仮想通貨の仕組み

ビットコインと金のチャートが類似している? 最新予想をチェック!

この記事を読んでほしい人
✔ ビットコインと金の共通点を知りたい方
✔ ビットコインや金の今後の見通しを知りたい方
✔ 政治などに価格が左右されにくい、安定した資産を探している方

ビットコインと金は本来まったく異なる歴史を有する資産です。

しかし近年ではこの2つのチャートが類似していると言われています。もしそうであればビットコインの今後の価格推移を見るうえで、金のチャートとの相関を考えることは欠かせません。

今回はビットコインと金の価格の相関について紹介します。

この記事の要約
  • ビットコインと金は、似たようなチャートを形成している
  • ビットコインと金は、国家や企業などに左右されない普遍的な価値を持つことで共通している
  • 最近ではビットコインも、金と同じような安全資産と認識され始めている。
  • ビットコインの価値はまだ金におよばないが、いずれは金と同等以上の価値を持つ可能性がある

ビットコインと金のチャートを比較

ではまず、実際にビットコインと金がどのようなチャートで動いているのかを見ていきましょう。両者を見比べることで、本当に類似しているのかが分かります。

ビットコインの推移をグラフで見る

ビットコインの価格推移

出典:ビットコイン Coinmarketcapチャート

これは過去1年のビットコインの価格をグラフにしたものです。5月ごろから上昇トレンドに転じ、7月には最高値を記録しています。その後は価格が落ち着き、おおむね横ばいで推移しています。

金の推移をグラフで見る

金の価格推移

出典:Chartparkの金のチャート

一方、こちらも過去1年の金の価格をグラフにしたものです。2019年中は5月から6月にかけて価格を大きく上昇させ、9月には年内での最高値を記録。その後、年内はトレンドを描くことなく、横ばいに推移しています。

2013年には大きく下落しましたが、それ以後は堅調に価格を上昇させています。

ビットコインと金の推移を比較して見えてくるもの

ビットコインと金の同じ時期の価格推移を比較すると、チャートの形が似ていることが分かるかと思います。いずれも5月ごろまでは安値で推移し、6月ごろから上昇トレンドに転じています。

もちろん変化が似ているというだけではビットコインと金の価格に相関があるとは言えません。なぜ両者の変化が似ているかを見る必要があります。

ビットコインと金の相関性は?

これまでは実際にビットコインと金のチャートを紹介し、どちらも2019年5月ごろから上昇トレンドに転じるという共通点があることを明らかにしました。

本来ビットコインと金はまったく価値が異なるものです。ビットコインは価格の変動も大きい「リスク資産」として認識されていますが、金はそうではありません。

しかし両者の価格に相関性が見られるとするならば、両者に共通点があるはずです。ここからはビットコインと金の相関性について紹介します。

ビットコインと金の共通点とそれぞれの価値

ビットコインと金の価値はまったく異なります。

ビットコインの価値は常に変動しています。その価値は誰かの「欲しい」と思う意思に由来しており、需要がダイレクトに価格を左右します。極端な話、明日無価値になる可能性すらあります。

反対に金は古来より貨幣や宝飾品に利用されるほか、近年では精密機械の部品としても使われています。そのため今後10年、20年経ったとしても失われることのない、不変の価値を有しています。

このようにビットコインと金の価値は正反対です。

ですがこの両者には、価値が普遍的であるという共通点があります。日本円やアメリカドル、あるいは株式といった金融商品は、どうしても価格の変化にその国や企業の影響を受けてしまいます。

その点、ビットコインや金の価格は国家や企業の影響をさほど受けません。国境などを越えた、価値の普遍性という点で共通しているのです。

2019年5月より同じ価格変動

ビットコインと金は2019年5月より、同じ方向で価格を変動させています。そのきっかけとなったのが米中貿易戦争です。

アメリカと中国両国が互いに関税をかけ合うことで、アメリカドルや人民元はもちろんそれらに関連した国の通貨に対しても、投資家が投資をためらうようになりました。

そこでその分の資産がビットコインや金といった、国家の影響を受けにくい資産に流れます。そして両者が同時期に価格を上昇させたのです。

安全資産としての認識も

金は「安全資産」と言われる金融資産のひとつです。

安全資産とは現金や社債などボラティリティがないか、あっても小さい、価値の失われるリスクのない資産を指します。

厳密に言えば金にはボラティリティが存在します。しかし普遍的な価値を有していることから、安全資産と言われます。ビットコインの値動きに金との相関性が見られるということは、ビットコインもまた安全資産として投資家に認識されているということです。

