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【ビットコイン価格ニュース】前日比(終値)+0.49%。370万円から380万円の間でレンジ相場を形成か

4月8日 15時台には最高値372万円台まで上昇


出典:Trading Viewビットコイン日本円チャート 1時間足

まずは、ビットコインを取り巻く内外の社会情勢や経済向がどうなっているか、主な話題を拾ってみよう。

要人発言

(IMF専務理事)先進国の9割で成長鈍化

国際通貨基金(IMF)の専務理事であるクリスタリナ・ゲオルギエバ氏は、2023年の経済見通しについて、先進国の90で経済成長率が鈍化するとの見解を示した。高インフレに対応する金融引き締めが需要の低下や金融不安を招き、世界経済を下押しするからだ。

国際通貨基金の講演によると、2023年の成長率見通しは3%を下回る。1月に公表した前回見通しは2.9%だった。新型コロナウイルス禍の反動で6%超の高成長となった21年から22年に3.4%まで減速した流れを引き継ぐ。
出典:日本経済新聞(2023年4月6日 22:00)

(オランダ銀行総裁)ECBの5月利上げ幅は不明確

欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーで、オランダ銀行総裁のクラス・クノット氏は、5月の理事会で、r利上げ幅を50bpsにするか、それもと25psにするかどうかは、いまのところ不明確であると述べた。
出典:ロイター(2023年4月8日03:36)

中央銀行・金融機関関連

トルコ中央銀行が「脱米ドル」へ新たな措置

トルコ中央銀行は、米ドルへの依存を減らし、リラ建て国債の利回りを抑えるための新たな措置を発表した。それによると、リラ預金が預金総額の50%~60%うぃ占める場合に銀行が維持しなければならない証券の比率を2%ポイントから7ポイントに引き上げた。

中央銀行はまあ、預金総額に占めるリラ預金の比率が60%未満の銀行に対しては、外為預金に追加で5%の準備金を適用するとした。外貨からリラへの預金転換目標も再導入した。
出典:ロイター(2023年4月7日20:21)

インド準備銀行はアメリカのFRB、ECBから本当に切り離されたのだろうか?

RBIが利上げを行わずレポ金利の引き上げサイクルを一時停止した後、インド準備銀行が主要な貸出金利を25bps引き上げると専門家が非常に強いコンセンサスを持って予測していたため、市場は驚きを隠せなかった。

政策発表に先立ち、中央銀行が金利を引き上げる可能性について専門家がさまざまな理由を挙げている中で、主要な要因の1つは、準備銀行が米国連邦準備制度理事会とECBのリードに従うというものでした。

しかし、今回の動きで、RBIは米国FRBが打ち出した指針に従うことから脱却したのではないかと考えているようだ。

アメリカの連邦準備制度理事会(FRB)は最新の政策で、3月に25bpsの利上げを行い、金利を4.75~5%の範囲に引き上げた。ECBも3月末に50bpsの利上げを行った。このため、専門家は、RBIがFRBに続いて主要貸出金利を引き上げると確信した。

Knight Frank Indiaの会長兼マネージングディレクターであるShishir Baijal氏は、RBIの決定について、「利上げの方向性は、アメリカのFRBなどの主要中央銀行のスタンスと一致する可能性が高い」と予想した。
出典:FINANCIAL EXPRESS(2023年4月7日15:45)

インド準備銀行金融政策委員会は4月のレポ金利を6.5%に据え置いた後、「長期的な利上げ休止」を維持

インド準備銀行(RBI)は木曜日、予想外にレポ金利を6.5%に据え置いたが、今後の金利動向の見通しはどうだろうか。

エコノミストや専門家によると、MPCは「長期休止」を維持し、世界的なマクロの不確実性と世界的な利上げサイクルの末尾にある中で、これまでの利上げの遅れの影響を評価するとのことである。

“CPIインフレ率が持続的に6%を超えて上昇しない限り、MPCは今後、長期間の休止を維持し、グローバルなマクロの不確実性とグローバルな利上げサイクルのテールエンドの中で、過去の利上げのラグド・インパクトを評価すると予想される。

エララ・キャピタルの機関投資家向け株式エコノミスト、ガリマ・カプール氏は、「これ以上の利上げがないと仮定した場合、2024年3月のインフレ率を5.3%と仮定した場合の実質政策レポレートは1.2%(前回0.9%)となる」と述べた。

