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【ビットコイン価格ニュース】前日比(終値)+2.98%。1050万円台を中心に推移するが1070万円台までのびることも考えられる

7月19日  23時台には最高値1038万円台まで上昇


出典:Trading Viewビットコイン日本円チャート 1時間足

まずは、ビットコインを取り巻く内外の社会情勢や経済向がどうなっているか、主な話題を拾ってみよう。

暗号資産・デジタル通貨の新しい動き

日本ブロックチェーン協会、「暗号資産に関する税制改正要望(2025年度)」を政府に提出

一律20%の申告分離課税や3年間の損失繰越控除の導入、暗号資産同士の交換時における課税の撤廃、寄附した際の税制の整備などを要望。

一般社団法人 日本ブロックチェーン協会(JBA)は、「暗号資産に関する税制改正要望(2025年度)」を取りまとめ、7月19日に政府へ提出した。

web3は次世代インターネットとも目されており、IT革命の次に訪れた30年に一度のイノベーションであり、日本のみならず世界の経済成長を牽引していく可能性を秘めている。しかしながら、我が国の暗号資産保有者の割合は人口の4.5 %程度と推測されている。

これは主要な先進国のみならず、世界の平均も下回っている状況にある。この大きな原因の一つとして考えられるのが暗号資産に対する税制である。

特に所得税は、国際的にみても他の金融資産等と比較しても高い水準にあり、日本のweb3産業発展の大きな障壁となっている。JBAは、このような状況を改善すべく、4つの税制改正要望を政府に提出した。
出典:日本ブロックチェーン協会(2024年7月19日16:00)

博報堂キースリー・Nonagon Capital・NTT Digital、国内事業者を対象にWeb3事業開発ウェビナーを開催

Nonagon Capitalは、国内企業におけるWeb3の最新情報キャッチアップや事業開発に貢献するため、株式会社博報堂キースリー、株式会社NTT DigitalとともにWeb3事業に取り組む国内事業者を対象とするオンラインウェビナーを8月9日に開催する。

本ウェビナーでは、国内外の企業やプロジェクトにおけるWeb3事業立ち上げに伴走してきた3社の知見を共有し、Web3関連事業の立ち上げにつながる視座や知識を提供する。
出典:Nonagon Capital(2024年7月19日14:00)

ビットトレード、3万円相当のSXPが当たる「ラッキールーレットキャンペーン」実施

ビットトレード株式会社は、7月22日11時より、3万円相当のSXPが当たる「ラッキールーレットキャンペーン」を実施する。

キャンペーン期間は7月26日23時59分まで。キャンペーン内容は、キャンペーン期間中、当日の販売所累計取引金額に応じて抽選に参加できる(獲得した抽選回数は当日のみ抽選可能)。
出典:ビットトレード株式会社(2024年7月19日13:00)

Web3コミュニティの「OASIS」、コミュニティメンバー有志がThe Sandbox主催「Japan Game Jam 障害物レース」で4位入賞

マネックスクリプトバンク株式会社が運営する「OASIS」は、「豊かな自分に変化するためのきっかけや新たな出会いの場を創出する」というビジョンをもとにストーリーや体験を設計している「メタバース×NFT」のコミュニティである。

未完の地であるOASISは、自分を変えたい、新しい行動を起こしたいと思っている人たちがあつまり、そのコミュニティが中心となって創り上げる共創の場で、これまでも特定のプラットフォームに縛られずメタバース上の都市開発を進めてきた。

このたび、OASISコミュニティメンバーのkawanoheri氏、TEN氏、yurimi氏、ぽちゃ氏の4名が、The Sandboxが主催するゲームクリエイターコンテスト「Japan Game Jam 障害物レース」 にチームとして参加し、4位入賞を果たした。
出典:マネックスクリプトバンク株式会社(2024年7月19日12:00)

【7月24日開催】デジタルアセットマーケッツ、招待制のグローバルカンファレンス「Blockchain Leaders Summit Tokyo 2024」にスピーカー登壇決定

株式会社デジタルアセットマーケッツは、7月24日に開催される「Blockchain Leaders Summit Tokyo 2024」に参加し、スピーカーとして営業企画部特命担当部長の竹森慶之助の登壇が決定した。

招待制イベント「Blockchain Leaders Summit Tokyo 2024」とは、日本、韓国、およびその他の地域から業界リーダーを一堂に集めるもので、初開催となる。

世界中で多くのブロックチェーン関連のカンファレンスが開催されているが、重要な人物との価値あるつながりは、偶然の出会いに左右されてきた。

このブロックチェーンビジネスカンファレンスは、主催者からの招待によるビジネスリーダーのご参加で成り立っている。

このイベントは国内外を問わず、シード・アーリーから後期ステージのスタートアップまで幅広く投資を行う「B Dash Ventures」と、ソウル、シンガポール、バンガロール、シリコンバレーを拠点とするベンチャーキャピタルの「Hashed」の共催で運営され、業界屈指のプロフェッショナルが集まるイベントである。

開催日時:7月24日10:00~20:00
会場:東京都内(詳細は招待者のみに公開)
開催内容:ブロックチェーン領域のキーパーソンによる講演・パネルディスカッション、ネットワーキング等。参加方法:共催者による招待制。
出典:デジタルアセットマーケッツ|Digital Asset Markets Inc.(2024年7月19日11:00)

