2021年も引き続き、仮想通貨界隈は分散型金融(Defi)の話題が堪えません。
多くのプロジェクトが分散型金融の覇権を握ろうとしていますが、別格の存在として「Solana(ソラナ)」が投資家達に注目されています。
世界最大手の取引所や様々なプロジェクトが提携するSolana。
今回は「仮想通貨Solana(ソラナ)とは?プロジェクトとSOLの購入方法」をテーマに徹底的にまとめました。
Solana(ソラナ)のプロジェクト
- 分散型金融(Defi)関連の注目銘柄、2か月で12倍へ価格成長
- オープンソースなプロジェクトであり、DAapps開発も容易
- PoH(プルーフ・オブ・ヒストリー)導入によりスケーラビリティ問題を改善
Solana(ソラナ)のプロジェクトは、仮想通貨界隈で最も有望視されている分散型金融(Defi)を軸とした目的で発足しました。
Solanaプロジェクトの進行は2017年より開始されており、明確に「Solana(ソラナ)」のプロジェクトとしては2020年3月から Solana Foundation(ソラナ財団)によって立ち上げられました。
オープンソースで開発は進められいますが、同年4月に開発を担う、Solana Labs(ソラナ・ラボ)からIP(知的財産の権利) とSOLトークンを1億6,700万SOL、最大発行枚数の4分の1に相当する量を譲渡した事で実権はソラナ財団が持っています。
同じ分散型金融系の仮想通貨とSolanaの違い
前述した通り、仮想通貨界隈で最も勢いのある分散型金融(Defi)に関するSolana(ソラナ)。
今後の展望を見る上で、他の関連プロジェクトとの違いは重要です。様々なDefi銘柄がある中、Solanaにどんな優位性があるのでしょうか?
PoH(プルーフ・オブ・ヒストリー)の導入
Solanaプロジェクトで投資家から注目を浴びた技術は「PoH(プルーフ・オブ・ヒストリー)」です。
PoHのベースとなるのは、ブロックチェーン技術のPoS(プルーフ・オブ・ステーク)ですが、コンセンサスが不要となる設計がされており、スケーラビリティ問題を解決します。
技術面の話では難しく聞こえますが、見込めるのはトランザクション生成とスマートコントラクトの高速処理、低コスト化がPoH導入のメリットです。
例えば、一般的なPoS採用の仮想通貨では毎秒100件のトランザクション生成がされます。
一方で、Solanaでは毎秒5万件のトランザクションが生成可能です。ようするに500倍のトランザクション生成速度となり、分散型金融(Defi)の分野においても注目される要因となっています。
多くのプロジェクトがエコシステムに参加
Solanaプロジェクトが他の分散型金融(Defi)銘柄との違いは、競合ではなく、共存を選択肢した点だとも考えられます。
なぜなら、Solanaが想像するエコシステム(経済の仕組み)には、多くの既存プロジェクト、企業が参加する意思を表明しているからです。
世界最大手の暗号資産取引所Binanceを始め、主要取引所がSolanaプロジェクトとの提携。
その他ウォレットやDApps開発を目的として仮想通貨プロジェクトを含め、80団体以上が参加しています。
Solana(ソラナ)が発行する仮想通貨(暗号資産)
Solana/SOLの基本情報 | |
Solana/SOLの価格 | ¥1,343.87 |
一日の出来高 | ¥7,967,518,194.00 |
マーケットドミナンス | 0.22% |
市場ランキング | 第28位 |
時価総額 | ¥354,640,179,698.38 |
直近1年間の高安値 | 54.74円/1,966.28円 |
発行上限 | 4億8900万SOL |
※価格等の情報は2021年3月6日時点のCoinMarketCapによる
Solanaプロジェクトでは、ネイティブトークンであるSOL(ソル)トークンが発行されています。
Solanaの分散型プラットフォームにて、トランザクション手数料やスマートコントラクト実行手数料の支払い手段がSOLトークンの主な役割です。
また、PoS通貨の様にSOLトークンはステーキングが可能となっており、SOLトークン保有者は複利運用も出来る見込みがあります。
SOLトークンは、将来的にはガバナンストークンとしての役割も想定されている様です。
