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ライドシェアのリフト、決算が予想を上回り株価は急上昇

ストーリーハイライト

米国、カナダでライドシェアサービスを展開するリフト(NASDAQ:LYFT)の株価は、5月7日に2024年第1四半期決算を発表した後、時間外取引で急上昇しました。調整後1株当たり利益は0.15ドルで、アナリストのコンセンサス予想0.09ドルを上回りました。売上高は前年同期比30%増の13億ドルで、やはりアナリスト予想を1億4,000万ドル上回りました。

この結果を牽引したのは、総予約数が21%増加し、乗車数が23%急増したことです。特に早朝、週末の夕方、通勤時間帯の需要が好調でした。興味深いことに、アクティブライダー数(アクティブユーザー数)は12%増の2,190万人でした。

ウーバーと競合しているにもかかわらず、ライダー数の維持に成功

これは、現在の市場リーダーであるウーバー(NYSE:UBER)と競合しているにもかかわらず、リフトがライダー数の維持に成功していることを示しています。

今後の見通しとして、経営陣は2024年第2四半期の総予約件数を40億ドルから41億ドル、調整後EBITDA(利払い前・税引き前・減価償却前利益)を9,500万ドルから1億ドルの範囲と予想しています。また、フリーキャッシュフローは通年でプラスになると見ています。

ウォール街の見方は?

TipRanksによれば、リフト株の過去3カ月間のアナリストレーティングは、「買い」が5人、「中立」が22人、「売り」が1人で、コンセンサス評価は「中立」です。過去1年間で株価は94%上昇しており、平均目標株価の16.50ドルは、株価が適正に評価されていることを示唆しています。なお、決算発表を受け、アナリストが目標株価などを上方修正させる可能性があります。

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ディスクロージャー

本記事は株式投資分析ツールTipRanksの許可を得て、LYFT Earnings: Shares Jump after Exceeding Estimates原文の翻訳を中心にまとめています。

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この記事のライター
金融コンテンツ・エディター兼翻訳者。 米国株など米国金融市場を中心に金融関連コンテンツの翻訳・作成にこれまで従事。 日本経済新聞社英文編集部門勤務を経て、約20年にわたり外資系金融機関などで金融関連コンテンツの翻訳・編集業務およびマーケティングサポートを担当。 米国の個人投資家向け金融メディア「モトリーフール」の日本語サイト(今は撤退)で、翻訳・編集業務を担当した経験もあり。 日本証券アナリスト協会 認定アナリスト(CMA)
米国株投資の銘柄分析はTipRanks
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