2021年から、再びアメリカでも暗号資産事業に参入をする取引所Huobi(フォビ)。
Huobi Token(フォビトークン)は、取引所Huobiが自社で発行する暗号資産(仮想通貨)です。
2021年は、2020年の暗号資産市場による勢いを引継ぎ、10倍近くの価格高騰を見せました。
今回は「Huobi Token(フォビトークン)」の基本情報・将来性・購入するメリットについてお届けします。
目次
Huobi Token(フォビトークン)とは?
Huobi Token/HTの基本情報 | |
Huobi Token/HTの価格 | ¥1,386.26 |
一日の出来高 | ¥46,660,828,364.00 |
マーケットドミナンス | 0.14% |
市場ランキング | 第43位 |
時価総額 | ¥255,254,394,410.55 |
直近1年間の高安値 | 335.65円/2,930.64 円 |
発行上限 | 500,000,000HT |
※価格等の情報は2021年3月26日時点のCoinMarketCapによる
冒頭でお伝えした通り、Huobi Token(フォビトークン)は取引所Huobiが独自で発行する暗号資産です。
Huobiは、日本にもオフィスを設けており、金融庁認可の取引所として信頼も評価されています。
また、Huobi Tokenが独自発行の暗号資産ながら、需要を確保できているのは具体的な利用方法があるからです。
送金 | フォビトークンを利用して送金する |
決済 | フォビトークンを使った決済 |
取引 | フォビトークンと他の暗号資産の取引 |
取引手数料の割引 | フォビトークンの保有量に合わせて、取引手数料の割引 |
ガバナンス権限 | 運用の方向性に関する投票権が付与 |
フォビトークンは、Huobiの取引所にて上記5つの用途を担っています。
2021年現在では、「決済」「ガバナンス権限」以外の実装が完了しており、フォビトークンは、取引手数料の割引や、投資対象としての需要の確保を実現。暗号資産市場で、50位以内の格付けです。
Huobi Token(フォビトークン)の将来性と購入するメリット
フォビトークンの将来性は、基本的には期待できると考えられます。
なぜなら、Huobiが倒産しない限り、需要は暗号資産市場の活発化と共に高まるからです。
逆に、他の暗号資産・いわゆる草コインの様に、プロジェクトの進歩にとって急騰する可能性は低いとも言えます。
「フォビトークンの価格」→「暗号資産への注目度」
フォビトークンの価格は、暗号資産への注目度という考え方から将来性の高さを予想できます。
なぜなら、フォビトークンを購入するメリットは「激安の取引手数料」だからです。
フォビトークンの保有量に応じて、取引所Huobiでは取引手数料の割引が行われます。具体的な割引額は、保有量と取引時点での割引レートによって異なりますが、最大で90%以上の取引手数料が利用可能です。
取引手数料(スプレッドを含む)は、運用資金が大きいほど、シビアな問題になります。
暗号資産への注目度が高い状況では、やはり大きな数量を取引したいので、多くの投資家がフォビトークンを求めるでしょう。
例えば、後述するフォビトークンの価格推移を見ると、価格高騰の時期と、ビットコインの急騰はタイミングが重なっています。
フォビトークンが無価値になる可能性は低い
フォビトークンが無価値になる可能性は低いです。
フォビトークンの将来で最悪のシナリオは、発行元である取引所Huobiが倒産する事です。フォビトークンの主な流通先はHuobiを使った取引になります。
しかしながら、Huobiが倒産する可能性は非常に低いです。理由は、Huobiが海外の取引所ながら、日本にも子会社を設け、金融庁の認可を受けるほど信頼されている事。
そして、フォビトークンが取引される事で、自社の利益にも繋がる、合理的な仕組み担っている事が挙げられます。
例えば、Huobiは、レバレッジ取引も対応しており、仮にビットコインが暴落した時でも無価値になる可能性が低いです。
空売りによって、暴落で稼ぐトレーダーが、取引手数料を抑える為にフォビトークンを購入する可能性も考えられます。
フォビトークンには発行上限があり、希少価値が保たれる
引用:Huobi Japan
フォビトークンの発行上限は「500,000,000HT」であり、上記の画像にある割合で全て発行済みです。
実際には、配布された部分も市場に流れおり、Huobiの取引で流通している可能性もあります。
とは言え、重要なのは「供給量が決まっている事」です。基本的に物の価値は、需要と供給のバランスが決めるのでフォビトークンの希少価値は上がりやすいと言えます。
例えば、法定通貨なら中央銀行によって増刷ができるので、一部の不景気などでは政策として実際に行われてきました。
フォビトークンには、将来的にガバナンス権限が保有者に割り当てられる予定もあるので、自社利益の為に発行する可能性も低いと考えています。
Huobi Token(フォビトークン)の価格推移と相場分析
フォビトークンの基本情報でも、お伝えした通り「暗号資産の注目度が高まるとフォビトークンの価格は上がりやすい」です。
実際に、値動きに関しても、暗号資産の王者ビットコインとの相関関係が見られています。
相関関係とは、1つの銘柄と別の銘柄が同じ方向に動く法則です。ビットコインが2020年に急騰を始めると、長らく保ち合い相場だったフォビトークンも上がっています。
例えば、アルトコインが軒並み下がっている状態、ビットコインが再上昇を始めると、他のアルトコインが遅れて上がるといった様に、取引のヒントとして活用可能です。
他の暗号資産より、価値が下がり辛い
フォビトークンの価格推移には「価値が下がり辛い」特徴があります。
2020年以前は、多くの暗号資産が下がり、中には「ほぼ無価値」になる銘柄もありました。
しかし、フォビトークンは、下がったら買われる、ただし高値が更新出来ない程度。前述した通り、フォビトークンは取引手数料の割引が購入する最大のメリットです。
したがって、暴落時でも取引コストの節約として一定の需要があるのが理由だとも考えられます。
Huobi Token(フォビトークン) まとめ
今回は「Huobi Token(フォビトークン)とは?将来性と購入するメリットを解説」のテーマでした。
この記事をまとめると以下の通りです。
- フォビトークンは大手取引所Huobiが発行する独自トークン
- 2021年時点で最安値から約10倍の上昇、需要が高く、信頼性も高い
- フォビトークンは、他の銘柄が暴落しても、比較的価格は落ち着いている
フォビトークンは、投資面以外でも取引手数料の割引といった実用的なメリットがあるのが魅力です。長期投資の面でも、マイナーな暗号資産の様な爆益は期待できないものの10倍の価格にまで上がるポテンシャルを秘めています。意外と、暗号資産で手堅く投資するなら有望な銘柄かも知れません。補足ですが、フォビトークンは取引所Huobiが主な取り扱い先です。取引手数料の割引といった恩恵もあるのでオススメ。
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