「リップル(XRP)が爆上げしそう・・・・」
「チャート的にも良い形!あれ?下がって下がってきたぞ」
「ビットコイン(BTC)につられて下がったのか・・・」
こんな展開に困った経験はありませんか?
2020年は多くのアルトコインが下落を終え、一気に上がる可能性が見えてきました。
事実、XRPだけでも2020年初から6倍の価格にまで上がっています。
しかし、問題なの「XRPが上がりそうでも、ビットコインに連動して下がる」このような展開がある事です。
BTCが支配する仮想通貨市場だと悲しむより、XRPとBTCの連動性で「穴」を見つけられると稼げる可能性があります。
目次
【結論】XRP/BTCは連動性の「穴」で利益を伸ばせる
- BTCよりXRPの調整は浅くなりやすい
- XRPとBTCの連動崩れは稀
- XRP/BTCだと過剰に売られる展開も
結論から言うと、XRPとBTCで連動性はありますが、連動性だけで上手く稼ぐのは難しいと言えるでしょう。
しかし、相場には穴があり、チャンスを見分けられれば本来より大きく利益を得られます。
具体的に、XRPとBTCにどんな連動性があるのか?相場の穴を見つけるには何を探せばよいのか?をまとめました。
そもそもXRPとBTCの連動とは?
冒頭の通り、XRP(リップル)とBTC(ビットコイン)には連動性があります。
そもそも連動性とは何か?と言いますと、同じ動きになりやすい現象です。
具体的に、上記のチャートはXRP/USDのチャートにBTC/USDチャート(オレンジ線)で表示しています。
ほぼ完璧に、両方が上がる時、両方が下がる時が同じタイミングです。
つまり、XRPとBTCには連動性があると言えます。
XRPとBTCには連動性は大きな値動き
連動性が見やすくなる様、ラインチャートを表示しました。
青線がXRP/USD、オレンジ線がBTC/USDの日足です。
大きな値動き、つまり上昇する、下降するの動きは完璧に同じタイミングの連動性が見られています。
しかし、気づいておきたいのは調整局面だとXRP/USDの変動幅は、BTC/USDより小さくなりやすいです。
「調整」とは、一時的にトレンドとは逆方向動く展開です。例えば、上昇トレンド中の調整は決済売りが発生し、一時的に下げる調整売りが発生します。
実際のチャートで比較すると、大きな値動きは同じですが、XRPのみ上がる直前の動きは小さい変動幅になっているのが分かります。
例えば、大きな流れは上目線だけど、一旦は調整下げがある場合、空売りで利益が乗りやすいのはBTCの可能性が高いです。
XRPとBTCの連動性が崩れるのは稀
連動性を見てトレードする時、多くの人は「連動性が崩れた時を狙おう」と考えるでしょう。
しかし、XRPとBTCで連動性が崩れるのは稀、連動性だけを狙うのは、むしろ稼ぎづらいです。
実際にチャートでどのぐらいの頻度で「XRPとBTCの連動性の崩れ」を探してみました。
1分足チャートですが、各安値に目印を付けています。
基本的には、大きく下がるタイミングはXRPとBTCは同じです。
とは言え、XRPだけが先に下がるといった展開は青線部分のみでした。
他の下がったタイミングが、XRPとBTCで連動しているのを見ると、滅多に連動性は崩れないと言えるでしょう。
1年365日ずっと価格が動く仮想通貨市場で、あえて稀な連動性の崩れだけを狙うのは効率が悪いです。
XRP/BTCチャートの連動性は崩れやすい
連動性だけでトレードするには、XRPとBTCは効率が悪いと解説しました。
しかし、XRP/BTCチャートなら連動性だけでも意外とチャンスは多いかも知れません。
先ほどはXRPとBTCそれぞれを、法定通貨で取引した場合で連動性を見ました。
XRP/BTCは、アルトコインの取引では定番のビットコインでアルトコインを取引する市場です。
- XRP/BTCが上がる→XRPの方がBTCより価値が高くなると上がる
- XRP/BTCが下がる→XRPの方がBTCより価値が低くなると下がる
XRP/BTCの価格が動く仕組みは、円高・円安と同じ考え方になります。
ここで問題なのは、XRPとBTCは上がる時、下がる時はほぼ完璧に連動する事実です。
同じタイミングで同じ方向に価値が変わるなら、本来はXRP/BTCの価格は動きません。
(同じ価値のものを交換しても価値は変わらない)
実際には、XRP/BTCの価格は動いています。
そして、XRP/USDとXRP/BTCにはおおよそ連動性もあるのが事実です。
ところが、前述した通り、本来は価値が変わらないのもあり、連動性が崩れる相場の「穴」が存在します。
例えば、XRP/BTCには以下の展開が見られています。
①XRP/USDが下がり、安値を更新する
②XRP/BTCは下がらず、少し上がる
③XRP/BTCは遅れて下がり、長く下げ続ける
このような連動性の崩れが発生するケースがあります。
トレード言えば、XRP/USDが下がったが、XRP/BTCが下がっていない時が狙い目になるでしょう。
XPR/BTCが遅れて下がり、さらに深く安値を更新すればXRP/USDより大きく空売りで利益を上げられます。
連動性の崩れを狙うなら、XRP/USDとXRP/BTCを比較するとチャンスがあるかも知れません。
XRPとBTCの連動性 まとめ
今回は「【XRP/BTC】リップルはビットコインに連動する?相場の「穴」で稼ぐ。」のテーマでした。
XRPとBTCには強い連動性があります。
常に見られる連動性の崩れを狙って稼ぐのは効率が悪いです。
とは言え、連動性には抜け道があり、XRPの場合はXRP/BTCとの連動性が崩れる展開がありました。
都合よく抜け道を探すのは難しいですが、相場の穴を知っていれば数少ないチャンス相場で大きく稼げるでしょう。
リップル(XRP)