仮想通貨の今後

【映画13選】暗号資産(仮想通貨)は必要?お金の価値を考えさせられるベスト映画

仮想通貨映画

インターネットが普及してから、お金は数字上でのやりとりが増えました。それに伴い、お金のありがたみ、存在感がなくなってきました。また、暗号資産(仮想通貨)の出現により、さらに通貨の存在感がなくなりゲーム感覚になってきています。

そこで、今回はお金の価値を再考する意味でベストな映画をチョイスしました。

いずれもお金に興味のある人であれば、最後まで引き込まれる面白い作品ばかりです。休みの日でも、ゆっくり映画を見ながらお金の価値を考えなおしてみましょう。

AKIRA

30年前に公開の、オリンピック前の2019年の東京が舞台の作品

大友克洋氏の監督・脚本により1988年に公開。

1984年に漫画版の「AKIRA」が講談社漫画賞を受賞。続く1988年に日本で映画版の「AKIRA」が公開。2020年に開催される東京オリンピックを30年前に予測していたという、先見の明がある作品でもあります。

日本だけでなく、海外でも公開されており、大人向けアニメ映画のベスト10で4位にランクインされるといった非常に評価の高い作品となっています。

あらすじ

1982年に関東地方に新型爆弾が投下され東京地区は崩壊。これをきっかけに第三次世界大戦が勃発し、荒廃した世界が舞台である。

東京地区に住む主人公は暴走族リーダーでもある金田。その親友の鉄雄は、軍が秘密裏に研究していた「超能力研究機関」のタカシとの衝突事故により、鉄雄が超能力に目覚めることになる。すると、内向的だった鉄雄は徐々に暴力的になり、世界征服ももくろむまでになってしまいう。それを主人公の金田が止める…!というストーリーから展開されていきます。

お金の価値の崩壊から生まれる混乱

映画内では、2019年に起きた「歴史的税制改革の失敗」という事件が出てきます。この失敗で失業者が溢れかえり各地で暴動が起きる事態に。

税制改革の失敗は、お金の価値を著しく損なわれその結果争いが起きます。

口コミまとめ

日本の未来を先取りした1988年、大友克洋監督作品。
「1988年7月16日、東京」の文字に続いて、「第3次世界大戦後の東京、2019年」を舞台にしたSFアニメーションのリアル描写とイメージ描写があふれる傑作。

この映画で驚いたのは、第3次世界大戦の後、ガレキになった東京を再興したは良いが、人間の堕落した姿を描きながら、「来年=2020年は東京オリンピックだからな!」という設定になっており、1988年の時点で2020年東京オリンピックを予言していたという点である。

描写は、その後のエヴァンゲリオンなどのアニメーションの滑らかさと比べてしまうと、やや難あり、という感じだが、物語展開とイメージ力発揮の面では負けていない。
素晴らしいアニメーション映画だった。

出典:kinenote.comのカスタマーレビューより引用

サマーウォーズ

仮想空間を舞台にした世界崩壊の危機を描いた

2009年8月にマッドハウスから公開された日本のアニメ映画。

監督は、「時をかける少女」をてがけた細田守。「ハウルの動く城」の監督でもあります。シッチェス・カタロニア国際映画祭アニメーション部門 (Gertie Award) 最優秀長編作品賞、星雲賞メディア部門などを受賞。

公開されてからの4か月間で、動員数123万人を記録した名作映画です。

あらすじ

サマーウォーズの人々は、パソコンや携帯電話から「仮想空間OZ」に接続することができる。仮想空間OZとは現実世界と同じように生活できる空間でもあり、現実にも影響を及ぼす空間。自分の分身でもある「アバター」を使って買い物や公共料金の支払いといった現実世界における用事を片付けることができます。

仮想空間で現実世界がリンクすることで起こる危機

仮想空間でおきる危機は現実でも起きてしまう。仮想空間で起きる混乱を主人公が必死で食い止める…!サマーウォーズの世界観は、現実と仮想空間がリンクしていること。

仮想空間は危ういものでもあり、人口知能に乗っ取られてしまい大きな被害を引き起こしています。今後、テクノロジーが発達していき、あらゆるアカウントが人工知能に乗っ取られてしまう、という事態を想像させる映画です。

