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ビットコイン半減期に注目、トップアナリストの予想は?

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ビットコイン(BTC)愛好家にとって、待ちに待った瞬間がいよいよ近づいてきました。4月19日(金曜)午後9時頃(米国東部時間)、待望のビットコイン半減期イベントが行われます。このイベント中、ビットコインのブロックチェーン上で新しいトランザクションを正常に検証したマイナーへの報酬が半減され、現在の6.25 BTCから3.125 BTCに減少します。

ビットコインの固定供給量上限2,100万枚の約94%、つまり約1,970万枚が既に採掘されており、今後116年間で残りが採掘される予定です。そして、ビットコイン15年の歴史で初めて、ビットコインの年間インフレ率は金のインフレ率を下回ることになります。

「希少資産」としてのビットコインの地位が確固たるものに

HCウェインライトのマイク・コロンネーゼ氏は、ウォール街株式プロフェッショナルの上位4%に格付けされる5つ星アナリストです。同氏は、この移行はビットコインの「希少資産」としての地位を確固たるものにすると述べています。コロンネーゼ氏は、ビットコインの年間インフレ率は、半減後には現在の1.7%から0.83%に低下し、金の1.3%を下回ると予測しています。

同アナリストは次のように述べています。「以前のレポートで述べてきたように、これらのイベントは歴史的にビットコイン価格の急上昇に先行しており、今回のサイクルでも同じことが当てはまると我々は考えています」

上場マイナーは引き続き健全な利益を創出へ

マイナー(採掘企業)への報酬が半分に削減されることを考えると、これらの企業の売上高は減少するでしょうが、ビットコインの現在の価格(執筆時点で60,850ドル)だと、上場マイナーは「依然として健全な利益を生み出すことができる」と同アナリストは考えています。また、投資コミュニティがこのイベントをよく認識していることも同氏は指摘しています。

コロンネーゼ氏は、半減期後のマイナーの総生産コストは約42,500ドルになると見積もっています。「現在の価格水準だと上場マイナーには十分な余裕があり、一般的に、19日の半減期に耐えられる強固なバランスシートを有していると考えています」と同氏は述べています。

これまでの半減期との大きな違い

今回の半減期とこれまでの半減期の大きな違いの一つは、今回はイベントが行われる前にビットコインが史上最高値を更新したこと(3月13日に73,800ドルを突破)で、これまでになかったことです。そのカタリストとなったのは、米国での現物ETFの承認と、大成功した立ち上げで、約3カ月間で合計125億ドルの純流入がありました。

しかし、だからといって、今回は半減期後のピークが壮大なものになるとは限りません。コロンネーゼ氏のビットコインの短期的な見通しは、「調整局面、おそらく短期的な調整」と見ています。

年内に大きな節目を迎える可能性

同氏の見通しでは、ビットコインは年内に大きな節目を迎える可能性があります。「投資顧問や大手銀行が顧客向けにビットコイン現物ETFを利用できるようにすることで、ビットコインへの資金流入が大幅に増加するため、年末までにビットコインが6桁の水準に達する可能性は十分にあると考えています。また、利下げが2024年に見込まれており、これもビットコインにとって強気材料です」

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ディスクロージャー

本記事は株式投資分析ツールTipRanksの許可を得て、All Eyes on Bitcoin Halving; Here’s What This Top Analyst Expects原文の翻訳を中心にまとめています。

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この記事のライター
金融コンテンツ・エディター兼翻訳者。 米国株など米国金融市場を中心に金融関連コンテンツの翻訳・作成にこれまで従事。 日本経済新聞社英文編集部門勤務を経て、約20年にわたり外資系金融機関などで金融関連コンテンツの翻訳・編集業務およびマーケティングサポートを担当。 米国の個人投資家向け金融メディア「モトリーフール」の日本語サイト(今は撤退)で、翻訳・編集業務を担当した経験もあり。 日本証券アナリスト協会 認定アナリスト(CMA)
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