6月14日 ９時台には最高値1531万円台まで上昇
出典：Trading Viewビットコイン日本円チャート １時間足
まずは、ビットコインを取り巻く内外の社会情勢や経済動向がどうなっているか、主な話題を拾ってみよう。
暗号資産・デジタル通貨・法定通貨の新しい動き
ベルリンのブロックチェーン社会主義者、ミームコインの貪欲さを批判し「ポスト資本主義世界」を待ち望む
暗号通貨業界には亡霊が取り憑いている。それは共産主義ではなく、熱狂的なギャンブルだ。これは、ベルリン・ブロックチェーン・ウィーク2025に関連して火曜日に開催されたイベントで、数十人のビルダー、技術者、アーティストが議論していたアイデアだ。
Funding the Commonsの出席者は、ブロックチェーン技術を利益追求のためではなく、社会的善のためのツールとして主張した。
さらに、この集まりの左派的な雰囲気は、世界で最も強力な暗号通貨ブロであるドナルド・トランプ大統領が支持する右派的な政治と、この分野の多くの人々が着実に一致していることを考えると、勇気づけられるものだった。
「ブロックチェーン・マキシや暗号通貨マキシというより、私は社会主義マキシです」と、ブロックチェーン・ソーシャリスト・ポッドキャストの創設者で、Breadchainという暗号通貨協同組合の共同創設者であるジョシュア・ダビラ氏はDL Newsに語った。
出典：DLNews（2025年６月13日16:00）
リップル 暗号通貨XRPがSWIFTのXボーダー決済量の14％を占める可能性
リップル社のCEOであるブラッド・ガーリンハウス氏は水曜日（６月11日）、同社のXRP暗号通貨は５年以内に現在SWIFTが扱っているクロスボーダー決済量の14％を占める可能性があると述べたと報じられている。
SWIFTはメッセージングを扱い、銀行は流動性を扱うと指摘したガーリンハウス氏は、「メッセージングよりも流動性の方が重要だと思う」と語ったと、Seeking Alphaは金曜日（６月13日）に報じた。
「もしあなたが全ての流動性を牽引しているのであれば、それはXRPにとって良いことです……ですから、私は５年、14％と言うでしょう」と述べた。
XRPはブリッジ通貨として機能し、通貨間の即時交換を容易にし、伝統的な銀行が海外に資金を滞留させる必要性を減らすという。
PYMNTSが2024年６月に報じたところによると、企業は、複数の国のコルレス口座に以前は閉じ込められていた資本を解放しながら、合理化された国境を越えたフローを提供するブロックチェーンベースのソリューションを含む、国境を越えた資金移動の代替手段を温めつつある。
出典：PYMNTS（2025年６月13日）
暗号通貨市場が再び支持を試す
イスラエルとイランの対立によるリスク資産からの逃避の中、金曜日の朝、時価総額は水曜日末のピーク3兆4700億ドルから３兆2200億ドルに下落した。ここ数時間、市場は５月以来続いているサポートラインから反発し、３兆2,800億ドルに達した。
テクニカル水準は短期的には機能しているが、３兆2,000億～３兆2,500億ドルのレンジのサポートをブレイクアウトし、強気派がより広範に流動化した場合には無力であることが証明されるかもしれない。
この場合、市場は容易に３兆ドルまで下落するか、あるいは２兆5,000億ドル付近の循環的サポートを狙う可能性さえある。ビットコインは、アジア時間開始時に10万2500ドルまで下落し、１週間前と同様に50日移動平均線へのタッチを繰り返した。
最初の暗号通貨の反応は鋭かったが、本稿執筆時点で10万5000ドルまで回復していることは、ディップでの買い意欲が強いことを示している。同時に、軍事衝突が暗号通貨に有利であるという考えは支持しない。
LVRGは、SECがDeFiに対する譲歩の可能性を示唆していることから、投資家はイーサリアムを割安資産と見なす傾向が強まっていると指摘する。
センチメントは、ビットコインが歴史的な高値に接近しているにもかかわらず、個人投資家の間では強気なセンチメントがあり、クジラの間では利益を確定したいという欲求がないことを指摘している。
ビットコインのオンチェーンデータは、供給の減少を示唆している。個人投資家の動きが鈍く、最近の資金調達レートがマイナスであるにもかかわらず、大手プレーヤーはビットコインを蓄積し続けている。