口コミまとめ

IT×家族愛をテーマにした映画。
オズと呼ばれるバーチャル世界は現実世界とリンクし、普段と変わらない生活をネット上で送ることが出来る。しかしAIが暴走してしまい…、、

10年前の映画なのにも関わらず、こういった先見性と発想力には驚かされた。しかしそんな近未来的な世界観を背景にしても、栄おばあちゃんを中心とした、人と人とが紡ぎ出す可能性の広さやその温かさも強調している点が本作の素晴らしいところ。スピーディーなストーリー展開で物語は進み、終盤に魅せる花札や暗号解読の場面では大きなカタルシスを感じることが出来た。

しかし一方で、オズのユーザーアカウントがそのまま企業や官公庁といった現実の権限と紐づいているのは非常にまずい。オズが実は脆弱性MAXの問題システムということになってしまう。その時点でこの作品の前提と矛盾してしまうため、あとひとひねりして欲しかったのが正直なところ。

出典:filmarks.comのカスタマーレビューより引用

2009年の制作ながら、その後に進んだ科学技術の進歩の功罪をすべて先取りしていることに驚きます。人工知能(AI)の暴走、仮想空間を利用した犯罪、アカウント乗っ取り、国境を越えたサイバー犯罪‥‥。リアルとバーチャルの境界が見えにくくなる中で、大切なものは実はリアルなコミュニケーション、というのが細田監督のメッセージですね。デジタルネイティブ世代にとっての夏の映画は、これが名作になるのでしょうね。(アナログ世代にとってはもちろん男はつらいよシリーズですが‥‥)映画のアバターや日本一の武士・真田幸村、無人探査機はやぶさの帰還などなど、幅広いネタの影響を感じさせながらも、統一した世界観とスピード感ある脚本が観客を飽きさせません。個人的には「花札勝負」がツボに入りました笑。

出典:kinenote.comのカスタマーレビューより引用

TIME タイム

「命の時間=通貨」という設定が妙にリアルな作品

2011年に公開されたSF映画。監督、脚本はアンドリュー・ニコル。シンガーソングライターの「ジャスティン・ティンバーレイク」が出演している映画です。他にもアマンダ・サイフリッド、キリアン・マーフィーが出演。

あらすじ

人類は寿命をコントロールし、25歳から歳をとらなくなった世界の話。通貨という概念は、時間に置き換わり、自分の時間を差し出すことで日常品を購入したり、バス賃を払ったりする。普通の人の寿命は25歳から1年でつきてしまう。そのため、労働して、対価として時間をもらい、寿命を増やさなければ生き続けられない。

主人公は大富豪(時間に余裕のある人)から、100年以上もの時間を譲りうけたことから大きく事件がおきる、といったストーリーです。

タイム is マネーが現実に起こるとどんな世界が待っているのか

タイムの大きな特徴は、通貨が時間になっていることでしょう。一見、現実とかけ離れた設定に思えますが、そう違いはないのです。

「時は金なり」という名言があるように、時間とお金の関係は非常に密接な関係です。「時間はお金そのもの」「時間はお金に換算できる」といわれているような事実があります。

お金の価値だけでなく、時間の価値も再考させられる名作です。

口コミまとめ

金持ちは不死を手に入れ貧乏人はその日暮らし の未来。 お金が時間に変わっても本質は変わらない

出典:filmarks.comのカスタマーレビューより引用

テーマは時は金なり。それは近代という思想が生み出した考えで、シェイクスピア『ヴェニスの商人』で高利貸しが悪役なのは、まだ時間が神のものだった時代だからで、神が司る時間を利用して利子を取るのは許されざる行為だった。時間=通貨という設定に違和感を感じなかったのは、僕が今まさに近代を生きている証拠だと思った。

