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【寿司騒動】仮想通貨SushiSwapとは?基本情報と購入方法

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SNSで何かと話題の「SushiSwap(スシスワップ)」。

名前から察して、暗号資産の技術が生んだ高度なおふざけに感じるかも知れません。

とは言え、SushiSwap由来の仮想通貨SUSHIトークンは2021年だけで対USDRで16倍の爆上げです。

実は、SUSHISwapを多くの仮想通貨投資家が支持しています。

今回は「SushiSwapとは?」をテーマに基本情報と購入方法をまとめました。

当記事で用いるチャートは高機能分析プラットフォーム「TradingView(トレーディングビュー)」の提供するBinanceのSUSHI/USDTチャートを用いて分析をしております。仮想通貨は1年365日を通して動く市場の為、執筆時点(2021年2月)での個人的予想となります。仮想通貨取引に関しては余裕資金・自己判断で行いましょう。

暗号資産(仮想通貨)SushiSwapとは?

SushiSwap/SUSHIの基本情報
SushiSwap/SUSHIの価格¥1,681.51
一日の出来高¥84,290,289,856.88
マーケットドミナンス0.14%
市場ランキング第41位
時価総額¥213,288,804,432.10
直近1年間の高安値49.90円/1,839.99円
発行上限2億5千万SUSHI

※価格等の情報は2021年2月15日時点のCoinMarketCapによる

SushiSwapは分散型取引所Uniswapからフォークし誕生しました。

SushiSwapもプロジェクトは、Uniswapから独立した分散型取引所(DEX)となり、AMM(Automated Market Maker)の1つです。

難しい言葉が多いですが、ようするにSushiSwapは仮想通貨界隈で過熱する分散型金融(DeFi)で誕生した1つの草コインと言えるでしょう。

おそらく、暗号資産・仮想通貨に関する話題を追っている方なら「DeFi」の単語は聞いたことがあるはず。

驚異的なスピードで成長する分散型金融市場では、様々な草コインが誕生し覇権を狙っています。

【関連記事】「【分散型取引所】Uniswap/UNIとは?将来性・購入方法

SushiSwapはネタ通貨としての印象が強い

SushiSwapと効いて、あまり真面目な印象は受けないと思います。

実際に、SushiSwapの誕生はいわゆるネタ通貨としての側面が大きいものでした。

なぜなら、SushiSwapの開発者は特定の企業に属さず、素顔も明らかになっていからです。

「開発者が謎」という点はビットコインと同じですが、SushiSwapの開発者はChef Nomi氏であり、彼ののTwitterでは、SushiSwapの開発者ではなく「料理長」と名乗っています。

ちなみに、現在SushiSwapの所有権は海外取引所FTXのCEOであるSam bankman-Fried氏(通称SBF)です。

sushiswap-cryptcurrency-1また、SushiSwap発行のトークンである「SUSHI」はUniswapあるいはSushiSwapのトランザクション生成の報酬以外に、ギャンブルゲームのログインやベットで入手できます。

イメージとしては、同じネット由来のネタ通貨Dogecoinと似ており、コミュニティの活気と共に発展している草コインと言えるでしょう。

ちなみにDogecoinも2021年で9倍銘柄となっている以上、リスクはありますが一攫千金を狙う人々から関心を集めています。

「寿司騒動」でSushiSwapが大暴落?

SushiSwapの今後を探る上で、絶対に抑えて起きたいには「寿司騒動」です。

コミカルな言葉ですが、寿司騒動の名前通り、SushiSwapは開発者の売り抜けにより大暴落を起こした不運な暗号資産でもあります。

ツイート上では、売り抜けではなく価格を気にせず、開発へ注力するためと言っていますが、開発者であるChef Nomi氏の行動を受けSUSHI市場は暴落。

文字通り「寿司騒動」となりました。

SushiSwap将来性は?復活の兆しが見える

寿司騒動により、長らく下落トレンドとなったSushiSwap。

しかし、前述した通りに現在の所有権は海外取引所FTXのCEOに移っています。

所有権を握るSBF氏により、元料理長Chef Nomi氏に対する非難も汲み、自身が未だ大量のSUSHIトークンを保有していると発言しました。

現在は、発言を受け市場とSushiSwapの流動性も戻り、市場を含めて過去の産物となっています。

SUSHI/USDTの価格推移

SushiSwapの発行するSUSHIトークンの価格推移を見てみましょう。

特にSUSHIトークンは前述した騒動を受け、実際にゲーム界隈で利用できる実用性を持ちながら、価格的には過小評価だったとも予想されます。

結論から言うと「SushiSwapは規格外の急進」を見せる、隠れた強豪アルトコインです。

sushiswap-cryptcurrency-2SUSHIトークンの市場で最も取引量の多いBinance(バイナンス)の「SUSHI/USDT」で日足チャートを見てみましょう。