出典：FxPro.News（2025年６月13日12:54）
フィリピン・セブ島にある80万ドルの暗号通貨詐欺ハブをYouTuberがハッキングした方法
フィリピンのセブでは、詐欺コールセンターがセブITパークにあるスカイライズビルの２階から、Quantum AIやBitcoin Codeといった偽の投資商品を使い、巧妙な80万ドルの暗号通貨詐欺を行っていた。
フィリピンの低い人件費と高い英語力を利用したこの詐欺グループは、南アフリカ、ナイジェリア、湾岸諸国の無防備な被害者を騙し、高いリターンを約束して預金を誘い出した。以前は、カナダ、英国、ヨーロッパ諸国の人々をターゲットにしていた。
詐欺師たちは、BMJ Data Processing Services、Virtual Wealth Exchange、Solless Markets、BTC Boutiqueなど、さまざまな名前で活動している。
出典：COINTELEGRAPH（2025年６月14日）
フィボナッチ・リトレースメントとは？
トレーダーはフィボナッチ・リトレースメントを信頼している。これは、市場の紆余曲折を読み解くのに役立つシンプルでありながら強力なツールである。
何世紀にもわたって確立された数式に根ざしたこれらの重要なレベルは、価格が停滞、反発、または反転する可能性のある場所を明らかにする。
完璧なエントリーポイントやエグジットポイントを探している場合でも、フィボナッチ・リトレースメントを理解することで、取引戦略を推測から精度へと変えることができる。
これは魔法ではなく、市場心理である。
十分な数のトレーダーがこれらのレベルを注視すれば、それらは自己実現的な転換点となる。ヤギの角から花びらまで、この自然なパターンがあなたの次の取引をどのように導くのか、探ってみませんか？
フィボナッチ・リトレースメントは、短期的なエントリーポイントを探しているデイトレーダーでも、主要なサポートレベルとレジスタンスレベルを特定しようとする中期投資家でも、フィボナッチ・リトレースメントの適用方法を理解することで、市場分析に貴重な洞察をもたらすことができる。
フィボナッチ・リトレースメントの本質は、自然界と金融市場の両方に見られる数学的パターンである有名なフィボナッチ数列から導き出された比率を用いて、価格調整時に潜在的な反転レベルを正確に特定することである。
フィボナッチ数列は、0、1、1、2、3、5、8、13、21、34、…というシンプルな数列で始まる。各数字は、直前の２つの数字の合計である。数列が進むにつれて、連続する数字の比率は約1.618に収束し、この数値は黄金比として知られている。
この比率は単なる数学的な好奇心ではなく、自然界の多くの場所に見られる。例えば、人体の比率は、手に対する前腕の長さや、身長に対するへそから足までの距離など、黄金比に近似していることがよくある。
同様に、ヤギや雄羊の角はこの比率に従って螺旋状に成長し、多くの花はフィボナッチ数列に一致する数で花びらを配置して、日光への露出を最大化し、成長を最適化する。
出典：Medium（2025年６月13日）
Bybit、記録的なハッキングに３つの側面からセキュリティの見直しを実施
取引高で世界第２位の暗号通貨取引所であるBybitは、今年初めの大規模なハッキングを受け、セキュリティシステムの包括的なアップグレードを開始した。
外部のマルチシグネチャサービスに関連したこの侵害は、Bybitの中核インフラには侵入しなかったものの、暗号通貨取引所のハッキングとしてはこれまでで最大規模となった。
これを受けて同社は、監査、ウォレット保護、情報セキュリティのアップグレードを網羅する3次元の徹底的な強化計画を発表した。
２月に発生した攻撃は、多段階の作戦であったと言われており、業界標準の慣行に従っていたとしても、暗号通貨プラットフォーム全体の脆弱性を浮き彫りにした。
Bybitは事件発生から12時間以内に記録的な量の顧客の引き出しを処理し、ユーザーの資金をリングフェンスで保護することで、事件の間中、業務の継続性を維持した。
その後、盗まれた資金を追跡するためにLazarus Bountyイニシアチブを立ち上げ、現在までに230万ドル以上の報奨金を提供している。
出典：FINANCE FEEDS（2025年６月13日）