出典:filmarks.comのカスタマーレビューより引用

レディ・プレイヤー1

スピルバーグが描く仮想空間を舞台にした作品

2018年にアメリカで公開されたSF映画で、アーネストクラインの小説「ゲームウォーズ」が原作となっています。

監督は「ジェラシックパーク」でも有名なスティーヴン・スピルバーグが手掛けているのがポイント!主な出演者はタイ・シェリダン、オリヴィア・クック。

あらすじ

2045年のコロンバスは政治不信や環境汚染により、荒廃した世界。人々は仮想空間「OASIS(オアシス)」を心のよりどころとする。OASISでは、人々はアバターとなり、戦いに勝つことでコインを得ることができる。友人を作ったり、結婚したりといったことが自由にできるOASISに人々は熱中していく。

そんな中OASISの開発者が死亡。OASIS内にイースターエッグという遺産を隠し、手に入れたものに、莫大な遺産と運営権を与えるというメッセージが人々に流れた。これを機にイースターエッグの争奪戦が始まる…!

仮想空間でコインを得る。ゲームがゲームじゃなくなっていく

OASISという仮想空間が舞台となっており、戦いに勝つことでコインを得られるのが特徴的。ポイントは、負けるとすべて最初からということでしょうか。

通貨がゲーム感覚で取引されています。未来の通貨の存在を想像させてくれる映画です。

口コミまとめ

CGも良かったしストーリー展開が楽しかったなぁ
そのうちこんな未来になるんだろうなぁ〜〜
日本が盛りだくさんで余計に親近感ありました。

出典:filmarks.comのカスタマーレビューより引用

エクス・マキナ

人間か人工知能か、を巡る葛藤を描いた作品

2015年に公開されたイギリスのSF映画。「第88回アカデミー賞視覚効果賞受賞作品」を受賞しています。AI型ロボットの女性がなんともいえない雰囲気を醸し出すSF映画。

監督はアレックス・ガーランド監督のデビュー作。主な出演者は、アリシア・ヴィキャンデル、ドーナル・グリーソン。

あらすじ

IT企業「ブルーブック」で働くプログラマーのケイレブは、社長ネイサンの自宅に訪問する権利を得ることになる。ネイサンの自宅は、なんと山奥。

ヘリコプターで迎えられて到着したネイサンの自宅は、AI型ロボットの研究施設。そこで女性型ロボットのエイヴァと出会い、始まるストーリー

テクノロジーの発展への警鐘

このエイヴァという女性型ロボットは高度なAIで動くため、走ることも喋ることもできます。最後には人からの命令ではなく、自分の意志で行動しているシーンが見られます。

あまりに高度な技術は、人間に扱えないという意味で描いたようにも見え、現代におけるテクノロジーの発展に警鐘を鳴らしているのではないか、と思わせる映画です。

口コミまとめ

「進化」こそが必ずしも「進歩」ではなくて、道理や人間らしさとどう向き合っていくかがこれからのAI時代にとっての鍵である事という事をまじまじと見せつけられた。この映画はAIが世界にもたらすある種一つの解を示していた様な。終盤は思わず背筋がピンとなりました。

出典:filmarks.comのカスタマーレビューより引用

久しぶりに観ましたが、何度観ても綺麗で美しく、それでいて恐ろしさを感じられます。
現代の進化したAIが更に進化を続け、AIが人間に取って代わるような、そんな未来を彷彿とさせるような映画です。
人間らしい感情を私は好みますが、それすらもロボットに再現される日がいつか来るのでしょうか……

出典:filmarks.comのカスタマーレビューより引用

ウルフ・オブ・ウォールストリート

概要

2013年にアメリカで公開されたコメディ映画。アメリカの金融の中心、ウォール街の株式ブローカーが主人公の映画です。原作はジョーダン・ベルフォートの回想録『ウォール街狂乱日記 – 「狼」と呼ばれた私のヤバすぎる人生』。

マーティン・スコセッシが監督、レオナルド・ディカプリオが主演。

あらすじ

実在した株式ブローカーの「ジョーダン・ベルフォート」の成り上がりから逮捕にいたるまでの話。26歳で証券会社を立ち上げ、年収49億円にまでにのぼりつめた後に、36歳で逮捕という破天荒なストーリーが魅力の作品です。

