仮想通貨市場で25番目の占有をしながら、あまり知られていない「Avalanche(アバランチ)」。
決済スピードが問題視される仮想通貨業界で、次期イーサリアム候補としてAvalanche発行のAVAXに注目する投資家もいます。
今回は「仮想通貨AVAX(Avalanche)」について、基本情報から価格予想、購入する方法まで徹底的にまとめました。
目次
仮想通貨Avalanche(アバランチ)とは?
Avalanche/AVAXの基本情報 | |
Avalanche/AVAXの価格 | ¥3,532.11 |
一日の出来高 | ¥28,855,123,443.00 |
マーケットドミナンス | 0.23% |
市場ランキング | 第26位 |
時価総額 | ¥451,282,379,557.26 |
直近1年間の高安値 | 303.10円/6,514.56 円 |
発行上限 | 720,000,000 AVAX |
仮想通貨の市場ドミナンスで現時点25位のAvalanche(アバランチ)。
実は、仮想通貨の名前ではなく、正確には「アルゴリズム」です。
アルゴリズムとは、専門用語で計算といった意味になります。仮想通貨においては、決済や取引、マイニングにおける機械的な計算がアルゴリズムです。
Avalancheは、ビットコインやイーサリアムの採用するアルゴリズム「PoW(プルーフ・オブ・ワーク)」とは異なる性質を持ちます。
例えば、Avalancheのアルゴリズムや設計構造は、従来の仮想通貨における決済スピードの向上が注目されました。
Avalancheが仮想通貨イーサリアムを超える?
仮想通貨(暗号資産)に積極的に投資する人々には、Avalancheを「イーサリアムキラー」と考える意見もあります。
前述した通り、Avalancheが現在のPoWによる、決済速度の遅さが懸念されているからです。
イーサリアムと名指しで意識されているのは、イーサリアムを活用した、仮想通貨市場のトレンド「分散型取引所(DeFi)」の分野で活躍が期待されてるのが要因になります。
例えば、Avalancheは技術的にイーサリアムと互換性があり、理論上は決済速度を上げる意味で活用可能です。
ただし、Avalancheが登場したのは2020年の事、イーサリアムはビットコイン次ぐ、仮想通貨の王者であり、利用者が圧倒的に多く存在します。
利用者が支えるのがブロックチェーンの構図ですから、Avalancheの将来性は、今後の利用者拡大に掛かっているでしょう。
【価格予想】Avalanche(AVAX)は今後上がるのか?
Avalancheが発行するAVAXの価格に注目してみましょう。
Avalancheのプラットフォーム内で使われる仮想通貨がAVAXです。
したがって、Avalancheの将来性に投資する場合は、AVAXを購入する形になります。
特に注目したいのは、AVAX/USDTの価格推移です。
(USDTは米ドルとの価値を間接的に示します。)
AVAXが取引所に上場したのは、昨年2020年からですが、2021年に入り、順調に価格は右肩上がりに推移しています。
市場の関心が薄い銘柄ほど、上場後に暴落傾向がありますが、AVAXは底堅く推移、2021年に「爆上げ状態」です。
AVAX自体は、2021年だけで18倍の価格に急騰しました。圧倒的な上昇圧力、目線は明確に上目線と言えるでしょう。
しかし、同時に昨年より18倍の価格で買うのは、割高になる可能性に注意が必要です。
上場から1年に満たないAVAXですから、適正価格も不明、今が高い、今が安すぎる可能性もあります。少なくとも、直近の相場から1円でもお買い得状態を狙うのが無難です。
ヒントになりそうなのは、直近で何度も買い支えられた「22USDT」の価格帯です。
少なくとも3度は買い支えが確認され、現状の中期上昇トレンドの起点と考えられます。
現在の上昇トレンドが続く場合は、史上最高値である「55USDT」の価格帯を目指す可能性が高いでしょう。
もちろん、AVAX自体が上場したばかり、長期投資を前提に値下がりを狙って少額から積み立てるのも1つの戦略になります。
仮想通貨AVAX(Avalanche)の購入方法
Avalancheの決済スピードは、分散型取引所(DeFi)の分野でも注目されており、仮想通貨AVAXは本記事執筆時点で18倍まで上昇しました。
おそらく、アナタも「AVAXを少しだけけ買っておこうかな?」と考えたはず。ここでは、初心者向けにAVAXの購入方法を解説します。
仮想通貨AVAXは国内取引所で購入できない
AVAXが発行されのは、2020年6月という事もあり、残念ながら国内取引所には上場していません。
国内取引所への上場は未定ですが、上記の手順でAVAXを現在でも購入可能です。前提として、海外取引所の利用が必須になります。
海外取引所と言っても様々ですから、今回は世界で最も取引量が多いBinance(バイナンス)を例に詳しい手順をまとめました。
【手順①】国内取引所bitFlyerでビットコインを購入する
まずは、仮想通貨AVAXを購入するための準備です。
国内取引所にて、AVAXを購入するためのビットコイン(BTC)を購入します。
他の仮想通貨でも良いですが、ビットコインだとAVAX/BTCの取引ができるので、送金後の作業が簡単です。
仮想通貨の取引経験がない場合は、国内でビットコイン取引高が最も多いbitFlyer(ビットフライヤー)が良いでしょう。
※ Bitcoin 日本語情報サイト調べ。国内暗号資産交換業者における 2021 年の年間出来高(差金決済/先物取引を含む)
取引高の多さから大口取引でもスピーディーにビットコインを購入可能です。
アカウントをお持ちでない方は以下のリンクからお申込み頂けます。
【手順②】国内取引所から海外取引所へビットコインを送金する
AVAXを購入する為に準備したビットコインを、AVAXが購入できる海外取引所に送る作業です。
前述した通り、海外銀行送金で資金を送る方法もありますが、目安着金まで1週間+3000円~5000円の手数料が発生します。
ビットコインであれば、着金まで1週間もかからず、リアルタイムで送金状況の確認もできます。
国内取引所にて海外取引所へのアドレスを入力し、ビットコインの送金を行います。
海外の取引所を使った経験がない方は、最大手のBinanceがオススメです。
利息の運用ができる自社発行のアルトコインや、まだ値上がっていないマイナーな仮想通貨の取り扱いがあります。Binanceのアカウントは以下のリンクから作成できますのでご活用ください。
【手順③】海外取引所でAVAX/BTCを購入
あとは、海外取引所にてAVAXを購入してみましょう。AVAX/BTCのペアなら、送金したビットコインを使ってそのまま仮想通貨AVAXを購入できます。
仮想通貨Avalanche(AVAX)とは? まとめ
今回は「仮想通貨Avalanche(AVAX)とは?基本情報から今後の価格予想まで解説」のテーマでした。
この記事をまとめると以下の通りです。
- Avalancheとは、決済スピードに優れるアルゴリズムの名前
- Avalanche由来の仮想通貨がAVAX
- AVAXは2021年の3ヵ月だけで18倍に上昇の有望銘柄
Avalancheの決済速度は、今の仮想通貨で課題となる分散型取引所(DeFi)をもう一段のレベルアップへ繋げる要因になるかも知れません。Avalancheの開発元AVA Labsが行った資金調達額は1200万ドルを達成しました。日本円で換算すると約13億円の巨額資金を、コロナ禍で達成した事から、投資家からの注目の高さが伺えます。
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