夏の終わりまでにビットコインを12万5,000ドルまで押し上げる可能性のある３つのカタリスト
５月22日に史上最高値の11万1970ドルを記録して以来、ビットコイン（BTC 1.28%）は上昇の勢いを見つけるのに苦労している。実際、過去２週間、ビットコインは10万ドルのレベルを下回る兆しを見せている。
良いニュースは、今後３カ月以内にビットコインを押し上げる可能性のある３つの大きなカタリストが出現していることだ。そうであれば、ビットコインは夏の終わりまでに12万5000ドルを超える史上最高値を更新する可能性がある。
最初のきっかけは、米国の戦略的ビットコイン準備のための新しい法案である。たしかに、戦略的ビットコイン準備金の創設に関する大統領令はすでに存在するが、それがどのように機能し、機能するかを実際に定義する法律は存在しない。
３月のホワイトハウスの大統領令では、今後のビットコイン購入は納税者に直接的な影響を与えない「予算中立的」でなければならないと明記されている。新たな法案では、この仕組みがどのように機能するのか、明確な仕組みの概要が示される見込みだ。
出典：The Montley Fool（2025年６月13日05:49）
イスラエルとイランの対立が暗号通貨市場をクラッシュさせる中、注目すべき３つのアルトコイン
イスラエルは本日、イランを攻撃したことを確認し、イランはこれを「宣戦布告」であると表明した。この紛争の中、世界の株式市場は下落し、原油価格は急騰した。暗号通貨市場も株式と同様、24時間の暴落で一時2210億ドルが消し飛ぶという不運に見舞われた。
BeInCryptoは、下落トレンドの中で、損失にもかかわらず、反発の可能性を秘めた３つのアルトコインを分析した。
HYPEは今日、わずかな下落を経験したが、今月トップのパフォーマンスを記録したトークンの１つであることに変わりはない。
このアルトコインは最近、史上最高値(ATH)を更新し、現在価格は44.02ドルに位置しており、再びこの記録を更新するまであと9%となっている。
MACDは弱気と強気の間を行き来しているが、現在強気のクロスオーバーに注目している。これにより、HYPEは39.02ドルのサポートから跳ね返る可能性が高い。これにより、44.02ドルを突破し、50.00ドル付近で新たなATHが形成される可能性がある。
出典：BE(in)CRYPTO（2025年６月13日18:30）
米証券取引委員会（SEC）、暗号通貨に精通したリーダーを任命：規制アプローチがイーサリアムとデジタル資産にシフトする可能性
SECは暗号通貨に精通したリーダーを重要な役割に任命し、アトキンス議長の下でデジタル資産のイノベーションとコンプライアンスに焦点を当てた規制のシフトを示す。
ブライアン・T・ダリー氏、カート・ホウル氏、ジェイミー・セルウェイ氏、エリック・ホットマイア氏の最近のSEC内の上級職への任命は、業界の深い知識と規制監督を統合するための意図的な努力を強調するものである。
ブライアン・デイリー投資管理部長の就任は、ヘッジファンドや投資会社に対する数十年にわたる助言経験をもたらし、複雑な金融商品を監督するSECの能力を強化するものである。
一方、最高会計責任者（CA）には、40年近くにわたる監査の専門知識を持つカート・ホール氏が復帰し、財務の透明性と報告基準の強化を目指す。
これらの人事は、投資家保護と暗号通貨空間におけるイノベーションの育成のバランスをとるという、より広範なコミットメントを反映している。
出典：COINOTAG（2025年６月13日）
イーサリアム財団のローマン・ストーム氏支援は、暗号通貨空間におけるプライバシーと法的課題を浮き彫りにする
イーサリアム財団がローマン・ストーム氏の弁護に50万ドルを支援、暗号のプライバシー、開発者の権利、トルネードキャッシュ論争にスポットライトを当てる。
イーサリアム財団が最近、ローマン・ストーム氏の法的防御に50万ドルを充てることを発表したことは、ブロックチェーンの革新と規制執行の交差点における極めて重要な瞬間を意味する。
この実質的な財政的コミットメントは、本件を取り巻くより広範な意味合い、特にプライバシー強化技術の擁護と、ソフトウェア開発は犯罪化されるべきではないという原則に対する財団の認識を反映したものである。