ゼロサムの資本主義社会を改めて見直したくなる

映画の中でも注目ポイントは、「客にクズ株を売りつける」という強烈な内容。値上がりもしないクズ株を言葉巧みに売りつけていくのは、見ていても気持ちがいいもの。

しかし、その反面、世の中には騙されて損をしてしまう人の存在を、映画を通して改めてわかる辛い映画でもあります。

口コミまとめ

アメリカンドリームでありロマンであり欲望そのもの。実話でありつつも非現実的で、尚且つ人間的。義理人情だけが人間的ではない。そして行き過ぎた野心や欲望は身を滅ぼす。
ある種の教科書である映画だと思う。
出典:filmarks.comのカスタマーレビューより引用

とにかく危険なことをやりまくってウォール街でのし上がっていく証券マンの話。
クソみたいな株を大量に売りながら、勤務中にセックスとドラッグをこなし、業績が上がればオフィスで酒池肉林のパーティー。どんどん仲間が増えていく様が痛快で、勢いのあるベンチャー企業ってこんな感じなのかなと錯覚してしまった笑

ディカプリオのキマった演技が素晴らしく、「F××k」連呼のヤバい言葉で社員たちを盛り立てるシーンとか、見事な営業トークで株を売りつけるシーンとか、ある種ピカレスク的な気持ち良さがある名作。漫画のカイジでいう「金は命より重い…!」のように一つ一つの言葉に嘘がないので、そこも見どころの一つかもしれない。

出典:filmarks.comのカスタマーレビューより引用

マネー・ショート 華麗なる大逆転

サブプライムローンの崩壊を舞台にした作品

2015年アメリカで公開された映画で、マイケル・ルイスの小説「世紀の空売り 世界経済の破綻に賭けた男たち」原作となっています。監督はアダム・マッケイ、主演はクリスチャン・ベール、ブラッド・ピット。

2008年に起きたリーマンショックの引き金となった背景を知ることができる映画ともいえます。

あらすじ

2004年から2006年に起きたアメリカの住宅価格の高騰。その背景にあったのはサブプライムローン*といわれる住宅ローンであった。*サブプライムローンとは、社会的信用が低い人にも貸し出すローンです。この時のアメリカは、サブプライムローンで住宅を購入する人が急増したため、住宅価格が高騰するといったことが起きました。

そして、このサブプライムローンを証券化し、世界中に販売。信用の低い人は、低所得の傾向があるため、ローンの返済ができない状態に陥いったのがきっかけで、住宅価格の上昇がとまりバブルがはじける。

マネーゲームと呼ばれる所以がよくわかる

こんな恐慌相場の中でも大きな利益をあげたものもいます。そんな絶望的な金融市場の状況で、主人公たちがどのように利益をあげたのか?ということが中心にそこで交差する人間模様が描かれています。

実際に起きた事件が題材で、リアルティがあり、金融の知識も学べます。投資で利益を上げたい人、投資で利益をあげる楽しさと虚しさを見ることができ、参考になる映画といえるでしょう。

口コミまとめ

内容はむすがしいが、リーマン・ショックの裏側が知れて面白かった。
知識があればもう少し楽しめたかも

出典:filmarks.comのカスタマーレビューより引用

仕組み そして人々が騙されていくのが直接ではなく間接的に描かれる事で、非情さ、怖さがゾクゾク伝わってくる。内容を理解するには予め背景、仕組みを理解していないと辛い所があるがアメリカの非情なシステムが伝わる。大学の時にゼロサム社会を学んで驚愕したが今はもっと酷い。『みんなのための資本論』とは違ってわかりづらいが納得のいく一本。