ミームコイン市場の復活で570万ドルの資金を調達したゲームコイン『$PLAY』

PlayDoge($PLAY、プレイドージ)は、90年代に世界中で流行したたまごっちのリメイク版モバイルゲームを開発している新しいミームコインである。

仮想通貨市場では、トランプ前大統領が11月の大統領選で当選する確率が高まったという見通しを受けて強気相場となっており、ミームコイン市場も復活に向かう流れがある。

そのようなトレンドに乗って$PLAYは現在行われているプレセールで、570万ドル以上の資金を調達し、その知名度をさらに高めている。
出典:Clickout Media Ltd.(2024年7月19日10:30)

web3プロフェッショナルファームDeFimans、TOKEN2049シンガポール最大級のweb3ゲームサイドイベント「Web 3 FIESTA」を共同主催

株式会社DeFimansは、東南アジアを中心に活動する総合マーケティングパートナーDIFYと共同で、9月18日~19日の2日間シンガポールで行われるTOKEN2049のオフィシャルサイドイベント「WEB 3 FIESTA」を開催する。

TOKEN2049とは、F1シンガポールグランプリの直前に開催される、アジアの主要なクリプトイベント。1万人人を超えるweb3をビジネス基盤とする企業が世界中から集まる世界規模の祭典のため、学びとネットワーキングが途切れることがない。

この期間中、シンガポール全域の特別な会場で、幅広いミートアップ、ワークショップ、ハッカソン、ディナー、パーティーなどが開催される。

WEB3 FIESTAは、TOKEN2049の期間中に行われる数あるサイドイベントの一つ。シンガポール随一の飲み屋街ロバートソンウォークを貸し切り、複数のプロジェクトが異なるバーを占有し盛り上げるTOKEN2049最大級のアフターパーティーとなる。

TOKEN2049期間中に、世界中から集まるブロックチェーン/web3愛好家を惹きつけることを目的としており、web3ゲーム市場における有力企業とのネットワーキングが行える随一のイベントである。
出典:株式会社DeFimans(2024年7月19日08:00)

Alice $SVL Staking Partyを開催。SVLをプールにステーキングして、Alice Season3をゲットしよう

Slash Vision Labsは、各ステーキングプールにSVLをステーキングすることでAlice Season3の獲得権が付与される「Alice $SVL Staking Party ( https://alice-staking.slash.vision/ ) 」を2024年12月24日まで開催する。

Alice $SVL Staking Partyとは、「Alice $SVL Staking Party」のステーキング期間が終了するとプールの種類に応じた枚数のAlice Season3の獲得権が得られ、配布/リビール日は12月25日を予定している。

獲得権は、アローリストではなく、権利の保有者には12月25日にAlice Season3が配布される。

各ステーキングプールには、Alice 獲得可能枚数、必要なSVL、ステーキング期間が設定されており、「Alice $SVL Staking Party」の各ステーキングプールにウォレットを接続して、SVLをステーキングすることができる。
出典:Slash Fintech(2024年7月18日20:00)

ソーラーウィンズ、ハッキングをめぐるSECの詐欺事件の一部を敗訴

連邦判事は木曜日、2020年に公表され、米国政府機関を含む顧客に影響を与えた情報漏えい事件への対処方法をめぐり、ソーラーウィンズ社と同社のサイバーセキュリティ最高責任者に対する画期的な政府訴訟の一部を棄却した。

証券取引委員会は昨年、テキサス州オースティンに本社を置くソーラーウィンズ社と同社の最高情報セキュリティ責任者であるティム・ブラウン氏を、情報漏洩前のサイバー攻撃のリスク提示方法とハッキング発生後の投資家への説明内容をめぐって提訴した。

この事件は、証券規制当局がサイバー攻撃を受けた上場企業に対し、民事詐欺罪(証券規制当局が処分できる最も重い罪)で法廷に訴えた初めてのケースとなった。
出典:THE WALL STREET JOURNAL RISK & COMPLIANCE(2024念7月19日20:21)

FTX社は、ブローカーのトーマス・ブラジール氏が個人的な利益のために管財人から190万ドルを盗んだと主張

デラウェア州の裁判所は、不良債権投資家のトーマス・ブラジール氏に対し、自身の投資資金と高級品の購入のために、自身が監督する管財人から盗んだ約195万ドルの返済を命じた。

ブラジール氏は、ディストレスト投資会社117パートナーズのマネージング・パートナーで、イタリアを拠点に活動し、近年、破綻した暗号通貨取引所FTX、暗号通貨貸し手セルシウス・ネットワーク、暗号プラットフォーム・ボイジャー・デジタルなど、注目を集めた暗号通貨破産事件の債権を顧客から買い取ったことで有名になった。

裁判所提出書類によると、デラウェア州大法院(Court of Chancery of the State of Delaware)の副法務総長は、木曜日に公表された覚書意見書の中で、ブラジールが破産した金融サービス情報会社Fund.comの管財人から得た資金を個人的利益のために使用したことを認めた。
出典:THE WALL STREET JOURNAL RISK & COMPLIANCE(2024念7月19日20:21)

各国の経済指標を見る

アジア地域

6月の日本の消費者物価上昇率は前年同月比2.8%増

日本の6月の消費者物価上昇率は、前年同月比2.8%増となり、2ヵ月連続で横ばいとなり、2月以来の高水準を維持した。

電気料金は高止まりし(5月の14.7%に対し13.4%)、ガス料金は5月にエネルギー補助金が完全に終了した後、13ヵ月ぶりに上昇した(2.4%に対し2.5%)。

同時に、食料品(3.6%対4.1%)、住宅(0.6%対0.6%)、交通(2.5%対2.3%)、家具・家庭用品(3.7%対2.9%)、衣料(2.2%対2.2%)、医療(1.4%対1.1%)、文化(5.6%対5.2%)、通信(1.3%対0.4%)、雑費(1.1%対1.2%)も引き続き上昇した。

