仮想通貨Nexoは、注目の「レンディング」の中で評判の高い銘柄です。年利8%の利息や、30%の配当還元など、魅力的な言葉が飛び込んできます。
とは言え、まずは「基本情報」を抑えておきましょう。
今回は、Nexoがレンディング系の仮想通貨で評判を集める理由、裏付けを具体的にまとめました。
基本情報を知った上で、最も手軽なNEXOトークンの購入方法まで紹介しています。
【基本情報】仮想通貨Nexo(ネクソ)とは?
Nexo/NEXOの基本情報 | |
Nexo/NEXOの価格 | ¥387.21 |
一日の出来高 | ¥1,567,346,502.74 |
マーケットドミナンス | 0.10% |
市場ランキング | 第57位 |
時価総額 | ¥215,905,169,579.82 |
直近1年間の高安値 | 9.80円/415.17 円 |
発行枚数 | 1,000,000,000NEXO |
※2021年4月27日時点のCoinmarketcapによる
仮想通貨Nexo(ネクソ)とは、暗号資産(仮想通貨)を担保にローンを組めるブロックチェーン技術を使ったレンディングプラットフォームです。今、暗号資産分野において、最も関心を集めている「分散型金融(DeFi)」に関連したプロジェクトになります。
- ビットコイン(BTC)
- イーサリアム(ETH)
- ラインコイン(LTC)
- リップル(XRP)
上記の代表的な仮想通貨に加えて、Nexoの独自NEXOトークンを担保として融資が可能です。
これらのレンディング(融資)は、仮想通貨を借りられるのが一般的ですが、Nexoのレンディングプラットフォームは、法定通貨も借りられます。
2021年4月時点では、融資可能な法定通貨は米ドル・ユーロの2つ、日本円には対応していませんが、今後は他の法定通貨にも対応する予定です。
独自トークン「NEXO」
Nexoは、独自トークンでる「NEXO」を発行しています。
NEXOトークンの役割は、前述した担保に加え、利息の割引、あるいは預け資産の利息支払いなど、レンディングに欠かせない存在です。
また、NEXOトークン保有者はNexo社の利益を配当として受け取れます。NEXOトークンの保有量に応じて、30%の配当が分配され、株式と似た仕組みです。
レンディング系の仮想通貨でNexoが評判な理由
仮想通貨のレンディングは、一大ブームを起こしています。Panke swapやCommpundなど、「レンディングによって利息を儲けよう」と多くの投資家から人気です。
これらの競合プロジェクトと比較して、Nexoが評判となった理由は3つあります。
- 金融のプロが創立し、100万人の顧客を抱えるNexo社
- SECの基準を遵守、登録済み
- TRON財団と提携、マーケティングへの好材料
上記3つが、Nexoのレンディングプラットフォームの評判を底上げしている大きな要因です。まとめると、母体・信頼性・発信力の3本柱が今のNexoを支えています。
Nexoの開発元は100万人の顧客を抱える
Nexoの開発元は、Nexo Capital(以下Nexo社)です。2018年にNexoの分散型レンディングプラットフォームを公開。
開発チームは、投資銀行・M&A・ヘッジファンドなど金融業界で、合計30年を超えるキャリアがあります。
暗号資産のレンディングは、技術的な側面が強く、開発者には専門家が多い印象です。しかし、根本的な「金融業界」に精通する開発チームは、Nexo社の特徴と言えるでしょう。
現時点で、100万人以上のユーザーにサービスを提供し、40億ドル以上の資産を管理する規模感に驚きです。
NexoはSEC登録済み
金融業界に精通している開発チームは、すでに効果を発揮しています。なぜなら、NEXOトークンは、米国証券取引委員会SECの規制を遵守しており、登録まで済んでいるからです。
つまり、Nexoのレンディングプラットフォームは真っ当な金融構造として、第三者から認められていることになります。「XRPのSEC訴訟問題」といった事例もありますから、既に登録を経ているのは大きなポテンシャルです。
TRON財団と提携、マーケティングへの好材料
2018年にTRON財団とNexo社の提携は行われました。評判を上げるには、やはり上手なマーケティングが必要ですから、TRON財団との提携は好材料だと言えます。