出典:kinetone.comのカスタマーレビューより引用

幸せのちから

ウィルスミス親子の出演で描かれた実話

2006年にアメリカで公開された映画。主人公はウィル・スミス演じるクリス・ガードナー。事業の失敗で落ちぶれた後に、成功までを描いたストーリーとなっています。

主人公のウィル・スミスは、この作品で第79回アカデミー賞で主演男優賞を受賞。また、息子のジェイデン・スミスと共演して話題を集めた作品でもあります。

あらすじ

1981年のサンフランシスコ。クリスは医療機器の販売を仕事にしていた。妻も仕事に出かけても、家計は家賃にも困るぐらいに大変な状況。そこでクリスは売れない医療機器の販売をやめて証券会社で働くことに。

しかし、給料が低いインターン生からの研修からなので、家計は一向に改善せずに、とうとう妻が家をでていくことになってしまう。家賃も満足に払えず、家も追い出されてとうとうホームレス状態になってしまった。

そのような絶望な状況のなかでも、あきらめずに、研修課題をクリアし、最後に投資会社を設立して成功を納めていく、という内容となっています。

お金があることの幸せと幸せを追求することの尊さ

お金がない状況が続き、妻が出ていく、といった不幸な状況。改めてお金があって生活を安定させていく重要性を感じてしまいます。

息子が側にいたことと、クリス自身の人当たりの良さが幸いして、ツキが向いてきます。何より、あきらめずに行動すると、「幸せを引き寄せることができる」といったことが学べる、明るい気持ちになれる良い映画といえます。

口コミまとめ

妻とは離婚。仕事はなくなる。
お金はないが、小学生の息子を、
育てないといけない。
そんな父親は大手証券会社に、
賃金0で入社する。
社員と同等の給料をもらうには、
新人の中で一番になること。

お金がなく子供を育てないといけない中、
過酷なミッションに立ち向かう父親の、
姿は非常に感動し、心が奮い立った。

出典:filmarks.comのカスタマーレビューより引用

映画では子供クリストファーのためだが、
あきらめない事、見栄をはらずにその時精一杯を生きる事で幸せはやって来る。そんな温かな映画。実話とは恐れ入る。

出典:kinetone.comのカスタマーレビューより引用

ブラッド・ダイヤモンド

ディカプリオが描く紛争を題材にした映画

2006年アメリカで公開されたサスペンス映画。紛争とダイヤモンドをめぐる話です。主な出演者は、レオナルド・ディカプリオ、ジャイモン・フンスー。ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞のトップ10で第3位に選出されて、ジャイモン・スーは助演男優賞を受賞した作品です。

キャッチコピーの

ダイヤの価値を決める“4つのC”―
color(色) cut(カット) clarity(透明度) carat(カラット)しかし、実は5つめのC<conflict(紛争)>が存在することを、あなたは知る―

紛争を題材にしている映画です。

あらすじ

1999年の西アフリカのシエラレオネが舞台。反政府勢力の採掘場で強制労働させられているソロモンはピンクのダイヤモンドを発見する。ピンクダイヤモンドを巡る血塗られた話、となっています。映画の内容の中心の舞台は、採掘場で強制労働。

ダイヤモンドを取り巻く、様々な利害による紛争を描いた、社会的メッセージの強い作品。

紛争ダイヤモンドが示す、お金の価値とその歪んだエコシステム

アフリカに拠点を置く反政府勢力は、武器の購入資金を得るために、ダイヤモンドの採掘場で強制労働させます。強制労働の働き手は、主に現地の人々であったり、誘拐をしてきた人です。このような非人道的なやり方は、大きな問題になっています。

採掘したダイヤモンドが外貨との交換手段となり、外貨は武器の購入資金となっているのも大きな問題となってます。これが紛争ダイヤモンドの実態。「ブラッド・ダイヤモンド」は国際問題を知る映画といえます。

お金は必要なものを購入できて便利なものでもありますが、このような非人道的な目的で使用されていたりします。ブラッド・ダイヤモンドを見ると、お金の存在意義を考えさせられますね。

口コミまとめ

紛争ダイアモンド
戦争に関係のなかったものが加担を強いられ、その事実に同情すれど、大衆は消費する
自分もまたその大衆の1人なのだろうか
紛争のニュースと一緒に世間の不倫が流れるのは皮肉ってて好き