対照的に、教育物価は1.0%減と3ヵ月ぶりに低下した。一方、6月のコア消費者物価上昇率は、同2.6%増と3カ月ぶりの高水準を記録し、2ヵ月ぶりに加速し、中央銀行が近く利上げに踏み切る可能性があるとの市場の期待を維持した。

前月比では、0.3%増となり、5月(0.5%増)から鈍化した。
出典:総務省(2024年7月19日08:30)

ヨーロッパ地域

7月のイギリスのGfK消費者信頼感指数は-13

イギリスの7月のGfK消費者信頼感指数は、6月(-14)を上泡利、-13となり、4カ月連続で2021年9月以来の高水準となった。しかし、最新値は予想の-12を下回った。

この改善の主な要因は、消費者の主な買い物に対する意欲が7ポイント上昇したことと、個人的な金銭感覚に対する見方が2ポイント上昇したことである。

一方、最近の政治的・スポーツ的出来事が国民の楽観主義にほとんど影響を与えなかったため、英国経済に対する感情は横ばいとなった。GfKのクライアント・ストラテジー・ディレクター、ジョー・スタットンは言う。

「7月の消費者信頼感調査は、英国の新政権がより広い経済と個人的な家計にどのような影響を与えるか、正確に見極める必要があるため、慎重な見方を示している」
出典:GfKグループ(2024年7月19日08:01)

6月のドイツの生産者物価指数は前年同月比1.6%減

ドイツの6月生産者物価指数は、前年同月比1.6%減となり、5月(同2.2%減)から改善し、市場コンセンサスと一致した。

天然ガス(14.8%減)や電力(11.0%減)を中心にエネルギー価格(5.9%減)が下落する中、生産者物価は12カ月連続のデフレとなったが、ここ数カ月で最も低い数値となった。

同時に、紙・板紙・紙製品(4.4%減)、基礎化学品(3.4%減)、木材製品(3.8%減)、繊維板(8.9%減)、金属(4.1%減)の中間財コストは0.9%下落した。

一方、資本財価格は主に機械(2.5%)、自動車、トレーラー、セミトレーラー(1.5%)により2.3%上昇した。また、非耐久消費財価格は菓子(24.7%)、バター(24.5%)を中心に0.6%上昇し、耐久消費財価格は0.7%上昇した。

エネルギーを除く生産者物価指数は0.3%上昇した。前月比では、5月(横ばい)を上回り、0.2%増となり、市場コンセンサス(0.1%増)上回った。
出典:連邦統計局(2024年7月19日15:00)

6月のイギリスの小売売上高は前月比1.2%減

イギリスの6月の小売売上高は、前月比1.2%減となり、5月(同2.9%増)から鈍化し、市場コンセンサス(同0.4%減)を下回った。非食品店の売上高は2.1%減少した。

すなわち、百貨店、衣料品・履物小売店、家具店である。食料品店の売上高は主にスーパーマーケットにより1.1%減少し、オンライン消費額は2.7%減少した。

6月までの3カ月間の小売売上高は0.1%減少した。前年同月比では、5月の1.7%増の上方修正に続き、0.2%減となった。
出典:国家統計局(2024年7月19日15:00)

5月のスペインの貿易収支は23億ユーロの赤字

スペインの5月の貿易収支は、輸出が増加した一方で輸入が堅調に推移したことから、前年同月(31億ユーロの赤字)から縮小し、23億ユーロの赤字となった。

輸出は、主にエネルギー製品(35.9%増)、原材料(13.1%増)、食品・飲料・タバコ(9.1%増)の出荷増により、2.3%増の347億ユーロとなった。一方、輸入はほぼ横ばいの371億ユーロとなった。

その他の商品(31.5%増)とエネルギー製品(15.1%増)の輸入増は、非化学半製品(8.3%減)と資本財(5.7%減)の購入減で相殺された:
出典:産業・商業・観光省(2024年7月19日17:00)

北米地域

6月のカナダの小売売上高は前月比0.3%減と予想

カナダの6月の小売売上高は、前月比0.3%減少すると予測されている。これは5月(同0.8%減)から改善し、暫定推定値の同0.6%減から修正された。

5月の減少は、この期間の小売量の0.7%減少と一致しており、商品価格の変化とは無関係に小売需要が低下していることを強調している。売上高は、9つの商品サブセクターのうち8つで減少した。

建築資材および園芸機器サプライヤー(2.7%減)、食品および飲料小売業者(1.9%減)、衣料品およびアクセサリー小売業者(1.5%減)の減少が目立った。

ガソリンスタンドおよび燃料販売業者のビジネスを除いたコア小売売上高は1.4%急落した。前年同月比では1.0%上昇した。
出典:統計局(2024年7月19日21:30)

要人発言

経済学者ポール・クルーグマン氏:トランプ氏とバンス氏の「共通点」がここにある

経済学者のポール・クルーグマン氏は、2024年共和党副大統領候補のJ.D.バンス上院議員(共和党)をアメリカ人は信用すべきではないと明言した。

木曜日のニューヨーク・タイムズ紙に掲載された論説でクルーグマンは、「トランプ氏とバンス氏には多くの」共通点があるが、共通点のひとつは、ふたりとも最も熱心な支持者を軽蔑する詐欺師である」ということだと強調している。

クルーグマン氏によれば、オハイオ州選出の上院議員は自分の苦労知らずのルーツについてよく語る。しかし、人々は彼が『Hillbilly Elegy』に書いた文章を読むべきだ。

そこには、彼と違って田舎町の貧困から抜け出せずに育った人々に対する驚くべき軽蔑が示されている。
出典:AlterNet(2024年7月19日)

中央銀行・国際金融機関

Fedは9月利下げ?