バローダ銀行のチーフエコノミスト、マダン・サブナビス氏も、「政策決定からのメッセージは、データに基づいて決定されるということだ」と述べた。ベース効果によりインフレ率が低下することが予想される。したがって、長期の休止が予想される。”
出典:FINANCIAL EXPRESS(2023年4月7日15:45)

IMFはアフリカ南部諸国に融資

国際通貨基金(IMF)は、コートジボワールに35億ドルの融資を提供し、世界最大のカカオ生産国であるコートジボワール政府の財政改善を支援することでスタッフレベルで合意した。

これとは別に、ザンビアは、IMFが約1億8800万米ドルの資金提供にサインする前に、中国とフランスを中心とする公的債権者が債務救済に合意する必要がある。アフリカ南部の国での再建の遅れは、すでに通貨を下落させ、インフレを促進させている
出典:Bloomberg Next Africa(2023年4月7日20:54)

ソマリア中央銀行は自国通貨を再確立

ソマリア中央銀行は、金融政策を完全にコントロールできるようにするために、国の通貨を再確立することが最優先事項であると述べている。

ソマリアは1991年に内戦に突入して以来、新しい紙幣を印刷していない。流通していた紙幣は、そのほとんどが消失するか、使い古されたものになってしまった。

その代わり、米ドルや偽札が使われるようになったが、これらはしばしば、離脱した地域の軍閥や実業家によって印刷されたり、輸送されたりしていた。
出典:Bloomberg Next Africa(2023年4月7日20:54)

経済・金融関連

アメリカの銀行から直ちに資金を引き出せ

ウォール街の伝説的人物が、840万人のアメリカ人に直ちに準備するよう警告している。「2023年の歴史的な金融リセットにより、わが国の歴史上見たこともないような銀行への駆け込み需要が発生する可能性がある」という。

マーク・チャイキン氏はすでに30ものテレビネットワークに出演し、警告を伝えている。CNBCのジム・クレイマー氏でさえも注目している。

しかし、このようなことが実際に米国内で起こりうるということを理解している人はほとんどいない。特に、今現在、銀行に多額の現金を預けている人は、このことがあなたの資産に大きな影響を与える可能性がある。

チャイキン氏は、CNBCの討論会で、新型コロナウイルスの暴落、2022年の売り越し、プライスラインの一晩の破綻を予測したことで知られている。

50年にわたるウォール街でのキャリアで、彼は億万長者のポール・チューダー・ジョーンズ氏やジョージ・ソロス氏が運営するヘッジファンドで働いた。

しかし彼は今、あなたのお金を現金や人気株から、50年かけて作った新しい乗り物に移すようにと促している。
「多くの人にとって非常に困難な移行期であることは間違いないでしょうが、お金を守り、増やすには、これが断然良い方法です」と、チャイキン氏は述べている。
出典:WALL STRRE SPY(2023年4月7日21:01)

ナイジェリアでは外国直接投資が激減

深刻な米ドル不足のため、アフリカ最大の経済大国であるナイジェリアへの外国直接投資は、昨年3分の1の4億6800万ドルに激減した。外国直接投資は、2008年の最高額47億ドルから約90%減少している。

ボラ・ティヌブ次期大統領は、中央銀行の外国為替政策を見直すことを約束した。一方、政府は6月までに高額な燃料補助金を廃止する努力の一環として、貧困層への現金配布のために世界銀行から8億ドルを確保した。
出典:Bloomberg Next Africa(2023年4月7日20:54)

暗号資産の新しい動き

Paxfulが業務停止へ

アフリカに特化したビットコイン取引プラットフォームであるPaxfulは、人員危機と規制上の課題の増大を理由に、無期限で業務を停止すると、同社の共同設立者であるRay Youssefが声明で発表した。

顧客はPaxfulウォレットから資金を取り出すことができるようになる。2015年のサービス開始以来、取引量が40億米ドルを超えたピアツーピア・プラットフォームは、ナイジェリアやガーナなどの国のユーザーに人気があった。
出典:Bloomberg Next Africa(2023年4月7日20:54)

アメリカ大統領候補ロバート・ケネディ氏、FedNowはビットコイン禁止への第一歩と発言

ロバート・ケネディ・ジュニア氏(アメリカの大統領候補)は、連邦準備制度理事会のデジタル決済システム「FedNow」は、政府がビットコイン(BTC)を禁止するための第一歩であると考えている。

ケネディ氏によれば、人々はFedNowが当初は銀行間取引に限定されるという主張に目を奪われてはならない。

彼は、これが 「90年前の今日、1933年に財務省が金に対して行ったように、ビットコインを禁止し、押収するための第一歩となる可能性がある」と指摘している。FRBは、FedNow決済システムを7月に開始することを発表した。