SUSHIトークンについて負の材料が多かった2020年9月を過ぎて以降、大きな下げもなく右肩上がりに堅調に価格が推移しています。

過去の出来事はやはり、実用レベルで取り扱われるSUSHIトークンを過小評価していた、価格を見る限りの結論です。

2020年9月以前の長期間にわたる下降トレンドでは、期間内に多くの取引所への上場を果たしました。

取引量が増える一方で、価格の上昇を得られなかった反動として今後も上がる可能性は十分に考えられます。

SushiSwap/SUSHIの購入方法

SushiSwap/SUSHIの購入例
  1. 国内取引所bitFlyerでBTCもしくはETHを購入
  2. 国内取引所bitFlyerから海外取引所Binanceへ送金
  3. 海外取引所BinanceにてSUSHIを購入

SushiSwap/SUSHIの基本情報と価格推移について解説しました。

右肩上がりのSUSHIトークンに長期投資を考えた方へ、SUSHIトークンの購入方法を解説します。

前述した通り、カジノサイトの利用などで、ごく少量のSUSHIトークンを手に入れる方法もあります。

とは言え、仮想通貨を使ったゲームに関する知識と英語力が必須です。
(何より、界隈に精通していれば既にSUSHIトークンでおいしい思いをしているはず)

やはり、手軽なのはSUSHIを上場している海外取引所で購入する方法になります。

【手順①】国内取引所bitFlyerでビットコインを購入する

まずは、SUSHIトークンを購入するための準備です。

国内取引所にて、SUSHIトークンを購入するためのビットコイン(BTC)を購入します。
もちろん、イーサリアム(ETH)でもOKです。

仮想通貨の取引経験がない場合は、国内で取引高が多いbitFlyer(ビットフライヤー)が良いでしょう。

取引高の多さから大口取引でもスピーディーにビットコインを購入可能です。

アカウントをお持ちでない方は以下のリンクからお申込み頂けます。

【公式】bitFlyerのアカウント開設はコチラ

【手順②】国内取引所から海外取引所へビットコインを送金する

SUSHIトークンを購入する為に準備したビットコインを、SUSHIトークンが購入できる海外取引所に送る作業です。

前述した通り、海外銀行送金で資金を送る方法もありますが、目安着金まで1週間+3000円~5000円の手数料が発生します。

ビットコインであれば、着金まで1週間もかからず、リアルタイムで送金状況の確認もできます。

ちなみに、bitFlyerの送金手数料が安く、0.0004BTCです。
(コインチェックは0,001BTCでした。)

国内取引所にて海外取引所へのアドレスを入力し、ビットコインの送金を行います。
海外の取引所を使った経験がない方は、最大手のBinanceがオススメです。

利息の運用ができる自社発行のアルトコインや、まだ値上がっていないマイナーな仮想通貨の取り扱いがあります。

Binanceのアカウントは以下のリンクから作成できますのでご活用ください。

【公式】Binanceのアカウント開設はコチラ

【手順③】海外取引所でSushiSwap/SUSHIを購入

あとは、海外取引所にてSUSHIトークンを購入してみましょう。SUSHI/BTCのペアなら、送金したビットコインを使ってそのままSUSHIを購入できます。

仮想通貨SushiSwapとは? まとめ

今回は「【寿司騒動】仮想通貨SushiSwapとは?基本情報と購入方法」のテーマでした。

この記事をまとめると以下の通りです。

  • SushiSwapはUniswapからフォークした分散型取引所
  • 寿司騒動により過小評価されるも、現在は所有権が移り右肩上がり
  • 実用されるSUSHIトークンは今後のさらなる価格上昇に期待

暗号資産市場全体に言えますが、素人目線で見ればネタ通貨でも、実際には実需がある有望銘柄が人気です。SushiSwapも独特なネーミングと不思議な誕生の経緯ですが、ゲーム業界の実需と、市場のトレンドである分散型○○に上手く乗れています。今後の動向にも注目しつつ、新しい分散型社会に期待しましょう。

 

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この記事のライター
大学卒業後、大手外資系コンサルティング会社でPMOとして勤務。暗号資産やFXなどの金融商品を題材としたライターとしても活動。pythonやjavascriptを活用し、暗号資産の自動売買プログラムの開発も行う。
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