米連邦準備制度理事会(FRB)は、物価安定が目前に迫っているとの見方が強まるなか、9月の利下げに近づいている。

政策決定者たちはここ数週間の講演で、9月の利下げに向けた布石を打っており、パウエル議長は今月末の政策決定会合後に、より明確に利下げを表明するだろう。

今年の金融政策の投票権を持つサンフランシスコ地区連邦準備銀行総裁のメアリー・デイリー氏は、最近のインフレデータは「実に良い」ものだが、中央銀行はまだ物価安定を達成していないと述べた。

また、シカゴ地区連邦準備銀行総裁のオースタン・グールスビー氏は、ここ数ヶ月で冷え込んでいる労働市場の急激な悪化を避けるため、FRBはすぐに利下げを行う必要があるかもしれないと示唆した。
出典:Bloomberg Five Things to Start Your Day(2024年7月19日14:01)

欧州中央銀行、年内の利下げはあと1回か

欧州ではインフレ圧力がまだ残っており、欧州中央銀行(ECB)の政策担当者たちは、年内の利下げはあと1回しかできないのではないかとの考えを強めているという。当局者たちは、投資家が9月の利下げが決定事項だと思い込むことを望んでいないという。

政策決定者たちは、6月に利下げを強く約束しすぎたという経験もあり、9月12日の利下げ決定に向けてあらゆる選択肢を用意しておこうという意欲を高めている、と関係者は言う。ECBは木曜日に金利を据え置いた。
出典:Bloomberg Five Things to Start Your Day(2024年7月19日14:01)

新たな取り組みに着手

国際通貨基金(IMF)は、貧困国の債務負担を軽減し、債務不履行を回避し、経済を安定させるための新たな取り組みに20カ国・地域(G20)を結集させようとしている。

このIMFの働きかけは、アフリカや南アジアを中心とした新興国や発展途上国が、パンデミック以前に積み上げられた債務と闘い続け、ここ2、3年は借入コストの高騰によってさらに悪化していることを受けたものだ。

共通の枠組みとして知られる既存のG20の仕組みは、デフォルトを回避するのではなく、その余波に対処することを目的としている。
出典:Bloomberg Next Africa(2024年7月19日20:50)

政治・法律関連

ドナルド・トランプ氏の再臨

木曜日の夜、共和党全国大会のフィナーレは、ピエロのショーで始まった。ハルク・ホーガン氏は、ディズニー・アニマトロニクス版のプロレスラーが政治演説をするような声で叫んだ。

ハルク・ホーガン氏は、会場にいる “本物のアメリカ人”、”これから4年間暴走するトランプ派”、そして彼らを権力に導く “剣闘士”、すなわちドナルド・トランプ氏と彼の新しい伴走者であるオハイオ州選出の上院議員J.D.バンス氏について語った。

そして彼は上着を脱ぎ、シャツを引き裂き、真っ赤なトランプ-バンス2024のTシャツを見せた。「ドナルド・トランプ氏が本物のアメリカン・ヒーローであることを世界に知ってほしい」とホーガン氏。

大会会場の真上に設置された真っ赤なMAGAボックスの中で、トランプ氏は彼の特徴であるネイビーのスーツに赤いネクタイを締め、気を引き締めて立っていた。

ホーガン氏のパフォーマンスが終わると、有罪判決を受けた重罪犯であり、大統領選の最有力候補でもあるトランプ氏は拳を突き上げ、右耳に小さな白い包帯を巻いた。
出典:THE NEW YORKER NEWS & POLITICS(2024年7月19日19:01)

共和党全国大会における新右派の台頭

火曜日の昼時、元大統領候補のビベック・ラマスワミー氏は、大勢の側近に連れられ、共和党全国大会が開催されているミルウォーキーのファイザーブ・フォーラムの外にある広場の日なたを歩き、ニュー・ファッションドという名のスポーツ・パブに腰を下ろした。

その前夜、ラマースワミ氏とイェール大学ロースクールで同級生だったオハイオ州選出の上院議員J.D.バンス氏がドナルド・トランプ氏の伴走者に正式に指名され、大会周辺では、トランプ流ナショナリズムの基本要素を一貫したイデオロギーに変えるべく活動している共和党の知識人、工作員、政治家の集団、いわゆるニューライトの台頭が話題になった。

ある著名な新右派の政策思想家は、彼や他の人々が10年間かけて党の端っこから移動しようとしてきたことを指摘した後、「つまり、すごいことなんだ!」と言った。

ある長年の共和党員は、朝のランニングで新右派のポッドキャストを聴き、スピードアップを図ったそうだ。ラマスワミは、新右翼の中心的な緊張について話したがっていた。

保守運動の今後4年間で最も重要なトピックは、国民的保護主義者と国民的自由主義者の区別である。
出典:THE NEW YORKER(2024年7月18日)