ストーム氏を公に支援することで、財団は個々の開発者の保護を提唱するだけでなく、プライバシーがブロックチェーンエコシステムに不可欠な要素であるという考え方を強化している。
この動きは、暗号通貨コミュニティと規制当局に対して、イーサリアムのエコシステムがイノベーションとデジタル領域における基本的権利の保護の両方を重視していることを示すものである。
出典：COINOTAG（2025年６月14日）
Discord招待リンクの乗っ取りにより、AsyncRATとSkuld Stealerが暗号資産ウォレットを標的に拡散
新たなマルウェア攻撃が、Discordの招待システムの脆弱性を悪用し、Skuldと呼ばれる情報窃取型マルウェアとAsyncRATリモートアクセス型トロイの木馬を拡散している。
「攻撃者は、バニティリンク登録を通じてリンクを乗っ取り、信頼できるソースから悪意のあるサーバーへユーザーを密かにリダイレクトしていました」と、チェック・ポイントは技術レポートで述べている。
「攻撃者は、ClickFixフィッシング手法、多段式ローダー、時間ベースの回避策を組み合わせ、AsyncRATと暗号資産ウォレットを標的とするカスタマイズされたSkuld Stealerを密かに拡散していました」
Discordの招待メカニズムの問題点は、攻撃者が期限切れまたは削除された招待リンクを乗っ取り、無防備なユーザーを自らの管理下にある悪意のあるサーバーへ密かにリダイレクトできることである。
これはまた、かつて信頼され、フォーラムやソーシャルメディアプラットフォームで共有されていたDiscord招待リンクが、ユーザーを意図せず悪意のあるサイトに誘導する可能性があることも意味する。
このキャンペーンの詳細は、期限切れの虚栄心の招待リンクを乗っ取ってユーザーをDiscordサーバーに参加させ、所有権を確認するためにフィッシングサイトを訪問するよう指示し、ウォレットを接続するとデジタル資産が流出するという、別の高度なフィッシングキャンペーンをサイバーセキュリティ企業が明らかにしてから１カ月余り後に明らかになった。
出典：The Hacker News（2025年６月14日）
政治・法律関連
イスラエルが核科学者を殺害、イランの核施設を攻撃：誰を標的にしたのか？
イスラエルは、核施設と人員への攻撃は「イスラエルの生存そのものに対するイランの脅威を後退させる」ことが目的だと言う。金曜日にイスラエルがイランの核施設を攻撃し、６人の科学者のうち２人が死亡した。
200機以上のイスラエル空軍の戦闘機が、ナタンズの主要核施設を含むイラン全土の100以上の核、軍事、インフラ目標を攻撃した。
イスラエル軍は、ナタンツのウラン濃縮施設の地下構造物（遠心分離機のある多層階濃縮ホール、電気室、その他の支援インフラを含む）に損害を与えたと述べた。
イラン政権の核兵器獲得プロジェクトを継続的に進めるための重要なインフラが攻撃されたと付け加えた。
これは、ドナルド・トランプ米大統領が、イランとの「かなり良い合意に近づいている」と述べ、軍事行動は「それを吹き飛ばし」、「大規模な紛争」につながる可能性があると述べた翌日のことである。
しかし木曜日、ワシントンはイラクの大使館を部分的に避難させ、中東全域にいる米軍関係者の扶養家族の「自発的な退去」を許可したと発表し、差し迫ったエスカレーションの可能性も示唆した。
出典：ALJAZEERA（2025年６月13日）
イラン、米国との核協議中止を示唆
６月15日（日）に予定されていたイランとアメリカの核交渉は、本日未明のイスラエルによるイラン空爆とミサイル攻撃を受け、見送られたようだ。交渉は６月12日、仲介役のオマーンによってオマーンの首都マスカットで行われることが正式に確認された。
この１週間、交渉のムードが一転して悪化したため、新たなラウンドは、双方の要求を再確立し、進展を再評価する機会となるだろう。重要な未解決の問題は、イランのウラン濃縮能力である。
テヘランは、原子力発電所に燃料を供給するための民生用核濃縮プログラムの保持を認めるべきだと主張しているが、米政権高官は現在、濃縮ゼロを認めることに固執しているようだ。
ドナルド・トランプ米大統領の忠告に反したイスラエルの攻撃は、イランを外交的に関与させようとするアメリカの努力に一石を投じたようだ。