なぜなら、TRON財団(仮想通貨TRON)のCEO兼創設者のJustin Sun氏は優秀なマーケターとして有名だからです。
例えば、投資の神様であるバフェット氏とのディナー権を5億円で落札し、2020年には実際に会食したのは大きな話題となりました。同じレンディング関連の仮想通貨Compundは、マーケティングに課題が見られることもあり、Nexoが一歩リードです。
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NEXOトークンの購入方法と最新チャート分析
NEXOトークンの購入方法は、少し初心者には敷居が高いかも知れません。
なぜなら、NEXOトークンの主な取引は、分散型取引所(DEX)で行われているからです。とは言え、一番簡単な方法を使えば、さほど難しくはありません。
- 国内取引所bitFlyerでビットコインを購入
- 海外取引所Binanceへビットコインを送金
- 海外取引所BinanceでBTC/BNBを購入
- 分散型取引所Binance DEXへBNBトークンを送金
- 分散型取引所で「NEXOトークン」を購入
具体例としては上記の流れになります。難しそうに見えますが、実際には「NEXOトークンが購入できる取引所に送金する」といった手順が増えるだけ。
重要なポイントは、信頼できる取引所を使うことです。
分散型取引所は、高セキュリティな取引環境を、簡単な手続きで利用できます。しかしながなら、情報量が少ないため、情報の出揃っている分散型取引所を使うのがオススメです。
- 「送金が早く、国内大手」bitFlyerのアカウント 【口座開設ページへ】
- 「世界最大手、日本人利用者も多い」Binanceのアカウント 【口座開設ページへ】
- 「Binanceが開発した分散型取引所」Binace DEXのアカウント【口座開設ページへ】
上記3つのアカウントを先に用意しておくとスムーズです。海外取引所ですが、使い方はbitFlyerの取引画面と変わりません。
送金については、ビットコインを使えば、アドレスのコピペと枚数指定で完了します。おそらく、bitFlyerのアカウント認証が最も時間がかかるので、上から順に手続きを済ませるのが良いでしょう。
NEXO/USDTチャートから最新分析
NEXOトークンを購入する準備が出来たら、「割安で仕込む戦略」が良いかも知れません。
上記の画像は、NEXOトークンと米ドルのペッグ通貨USDT(テザー)の価格推移を示しています。右肩上がりに、価格を押し上げているNEXOトークン。
しかしなら、気になるのは出来高の現象です。「価格は上がっているのに、取引量は減少している」ことから、やはり長期保有をして、利息で儲ける人が多くいる可能性が示唆されます。
したがって、短期的に値下がった場合は、少額でコツコツ買っていくのが良いでしょう。
NEXOトークンの魅力は、30%配当の山分け、レンディングによる利息になりますから、気長な長期投資と相性が良いです。
また、よりチャート分析を重視して、値幅を取るトレード戦略なら、同じレンディング銘柄でもCompundなどチャート情報が充実している銘柄の方が良いでしょう。
仮想通貨NEXO(ネクソ) まとめ
今回は「【年利8%の運用】仮想通貨Nexoとは?基本情報・評判・チャート分析をお届け」のテーマでした。
この記事をまとめると以下の通りです。
- Nexoは暗号資産を担保に法定通貨・仮想通貨を取り扱うレンディングプラットフォーム
- 「100万人の顧客を抱えるNexo社」「SEC認証」など好材料が多く、評判が良い
- 最新チャートは右肩上がりで推移、長期保有者が多く、少額から積み立てが◎
SNSで、仮想通貨界隈のインフルエンサーを見ると、やはり「レンディング」が人気なようです。暗号資産レンディングはバブルといった見方もできますが、値下げはむしろ嬉しいサプライズかも知れません。今から、NEXOトークンを購入する場合は、少額資金から始め、価格が下がったタイミングで積み上げる立ち回りが良いでしょう。徹底したリスク管理が重要です。
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