ガバナンストークンとは、プロジェクト進行における投票権であり、SOLトークン保有者はSolanaプロジェクトの核となる可能性が高いです。
本記事作成時点ではソラナ財団が保有する1億6,700万SOLを除き、2億6000万SOLが取引所などに流通しています。
SOL/USDTの価格推移
SOLトークンは、Binanceを始めとする海外の大手取引所に上場しています。
価格推移は、やはり投資家の分散型金融(Defi)への関心もあり、2021年だけで12倍の価格まで大きく上昇中です。
SOLトークンの取引が最も盛んに行われているのは対テザーであるSOL/USDTになります。
対ビットコインではなく、米ドルのステーブルコインUSDTによって価格が評価さえれているのが注目ポイントです。
ビットコインとの相対的な価値ではなく、置き換えると米ドル(法定通貨)との直接的な価値が評価されていると言えます。
つまり、Solanaプロジェクトが業界からも有望視されていると考えられますから、12倍到達の価格成長は今後にも大いに期待です。
【SOLの購入方法】Solana(ソラナ)へ投資する
残念ながら、日本国内の暗号資産取引所にSOLトークンが上場していません。
しかし、前述した通り、今年だけで12倍に急騰したSOLトークンを見逃すのは惜しいです。
分散型金融系のアルトコインは軒並み価格を上げていますから、Solanaへの投資は非常に魅力があります。
国内取引所へ上場する頃には、SOLトークンの価格が安定し、乗り遅れる可能性も否めません。したがって、Solanaへ投資(SOLトークンの購入)は以下の方法を使う事で可能です。
- 国内取引所でビットコイン買い、海外取引所へ送る
- 海外取引所でビットコインを売り、USDT(テザー)を買う
- USDTでSOLトークンを購入する
上記の流れが、SOLトークンを購入し、Solanaの将来性へ投資できる最も簡単な方法です。もちろん、特別な手順は発生しません。
①国内取引所でビットコイン買い、海外取引所へ送る
SOLトークンを購入する元手となるビットコインを最初に調達します。
海外取引所へビットコインを送金する為に購入するので、送金手数料の安いbitFlyer(ビットフライヤー)を使うのがコスパが良いです。
コインチェックなど他の取引所のアカウントでも問題ありませんが、送金手数料が若干高くつくので、できればビットフライヤーを推奨します。
購入したビットコインでSOLトークンを入手する為、SOLトークンを取り扱う海外取引所へ送金します。
海外取引所ではBinance(バイナンス)が良いでしょう。仮想通貨に投資する人々にとって定番の取引所であり、今後のSOLトークンが配当を付けるなら、他の銘柄で付与を実施しているバイナンスが無難です。
②海外取引所でビットコインを売り、USDT(テザー)を買う
送金したビットコインをテザーに買える作業です。
「BTC/USDT」がリストアップされていますから、そのまま売ります。
③USDTでSOLトークンを購入する
ビットコインをテザーに変えたら、「SOL/USDT」を買います。
USDTとSOLトークンによる取引が完了し、晴れてSOLトークン保有者となりました。
もちろん、前述した通り、12倍の価格まで伸びている現状ですから、値下がりを見て少しずつ投資していくのが良いでしょう。
長い目で見て、Solanaの発展と共にコツコツ投資です。
仮想通貨Solana(ソラナ) まとめ
今回は「【まとめ】仮想通貨Solana(ソラナ)とは?プロジェクトとSOLの購入方法」のテーマでした。
この記事をまとめると以下の通りです。
- Solanaは分散型金融(Defi)の中で再注目の仮想通貨プロジェクト
- PoH(プルーフ・オブ・ヒストリー)により、毎秒5万のトランザクション生成
- SOLトークンは3ヵ月で12倍まで爆上げ
分散型金融が注目される中、どれが優れているのか?あるは実用面で覇権を握るのはどれか?といった争いが絶えないイメージです。しかしながら、Solanaは他との違いをプロジェクトの進行を追うと感じられます。多くの仮想通貨プロジェクトがパートナーシップを結んでおり、共存する立ち回りを見ると、最も有望な銘柄だと言えるでしょう。
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