イラン国営テレビで、イラン国会の国家安全保障・外交政策委員会のアラエッディン・ボルジェルディ委員は、イランへの攻撃は、アメリカとの協議が不可能になったことを意味すると述べた。
「アメリカの要請で始まったイランとの協議は、6回目を迎えようとしていた。「しかし、最近の情勢を見る限り、第6ラウンドが開催されるとは思えない」。
出典：argus（2025年６月13日）
ウクライナ戦争を終結させるための新たな計画
欧州は、ウラジーミル・プーチンに壊滅的なウクライナ戦争を終結させるための新たな計画を立てている。
クレムリンの隣国への本格的な侵攻の主要な資金源を圧迫する方法として、ロシアの石油販売価格の上限を現在の１バレルあたり60ドルから45ドルに引き下げるというものだ。しかし、欧州諸国とプーチンへの締め付けの間に立ちはだかるものがある。アメリカだ。
定期的にプーチンを称賛し、最近では戦争についてホッケーの試合に例えてアンビバレントな態度を示しているトランプ大統領は、この計画に同意することを拒否している。
欧州連合（EU）とイギリスは、アメリカ抜きで上限を引き下げることを検討する可能性がある。ロシアの石油の大半はヨーロッパの海域近くまで輸送されているため、単独でもある程度の効果があるかもしれない。
しかし、すべてのG７諸国が参加する協定は、実施に頼ることができるため、より効果的であろう。
出典：Bloomberg Evening Briefing（2025年６月13日）
経済・労働関連
米U.S.スティールと新日鉄、国家安全保障協定締結で取引完了へ
金曜の夕方、新日本製鉄は、149億ドルでのU.S.スティール買収を完了させるための最後のハードルである、米国政府が提出した国家安全保障協定に署名したと発表した。
この措置により、国家安全保障審査プロセスが終了し、両社は2023年12月に発表された取引を完了することができる。ドナルド・トランプ大統領は金曜日、前任のジョー・バイデンが1月に行った買収阻止を取り消す大統領令に署名した。
大統領令は、日本企業が「米国の国家安全保障を損なう恐れのある行動を取る可能性があるという 「信頼できる証拠がある」としながらも、日本企業は安全保障協定に署名することで、U.S.スチール社の全株式買収を進めることができるとしている。
大統領令によれば、この協定はそのような脅威を緩和するものである。大統領令によると、連邦政府は金曜日にU.S.スチールと新日鉄に合意書の草案を渡した。新日鉄とU.S.スチールは午後7時過ぎ、協定が調印されたと発表した。
出典：Pittsburgh Post-Gazette（2025年６月14日）
米消費者心理は改善、関税への不安は残る
米中貿易摩擦が緩和されたことで、６月の米消費者心理は６カ月ぶりに改善したが、家計は景気の先行きを懸念した。
しかし、金曜日にミシガン大学が発表した消費者調査の結果は、イスラエルの対イラン・ミサイル攻撃によって影を潜め、原油価格を数ヶ月ぶりの高値に押し上げ、世界の株式市場の重荷となった。
今月は消費者のインフレ期待も改善したものの、原油価格の上昇はガソリン価格の上昇につながりそうだ。ガソリン価格は今年、全般的に低水準で推移している。
レイモンド・ジェームズのチーフ・エコノミスト、エウジェニオ・アレマンは、「現在の地政学的リスクと原油価格の上昇が続けば、改善は短期間で終わるかもしれない。「インフレ期待も同様だろう」
ミシガン大学の消費者心理指数は、５月の最終値52.2から今月は60.5に急上昇した。
出典：KITCO（2025年６月14日02:30）
FXデイリー：地政学的リスクが再び台頭
イスラエルによるイランの核施設への攻撃は原油価格を急騰させ、売られ過ぎで過小評価されているドルに反発のきっかけを与えた。エネルギー価格ショックは一般的にユーロに嫌われ、連邦準備制度理事会（FRB）に慎重姿勢を維持する論拠を与えている。
今朝、イスラエルがイランの核施設を攻撃したことで、ドルは全面高となった。この特定の地政学的リスクとFXの主な伝達経路は原油価格であり、イスラエルの攻撃以降、原油価格は約8%上昇している。
他の条件であれば、DXYの上昇は、株式や債券のネガティブショックからドルも恩恵を受けるため、これまでに見られた夜間の安値からの約0.75%の反発よりもはるかに大きくなる可能性が高い。
