
アナリストによる、今買うべき半導体株ベスト5(2024年3月)
2024年3月21日 Masuko Takashi
海上輸送から視点を陸上に向け、内部管理のREIT(不動産投資信託)であるリズム・キャピタルに注目してみましょう。REITは、幅広い不動産の購入、所有、管理、賃貸を行います。また、住宅ローン、モーゲージ担保証券、不動産担保貸付権(MSR)などの不動産関連資産にも投資できます。税制などの規制により、REITは一般的に高配当利回りで知られています。
リズム・キャピタルは幅広い資産に投資しており、住宅ローン、消費者ローン、商業ローン、不動産担保貸付権などが含まれます。更に商業用不動産や戸建て賃貸住宅にも直接投資を行っています。これらのポートフォリオを合わせると総資産は350億ドル、純資産は70億ドルという巨大な規模になります。
今年3月、リズムは4月26日支払予定の普通配当を発表しました。0.25ドルの配当は年率でちょうど1ドルとなり、配当利回りは9.2%となります。また、2億ドルの自社株買いプログラムも承認しています。
リズムの配当は好業績に支えられています。2023年第4四半期決算の「分配可能利益」は2億4,740万ドルに達し、これは一株あたり0.51ドルに相当します。この数字は実際に支払われた配当の2倍にあたり、注目すべきです。ただし、収入は6億2,679万ドルで前年比で18%近い減少となりました。
BTIGのアナリストであるエリック・ヘーゲン氏は、収入減に関わらず強気の見方を示しています。「現時点でのポートフォリオ分析で裏付けるのは難しいですが、アセットマネージャー側の資本構造が持続可能で成長性があり、加えて投資先がスケールアップ余地のある安価な対象を見つけているならば、上昇余地があると言えるでしょう。投資妙味がはっきりするのを待つ間にも、現在9.5%(記事執筆時点)の配当利回りを受け取れますし、金利の上下どちらのシナリオでも安定していると考えています」
ヘーゲン氏は「買い」レーティングを付け、13ドルの目標株価を提示しています。これは今後12カ月で20%の上値余地を示唆しています。配当を加味すると、トータルリターンは 29%に達する可能性があります。
TipRanksによれば、リズム・キャピタルの過去3カ月間のアナリストレーティングは、「買い」が9人、「中立」が1人で、コンセンサス評価は「強気買い」です。平均目標価格は12.1ドルで、今後12カ月で11.5%の上値余地を示唆しています。
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本記事は株式投資分析ツールTipRanksの許可を得て、Seeking at Least 9% Dividend Yield? Analysts Suggest 2 Dividend Stocks to Buy原文の翻訳を中心にまとめています。
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