ビットコインは価格が非常に大きく変動するため、長くリスク資産と考えられていました。ですが2018年以来長く下降トレンドに入り、大きく価格が上下する機会が減りました。そのため安全資産としての認識が広まったと考えられます。

ビットコインと金の今後の見通しは? 最新予想をチェック!

ここまでビットコインと金の価格に相関性が見られることを紹介してきました。

2019年5月以後、ビットコインにも安全資産であるという認識が広まり、同じく安全資産である金と似たような価格の推移を辿っています。

気になるのは、今後ビットコインや金がどういった価格推移をするのかという点です。ここからはビットコインの将来への予測を紹介していきます。

2020年5月に半減期を迎えるビットコインの最新予想

ビットコインは2019年を80万円ほどで終えました。2020年に入ると次第に価格を上昇させ、1月末時点では95万円ほどで推移しています。

ビットコインがゆっくりと価格を上昇させる背景には、2020年5月に迎える半減期の存在があります。半減期は価格が上昇するシグナルと言われており、今から期待買いが行われているのです。

このほかにも2020年には東京オリンピックの開催などビットコインに対して追い風となるイベントがあります。ビットコイン自体も安全資産としての認識ができたほか、銀行口座を持てない貧困層の間で利用が広まるなど、通貨自体にも価値が上がる要因があります。

このような要因が重なっているため、中長期的に見たとき、ビットコインの価格は値上がりをすることが予想されます。

今後ビットコインの価値も金と同等になりうる

2017年12月、俗に「暗号資産(仮想通貨)バブル」と言われる時期のピークに、ビットコインは200万円台を記録しました。

一方金は1グラムでおよそ5000円から6000円ほどです。最も一般的な金塊(インゴット)は1㎏なので、金の価格は500万円となります。現状、ビットコインの価値はまだまだ金には遠く及んでいません

ただビットコインには価格の上限が存在しません。また暗号資産(仮想通貨)は誕生してから、これまでの金融商品を遥かに凌ぐ速度で時価総額を成長させています。

今後価格の上昇を続けていけばビットコインの価格が金と同等になる可能性も充分に考えられるでしょう。

ビットコインは将来的にデジタルゴールドへの可能性も

更に将来的にはビットコインが現在の金の地位に取って代わる、「デジタルゴールド」になる可能性もあります。

現状、金は多くの投資家にとって自らの資金を分散させる安全資産のひとつです。

しかしまとまった量の金を保有すると、金庫などの設備に投資が必要になります。業者へ管理を委託し、管理費を払う人もいます。

その点ビットコインはパソコンやスマホさえあれば管理ができ、圧倒的に管理の手間が省けます。また金には量に限りがあり、地域によっては金への投資が難しいケースもあります。

もしビットコインが金と同等の価値を有する安全資産となった場合、利便性という大きなメリットがあるために金の地位に取って代わるデジタルゴールドとなることはありえない未来ではありません。

ビットコインの持つ可能性はまだまだ大きいのです。

ビットコインが金のような安全資産になりつつある

この記事のまとめ
  • ビットコインと金は、似たようなチャートを形成している
  • ビットコインと金は、国家や企業などに左右されない普遍的な価値を持つことで共通している
  • 最近ではビットコインも、金と同じような安全資産と認識され始めている。
  • ビットコインの価値はまだ金におよばないが、いずれは金と同等以上の価値を持つ可能性がある

さて、ビットコインのチャートが金のチャートと似ていること、またその理由についてお伝えしてきました。

法定通貨などのように政治や外交といったものに価格が左右されにくいという点で、ビットコインは金と同じような安全資産として認識されつつあります。

まだまだビットコインの価値は金ほどではありませんが、これから安全に資産管理をしていくのであれば、ビットコインをはじめとする暗号資産(仮想通貨)を選択するようになっていくかもしれません。

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