イーサリアム(ETH)

イーサリアム(ETH)は2019年末に上がる? 動向から価格予想

この記事を読んでほしい人
✔ イーサリアムの価格がどうなっていくか知りたい方
✔ イーサリアム投資を始めようとしている方
✔ イーサリアムの2019年の価格を予想したい方

2017年末はイーサリアムを含む暗号資産(仮想通貨)全体で価格の急騰が起こりましたが、2018年末やその後のイーサリアムの将来価格はどうなっていくのでしょうか。

2017年末の価格上昇から2018年始のイーサリアムの価格下落を分析し、その動向からイーサリアムの2019年末の価格を予想していきます。

この記事の要約
  • 2017年始には1ETH=1,000円程度
  • 2018年始には1ETH=15万円まで価格が上昇
  • 2018年3月末まで価格が減少し1ETH=43,000円まで下落
  • イーサリアムは2019年に大きく価格が上昇する

イーサリアム(ETH)は年末に動く傾向にある?

イーサリアム2017年末イーサリアムを含む主要な暗号資産(仮想通貨)は年末に大きく価格変動する傾向があり、特に2017年末は大きく上昇しています。

この経験があるので、多くの投資家は否応なく年末に相場が上がるのではと期待をしているのでしょう。

2017年ほどの上昇でなくても、年末にかけて価格が上がっていくのではという機運が今年も高まっています。

イーサリアム(ETH)2017年末の価格上昇

2017年末には暗号資産(仮想通貨)全体で価格が上昇し、イーサリアムも大きく値を上げました。2017年末のイーサリアムの価格上昇を分析していきましょう。

イーサリアムはいくらくらい上昇したか

2017年11月頃に急に価格が上昇し始め、2018年始には1ETH=15万円。2017年始には1ETH=1000円程度であったため、とても大きく価格が上昇したことがわかります。

ビットコインやライトコイン、ビットコインゴールドは2017年末に最高価格を記録しましたが、イーサリアムやリップル、ネムなどは2018年始に最高価格を記録。

ビットコインに似た暗号資産(仮想通貨)はビットコインの価格上昇に素早く反応し、その他のアルトコインは少し遅れて反応するようです。

イーサリアムの年末当時の上昇要因は?

暗号資産(仮想通貨)全体で価格の上昇が起こったことから、暗号資産(仮想通貨)全体に注目が集まったことが価格上昇の大きな要因といえるでしょう。

イーサリアムはICOの基軸通貨として使用されていたため、当時ICOが活発になったこともイーサリアム価格上昇の一つの要因と考えられます。

暗号資産(仮想通貨)バブル

2016年代、暗号資産(仮想通貨)はそれほど知名度がありませんでした。

しかし2017年に入るとブロックチェーン技術が注目され、各暗号資産(仮想通貨)の価格が上昇。ビットコインは年末に200万円を超え、他の通貨も最高値をつけてバブル状態となります。

イーサリアム(ETH)もその一つで、年末から年始にかけて価格が上昇しました。

ICOの基軸通貨

2017年、世界中でICOが行われました。

イーサリアムはブロックチェーンで作られるトークンプラットフォームで、ICOの7割がイーサリアム(ETH)上で行われていたため、イーサリアムの買圧が強まり価格上昇に繋がったのです。

イーサリアム(ETH)2018年末の価格下落

2018年1月上旬に最高価格を記録してから、イーサリアムの価格下落が始まりました。

イーサリアムはいくらくらい下落したか

2018年始に最高価格を記録してから、3月末まで価格が下落し、1ETH=43,000円まで下落。そこから2018年12月まで下落し続けました。

2018年末は12月初旬の価格が13,000円前後で、12月末までに15,000円まで10%前後の変動がありました。

イーサリアムの年末当時の下落要因は?