出典:filmarks.comのカスタマーレビューより引用

150分ありましたが、長いと感じることはありませんでした。
とにかく10分置きに戦闘が起こるような、息つく間もない展開。
ラストまで本当に安心できない。

話自体も社会的なメッセージや家族愛に満ちていて、色々と考えさせられました。
あれが紛争地帯のリアルだと思うと、今の自分が大変恵まれていると感じます。

重いテーマを扱い、残酷なシーンが多いので、また観たいというタイプの映画ではありませんが、間違いなく名作です。

出典:kinenote.comのカスタマーレビューより引用

億男

50万部を越えた小説を映画化

億男は2014年に刊行された川村元気の長編小説。2018年に56万部を突破し、日本で映画公開された作品です。

監督は、「ハゲタカ」や大河ドラマ「秀吉」を手掛けた大友啓史。主な出演者は、佐藤健、高橋一生、黒木華。

あらすじ

弟の借金の保証人になって肩代わりした一男は、返済のために昼は図書館司書、夜はパン工場で働く日々を過ごす。ところが…!宝くじで3億円に当選し、思わぬ大金が転がり込んでくることに。突然3億円が当たって不安になった一男は、大金持ちになった大学時代の親友の九十九を訪ねて相談する。

すると、九十九は一男にお金というものを知る意味でも現金で降ろさせるように仕向ける。そして、パーティを開き、一男も浴びるように酒を飲んで酔いつぶれてしまう。朝起きた時に、九十九と3億円は消えていた…

3億円の行方、または九十九の真意を探るため、九十九のビジネスパートナーを巡っていきます。

お金とは何なの?そんなに大事なのか?

実は、九十九は一男にお金の本質に気づかせるためにわざと3億円を持っていったのです。

一男は、借金を肩代わりした日からお金のことしか考えらえなくなっていました。確かにお金があれば、あらゆるものを買える。でも、1人だけでは幸せは手に入らない…。

といったようなお金に対する気づきを得る映画ではないでしょうか。お金に執着するあまりに周りが見えなくなっているときにこそ、みてほしい映画です。

口コミまとめ

お金とは・・・!?
考えさせられました、、
ペーパーイズゴッド。

出典:filmarks.comのカスタマーレビューより引用

俳優陣が豪華なのが楽しめた。やや中だるみ感はあるけど、お金とは何か?を考えさせられた

出典:kinenote.comのカスタマーレビューより引用

紙の月

角田光代のサスペンス小説を映画化

2007年9月から2008年4月まで「静岡新聞」にて連載された、角田光代による日本のサスペンス小説。2012年、第25回柴田錬三郎賞を受賞し、2014年にはテレビドラマ化が決定。同年に宮沢りえ主演の映画が公開されました。

監督は、吉田大八。主な出演者は、宮沢りえ、大島優子。

あらすじ

主人公の梨花は、銀行の契約社員として働く。不自由もない生活を送っていたものの、夫とは希薄な関係が続いていた。そんな中、銀行の顧客である老人にセクハラに合い、孫の光太に助けらえれたのをきっかけに不倫関係になってしまう。

しかし、光太に借金があることがわかった。それ以降、光太を助けるために銀行の顧客の預金に手を染めていき、徐々に歯止めが利かなくなっていく…。

銀行員の預金流用事件から見る、お金の怖さと使い方

欲求をコントロールできなくなった末路をみる映画ではないでしょうか。お金の使い方、また欲求のコントロールができないと、悲惨な目に合うということを考えさせらえますね。

口コミまとめ

恋愛とお金は人間の判断力を鈍らせるよなあ…こわいこわい。

出典:filmarks.comのカスタマーレビューより引用

愛がなく価値観に差がある結婚生活の中、再び芽を出した正義感は罪悪感を超える。1度上手くいけばあとはなすがまま。自分でも止められないだろう。正義感は消え、自分の欲しいものを恣に。偽物で偽物の愛を育み、偽物で偽物の時間を買う。破滅が分かっていても、その魔力には抗えない。

