仮想通貨の今後

仮想通貨の市場規模はどうなっていく?今後の予測は?

仮想通貨市場の市場規模はズバリ

仮想通貨の市場規模は2018年3月で「40兆円」に達しています。東京証券取引所で約500兆円であることから、サイズ感としてはあまり大きくなさそうに感じます。

しかし、サイズではなく仮想通貨が誕生してから数年でここまでの規模になったことを考えると、その「成長率」は最早無視できないものとなっています。

今回、仮想通貨市場規模が今後どのように推移していくのか、様々な著名人、専門家の予測をご紹介していきます。

仮想通貨市場の市場規模は将来4000兆円に?

では、長期的スパンで仮想通貨市場規模を分析するとどのような展望が望めるのでしょうか。

アメリカの仮想通貨ファンドである「パンテラキャピタル」のCEOダン・モアヘッドは、2018年4月に仮想通貨の市場規模は「40兆ドル」に拡大するとの見通しをブルームバーグのインタビュー上で述べています。

現在はビットコインを全体の10%で運用している同社が、今後どのようなポートフォリオを構築していくのか期待が高まります。

仮想通貨市場の今後についてはポジティブ

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他にも仮想通貨市場規模に対してポジティブな見通しをしている著名人が、どのような発言をしているのかをまとめてみました。

マカフィー氏の強気予想

ウィルス対策ソフトで有名な「McAfee(マカフィー)」の創業社である、ジョン・マカフィー氏はビットコインに対してポジティブな著名人の一人です。

2017年の11月時点のTwitterでマカフィー氏はビットコインは2020年までに100万ドルの市場規模に達するとのツイートをしています。

当時は強気の相場でしたが、2018年6月現在でも「大統領に当選したらビットコインを50万ドルにする」とその強気な姿勢を崩していません。

中国最初の取引所運営者。ボビー・リー氏

中国で最初に開設された仮想通貨取引所である「BTCC EXCHANGE」のCEO。

ボビーリー氏はマカフィーの創業者ジョン・マカフィー氏同様ビットコインの市場規模は100万ドルの大台に乗せると自身の見解を表明しています。

倍々ゲームで増えていく可能性を示唆しながらも、マカフィー氏と異なる点はそれは20年といったもっと長いスパンで起こることを付け加えています。

仮想通貨市場の今後についてはネガティブ

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ポジティブな見解があると同時に、実例がなく未知数な仮想通貨の将来的な市場規模に対してネガティブな見通しを持っている著名人も一定数存在します。

IMFのチーフエコノミストはネガティブ

元IMF(国際通貨基金)のチーフエコノミストであったケネス・ロゴフ氏は、国際金融のプロであり世界の為替の安定に関わった立場から、ビットコインの将来の市場規模に対してはネガティブな姿勢を示しています。

「10万ドルに達するよりも、100ドルにまで縮小してしまうだろう」

この発言の裏にあるのは各国政府が仮想通貨に対して行うであろう「規制」の存在があり、それが仮想通貨バブルに穴を開ける可能性を懸念してのことのようです。

コンサル会社Hedgeのデクレヴァ氏

大手会計士事務所デロイトやドイツ銀行などの金融機関出身者で構成される、スイスに拠点を置く財務戦略コンサルティング会社「Hedge」のデクレヴァ氏。

現在の仮想通貨バブルは90年代のドットコムバブルのようなもので、噂や投資家の感情で大きく左右されると述べています。

機関投資家の不在も市場の不安定の要因であり、仮想通貨の市場規模が安定をするためには最低でも10年は必要であると短期的な上昇については否定的な見解を示しています。

仮想通貨市場に関する2018年予測

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2018年は2017年の仮想通貨バブルの余韻を引きずりながらも、6月現在は調整局面を迎えているようです。2018年後半はどのような動きを見せるのかいくつかの予測をご紹介します。

ビットコインは200万円で、1兆円の市場規模に

ニューヨークに拠点を置く「Fortress Investment Group」や「ゴールドマン・サックス」出身で2007年と2008年にフォーブス氏で長者番付にランクインしたマイケルノボグラッツ氏。

ビットコインの市場規模は2018年の終わりまでに2万ドルの大台に乗り、仮想通貨市場全体も1兆円規模に達すると発言しています。

ノボグラッツ氏は過去にもビットコインの暴落を予想しており、ただの楽観的なものではなくマイナス面も織り込んだ上での予想なのでしょうか。

機関投資家が参入して250万円程度に

元JPモルガンのチーフストラテジストであるトム・リー氏は、2018年の中盤にはビットコインは2万5000ドルに達するとの予測をしています。予測を出したのは2018年1月のことだったので、約2倍近い上昇となります。

また、9000ドルをビットコインの下げ止まりと判断し、強気で買いに行きたいと意欲を見せています。ただ、リー氏の予測は機関投資家の参入が前提であり、ビットコイン市場への投資家が緩やかに増加していく必要があるとも付け加えています。

仮想通貨市場に関する2020年予測

2020年は日本では東京オリンピックが開催される年です。アメリカではアメリカ大統領選挙が行われる予定があるなど大きな変化を迎えます。中短期では仮想通貨市場ではどのような変化が起こるのでしょうか。

バブルだがビットコイン価格は5000万円に

エクイティ調査、会計士業務を行う「スタンドポイントリサーチ」の創業者、ロニーモア氏は2020年後半にはビットコインは50万ドルの市場規模に達すると予測しています。

ロニー氏はMBAホルダーであり、ウォールストリートのアナリストとして多くのテレビやラジオなどでインタビューを受けるなど、影響力のある人物です。

彼もまた仮想通貨とドットコムバブルの類似性を指摘しています。つまり、仮想通貨はバブルとして2020年まではまだまだ伸びしろがあるということなのでしょうか。

半減のタイミングで2000万円を越えるのでは

ビットコイニストであるオサト・アヴァン・ノマヨ氏は、ビットコインのマイニング報酬が2020年に現在の12.5BTCから6.25BTCに半減する点に注目しています。

過去2012年、2016年にもマイニング報酬が半減した時期がありましたが、どちらの時期もビットコインの価格は報酬半減直後に上昇しています。

ノマヨ氏は具体的な価格については明言していませんが、最低20,000ドルは超えるのではないかとの見解を示しています。

短期的よりも長期的に考える

著名人や仮想通貨の専門家から仮想通貨について様々な予想が出されています。

楽観悲観などその内容は異なりますが、「10年以上」の期間を減れば概ね仮想通貨の市場規模は拡大していくという見通しについては共通しています。

それだけ仮想通貨の現状はプロでも予測しずらい状況にあり、逆にいえばリスクの数だけチャンスの数も多いという見方もできます。

長い目で見れば仮想通貨にはそれだけ可能性があるので、少額でも保有しておきたいところですね。

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