バイデン氏に対する再選へのプレッシャーは高まり続けている

彼の代理人は出馬について「揺らいでいない」と主張したが、閣僚の中には、バイデン氏の健康状態や11月にトランプ氏を打ち負かす能力への疑問から、身を引くべきかどうか閣僚同士で話し合う者さえいた。

最も痛手となったのは、ワシントン・ポスト紙に掲載された、バラク・オバマ前大統領が、コビッド19のために国内で孤立しているバイデン氏の勝利への道筋は大きく遠のいたと同盟国に語ったという報道だ。
出典:Bloomberg Balance of power(2024年7月19日19:00)

民主党のジレンマ

米大統領選は11月に決着がつくが、ある候補者の選挙戦はまもなく終わるかもしれない。ジョー・バイデン大統領の再選キャンペーンは、先月の悲惨な討論会以来、党内の声がささやき声から叫び声に変わり、最後の足踏み状態にあるようだ。

大統領はこの3週間、疑心暗鬼を静めようと懸命に努力してきたが、無駄であることがわかった、とBusiness Insiderのブレント・D・グリフィス氏は書いている。

バイデン氏の片隅にいる人々でさえ、必ずしも彼の大義を助けてはいない。バイデン氏支持を表明したバーニー・サンダース上院議員は、バイデン氏が時々 「3つの文章がまとまらない 」ことがあることを認めている。

そのため、一部の民主党指導者たちはバイデン氏をチケットから外すためにより積極的なアプローチを取るようになったとBIのブライアン・メッツガー氏は書いている。

チャック・シューマー氏、ハキーム・ジェフリーズ氏、そしてナンシー・ペロシ氏が、バイデン氏が選挙に残ることへの党の懸念について、内々にバイデン氏と話したという報道が出た、とサラ・グレイ氏とケルシー・ブラミス氏は書いている。

しかし、バイデン氏の再選キャンペーンにとっておそらく最大の打撃は、彼の元ランニングメイトが疑念を抱いているというニュースである。バラク・オバマ前大統領は、献金者や有権者の支持の衰えを心配していると同盟者に語ったと報じられている。
出典:INSIDE TODAY(2024年7月19日)

トランプ氏の大統領の可能性の高まりに激震が走る

ドナルド・トランプ氏が2度目の大統領に就任する可能性が高まっている。それがウクライナの未来に何を意味するのか、ヨーロッパの多くに激震が走っている。

バイデン氏が新型コロナウイルスの診断を受けたことで、大統領としての適性を懸念する声が高まる中、トランプは暗殺未遂事件から立ち直り、共和党全国大会での受諾演説でその事件を思い起こすなど、これまで以上に強くなっている。

ノルウェーの首相は、米国がキエフへの支援を撤回することはあり得ないと語ったが、トランプ氏がウクライナ支援に懐疑的なJDバンス氏を伴走者に指名したことは、昨日英国で首脳会談が行われた際、欧州の安全保障が最優先事項のひとつであったことを意味する。

米国の選挙まで4カ月を切った今、ウルスラ・フォン・デア・ライエン氏が欧州委員会の指揮官として2度目の戴冠式を楽しむ時間はそう多くはないだろう。
出典:Bloomberg Brussels Edition(2024年7月19日14:07)

経済・産業・技術・金融・投資関連

ESCPエグゼクティブMBAの学生とGMOリサーチ&AIが共同でニューロインクルーシブ・リクルーティング研究を実施~AI技術活用で多様性を尊重する採用プロセス実現に向けて

GMOインターネットグループで、インターネットリサーチ事業を展開するGMOリサーチ&AI株式会社は、ESCP Business Schoolに在籍するESCPエグゼクティブMBAの学生と共同で、2023年9月より神経多様性を尊重する新しい採用プロセスに取り組んだ。
この取り組みは、ニューロインクルーシブ・リクルーティングと呼ばれるもので、神経障害者の雇用難を解決するためにAI技術を活用し、彼らのスキルを正確に評価することを目的としている。

米国労働統計局によると、神経障害者の80%近くが雇用確保に困難を感じており、雇用主が神経障害のある従業員の才能を受け入れることに不安を抱いていることが明らかになっている。

この課題を解決するため、GMOリサーチ&AIとESCPビジネススクールは、神経多様性を持つ候補者のスキルを正確に評価する新しいリクルーティングツールの開発を実証した。

このプロジェクトでは、GMOリサーチ&AIのアジア最大級のパネルを活用した調査データを元に、ETE HOLDINGS PTE. LTD.の先進的なAI技術とデータソースを活用している。

ADHDやディスレクシアなどの神経多様性を持つ候補者を公平に評価し、雇用主が適切な人材を採用できるよう支援することを目的としており、より包括的な採用プロセスの実現や、多様な人材の採用が促進されることが期待されている。
出典:GMOインターネットグループ(2024年7月19日11:00)

激安ロボットタクシーが不安を掻き立てる

中国では、運転手のいないタクシーで6マイルを約50セントで移動できる。ロボットタクシーと呼ばれる自動運転車は、中国中部にある人口1100万人以上の広大な大都市、武漢で破格の値段で普及している。

武漢は世界初のドライバーレス都市になるという野望を抱いているが、その一方で自動運転車はしばしば道路を走るのに苦労している。

先週から中国のソーシャルメディア・微博(ウェイボー)で8000万回以上再生されているビデオで、白いロボットタクシー・セダンの乗客が言った。

市内で運行されている500台の車両は、中国のハイテク大手バイドゥ傘下のApollo Goに属している。同社が5月に発表したリリースによると、武漢市の人口の約半分をカバーするエリアを運行している。
出典:CNN MEANWHILE IN CHINA(2024年7月19日)

人々が長い間待ち望んでいた瞬間がやってくる?

