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目次
ビズリーチ社の企業概要
ビズリーチは転職サイトのビズリーチや地図で仕事が探せるアプリのスタンバイなど人材に関する事業を展開している会社です。
転職サイト事業では既に大手の転職サイトがある中でエグゼクティブ向け会員制をとったり、高収入な転職を主に取り扱うなど他のサイトとの差別化をして競争力をつけています。
ビズリーチ社の沿革
2009年4月 | 管理職管理職・グローバル人材の会員制転職サイト「ビズリーチ」をオープン |
2010年3月 | 株式会社ジャフコより資金調達を実施 |
2010年8月 | セレクト・アウトレット型ECサイト「LUXA」(ルクサ)を公開 |
2010年11月 | 「LUXA」(ルクサ)を事業譲渡し分社化 |
2011年4月 | 直接採用企業向けサービスを開始 |
2012年10月 | ビズリーチのアジア版「RegionUP」(リージョンアップ)をオープン |
2014年4月 | 20代向けレコメンド型転職サイト「careertrek」(キャリアトレック)をオープン |
2014年5月 | キャリア女性のための転職サイト「ビズリーチ・ウーマン」をオープン |
2015年5月 | 求人領域に特化した検索サービス「スタンバイ」をオープン |
2016年6月 | 戦略人事クラウドサービス「HRMOS(ハーモス)」をオープン |
2016年8月 | 人事の悩みにヒントを届けるニュースサイト「BizHint HR(ビズヒント HR)」をオープン |
2016年10月 | OB/OG訪問ネットワーク「ビズリーチ・キャンパス」をオープン |
ビズリーチ社の経営者紹介
代表取締役社長は南壮一郎氏、1976年生まれの大阪府出身です。
海外の大学卒業後は外資系投資銀行や楽天イーグルスの創業メンバーとして初年度での黒字化に成功、その後1年ほど海外を旅した後にビズリーチを起業し、代表取締役社長として現在に至ります。
ビズリーチ社の事業
主な事業は先程もご紹介したとおり、転職サイトなど人材情報サービスの運営です。
ビズリーチをはじめ、若者向けのcareertrek、女性向けのビズリーチ・ウーマンなどがあります。
人材サービスに関する数々のタイトルを受賞しており、人材業界において一目おかれる立場にあります。
ビズリーチ社の強みと特徴
ハイクラス求人に特化することによる差別化
現在では、その色合いは少し薄くなっていますが、創業時は年収1,000万円以上の人材特化の転職サイトとして話題になりました。
現在でも、大手企業や外資系企業の求人案件の掲載が中心でハイエンド求職者向けの求人サイトとしての存在感は残っています。
ダイレクトリクルーティングのプラットフォームの先駆企業
ビズリーチの強みは、一般的な転職サイトの「ただ、求人情報を掲載して問合せを待つ」のではなく、求職者に直接コンタクトがとれるダイレクトリクルーティングのプラットフォームの先駆企業として事業を開始したことです。
「求人をしている企業」と「求職をしている人」
「求職者を見つけ出したいエージェント」と「求職をしている人」
の間にマッチングする仕組みを作り、それぞれの人たちが自由なリクルーティング活動を行える場を創造しました。
求職者から月額費を回収するモデル
創業時から一貫して求職者側にも有料会員制度を設け、メッセージの開封や転職活動を進めるためには月額費を支払わないといけないモデルを貫いています。
一般的な転職サイトでは求職者は無料で登録から求人応募まで行えることが多いですが、ビズリーチはしっかりと求職者にも課金のフィルターを通すことで、本当に真剣な求職者がいるサイトとして企業やエージェントからの評判も良かったようです。
無料でも利用することは可能ですが、有料会員の方が使える機能も増え、また企業側から見ても有料会員の方が転職に本気が見えることからそういう人材に声がかかることが多いようで有料会員になる人が比較的多いです。
企業やエージェントからだけでなく、求職者からも料金をとることで収入源を分散できているのは強みだと言えるでしょう。
もちろん、ヘッドハンターやエージェント、企業からも利用料を徴収
ビズリーチ社の社員数と企業規模
社員数は889人、平均年齢は30歳と若い会社です。
本社は東京、それ以外に関西オフィス(大阪)、名古屋オフィス(愛知)、福岡オフィス(福岡)、シンガポールオフィスを構えています。
ビズリーチ社の収支状況
エグゼクティブ向けの転職サイトでありながら、登録のヘッドハンター数は1,800人、採用企業数は7,200社、公開求人数は78,000件を誇っています(2017年11月現在)また、求職者の会員登録数が2017年10月には100万人を突破したとのことです。
ヘッドハンター数 | 1,800人 |
採用企業数 | 7,200人 |
公開求人数 | 78,000人 |
求職者数 | 1,000,000人+ |
出典:http://www.bizreach.co.jp/pressroom/pressrelease/2017/1013.html
資金調達
直近では2016年3月に約37億円の資金調達をしています。
出資者はYJキャピタル、ジャパン・コインベスト投資事業有限責任組合(三井住友トラスト・インベストメントが運営)、Salesforce Ventures、電通デジタル・ホールディングス、グリー、楽天、リンクアンドモチベーション、EFU Investment Limited、East Ventures、IMJ Investment Partners Japan Fund 1号 投資事業有限責任組合の計10社で多方面からの資金調達を行っており、さらなる事業成長に向けてアクセルを踏んでいくことと思われます。
かなりのバリエーションで資金調達を行っていることが予想されますので、上場時の企業価値にも注目です。
株主
調査中
今後の展開
今後の展開として考えられるのは更なる有料会員数の増加による転職市場の活性化が考えられます。
現在お金を払ってまで転職をしなくても良いと考えている人でも、いざ自分の転職となると一生を左右することですから少しでも良い情報を少ない労力で得ようとする可能性は大変高いです。
特にスキルや経験を持っている人からすれば良い条件を示してくれるのであれば多少の課金は必要経費だと思う人も多いでしょう。
しかし、一方で良い条件を出してその人が転職に成功すればそれだけ退会する人も増えるということなので、いかに新たな有料会員を生み出していくか、そのための企業努力が必要になってくるかもしれません。
そのために、良い求人情報を集めてくるだけの営業人員が必要となってくるのでそのコストとの兼ね合いが注目です。
まとめ
ビズリーチは既存の転職業界に風穴を開けた風雲児とも呼べる存在であることは確かです。
その企業がもしもIPOを実施して多くの資金調達をした場合、そのお金を何に差し向けるかにも注目が集まると思います。
求人側と求職側のミスマッチを防ぎ、優秀な人にはその人にふさわしい職場を提供しようと努めるビズリーチにこれからも注目する必要がありますね。
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