✔ THEOの手数料を安くする方法が知りたい方
✔ 自動でポートフォリオを構築してくれるロボアドバイザーを知りたい方
自動でポートフォリオを構築してくれるロボアドバイザーTHEO。
興味がある方にとっては、どれぐらいの手数料で利用できるか気になっているのではないでしょうか。ここでは、THEOを利用するときにかかる手数料を詳しく解説しています。
ロボアドバイザー「THEO」の手数料を調べている方にとっては必見です!
- THEOでかかる手数料は預かり資産の1%(年率)のみ
- 投資に時間をかけたくない人であれば手数料の1%は安いといえる
- 3000万円以上の運用は半額の0.5%になるので、できるだけ多くの資産で利用するとお得に運用できる
- THEOの2019年4月から新しい手数料体系「THEO Color Palette」は一定の条件で最大0.65%まで手数料が割引できるサービス
目次
THEO(テオ)の手数料
THEOの手数料について解説します。
基本手数料は預かり資産の1%
- THEOでかかる手数料は預かり資産の1%(年率)のみです。
- 3000万円以上の資産に対しては0.5%(年率)となっています。
他のファンドであれば為替ヘッジ手数料や売買手数料などがかかります。
THEOに支払う手数料は、「投資一任報酬」のみです。基本手数料は、1%のみ支払います。
2019年4月より、従来一律1%だった基本手数料を、資産額に応じて最大0.65%まで引き下げる方針を発表しました。新料金体系については、本記事の後半で詳しくご説明します。
ETF手数料はファンドと銘柄によって決定
「投資一任報酬」の他にもう1つかかる手数料が「ETF」の手数料です。
THEOの投資先はETFですが、ETFに投資した時にかかる手数料まで負担してくれません。こちらで負担することになります。
ETFでは、購入時にかかる「販売手数料」と、銘柄の組み換え時に発生する「信託報酬」の2種類かかります。
販売手数料
販売手数料に関してはファンドの販売会社に支払います。こちらに関しては無料です。信託報酬は投資信託を運用する会社に支払う手数料で、無料ではありません。
信託報酬
信託報酬に関しては、THEOがどの銘柄に投資するかによって変わります。未公開となっているので、詳しい手数料は投資するときでなければわかりません。
目安として、インデックスファンド中心であれば、およそ0.1%前後が年率でかかります。
組み入れ銘柄によっても、信託報酬が違うので、投資の際は目論見書にしっかり目を通すようにしましょう。
TEHO(テオ)の手数料1%は高い?
1%の手数料は高い!という声もよく聞きます。
自分でETFに投資するのであれば、
- 販売手数料…無料
- 信託報酬…約0.2%
このような銘柄に投資することもできます。
1%と0.2%という数字だけを比べると明らかにロボアドバイザーは高いといえます。
しかし、自分で投資する場合はポートフォリオを管理しなければなりません。ポートフォリオのバランスが崩れた場合、適切な投資信託を探す、そして自分で売買しなくてはなりません。
また、新たなポートフォリオを組みなおした時に、適切な資産配分を考えなければならないのです。完璧に自分でこなせるのであれば問題ありませんが、失敗した時にはまた売買を繰り返し余分な手数料が発生してしまうことだってあります。
こんな面倒な手間をロボアドバイザーは自動でやってくれるのです。投資に時間をかけたくない人であれば1%は安いといえるのではないでしょうか。
他のロボアドバイザーと比べて
- ウェルスナビ…1%(税抜)
- 楽ラップ…0.702%(税込)
- マネラップ…0.648%(税込)
- ダイワファンドラップ…1.08%(税込)
ロボアドバイザー4社の基本手数料のみを比較しています。
投資初心者にとって
THEOのロボアドバイザーは「投資一任型」なので、銘柄の選定や資金配分といった投資にかかわる全ての作業を自動で行ってくれるものです。
もちろん、選定した銘柄の売買も自動で行ってくれます。理想とするポートフォリオに組み替える売買も自動です。
なんでも自動でやってくれるので、投資がよくわからない初心者に最もおすすめしたいです。
投資上級者にとって
ある程度、投資に対する経験や知識のある方であれば、物足りないのでTHEOは向きません。
自分で行う方が手数料も安く抑えることができるので、利用しない方がいいでしょう。
利用するのであれば、THEOのような「投資一任型」ではなく、「アドバイス型」の利用がおすすめです。
TEHO(テオ)の手数料を安くする方法
THEOの基本的な1%の手数料は、これ以上安くできません。ただし、2019年4月より新料金体系へ変更し、積立金額に応じて手数料割引をうけられるようになりました。
3000万円以上の運用は半額の0.5%になるので、できるだけ多くの資産で利用するとお得に運用できます。
2019年4月開始!THEO Color Paletteとは
2019年4月から新しい手数料体系が始まりました!その名も「THEO Color Palette」です。どのような内容でしょうか。
テオの手数料が値下げ!最大0.65%割引
一定の条件で最大0.65%まで手数料が割引できるサービスです。
条件は、
- 毎月積立投資をしている
- 出金をしていない
です。積立金額に応じてカラーがきまり、手数料の割引が決まります。
上記は積立金額と割引金額の関係です。なにも条件を満たしていない場合は「ホワイト」に分類されて通常の1%の手数料になります。
次にブルー、グリーンと続きます。レッドまでいけば0.35%の割引が適応されて手数料が0.65%になります。
適用条件やカラー判定期間に関する注意事項
THEO+のサービスに適用されますが、THEOから移行した時に限り対象外となる可能性があるので注意が必要です。
また、カラー判定は4つの期間に分けられます。
- A(4月、5月、6月)
- B(7月、8月、9月)
- C(10月、11月、12月)
- D(1月、2月、3月)
A期間に預けた金額に応じてB期間でのランクが決まります。預けてからいきなり、レッドなどのランクになるわけではないので注意しましょう。
THEO(テオ)の手数料は安い!
- THEOでかかる手数料は預かり資産の1%(年率)のみ
- 投資に時間をかけたくない人であれば手数料の1%は安いといえる
- 3000万円以上の運用は半額の0.5%になるので、できるだけ多くの資産で利用するとお得に運用できる
- THEOの2019年4月から新しい手数料体系「THEO Color Palette」は一定の条件で最大0.65%まで手数料が割引できるサービス
自分でポートフォリオを組める人にとってはTHEOの手数料は高いと感じるかもしれません。
ですが、多くの人はそれほど投資に精通しているわけではないので、THEOと同じようなポートフォリオを構築するのは難しいです。
無理に自分で運用して失敗してしまう時間とお金を考えるとTHEOの1%は安いといえます。
ロボアドバイザー