
キャシー・ウッド氏の次世代インターネットETF:94%の上昇後、ブレーキを踏む時か
2023年12月18日 Masuko Takashi
次はウラン鉱山会社です。ウラニウム・エナジーは、北米でISR(水溶液(硫酸や過酸化水素水等)を注入し、ウランを溶解させて地上に汲み上げる採掘方法で、環境負荷や採掘コストが低い)と従来型の採掘プロジェクトを組み合わせて運営し、原子力産業向けに使用可能なウランを生産しています。
現在、テキサス州、ニューメキシコ州、アリゾナ州、ワイオミング州で活発な開発・採掘プロジェクトを行っており、北米で最も急成長しているウラン採掘会社です。
ウラニウム・エナジーの主な開発活動は、テキサス州南部とワイオミング州にあるISRの生産開始に向けた準備です。テキサス州の現場は、多数のドリルホールで有望性が示されています。ワイオミング州では、同社のプロジェクトは12の地域に分かれており、豊富な回収可能ウラン資源があることが示されています。ワイオミング州のプロジェクトは今年8月に生産を開始する予定です。
ウラニウム・エナジーは、全体で年間850万ポンド(約386キログラム)以上のU3O8(ウラン化合物で、主に原子力発電燃料となる濃縮ウランを作る原料)を回収する能力があると主張しています。これは、現在米国内で生産されている量を上回る能力です。この生産量を達成することで、同社は、米国の発電用原子力発電所に対して、低コストかつ比較的低資本の燃料を供給する主要企業となる可能性があります。
H.C.ウェインライトのセクター専門家のHeiko Ihle氏は、この銘柄の今後の堅実な見通しに注目しており、ワイオミング州およびテキサス州での大きな成長可能性を見ています。
同氏は、「買い」レーティングを付けており、目標株価の9.75ドルは、今後12カ月で53.5%の上値余地を示唆しています。
過去3カ月間のアナリストレーティングは、4人のアナリスト全員が「買い」を付けており、コンセンサス評価は「強気買い」です。平均目標株価の10.09ドルは、今後12カ月で59%の上値余地を示唆しています。
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本記事は株式投資分析ツールTipRanksの許可を得て、TipRanks’ ‘Perfect 10’ List: 2 Top-Scoring Stocks With Plenty of Growth on Tap原文の翻訳を中心にまとめています。
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