この決済システムは、請求書の支払い、送金、その他の活動をより速く、より低コストで行えるようにするためのもの。複数の暗号関係者は、この動きは政府が業界に対抗するための手段である可能性があると指摘している。

一方、暗号業界に対する米国政府の最近の取り締まりは、「chokepoint 2.0作戦」と評されている。法律事務所Cooper & Kirkは、「暗号に対する裏戦争」は違法、違憲、恣意的であると述べている。
出典:CryptoSlate(2023年4月7日13:28)

このような状況がビットコインの値動きにどんな影響を及ぼしたのだろうか。以下は、4月8日のビットコインの値動きを時系列(1時間足)に沿って説明したものである。

ビットコインの4月8日の値動き

ビットコイン価格
始値3,695,677円
高値3,727,000円
安値3,690,936円
終値
3,714,090円

始値3,695,677円で寄りついたあと下落し、1時台には3,690,785円まで下落したが、3,700,000円まで上昇した。その後、3,691,889円まで押し戻されて下落した。

2時台には3,692,243円まで下落したが、3,696,795円まで買い戻されて上昇し、3時台には3,699,521円まで上昇したが、3,694,930円まで押し戻されて下落した。

5時台には3,690,914円まで下落したが、3,700,123円まで上昇した。その後、3,691,566円まで押し戻されて下落し、6時台には最安値3,690,936円まで下落したが、3,695,719円まで買い戻されて上昇した。

7時台には3,705,408円まで上昇したが、3,702,000円まで押し戻されて下落し、9時台には3,691,000円まで下落したが、3,694,621円まで買い戻されて上昇し、15時台には最高値3,727,000円まで上昇したが、3,723,727円まで押し戻されて下落した。

21時台には3,702,355円まで下落したが、3,、708,000円まで買い戻されて上昇し、23時台には3,716,587円まで上昇したが、押し戻されて、23時59分59秒には終値3,714,090円をつけ、4月8日の取引を引けた。

この日一日のビットコインの値動きは最安値最高値ベースで、36,064円であった。

4月9日の価格予想及び、注目のイベント

ビットコイン価格予想:3,850,000円~3,700,000円

経済指標時間
特筆すべきものはなし
政治・経済イベント(日本) 時間
特筆すべきものはなし
政治・経済イベント(海外)時間
インド・INDIA WEB 3.0 WEEK 2023(デリー)
要人発言時間
特筆すべきものはなし

4月9日のビットコインは、始値3,714,063円で寄りついたあと3,714,612円まで上昇したが、3,712,296円まで押し戻されて下落し、3時台には3,695,000円まで下落したが、3,706,458円まで上昇した。

その後、3,698,668円まで押し戻されて下落し、4時台には3,697,809円まで下落したが、3,700,553円まで買い戻されて上昇し、5時台には3,705,480円まで上昇したが、3,700,104円まで押し戻された。

6時台には始値3,700,104円で寄りついた後、上昇している。

今日のポイント
4月8日のビットコインは、対前日比(終値)で2日間連続プラスの値動きとなった。15時台には最高値372万円まで上昇したが、その後は伸びを欠いて押し戻され、終値は371万円台をつけ、取引を引けた。

ローソク足の動きを一目均衡表で見ると、ローソク足は雲の上にあり、基準線、転換線ともやや右肩上がりとなっている。雲を形成する先行スパンは、現時点(6時台)では先行スパン1は雲の下部を形成している。

しかし、そんなに時を待たずに、上部を形成するとでている。これらの条件からいえば、ビットコインの価格は上昇する可能性が高いと判断してもいいだおる。

したがって。価格は380万円から370万円の間で推移するのではないだろうか。

▼ビットコインの特徴や今後の動向について詳しく知りたい方はこちら
ビットコイン(BTC/Bitcoin)とは?特徴と今後の将来性・価格予想

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この記事のライター
フリージャーナリスト。出版社勤務後、1984年4月からフリー転向。以降、月刊宝石や「ダカーポ」などに原稿を執筆。月刊誌の取材・執筆活動のほか、単行本の執筆や編集等を行う。著書に『サイエンススクランブル』『我らチェルノブイリの虜囚』(いずれも共著)がある。2007年11月から2016年1月まで日本で唯一の外国為替証拠金取引(FX)の専門誌月刊「FX攻略.com」の初代編集長を務める。FXポータルサイト「エムトレ」アドバイザー歴任。
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