市場やエコノミストだけでなく、住宅ローンやクレジットカード利用料金の引き下げを求める人々が長い間待ち望んでいた瞬間が、ついに到来するかもしれない。

米連邦準備制度理事会(FRB)は、2年以上にわたってインフレに焦点を絞ってきたが、9月に利下げに踏み切る可能性が出てきた。

中央銀行総裁は、労働市場へのリスクが高まる一方で、物価の安定は目前だと自信を深めている。パウエル議長は7月30日~-31日の政策決定会合後に、より具体的な内容を発表する可能性が高い。

しかし、まだ確実ではない。FRB幹部は、20年来の高水準にある借入コストの引き下げに踏み切る前に、月次物価が年率2%のインフレ目標に向かって低下傾向を続けることをまだ確認したがっている。

しかし、パウエル議長らは、少なくとも勢いを失いつつあるアメリカ経済のいわゆるソフトランディングのチャンスを無駄にしたくないとも考えている。
出典:Bloomberg Balance of power(2024年7月19日19:00)

市場にとって最大の脅威

市場にとっての最大の脅威は、誰にも見えないものだ。バンク・オブ・アメリカの調査によると、投資家は、プライベート・クレジットと呼ばれる伝統的な銀行システム以外の融資が、将来の信用危機の最大のリスクであると回答した。

いわゆるシャドー・バンキングは、低迷する商業用不動産市場をも凌駕している。
出典:INSIDE TODAY(2024年7月19日)

グリーンファイナンスの革新:データ、テクノロジー、AI

気候変動対策を拡大し、資本市場を変革する上で、テクノロジーは重要な役割を果たしている。テクノロジーは、データギャップやリスクモデルにおける課題を克服し、持続可能な商品やプロジェクトに対する市場や投資家の信頼を確保するのに役立っている。

とはいえ、技術の進歩を支えるにはさらなる投資が必要であり、新しい技術には不確実性が伴う。今回のSustainable Policy Institute誌では、グリーンファイナンスと経済全体の移行を推進する上で、データとテクノロジーが果たす重要な役割について考察する。

イノベーションと技術進歩のための最新の政策、そして投資家と資産運用者にとってますます普及する人工知能と機械学習の役割について探求する。

潜在的な金融リスクをよりよく理解し、それによって軽減するためには、金融活動の開示と報告を増やすことが不可欠である。この重要性は、近年導入された規制や分類法の枠組みの急増に反映されている。

しかし、信頼性が高く実用的なデータを収集することは、依然として課題である。シティの気候データ・サイエンス部門プロダクト・マネジメントのエマニュエル・レヴィが主張するように、データ開示は陳腐化に苦しんでいる。

データは年単位で公表されることが多く、1年半前のものであることもある。よりタイムリーにデータを収集することが、この課題の解決につながるだろう。
出典:OMFIF(2024念7月18日)

中国の指導者たちは経済的脅威を指摘するが、方針を変える気配はない

中国の習近平国家主席と数百人の共産党幹部が今週北京に集まり、低迷する自国経済の前途を描いた。4日間の会議を終えて発表されたアウトラインは、多かれ少なかれ現在のような未来を示唆している。

中国の現在の路線に忠実であることは、習近平が世界第2位の経済大国である中国の舵取りをめぐり、一般の中国人や外国人投資家の間で不安が広がっているにもかかわらず、国家主導の発展というビジョンにこだわり続けていることを示している。
出典:THE WALL STREET JOURNAL RISK & COMPLIANCE(2024念7月19日20:21)

AIが米国の住宅・金融システムにバイアスをかけるリスク、議員が警告

米国の金融サービスと住宅分野を監督する下院委員会は、連邦政府機関や民間企業によるAIの意思決定ツールの使用が偏見や差別につながらないようにしたいと考えている。

木曜日に発表された下院金融サービス委員会による超党派の報告書は、規制当局は差別に対処する法律など既存の法律を施行し、市場がAIを採用する中で規制のギャップを継続的に評価すべきだと述べている。

同委員会は、AIの進歩に伴い、消費者データを含むデータプライバシー法をどのように変更するかを検討するとしている。
出典:Bloomberg Law(2024年7月19日)

日本の監査法人のAI利用がガイドラインと一貫性の必要性に拍車をかける

日本の監査法人が、企業の財務諸表を検証する技術をテストすることで、生成型人工知能の流行に参加している。

監査法人トーマツや新日本監査法人といった日本のトップ監査法人は、AIを使って企業の財務諸表から過去のデータを収集し、現在のデータと比較し始めている。

監査法人や業界のオブザーバーによれば、AIはそのようなデータから潜在的な会計上の問題を発見するのに役立つ可能性があるが、今のところ、近い将来に公認会計士(CPA)のチームに取って代わる可能性は低いという。
出典:Bloomberg Law(2024年7月19日)

