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著名アナリスト、エヌビディアとアクセンチュアのAI提携を評価

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エヌビディア(NASDAQ:NVDA)はAI革命の最前線にあり、多くの企業がこの新しいパラダイムを積極的に活用しようとしています。コンサルティング大手のアクセンチュアは、この勢いをさらに加速させるためにエヌビディアと提携しました。

10月2日、アクセンチュアは、企業のAI導入を大規模に加速させることを目的とした新しい「エヌビディア・ビジネス・グループ」を発表しました。

アクセンチュア、AI専門家3万人を育成し、顧客企業のカスタムメードAI導入を支援

アクセンチュアは、世界中でエヌビディアのテクノロジー利用に関する専門家3万人を育成し、顧客の業務プロセス再構築とAIエージェントによる企業AI導入の強化を支援することで、生産性と成長の拡大を目指します。企業の「カスタムメードのAI導入」をサポートします。

ウェドブッシュの5つ星アナリスト、ダニエル・アイブス氏は、アクセンチュアのAIイニシアティブは際だっており、昨年度の関連受注は30億ドルに達したと指摘しています。企業セクターにおけるAIの未来を形作る上で、アクセンチュアのジュリー・スウィートCEOが重要な役割を果たしているとアイブス氏は続けています。

アイブス氏は、「企業によるAI導入を促進するために結ばれたこの画期的なパートナーシップにより、AI革命における次なる企業の段階が、テクノロジー業界全体で続々展開されることになるでしょう」と強調しました。

AIの波及で第4次産業革命を予想

アイブス氏は次にように続けました。「AIはAIのゴッドファーザーであるジェンセンとエヌビディアから始まりましたが、より広範なテクノロジーへの波及効果は、半導体、ソフトウェア、インフラ、インターネット、スマートフォンにわたり、今後12~18カ月の間に第4次産業革命が構築されていくとみられます」

ウォール街の見方は?

全体的に、ウォール街アナリストのエヌビディア株に対する見解はほぼ一致しています。過去3カ月間のアナリストレーティングは、「買い」が39人、「中立」が3人で、コンセンサス評価は「強気買い」です。平均目標株価は152.44ドルで、今後12カ月で約28%の上値余地を示唆しています。

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ディスクロージャー

本記事は株式投資分析ツールTipRanksの許可を得て、Daniel Ives Weighs in on Nvidia Stock Following AI Partnership With Accenture原文翻訳を中心にまとめています。

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この記事のライター
金融コンテンツ・エディター兼翻訳者。 米国株など米国金融市場を中心に金融関連コンテンツの翻訳・作成にこれまで従事。 日本経済新聞社英文編集部門勤務を経て、約20年にわたり外資系金融機関などで金融関連コンテンツの翻訳・編集業務およびマーケティングサポートを担当。 米国の個人投資家向け金融メディア「モトリーフール」の日本語サイト(今は撤退)で、翻訳・編集業務を担当した経験もあり。 日本証券アナリスト協会 認定アナリスト(CMA)
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