しかし、米ドルの伝統的な相関関係はこのところ消滅しており、S&P500先物の1.5％の下落が利益を抑えている可能性が高い。現段階でFXにとって最も重要なのは、中東のエスカレーションが原油価格に与える影響の深さと長さである。
これまでのイスラエルとイランの対立と決定的に異なるのは、核施設が標的とされていることである。次の重要なリスクは、イランの核施設が標的とされるかどうかである。
出典：ING（2025年６月13日）
ブルガリア国内は真っ二つに割れている
ブルガリアはユーロ導入の準備を進めているが、国内は真っ二つに割れている。政治家は長期的な投資の増加や借入コストの低下といったメリットを指摘する一方で、多くの国民は短期的な物価上昇を懸念している。
経済危機を生き抜いてきた何百万人ものブルガリア人にとって、通貨レフは単なる紙幣や硬貨ではなく、安定の象徴なのだ。
出典：Bloomberg Brussels Edition（2025年６月13日）
Ｇ７は１年で大きく変わる
カナダで開催される今年のＧ７首脳会議は、前回の首脳会議とは様相が大きく異なるだろう。昨年イタリアで開催された世界最大の先進民主主義国の首脳７人のうち、５人が失脚した。
今年の首脳会議には、より新しく、概して人気の高い首脳が集まるが、ドナルド・トランプ米大統領の再選によって新たな分裂も起きている。
特に対ロシア制裁をめぐる議論では。西側諸国の結束に目に見える亀裂があることを考えれば、今月カナダで開催される会議のハードルは低いかもしれないと、ある専門家は書いている。
伝統的な 「家族写真」を撮るために首脳たちが列をなして微笑むだけで、成功と判断されるかもしれない。
出典：SEMAFOR Flagship（2025年６月14日）
社会・環境
ドイツからのさらなるウクライナ支援
ドイツの国防長官は、ウクライナに対する20億ユーロ近い追加軍事援助を約束したが、その一方で、アメリカの国防長官は援助削減を予告した。
ドイツの資金は長距離弾薬の調達に役立てられるが、ベルリンはウクライナが求めていたタウルス巡航ミサイルの納入には同意しなかった。ワシントンが支援を後退させたことで、キエフのヨーロッパの同盟国は圧力を受けている。
ピート・ヘグセス米国防長官は今週、国防総省の次期予算でウクライナへの支援を削減すると述べた。ドナルド・トランプ米大統領が表明している和平の目標に反する資金削減だと、Institute for the Study of Warは主張した。
ロシアは「西側諸国がウクライナを支援するよりも、戦場での忍び寄る漸進的な前進を……長く維持できる」と考えている。
出典：SEMAFOR Flagship（2025年６月14日）
世界で最も豊かな難破船が発見される
史上最も豊かな難破船とされるスペインのガレオン船が発見されたようだ。サン・ホセ号は1708年、コロンビア沖でイギリス海軍に沈められ、現在の貨幣価値で200億ドル相当と推定される財宝を積んでいた。
スペインの軍事的野心に壊滅的な打撃を与え、沈没船はたちまち伝説となった。2015年、コロンビア海軍はその可能性が高いと思われる沈没船を発見したが、はっきりと特定されることはなかった。
そして今回、水中画像を使った研究者たちが、1707年に鋳造されたスペイン王冠のシンボルが描かれた金貨を発見した。スペイン、コロンビア、南米の先住民グループ、そして沈没船を最初に発見したというサルベージ会社がこの金貨の所有権を主張している。
出典：SEMAFOR Flagship（2025年６月14日）
このような状況がビットコインの値動きにどんな影響を及ぼしたのだろうか。以下は6月14日のビットコインの値動きを時系列（１時間足）に沿って説明したものである。
ビットコインの6月14日の値動き
| ビットコイン価格 | |
| 始値 | 15,165,298円 |
| 高値 | 15,317,363円 |
| 安値 | 15,100,000円 |
| 終値 |
15,143,700円 |
始値15,165,298円で寄りついた後、15,145,965円まで下落したが、15,221,327円まで買い戻されて上昇し、１時台には15,286,703円まで上昇したが、15,271,107円まで押し戻されて下落した。