一時は時価総額でリップルに抜かれ、第3位となったイーサリアムの価格の下落要因を探っていきます。

  • イーサリアムを利用したDapps(分散型アプリ)
  • ICOの需要が減少

イーサリアムを利用したDapps(分散型アプリ)

イーサリアムを利用したDapps(分散型アプリ)が、思ったより振るわなかったことが要因の一つ。

Dappsの事例として「Augur(オーガ)」や「Steemit(スティーミット)」があります。これらのサービスは従来の仕組みを変えると期待されていましたが、あまり普及が進みませんでした。

Augurは未来予測市場で、Augur内のトークンを用いてギャンブルを行うことができます。ギャンブルを仲介する人がいないので、仲介者に余分なお金を取られることがありません。

steemitは記事投稿サービス。記事を書いてVote(いいね)をされると、記事の投稿者はsteemit内でのトークンがもらえます。他のユーザーが記事を評価して、それに応じて報酬を得る仕組みなので、記事の閲覧者にとっては邪魔な広告がないというメリットもあります。

ICOの需要が減少

イーサリアムはICO(トークンによる資金調達)の基軸通貨として注目を集めていましたが、詐欺まがいのICOが多々行われていたことや、ICOの規制強化などにより需要が減少したことも、価格の下落につながったと考えられます。

ICO詐欺の事例のひとつが「Experty」。Expertyはブロックチェーンを利用して世界中のプロバイダと専門知識を求める人をつなぐ電話アプリのプロジェクトでしたが、Expertyの名をかたるハッカーによって、1,600万円分のイーサリアムが盗まれました

ハッカーが「12時間以内に投資すれば、イーサリアムと引き換えに追加のExpertyトークンを得られる」というメッセージをユーザーに送るという手口。その内容を信じてしまった一部の投資家たちが、イーサリアムをハッカーのウォレットに送金してしまったのです。

2019年始のイーサリアム(ETH)の価格上昇

2019年頭から現在にかけて、イーサリアムの価格は大きく上昇しています。

イーサリアムはいくらくらい上昇したか

2019年1月1日のイーサリアムの終値は15,297円でしたが、2019年5月26日現在のイーサリアムの価格は27,189円にまで上昇しています。

イーサリアムの上昇要因

イーサリアムがこれほどまでに上昇した理由として考えられるのは、先物取引が認可される可能性が高いという情報

先物取引が認可されれば暗号資産(仮想通貨)市場の流動性が格段に増加するため、イーサリアムの将来性に期待を持った人たちが買いを増やし、イーサリアムの価格が上がったと考えられます。

イーサリアムの暴落は発生するのか

イーサリアムはビットコインを凌駕する勢いで成長を続けていましたが、ここに来て暗号資産(仮想通貨)市場が盛り下がり、詐欺ICOなどの影響での国家単位での規制も入りました。

プラットフォームとして支える立場にあったイーサリアムも、下落の影響を大きく受けています

▼さらなる下落、暴落がありうるのか? 暴落の可能性や下落の要因についてまとめています▼

イーサリアム(ETH)はどこまで暴落する?原因と将来の高騰時期予想

2019年末のイーサリアム(ETH)価格予想

イーサリアムは、2019年に大きく価格が上昇すると予想されています。

  • 予想1:2019年末に、1ETH=16,000円
  • 予想2:2019年には、1ETH=13万円
  • 予想3:2019年には、1ETH=5万円以上

イーサリアムの技術がさらに進歩すれば、イーサリアムの今後の価格上昇に期待が高まりますね。実際にいつ、いくらまで上がると予想されているのでしょうか。

予想1:「2019年末に16,000円」

イギリスの比較サイト「finder」の2019年末のイーサリアムの予想価格は1ETH=16,000円

この予想を発表した時の価格は12,000円ですから、30%増しで価値が上昇するとの予想です。

予想2:「2019年には13万円」

WapUcom,LLPのCEOで技術者のJoseph Raczynski氏は、2019年には1ETH=13万円に到達すると考えています。2018年12月当時から10倍になるとの予想ですね。

