
イーサリアム(ETH)の購入方法と一番安く買えるおすすめ取引所
2019年3月24日 hakuu
イーサリアムは、3週連続の陽線を付け続伸。
しかし、価格にして1万4000円の大幅下落を見せた。
現在は、直近のレンジ上限で短期的には下げ止まる様な動きを見せている。
本記事では、3週間ぶりの大幅下落を見せたイーサリアム。チャートからヒントを考察した。
結論から言うと、イーサリアムは現状の価格から大きく反発する必要がある。
下げ止まりを、今週・来週の相場で見せなければ日足のトレンドラインまで下がる可能性が高い。
理由は今回の大幅下落を起こした高値にある。
画像のトレンドラインは、イーサリアムの日足・週足で引けるレジスタンス領域として強く意識されてきた。
9月の高値も同様のラインで大幅下落しており、今回のイーサリアムが見せた下落も納得できる。
また、イーサリアムが史上最高値を更新した上昇の起点は、日足レベルの逆三尊がテクニカル状では大きな理由だろう。
同時に、逆三尊からの上昇は「上げすぎ水準に到達した」と考えられる。
一般的には、逆三尊はネックラインブレイク後、ネックラインと中央安値までの値幅が上昇期待値だ。イーサリアムは、期待値を超える大きな上昇を起こした。
再び最高値を更新すると仮定しても、一旦はネックラインまでリテスト(押し目形成)が順当な展開だろう。
イーサリアムがどこまで下がるか?最初の候補は「日足レベルで形成した逆三尊のネックライン」だ。
ここで下げ止まれば、押し目として意識されやすい、短期的には上昇トレンドが継続する見込みだ。
イーサリアムが下降トレンド入りするシナリオも想定しておきたい。
現状は、日足レベルで安値を支えるサポートラインが意識されている。
画像のラインを割った段階では、「2020年3月からずっと支えてきたサポートライン割り」がイーサリアムの今後を決めそうだ。
実際に2020年は3月以降、このサポートラインを割らずに上昇トレンドを継続させてきた。
さらに、サポートライン割れと、上値を抑えるレジスタンスラインを組み合わせて「上昇ウェッジ」の形も見える。
過熱し過ぎた上昇相場から、大暴落する可能性もあるため注意しておきたい。
イーサリアムが早い段階で下げ止まり、レジスタンスラインを上抜ける展開。
史上最高値を更新し、青天井となるなら理想的な展開がレジスタンスラインの上抜けだ。
下げ止まる際の展開も重要だが、実現した場合は週足レベルでも確認できる「特大サイズの逆三尊」が形成される流れになる。
ネックラインをブレイク後は、セオリー通りに行けば、少なくとも8万円台を目指す可能性が高い。
とは言え、現状は3週間ぶりの大幅下落中、危険な状況であることに変わりはない。リスクを考慮しつつ、引き続きイーサリアムがどこまで下がるか?に注目したい。
イーサリアム(ETH)