの市場価格をリアルタイムでモニタリングしながら「指値注文」で取引を行なっています。指値価格を調整することでより良い条件でETFを購入することができるのです。
THEOでは「為替交換」や「ETFの購入」において、ユーザーにもっとも有利な金額で取引を行うことができるのです。
THEOのデメリット
次にTHEOをはじめとするロボアドバイザーのデメリットを紹介します。
デメリット1:短期間での大きな利益は見込めない
THEOは国際分散投資を行なっているため、一つの銘柄に集中投資し値上がりしたときのような大幅な利益は期待しづらいです。
そもそもTHEOをはじめとしたロボアドバイザーは長期運用を前提としたサービスであるため、FXのように短い期間で大きな利益を出すことを目的としていません。
短期的に大きな利益を出したいと思っている人にはロボアドバイザーはあまりおすすめではありません。
デメリット2:出金は預かり資産10万円から
一度に出金できる金額に限度はありませんが、出金可能な金額は、出金後の預かり資産が10万円を下回らない範囲で1万円単位と決められています。
つまり、預かり資産が11万円未満だと出金できないということです。預かり資産が12万円の場合は、2万円まで(1万円単位)出金することができます。
もし出金後の預かり資産が10万円を下回る金額での出金をしたい場合は、口座を解約し全額出金する必要があります。
デメリット3:NISA非対応
NISA口座で資産運用を行えば運用益が全て非課税となるため、できればNISA口座で運用したいと思うでしょう。
しかしTHEOをはじめとした投資一任型のロボアドバイザーは全てNISA口座が利用できません。
投資を始めるまえの注意点
THEOで資産運用を始める前に注意して欲しいことは、「長期運用」を前提としていることです。先ほどもいったように、短期的に大きな利益を得たいと思っている人にはおすすめできません。
以下のグラフは公式が発表している2007年の世界金融危機直前からTHEOのポートフォリオを運用したシミュレーションです。
元本を割り込む期間があるものの、長期的にはプラスのリターンを得られていることが分かりますね。
THEOは長期運用によってリスクを減らし、プラスのリターンを確実に得ることを目的としたサービスなのです。
こんな人にはTHEOをおすすめ
以下のような人にTHEOはおすすめです。
- 投資経験が浅い人
- 将来のために若いうちから資産を形成したい人
- 安く投資を始めたい人
以下のグラフはTHEOのユーザーの年齢層を示したものです。
20-40代の方が76%を占めており、若いうちから将来のためにTHEOで資産運用を始めている人が多いことが分かりますね。
次のグラフはユーザーの投資経験を示したものです。
ほとんどない方が47%、ある程度の方が32%と投資経験が浅い人向けのサービスであることが分かります。
またウェルスナビや楽ラップなど他の大手ロボアドバイザーは最低投資額が10万円ですが、THEOは1万円から始めることができます。
とりあえず少額から資産運用を始めてみたい人、お金があまりない学生、社会人になったばかりの人にオススメです。
よくある質問
次によくある質問をいくつか紹介したいと思います。
よくある質問1:確定申告は必要?
確定申告の必要があるかないかは口座によって変わります。
THEOで利用できる口座は特定口座(源泉徴収あり)と特定口座(源泉徴収なし)の二つです。
口座 | 確定申告 |
特定口座(源泉徴収あり) | 不要 |
特定口座(源泉徴収なし) | 必要 |
特定口座(源泉徴収あり)を利用している場合は、THEOが税金の計算や納付を代わりに行なってくれるため、自分で確定申告をする必要はありません。
対して特定口座(源泉徴収なし)の場合は、自分で確定申告をしなければなりません。
よくある質問2:資産運用方針はずっと変わらない?
「THEOにおまかせ」を有効にしているユーザーの資産運用方針は1年に1回、市場の変化やユーザーの年齢に応じてTHEOが自動で資産運用方針を再設定します。
一般的に、年齢が高くなるにつれてリスクの許容度は下がるため資産運用方針は年齢に合わせて変化します。
また就業状況や金融資産額など運用プロフィールを変更すると、THEOが自動的に資産運用方針を運用プロフィールに合った内容で変更します。
よくある質問3:何歳から口座開設できますか?
THEOの口座開設は20歳以上を対象としています。
未成年の人は口座開設できないので注意してください。
THEOの投資の始め方
THEOでの資産運用の始め方を説明します。必要なステップは以下の4つです。
- ①オンラインで口座開設
- ②運用プランを確認
- ③入金
- ④あとは任せるだけ
順番に詳しくみていきましょう。
手順1:口座開設
まずは口座開設です。口座開設はウェブ上で無料で申し込みできます。
主な手順は以下のようです。
- ⒈自分の個人情報の入力
- ⒉THEO口座種別選択
- ⒊個人情報保護方針の確認
- ⒋入力内容の確認
- ⒌本人確認書類の登録
- ⒍契約書類等の確認・同意
本人確認書類には以下の2点が必要になります。
- マイナンバー確認書類(マイナンバーカード、通知カード、マイナンバー記載住民票)
- 本人確認書類(運転免許証、パスポート、健康保険証)
手順2:プランを確認、カスタマイズ
アンケート結果やユーザーの年齢や金融資産額などの運用プロフィールに基づいて、THEOがユーザーに適したプランを提示してくれます。
その運用プランで問題がなければ大丈夫です。
もし運用プランを自分で決めたい場合は、ユーザー自身で運用プランをカスタマイズすることも可能です。
手順3:入金
口座開設を申し込んでから最短2営業日で口座開設が完了します。口座開設が完了し入金したら自動的に運用が開始されます。
原則、THEOに着金した日の夜に米国市場にてETFの買付けが行われるそうです。入金方法によって着金・入金確認のタイミングが異なるそうなので注意してください。
手順4:あとは任せるだけ
あとはロボアドバイザーに任せて、毎日の生活を楽しむだけです。
リバランスなどのポートフォリオのメンテナンスは全てロボアドバイザーが代わりに行なってくれるため、ユーザーが追加で何か手を加える必要はありません。
THEOで資産運用をしよう
- THEOは株式会社お金のデザインが運営しているAI搭載ロボアドバイザー
- THEOは世界最高水準の資産運用を自動で行なってくれるのでおすすめ
- THEOをはじめとした投資一任型のロボアドバイザーは全てNISA口座が利用できない
- THEOで資産運用を始める前に注意して欲しいことは「長期運用」を前提とすること
投資経験が浅かったり、将来のために若いうちから資産を形成したい人は、安く投資を始められるロボットアドバイザーでの資産運用がおすすめです。
THEOの口座開設は20歳以上を対象としています。
皆さんもTHEOでお任せ資産運用を始めてみましょう!
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