南アフリカ大統領は、もし実現すれば10年間低迷してきた南アフリカ経済を軌道修正する可能性のある経済計画を提示

5月の選挙で同党が議会の過半数を失い、9人のライバルとの連立政権に追い込まれて以来、初の主要政策演説でシリル・ラマフォサは、複数政党による新政権の優先課題はひとつ、経済成長であることを明らかにした。

「国民統合政府は、持続可能で急速な経済成長に貢献するあらゆる行動を追求し、成長を阻むあらゆる障害を取り除く」とラマフォサは議員たちに語った。

彼の演説は、新幹線やスマートシティといった絵空事のような願望を含んだこれまでの演説とは一線を画し、経済成長を達成するための明確だが野心的な道筋を示したもので、30回以上も言及した。

ラマフォサ大統領には、長らく遅れていた構造改革、教育制度や破綻した自治体の立て直し、インフラ投資の強化(犯罪組織が建設業界を機能不全に陥れたにもかかわらず)、債務の安定化、機能不全に陥った国営企業の立て直しなど、やるべきことが山積している。

そして物価高-インフレを支えてきた電気や燃料などの規制コストを見直すと約束した-と、30%を頑なに上回る失業率である。

演説は、この国を低成長に追いやった決まり文句に飽き飽きした投資家と、5月の投票でアフリカ民族会議を大挙して離党させた生活費の高さに不満を持つ南アフリカの人々の両方をターゲットにした、明確な売り込みだった。

また、ANCに合流した9つの政党は、この選挙が成功することを強く望んでいる。金融市場は今のところ新政権に好意的で、パートナーシップが長続きすることを期待しているようだ。

その背景には、過去6年間の大統領の提案のほとんどがそうであったように、連立政権がこの計画を単なる言葉に終わらせないだろうという期待もある。
出典:Bloomberg Next Africa(2024年7月19日20:50)

ナミビア沖で石油を発見

ナミビア沖で大きな石油が発見されたことで、ウォルビスベイ港の喧騒からテキサスやカリフォルニアの役員会議室まで、メジャー各社が世界最新の原油ホットスポットへの足がかりを求める熱狂が巻き起こっている。

これとは別に、ナイジェリアの巨大な製油所では地元産原油の価格が高騰しており、海外からの供給に頼らざるを得ない状況だという。

政府によれば、アリコ・ダンゴテは巨大製油所の増産に伴い、燃料の輸入停止を要求しており、アフリカ一の富豪と彼の母国との間の最近の緊張に拍車をかけている。
出典:Bloomberg Next Africa(2024年7月19日20:50)

社会・環境

Z世代とミレニアル世代でモチベーションが異なる理由

生産性の専門家は、企業が若い従業員のやる気を維持するためには、画一的なアプローチではだめだと主張している。Z世代とミレニアル世代は似ているにもかかわらず、職場での期待や野心に関しては異なることがある。

Z世代とミレニアル世代の従業員のモチベーションを維持する雇用主や管理職にとって、このような違いを理解し、モチベーションを高めるアプローチを工夫することが、110%の力を発揮する従業員と慢性的な離職に悩む従業員との違いになるかもしれない。

ここでは、Z世代とミレニアル世代のモチベーションを職場で維持する方法を紹介する。ミレニアル世代が健康的なダウンタイムを望むのに対し、Z世代にとってそれは最優先事項だ。実際、Z世代は10人中7人がキャリアよりも家族や人間関係を優先している。

過剰な残業、休暇の申請拒否、勤務時間外の電話などは、Z世代社員の士気を下げることはほぼ間違いない。しかし、ミレニアル世代は、キャリアの見通しが良くなるのであれば、余計なことをするのを厭わない傾向がある。

しかし、働く時間や場所に関しては、ミレニアル世代にもZ世代にも柔軟性は必須である。この両世代にとって、柔軟性とリモートワークはメリットではなく、「譲れないもの」なのだ。
出典:FASTCOMPANY(2024年7月17日)

協調・対立・紛争

トランプ氏とバンス氏の勝利はアメリカと北京の関係を再構築できるか?

ドナルド・トランプ氏とJD・バンス氏による共和党の大統領選挙キャンペーン・チケットが今週正式に発表されたことで、世界第2位の経済大国であるアメリカを含め、「アメリカ・ファースト」の外交政策の復活がどのようなものになるのか、世界中の政府がその手がかりを探っている。

オハイオ州選出のジュニア上院議員であるバンス氏は、水曜日に共和党全国大会(RNC)でトランプ氏の副大統領候補の指名を受けた際、自身の人生と見解を紹介する中で、中国について何度も言及した。

バンス氏は、ジョー・バイデン大統領やワシントンの “お調子者の政治家たち “によって支持された過去数十年の政策は、アメリカが “安価な中国製品、安価な外国人労働者、そして今後数十年のうちに致命的な中国製フェンタニルで溢れかえる “ことを意味していたと主張した。
出典:CNN MEANWHILE IN CHINA(2024年7月19日)

プーチン大統領の関心事

共和党全国大会では政治的な劇場が繰り広げられたが、ドナルド・トランプ氏の主な外交政策メッセージは「自分は平和主義者だ」というものだった。これはウラジーミル・プーチンにとって特別な関心事だ。

クレムリンは、トランプ氏と彼の出馬予定者であるJDバンス氏が、ウクライナ戦争を速やかに終結させるという公約を含む綱領で11月の大統領選挙に勝利するという見通しに満足感を隠していない。