2017年の時よりもイーサリアムを含めた暗号資産(仮想通貨)全体の技術が進歩していますので、根拠のある予想といえるかもしれません。

予想3:「2019年には5万円以上」

Dairy Farm International Holdings のCEOで実業家のIan McLeod氏は、2019年には1ETH=5万円以上になると予想。

他にも、2019年のイーサリアム価格は上昇すると予想している人が多かったので期待できそうです。

イーサリアム(ETH)取引におすすめの取引所

暗号資産(仮想通貨)を購入する際に押さえておきたいポイントは、取引所のセキュリティ管理と手数料です。

イーサリアム(ETH)取引におすすめの取引所を3つご紹介しましょう。

GMOコイン

GMOコイン
取扱暗号資産ビットコイン
イーサリアム
リップル
ライトコイン
ビットコインキャッシュ
ネム
ステラ
ベーシック・アテンション・トークン
オエムジー
テゾス
クアンタム
エンジコイン
ポルカドット
コスモス
カルダノ
メイカー
ダイ
リンク
ドージコイン
ソラナ
シンボル
モナコイン
FCRコイン
手数料の安さ⭐⭐⭐⭐☆
(無料)
スプレッドの低さ⭐⭐⭐☆☆
(1200円前後)
セキュリティ性⭐⭐⭐⭐☆

ここがオススメ!

  1. アプリ、ウェブ画面が使いやすいと話題
  2. セキュリティが高い
  3. 大手運営で安心して取引が可能

親会社が一部上場企業であるGMOコイン。セキュリティが高く、安心して利用することができるでしょう。

取引手数料は無料で、メイカーからの注文なら-0.01%と逆にマイナスになっています。

bitbank

ビットバンク(bitbank
取扱仮想通貨ビットコイン
リップル
イーサリアム
モナコイン
ビットコインキャッュ
ライトコイン
ベーシックアテンショントークン
ステラルーメン
クアンタム
オーエムジー
シンボル
リンク
メイカー
ボバネットワーク
手数料の安さ⭐⭐⭐⭐⭐
(無料)
スプレッドの低さ⭐⭐⭐⭐☆
(ほぼなし)
セキュリティ性⭐⭐⭐⭐☆

ここがオススメ!

  1. 手数料が安い
  2. 国内一リップルが安く買える
  3. セキュリティ性が高い

セキュリティ管理は国内随一bitbank。流動性も高く、リップルでは世界一になったこともあります。

こちらもマイナス手数料を導入しており、メイカーなら-0.12%なので頻繁に取引するほどお得といえるでしょう。

DMM Bitcoin

DMMビットコイン(DMM Bitcoin)
取扱暗号資産ビットコイン
イーサリアム
ネム
リップル
ライトコイン
イーサリアムクラシック
ビットコインキャッシュ
モナコイン
ステラルーメン
シンボル
クアンタム
ベーシックアテンショントークン
オーエムジー
テゾス
エンジンコイン
トロン
カルダノ
ポルカドット
アイオーエスティー
ジパングコイン
チリーズ
アバランチ
チェーンリンク
メイカー
ポリゴン
フレア
ニッポンアイドルトークン
手数料の安さ⭐⭐⭐⭐⭐
(無料 ※BitMatch取引手数料を除く)
スプレッドの低さ⭐⭐⭐☆☆
(1. 84%)
セキュリティ性⭐⭐⭐⭐☆

ここがオススメ!

  1. 暗号資産の種類が多い
  2. クイック入金や出金手数料が無料
  3. アルトコインのレバレッジ取引が可能

一部上場企業であるDMM.comが運営するDMM Bitcoin。FXなどの実績から安全性・セキュリティは非常に高いです。

スマホアプリが非常に使いやすく、テクニカル指標をアプリでも確認することができます。

イーサリアム(ETH)は年末の動向に注目

この記事のまとめ
  • 2017年始には1ETH=1,000円程度
  • 2018年始には1ETH=15万円まで価格が上昇
  • 2018年3月末まで価格が減少し1ETH=43,000円まで下落
  • イーサリアムは2019年に大きく価格が上昇する

イーサリアムは、今後のアップデートとして「コンスタンティノープル(2019年1月14~18日に予定)」や「ethereum1.x (2019年6月に予定)」があり、将来性に期待が持てます。

イーサリアムがアップデートされていき、今より良いものとなっていけば、さらに価値は上がっていくでしょう。

イーサリアム(ETH)
この記事のライター
気象予報士の資格試験取得のため勉強しながら、暗号資産ライターとして活動。試験勉強と業務の合間にスポーツジムで体を鍛えることが趣味。余裕があれば、静かな深夜にゲームをするのも大好き。
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