ライトコイン(LTC)

【最新】ライトコインのチャート分析!上目線は継続、どこを見るべき?

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2020年12月12日、今年も残り1か月を切りました。
今回は、ライトコインの最新チャート分析をお届けします。

直近では、先月の高値を超えられず「ライトコインはもう上がらないのでは?」と思っている人も多いでしょう。

とは言え、結論として今以上の上げはない可能性は低いです。
大前提としてライトコインは上目線、割安で買う意識が大切になると考えています。

当記事で用いるチャートは高機能分析プラットフォーム「TradingView(トレーディングビュー)」の提供するビットフライヤーのLTC/USDTチャートを用いて解説しています。解説と同じチャートで学習したい方は参考にしてください。仮想通貨取引に関しては余裕資金・自己判断で行いましょう。

【結論】ライトコインのチャート分析で最重要な目線

ltc-chart-analysis-112月のライトコインで重要なのは、「引き続き上目線は継続している」という考え方を持つ事でしょう。

なぜなら、長期的な下降トレンドを終え、ライトコインは理想的な転換点を作っているからです。

2017年の仮想通貨バブル崩壊以降、ライトコインも長く下降トレンドで推移していました。

しかし、2020年11月に当サイトでも掲載した「【完全考察】ライトコインの2020年末を予想!チャートを徹底分析してみた。」の予想通りの強気展開です。

分かりやすい転換点ですから、同じ予想をした投資家・トレーダーも多いと考えれます。

相場は大衆心理で動くので、同じ予想・目線でチャート分析している人が多いほど優位性が高いです。

つまり、誰が見ても明らかな上目線である以上、逆張りで下手に売るのは危険なチャートだと言えるでしょう。

ライトコインと一緒にビットコインもチャート分析すべき

先日、このようなツイートをしました。

「どこまで下がるか?」より「どこで下げ止まるか」の考え方が大切です。

ビットコインだけでなく、ライトコインを含む全てのアルトコインにも同じ事が言えます。
やはり、仮想通貨(暗号資産)市場の王座はビットコインです。

アルトコインはビットコインの値動きに連動しやすい、影響されやすい特徴がありますから同じ目線は持っておくべきでしょう。

多くの仮想通貨は、2017年以降の下降トレンドを終え、明確な転換点を作り、2~5倍の価格まで上昇しています。

3年ぶりの強気相場ですから、どこまで下がるか?と空売り目線ではなく、どこで下げ止まるか?割安で買い時を探る考えが大切です。

直近のライトコインは押し目展開?

ltc-chart-analysis-5ライトコインをチャート分析すると、直近では久しぶりに下落局面を見せています。

結論は大きな流れは上目線ですが、9月から急騰しているため3カ月ぶりに一旦は下げる展開が予想されます。

1LTC=94.02USDTの高値を付けてから、再び上昇するも3日間耐えた末に急落しました。
より買い勢力が集まらないと上がらないと同水準を超えるのは難しいでしょう。

ですから、今すぐ焦ってライトコインを買うより、割安で買えるタイミングを待つのが無難戦略になりそうです。

ltc-chart-analysis-2おそらく、ライトコインが次に大きく買われるならトレンドライン上と予想。
(画像内の赤部分)

チャート分析すると、9月からの急騰はチャートパターン「逆三尊(ぎゃくさんぞん)」が日足・週足で意識された結果だと考えられます。

したがって、逆三尊のネックラインであるトレンドラインが重要な節目です。

【10分で分かる】ビットコインFXで使える「逆三尊(ぎゃくさんぞん)」解説

【チャートから分析】ライトコインが次に目指す価格とは?

ltc-chart-analysis-3ライトコインはLitecoin/USDTチャートだと、1LTC=145USDTが長期的な目標価格になると予想されます。

1LTC=145USDTは、2019年の最高値で注目されやすい価格です。
同様に、ライトコインの年末予想で算出した「逆三尊の期待値」と重なります。

ネックラインから、「中央最安値→ネックラインと同じ値幅まで上がりやすい」というセオリーから算出したのが逆三尊の期待値です。

11月の予想通りに、ライトコインは逆三尊を描いている以上は次に目指す高値として意識される可能性が高いでしょう。

ライトコインのチャートから3つのシナリオ分析

2020年12月時点でライトコインはどのような展開が予想されるでしょうか?
最新のチャートを元にシナリオ分析を3パターンほど、イメージ図と一緒に解説します。

三角持ち合い→再上昇の展開

ltc-chart-analysis-6ライトコインが相当な強さを持っている場合「三角持ち合い→再上昇の展開」が有効なシナリオになりそうです。

三角持ち合いからの急騰をすれば、おそらくバブル時と同じレベルで買いが買いを呼ぶ展開が予想されます。

画像に描写した三角持ち合いの形が「シンメトリカル・トライアングル」というチャートパターンです。

トレンドの継続が分析できるパターンであり、ライトコインは日足の上昇トレンド中。
つまり、2020年の急騰相場は継続するという見方が強まります。

日足のトレンドラインを確認する展開

ltc-chart-analysis-7最初にお伝えした通り、ライトコインは日足・週足の逆三尊が意識されています。

しかし、重要な逆三尊のネックラインをリテスト(レジサポ展開を確認する動き)が明確にはチャートから分析できません。

現時点で見られている急落が、もう一段の進行を見せ、ネックラインでサポートされる展開も想定しておくべきでしょう。

「日足のトレンドラインを確認する展開」が実現した場合、直近の下落から下降トレンドと見る人、ネックラインで買い目線を継続する人で意見が分かれる可能性が高いです。

したがって、急騰よりジリ上げ展開となりやすいとシナリオから分析できます。

ライトコインが下がる最悪のシナリオ

ltc-chart-analysis-8今のチャートから分析できる「最も最悪なライトコインのシナリオ」はこれです。

最悪のシナリオは、日足・週足の逆三尊が否定される、ネックラインを下回る展開になります。

上目線の根拠となった逆三尊が否定されれば、一転して下目線が相場を支配するでしょう。

実現すれば、大きく下げる可能性が出てくるため、買い戦略で利益を得るのは難しくなりそうです。

少なくとも、レバレッジ取引でヘッジ売り(空売りでリスクを軽減する投資手法)など対策を検討する必要も出てきます。

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ライトコインのチャート分析 まとめ

今回は「【最新】ライトコインのチャート分析!上目線は継続、どこを見るべき?」のテーマでした。

最後にもう一度、ライトコインの重要ポイントをお届けします。

  • ライトコインの大きな流れは「上目線」
  • 直近では大きく下げる展開があるが「割安で買うのが重要」
  • チャート分析から複数のシナリオを想定すべき

年末を目前に、チャート分析結果では押し目を作る展開が予想されます。

とは言え、割安として意識されるポイントはチャートから分析しやすいのがライトコインの特徴です。

一瞬の価格変動にだまされず、最初から一貫した目線を持って冷静に取引しましょう。

ライトコイン(LTC)
この記事のライター
大学卒業後、大手外資系コンサルティング会社でPMOとして勤務。暗号資産やFXなどの金融商品を題材としたライターとしても活動。pythonやjavascriptを活用し、暗号資産の自動売買プログラムの開発も行う。
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