ロシアの外相は今週、バンス氏がウクライナへのさらなる援助に反対することを表明したことは、「われわれに必要なことだ」と述べた。

ウクライナは、トランプ氏がプーチン氏に領土の譲歩を迫るか、アメリカの後ろ盾なしにロシア軍と対峙することを恐れている。

ヴォロディミル・ゼレンスキー大統領は今月、ブルームバーグのインタビューで、トランプ大統領に戦争を終わらせる方法を説明するよう挑発した。
出典:Bloomberg Balance of power(2024年7月19日19:00)

東京株式市場

日経平均株価は前日比62円56銭安

7月19日、東京株式市場の日経平均株価は、前日比62円56銭安の4万63円79銭で取引を引けた。プライム市場の売買高概算は15億3386万株。売買代金概算は3兆8167億円。

値上がりした銘柄数は494銘柄(30.01%)、値下がりした銘柄数は1113銘柄(67.61%)、株価が変わらなかった銘柄数は39銘柄(2.36%)であった。
出典:MINKABU(2024年7月19日15:44)

ニューヨーク株式市場

7月19日、ニューヨーク株式市場は、ダウ工業株30種平均株価は40,592ドル35セント、s&P500総合は5,543.37ポイント、ナスダック総合17,835.59ポイントで、それぞれの取引が始まった。

終値は、ダウ工業株30種平均株価は40,287ドル53セント、S&P500総合は5,505.00ポイント、ナスダック総合17,726.94ポイントで、それぞれの取引を引けた。

このような状況がビットコインの値動きにどんな影響を及ぼしたのだろうか。以下は7月19日のビットコインの値動きを時系列(1時間足)に沿って説明したものである。

ビットコインの7月19日の値動き

ビットコイン価格
始値10,036,030円
高値10,380,000円
安値9,950,000円
終値
10,339,358円

始値10,036,030円で寄りついた後下落し、1時台には9,956,577円まで下落したが、10,063,155円まで買い戻されて上昇し、2時台には10,071,693円まで上昇したが、10,010,591円まで押し戻されて下落した。

3時台には9,981,653円まで下落したが、10,010,996円まで買い戻されて上昇し、4時台には10,048,049円まで上昇したが、9,971,447円まで下落した。その後、10,013,578円まで買い戻されて上昇した。

7時台には10,105,674円まで上昇したが、10,092,181円まで押し戻されて下落し、10時台には最安値9,950,000円まで下落したが、10,l054,516円まで買い戻されて上昇し、15時台には10,190,000円まで上昇したが、10,117,355円まで押し戻されて下落した。

17時台には9,971,672円まで下落したが、10,046,330円まで買い戻されて上昇し、23時台には最高値10,380,000円まで上昇したが、押し戻されて、23時59分59秒には終値10,339,358円をつけ、7月19日の取引を引けた。;

この日一日のビットコインの値動きは最安値最高値ベースで、430,000円であった。

7月20日の価格予想及び、注目のイベント

20ビットコイン価格予想:10,700,000円~10,500,000円

経済指標時間
特筆すべきものはなし
政治・経済イベント(日本)時間
BitSummit Drift(~21日)(京都府京都市)10:00~17:00
政治・経済イベント(海外)時間
サウジアラビア・2024 Esports World Cup(~8月25日)(リヤド)
ベルギー・Le Cafe Crypto(~27日)(ブリュッセル)09:00~18:00
インドネシア・Gaikindo Indonesia International Auto Show(~28日)
フィリピン・Philippine Smart Vending Expo 2024
コロンビア・AGROEXPO CARIBE 2024(~21日)(バランキージャ)
要人発言時間
特筆すべきものはなし

7月20日のビットコインは、始値10,343,894円で寄りついた後、10,275,473円まで下落したが、10,363,913円まで買い戻されて上昇し、4時台には10,588,888円まで上昇したが、10,558,221円まで押し戻されて下落した。

5時台には10,516,913円まで下落したが、10,521,559円まで買い戻された。6時台には始値10,521,629円で寄りついた後、上昇している。

今日のポイント
7月19日のビットコインは、前日比(終値)で、プラスの値動きとなった。10時台には最安値995万円台まで下落したが、その後は上昇に転じ、23時台には最高値1038万円台まで上昇した。

ローソク足の動きを一目均衡表でみると、ローソク足は雲の上にあることから、トレンドは上昇トレノドと判断してもいいだろう。基準線と転換線はともに右肩上がりとなっている。

また、雲を形成している先行スパンは、「先行スパン1」が雲の上部を形成している。さらに、遅行スパンはローソク足の上に位置している。これらのことから、価格は上昇する可能性が高いことを示唆している。

したがって、現時点(6時台)では、1050万円台で推移しているが、この価格帯を維持しつつ1060万円台から1070万円台までのびることも考えられる。

▼ビットコインの特徴や今後の動向について詳しく知りたい方はこちら
ビットコイン(BTC/Bitcoin)とは?特徴と今後の将来性・価格予想

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この記事のライター
フリージャーナリスト。出版社勤務後、1984年4月からフリー転向。以降、月刊宝石や「ダカーポ」などに原稿を執筆。月刊誌の取材・執筆活動のほか、単行本の執筆や編集等を行う。著書に『サイエンススクランブル』『我らチェルノブイリの虜囚』(いずれも共著)がある。2007年11月から2016年1月まで日本で唯一の外国為替証拠金取引(FX)の専門誌月刊「FX攻略.com」の初代編集長を務める。FXポータルサイト「エムトレ」アドバイザー歴任。
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