今回は「ビットコインFXで使えるダブルトップ(ボトム)」について解説します。
いわゆる、定番のチャートパターンです。
「チャートパターンを学びたい」
「ビットコインFXでダブルトップをどうやって使う?」
「ダブルボトムが上手く使えず、ビットコインFXで勝てない・・・」
ビットコインFXでこんな経験はありませんか?
今回の記事では、上記の負けを原因から解決する内容です。
実は、ダブルトップ、ダブルボトムは分かりやすいチャートパターン。
実践でも取り入れやすいので、しっかり覚えましょう。
ビットコインFXで使える
「ダブルトップ・ダブルボトム」とは?
最初にお伝えした通り、ダブルトップ・ダブルボトムは非常にシンプルなチャートパターンです。
ビットコインFXはもちろん、全てのトレード対象では最もポピュラーな知識になります。
【ダブルトップ】上昇→下降に変化する際に見られやすいチャートパターン
【ダブルボトム】下降→上昇に変化する際に見られやすいチャートパターン
まずは、上記のイメージを持っておきましょう。
ポイントは、ダブルトップ(ボトム)が見られたら必ず上昇→下降と変化する訳ではない事。
あくまで「上昇・下降と変化する中で見られやすい形だ。」と覚えておきましょう。
具体的に、ダブルトップ・ダブルボトムを詳しく解説します。
ダブルトップとは?仕組みと心理
ダブルトップは、アルファベットの「M(エム)」と似た形をしています。
同じ領域の高値を2度付け、下降転換する際に見られやすいチャートパターンです。
- 上昇トレンドの発生中
- 高値を付け、一時的に価格が下がる
- 再度上昇するも、2回目の高値を付け「下降転換」
ダブルトップはこのような流れでチャートに現れます。
1度目で超えられない高値、2度目で超えられない高値が作られる。
そして、相場が下に傾くといった心理です。
ダブルボトムとは?仕組みと心理
ダブルボトムは、アルファベットの「W(ダブリュー)」と似た形をしています。
同じ領域の安値を2度付け、上昇転換する際に見られやすいチャートパターンです。
- 下降トレンドの発生中
- 安値を付け、一時的に価格が上がる
- 再度下降するも、2回目の安値を付け「上昇転換」
ダブルボトムはこのような流れでチャートに現れます。
1度目で抜けない安値、2度目で抜けない安値が作られる。
そして、相場が上に傾くといった心理です。
ビットコインFXチャートで「ダブルトップ」を探そう
より実践的に、ダブルトップ・ダブルボトムを見ていきましょう。
上記のビットコインFXチャート5分足には、ダブルトップが3つあります。
一度、探してみてください。
3つのダブルトップが連続して出現しています。
ダブルトップは、ビットコインFXでは「下降トレンド中の逆行」で見られやすいです。
チャート全体では下降トレンドですが、戻り高値を作り、再度下落する起点となっています。
逆行とは、トレンドとは逆方向に見られる一時的な動きです。
例えば、下降トレンドが起きた状況下で、次の高値で「戻り売り」を検討したい時などに使えます。
ダブルトップ・ダブルボトムで多い「ダマシ」
多くのビットコインFX初心者が悩まされるパターンがあります。
「ダブルボトムだから買い→急落し、負け」
「ダブルトップが出現、売ってみる→急騰し、負け」
ダマシによって、思惑通りにトレードできない負けパターン。
「ダマシ」とは、チャートパターンが見えても、パターンとは逆方向に相場が動く現象です。
図のチャートを見た通り、ダブルトップ・ダブルボトムにも例外なくダマシが存在します。(例チャートはダブルボトムのダマシです。)
ただし、ある程度ダマシを予想するのは可能です。
- ダブルボトムの安値からの上昇局面
- ダブルトップは高値からの下降局面
上記のポイントに注目して分析する事で、ダマシを予想できるケースがあります。
例えば、図のチャートはダブルボトム。
1度目の上昇局面より、2度目の上昇局面の方が角度が緩やかです。
つまり、2度目の方が同じ値幅を時間を掛けて挙げていると言えます。
ダブルボトムが完成し、上昇転換するには「買い手が有利」になるのが必要です。
1つの商品を大勢が買えば、物の価格は上がります。
ダマシのダブルボトムの場合、買われる勢いが2度目で弱まると上昇を継続できずダマシに至る可能性が高いです。
まとめ
今回は「【10分で分かる】ビットコインFXで使える「ダブルトップ・ダブルボトム」」のテーマでした。
ダブルトップやダブルボトムは、初心者が覚えやすいチャートパターンです。
そして、チャートにも出現頻度が高い。
とは言え、覚えやすい&見られやすいと同時に、ビットコインFXでは最初に負けやすいパターンの繋がります。
負けやすいパターンの原因や、解決策も今回は取り上げました。
ぜひ、参考にしてトレードで活用してみて下さい。