３時台には最安値15,100,000円まで下落したが、15,175,000円まで買い戻されて上昇し、４時台には04,200円まで上昇したが、15,125,996円まで下落した。その後、15,152,703円まで買い戻されて上昇した。
９時台には最高値15,317,363円まで上昇したが、15,265,100円まで押し戻されて下落し、16時台には15,120,000円まで下落したが、15,167,900円まで買い戻されて上昇し、17時台には15,171,498円まで上昇したが、15,168,900円まで押し戻されて下落した。
19時台には15,132,227円まで下落したが、15,155,200円まで買い戻されて上昇し、20時台には15,175,401円まで上昇したが、15,166,303円まで押し戻されて下落し、21時台には15,118,004円まで下落したが、15,161,999円まで買い戻されて上昇した。
22時台には15,172,000円まで上昇したが、15,156,412円まで押し戻されて下落し、23時台には15,134,403円まで下落したが、買い戻されて、23次59分59秒には終値15,143,700円をつけ、６月14日の取引をひけた。
この日１日のビットコインの値動きは最安値最高値ベースで、217,363円であった。
6月15日の価格予想及び、注目のイベント
ビットコイン価格予想：15,350,000円～14,950,000円
| 経済指標 | 時間 |
| 特筆すべきものはなし |
| 政治・経済イベント（日本） | 時間 |
| インターペット大阪（大阪府大阪市） | 10:00～17:00 |
| 関西万博サウジアラビア「You Reap What You Sow: Investing in Agribusiness」(予定)（大阪府大阪市） |
| 政治・掲載イベント（課外） | 時間 |
| 加・G7首脳会議（～17「日）（アルバータ州カナナスキス） | |
| イラン・deBlock International Blockchain Conference 2025（～16日）（テヘラン） | 09:00～18:00 |
| 独・German Blockchain and AI Week 2025（～19日）（ベルリン） | 09:00～18:00 |
| 要人発言 | 時間 |
| 特筆すべきものはなし |
６月15日のビットコインは、始値15,143,800円で寄りついた後下落し、１時台には15,039,891円まで下落したが、15,067,000円まで買い戻されて上昇し、４時台には15,151,000円まで上昇したが、15,097,702円まで押し戻されて下落した。
５時台には15,050,837円まで下落したが、15,128,844円まで買い戻された。６時台には始値15,128,200円で寄りついた後、上昇している。
今日のポイント
６月14日のビットコインは、終値ベースで、３日間連続マイナスの値動きとなった。９時台には最高値1531万円台まで上昇したが、その後は伸びを欠いて押し戻され、終値は1514万円台をつけ、取引をひけた。
ローソク足の動きを一目均衡表でみると、ローソク足は雲の下にあるｋとから、トレンドは下落トレンドにはいっているといっていいかもしれない。ローソク足は基準線の下を推移し、転換線は基準線を上から下へ突き抜けるデッドクロスを形成している。
さらに、遅効スパンはローソク足の下に位置している。これらのことから、価格は下落する可能性が高いことを示唆している。
また、単純移動平均線をみると、短期線の９日線が中期線の30日線を上から下へ突き抜けるデッドクロスを形成している。これは価格下落のサインである。
ボリンジャーバンドをみると、バンド幅は縮小傾向にあり、ローソク足の終値は－１σと－２σの間にきていることから、価格は下落する可能性が高いとみて、ポジションはショートポジションを建てるのがセオリーだといっていいかもしれない。
したがって、現時点（６時台）では1510万円台で推移しているが、上昇するとなると1530万円台近辺まで、下落するとなると1500万円を割り込むこともありえるだろう。
▼ビットコインの特徴や今後の動向について詳しく知りたい方はこちら
ビットコイン(BTC/Bitcoin)とは？特徴と今後の将来性・価格予想