出典:kinenote.comのカスタマーレビューより引用

ハゲタカ

あれから4年後を描いた映画版「ハゲタカ」

真山仁小説の「ハゲタカ」を原作とした映画。2009年に公開された日本映画です。すでに、NHKでドラマ化されており、それから4年後の話が映画の内容となっています。

監督は「億男」と同じ大友啓史。主な出演者は、大森南朋、玉山鉄二。

あらすじ

着々と買収を繰り返している主人公の鷲津政彦。最近では、日本社会が一向に変わらないのに嫌気をさして隠居生活に近い生活を送っていた。

そんな鷲津の元に、アカマ自動車の役員である芝野が訪れる。芝野の依頼は、海外に買収されそうなアカマ自動車を救ってほしい!という内容であった。芝野の熱意に負けた鷲津は日本に戻り、海外の企業からアカマ自動車を買収されないように応戦する、といった内容です。

リアルな企業経営とマネーゲームが入り乱れる。ただの紙切れが持つ影響力の大きさ

ハゲタカといわれる買収合戦の戦略を映画を通してみることができます。お金を使った買収合戦に翻弄されていくのは、あまり気持ちのいいものではないようにも思えます。

お金の使い方、その影響力の大きさに関して、考えさせられます。

口コミまとめ

リアリティがあって見応えのあるマネーバトル。
自分はあまり現実感がなかったが、人間が作ったお金という道具や資本主義の仕組みに振り回されていく様が切ない。
主人公より相手役の方が魅力的で、主人公サイドしっかり!と思った笑

出典:filmarks.comのカスタマーレビューより引用

ウィザード・オブ・ライズ

マードフの巨額詐欺事件を題材にした映画

公開は2017年。2008年に震撼させた資本家のバーナード・マードフの回顧録が元になっている映画です。ちなみにバーナード・マードフ氏は、元NASDAQ会長でもありながら、史上最大級の巨額詐欺を起こした犯人でもあります。

監督は、バリー・レヴィンソン。主な主演者にロバート・デニーロ。

あらすじ

バーナード氏が、数十年にわたって顧客たちを騙して虚偽の取引を行い続けたという話。

結局、2008年のサブプライムローンの危機により、顧客から払い出しを要求されて隠しきれなくなり、詐欺が発覚する、という内容になっています。被害総額は、約650億ドルを破綻させたと言われています。

人間の欲の深さとお金に踊らされる人生

どうにも、バーナード氏は、投資話を持ち掛けて投資させていたようですが、内容は「ねずみ講」のようなものだったようです。

しかし、ねずみ講にも関わらずに多くの人が騙されたのは、彼の権威性が原因だったといわれています。彼が言うから大丈夫だろう、という安易な気持ちで投資をしてしまったために、今回の被害が大きくなったのだと考えさせられます。

口コミまとめ

人類史上最高額の金融詐欺事件が映画化。何をもって人は投資するのか、詐欺には心がないのか、誰かが死ぬまで人は人を責め続けるのか。1つの事件は1つでは終わらない。

出典:filmarks.comのカスタマーレビューより引用

2008年、実際にあった巨額の金融詐欺事件。
ロバート・デニーロの見事な演技力。
犯罪者ではあるが、立派な経歴、堂々とした態度、全ての罪を認め、家族を思う姿にまともな人間性を感じていたが…最後のあの表情。ゾクッとしてしまった。

出典:filmarks.comのカスタマーレビューより引用

お金の価値を再確認!

お金を直接題材にしている映画もあれば、間接的に関わっている映画もあり様々です。

暗号資産(仮想通貨)のブームにより、たくさんの億り人が誕生しました。また、フィンテックやキャッシュレスというトレンドの中で物理的ではないお金と触れ合う機会も増えています。

通貨経済とは何なのか?暗号資産(仮想通貨)とはなぜブームなのか?

お金の価値を改めて考えさせてくれる映画をまとめてみました。

映画は、お金や経済という取っつきづらい内容を知るには絶好の教材です。興味が沸いた映画がありましたら、ぜひ1度観てください!

仮想通貨の今後
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